それは、自身の今日の世界を書き写したもの。
さて、此度は幽霊の少女の日記を除いてみようか…。
○月○日/晴天
––––今日、砂漠へ出る時に、魔女様から日記を貰いました。
なんで日記をくれたかを聞いてみたら、魔女は『貴方の思い描く世界を見てみたいから』ってのと、『なんとなく』という二つの理由を言いました。
前者はともかくとして、後者のなんとなくってなんですか。なんとなくって…。
…まぁ、鈴仙さんの日記を見る限りでは、魔女様の気まぐれはいつもののことみたいらしいですけど……。
とりあえず、そう言うことなんで、今日から日記を書いてみようと思います。
…とは、言っても、日記を書くのはこれが初めてです。
なので、とりあえず今日だけは日記を書く練習に自分のことを書こうと思います。
私は死ぬ以前の事はほとんど何も覚えてません。
覚えていることと言えば、
・仲が良かった女の子がいた。
・死亡した原因は焼死。
・生前の容姿と今の容姿が違う。
くらいのものです。
しかも、私が幽霊として生まれた場所は、何故か何処かの捨てられた民家で、何故そこにいたのかもわからない状態。
そこで死んだのか、それとも、死ぬ以前、私がそこに何か思い入れがあったのか、それとも…と言う、今の私からしたら何もわからない場所です。なのでしばらく、そこで私は民家を改造して、小さな宿を開きながら自分の生前のことを探ることにしたのですが…まぁ、結果はと言うと、開いても幽霊である私が見えない人は、私のお客さんのために使うポルターガイストに驚いて宿から逃げてしまう、見えたとしても、敵として扱われてしまう、偶に普通に接してくれる人が来ても、そう言う時に限っていつもモンスターが宿を襲ってきてまともに接客ができない。
そして、極め付けが…
「…ねぇ、お嬢ちゃん?これ、ハエが入っているんだけど?」
という盗賊の手下のいちゃもんです。しかも、食べ物に異物などを入れないように、ハエとか虫が厨房に入ってくる前に、自動的にポルターガイストでハエたたきを使って殺したりしているのに関わらず、入ってると言う…。
はぁ…まぁ、最後は、やっぱり、というか、あちら側が完全に悪かった上に魔女様がそれを解決してくれたので良かったのですが…。
まぁ、そういうわけで、私の生前のことは全くわからないし、知らないんですね…。
それにしても、こうして見てみると、私、かなり運悪いですよね…。
今日だって、魔女様と自分のお水や食料をモンスターに盗られて、結果、戻ってきたのは魔女様のだけですし…。
はぁ、とりあえず、気分が暗くなったので、今日はここまでにします。
おやすみなさい、私。
○月☆日/晴天
魔女様の家から砂漠に出て3日目が立ちました。あれから、魔女様は何も食わず飲まずで過ごしてます。魔女様の分はあるのにも関わらず、盗られた分の水や食料を私に全てあげて…。
なんでも、私の身体、少し特殊らしくて、生き帰っては死に続けてるらしいです。魔女様曰く、能力や魔法の効かない、限りなく魔素の無い状態に近い精神生命体、ものほんの幽霊とかなんとか。
なので、私がこのままこの世界に留まり死に生き続けるためには、飲み食いしなければならないそうです。
…でも、だからって魔女様。何故、貴方だけは食べ飲みしないんですか?いくら、周りの摩素や自身の魔力を食べて生きていられるからって言ったって…。
○月▽日/晴天、その後、曇り
魔女様の家から砂漠に出て5日目。
今日、朝、目覚めると、魔女が傷つついてました。
なんでも、砂漠にいるデザートウルフが夜、私の寝てる間に襲ってくるのを察知して、それで数時間前まで戦っていたとのこと。
…デザートウルフといえば、弱肉強食の魔物の世界でもかなり異質な存在で、例えどんなに相手が格上だろうと襲いにかかり、心から屈服をさせなければ、デザートウルフが服従を示したとしても襲い続ける、という恐ろしき砂漠の死神です。
噛み付いたら、デザートウルフが死んだ後もその噛み付いた口を離しはしなかった、魔王一人を相手に5分5分の戦いを広げたという逸話もあります。
そんな相手に魔女様は一人で戦っていた。
それもデザートウルフ相手にです。
これがどんなすごいことか、そして怖いことなのか、わからない私じゃありません。
私は急いで応急手当をしました。
幸い、魔女の傷はかなりゆっくりですが、治っていってますし、私が持つ
そのおかげで、魔女の顔が心なしかホッと落ち着いたものになっている気がします。良かった…。
○月▽日/雨
私のばか!
どうして、身体も、心も、そしてあらゆるものを侵食し蝕んでゆくデザートウルフの共通の
あぁ、しかも、どうして、こんな時ばかりに限って雨なんですか…!
とにかく、急いで、この砂漠を抜け出して、お医者さんか、この能力を解除する人を探さないと…!
早くしないと、魔女様が…魔女が––––!!
作者/どうも、作者です。今回は、話の方でもあった通り、シャルムが倒れてしまっているので、私一人で後書きをやっていこうと思います。
??『というか、咲の奴…大丈夫なのか?』
作者/…はぁ、何でまだ本編にすら出ててない君がこの後書きにいるのか、気になるところだけど……。
大丈夫だよ…とりあえず、ね……。
??『そうか。なら、よかった…』
作者/まぁ、君は––––––––からね。そりゃあ心配もするか…。
??『まぁ…ね。それはそうと、作者。このことは咲の奴に黙っててくれないかな?理由は––––』
作者/…わかってる。君はまだ本編に出てないし、咲にとっても––––だからね。大丈夫、ここだけを見ても読者の方々と咲には、君が誰なのか、予想してもわからないようにしてるから。
??『ありがとう、作者。とりあえず、次、本編にちょろっと出るから先に準備してくるよ』
作者/わかったよ。…それじゃあ、次回も––––。
二人『お楽しみに!!』
さて、質問だ。(シャルムが)旅行するなら、どこに行きたい?(堀秀行ボイス)
-
fgoの世界で特異点解決だろJK。
-
もう何も怖くない。まどマギ世界へ。
-
リリなの×プリイリヤコラボの世界だ!
-
よろしい、ならば異世界魔王の世界だ。