やはり俺の青春にデジモンが居て、俺がDATS隊員なのはまちがっているのか?   作:ステルス兄貴

34 / 34
34話

 

神奈川にあるDATSの総本部の研修に連れてこられた八幡とノワール。

研修場である総本部に着いた途端、八幡とノワールはその総本部にて管理されていたラプター1こと、アグモンが脱走したので、その捕獲作業に行く羽目となる。

そして、そのターゲットのアグモンは地元の喧嘩番長こと、大門大により、保護と言うか舎弟関係となる。

DATSの追跡から逃げた大とアグモンは横浜マリンタワーに逃げ込み、やり過ごそうとするが、あっさりと八幡とノワールに見つかる。

しかし、八幡はアグモンを捕獲しようとはせず、逆に大とアグモンに興味を抱く。

そんな中、アグモンは空腹で大に食糧をねだる。

だが、あいにくと大は食べ物を持ってはいなかった。

そこで、八幡に近くにコンビニへ食糧の調達を頼むが、一応、DATSの人間ゆえ、八幡にはアグモンの監視があるので、彼は自らのパートナーデジモンであるノワールを大に預け、彼に食糧の調達を頼んだ。

コンビニにて大はアグモンの食糧を購入した際、DATSの藤枝淑乃の待ち伏せにあう。

大はアグモンの事を詳しく知る為、淑乃と共にDATSの総本部へと向かう。

当然、大の人質?状態のノワールもついて行く事になった。

そこで、DATSの総隊長である薩摩のパートナーデジモン、クダモンはあの凶暴だったアグモンを御した大の実力にはやや懐疑的で、それは八幡に対しても同じだった。

しかし、目の前で自分のテイマーをバカにされたノワールは不機嫌となる。

やがて二体のデジモンのやりとりはヒートアップしていく。

大もこの二体のデジモンのやりとりに関しては、冷や汗を流す程だ。

 

「いい度胸だ、襟巻野郎‥‥その毛皮燃やしてやろうか?地獄の業火でな‥‥」

 

「それはこっちの台詞だ。DATS内で噂されている実力が本当かどうか確かめてやってもいいんだぞ‥‥」

 

まさに一触即発の中、

 

ポン

 

ノワールの肩に手が置かれる。

 

「あん?」

 

ノワールが振り向くと、そこにはカメの様な姿のデジモンがノワールに対して、お茶が入った湯飲みを差し出す。

軍用のヘルメットみたいなモノを被っているので、顔はよく見えないが、無言の凄みがある。

 

 

カメモン 成長期 サイボーグ型 データ種

マウスの様な甲羅を背負ったサイボーグ型デジモン。

必殺技は、敵に当てるまで誘導できる矢印の形をした飛び道具『ポインタ・アロー』と腹部のボールを転がして突進し、頭のヘルメットで突撃する『メットタックル』。

また、全身を甲羅に収めて敵の攻撃をそのまま跳ね返す『コーラガード』の能力をもつ。

ちなみにヘルメットは収納できない。

 

 

「‥‥どうも」

 

ノワールはカメモンから湯飲みを受け取り、中のお茶を飲む。

カメモンの仲介をされ、ノワールは不機嫌ながらも怒りを収める。

ノワールに湯飲みを渡したカメモンは大にも湯飲みを差し出す。

 

「やめんか、クダモン」

 

クダモンのテイマーである薩摩がクダモンを諌める。

 

「しかし、薩摩‥‥」

 

「言った筈だ。あまり、彼らを挑発するなと‥‥ここを廃墟にするつもりか?」

 

「くっ‥‥命拾いしたな‥‥」

 

「お前がな‥‥」

 

カメモン、薩摩の仲介にて最悪の事態は避けられた。

 

「彼はクダモン。私のパートナーだ」

 

そして薩摩は大にクダモンを紹介する。

 

「アンタにもいるのか?」

 

大は淑乃にもパートナーデジモンが居るのかを訊ねる。

 

「ええ、私のパートナーはこの子‥ララモンって言うの」

 

淑乃は大にパートナーデジモンであるララモンを紹介する。

 

「まぁ、なんでもいいけどよぉ、こっちには腹を空かせて待っている奴がいるんだ。手っ取り早く、アイツの事とあの‥‥はちまん?って奴が言っていた、デジモンを入れる機械‥‥えっと‥‥デジヴァイス‥だっけ?そいつを寄こせ」

 

大はアグモンを救うため、デジヴァイスを寄こせという。

 

「そう息巻くな。ラプター1を救えるかは君次第だ」

 

「?」

 

「ここ最近、デジタルワールドから人間界へイレギュラーリアライズをしてくるデジモンが増えている‥‥デジモンの中には強大な力を秘めているモノもいる。一体でのデジモンだけで、世界が崩壊する可能性もある」

 

「人間界とデジタルワールドの調和と均衡を保つため、ラプター1の様なはみ出し者は排除せねばならない」

 

「はみ出し者?」

 

(やっぱり、俺はこの襟巻野郎とは仲良くなれないな‥‥)

 

クダモンの発言を聞いて、ノワールはクダモンとは相容れない仲だと確信した。

一方、大はクダモンの言う『はみ出し者』という言葉に反応する。

 

「そうだ。すでにラプター1は人間界へと飛び出し、人間に危害を加えた。放っておくわけにはいかん」

 

「あぁ~その件だけど‥‥」

 

「なんだ?」

 

あのアグモンが脱走の他に人を傷ついた事が今回、処分を決定的なものとする事項だったのだが、それに対して意を唱えたのはノワールだった。

 

「公園で倒れていた人‥‥あれはあのアグモンの仕業じゃないぞ‥‥多分」

 

「何故、そう言える」

 

「もし、あのアグモンの仕業ならば、何故被害者の体にベビーフレイムを受けた後がない?それに服や体も引き裂かれた痕跡はなかった‥‥人間ではない‥‥デジモンである筈のアグモンが全て拳であれだけの人間を傷つけるのはあまりにも不自然だ」

 

「ん?公園で倒れていた人‥‥?」

 

大は『公園で倒れていた人』という単語にも反応し、

 

「あぁ、アレは俺が倒した奴等だ」

 

と、アグモンの被害者だと思われていた人は全て自分がやったと言う。

 

「お前が!?」

 

「ああ‥この前、アイツ等‥隣町の不良だったんだけど、ソイツらの学校の番長をぶっ倒したら、仲間の連中が敵討ちにきたから、返り討ちにしてやった」

 

と、大は自慢するかの様に言う。

 

「これで、アイツの疑いは晴れただろう?大体、お前ら、頭ごなしに押さえつけやがって、アイツに無実の罪をきせる所だったんだぞ。調和だかなんだか知らねぇが、アイツがココを脱走した理由を考えた事があるのかよ?」

 

(ないだろうな‥‥)

 

大の問いにノワールは心の中で代弁する。

 

「アイツは憧れていたんだよ。広い世界に‥‥見た事もない連中がうごめくこの世界に‥‥兎に角、俺はアイツを売り渡すつもりはない。ただし、アイツが暴れ出した時は、俺が責任をとる。それでいいだろう?さっさとデジヴァイスを寄こせ」

 

(今の台詞、あの葉山とか言う似非テイマーとチビモンにも聞かせてやりたかったな‥‥)

 

今日までデジモンに関わりがなかった筈の大は、一体のデジモンに対して責任を持つとまで言った。

一方で、自らのパートナーデジモンを虐待し、暗黒進化させ、その責任から逃れ、証拠まで隠滅しようとした葉山。

どちらがデジモンテイマーと呼べるかそれは火を見るよりも明らかである。

暗黒進化して、暴走し、やむを得ずデジタマに戻したノワールにとって、大は初心者の筈なのに、立派なテイマーに見えた。

 

(彼の今後に期待かな?)

 

その時、本部に警報が鳴り響く。

 

「隊長、D51地区付近のバーガーショップがデジモンに襲撃された模様」

 

「D51地区ってあのアグモンが居る地区‥‥」

 

「まさか、ラプター1?」

 

「待てよ、アイツは今、八幡と一緒に居る筈なんだぜ、それがなんでハンバーガーショップを襲うんだよ」

 

「確かに、八幡があのアグモンにバーガーショップを襲わせるなんてありえない」

 

「だが、ラプター1が比企谷を襲った後で、店を襲撃したとも考えられる」

 

クダモンの仮説を聞き、大とノワールは急いでアグモンと八幡が居る横浜マリンタワーへと向かった。

 

 

ここで視点は八幡とアグモンが居る横浜マリンタワーへと移る。

 

 

「うーん‥‥遅いな‥‥」

 

八幡は時計を見て、買い出しに行った大が遅い事に愚痴る。

チラッとアグモンを見ると、お腹を抑え、目はグルグルと回っている。

 

「‥‥まずいな‥‥あまり遅いと、俺がコイツに食われるかも‥‥」

 

先程、アグモンが大に噛みついたのを見て、次は自分がガブリとやられるのではないかと冷や汗を流す八幡。

ノワールは『八幡を食べてもお腹を壊しそう』と言っていたが、それはあくまでもノワールの見解で、このアグモンは八幡の事を食べ物として見るかもしれない。

そこで、八幡はあと五分待っても大が戻らなければ、自分がこのアグモンを連れてコンビニへ食糧の買い出しに行く事を決めた。

そして、案の定、五分経っても大は戻らなかった。

 

「‥‥おい、アグモン」

 

「なんだ?」

 

「大門の帰りがあまりにも遅い‥‥お前も腹が減って大変だろう?」

 

「うん」

 

「俺が食い物を奢ってやる」

 

「ホントか!?」

 

「ああ‥‥歩けるか?」

 

「うぅ~‥‥ダメ~‥‥俺、腹が減って動けねぇ~」

 

「‥‥しょうがねぇな‥‥ホラ」

 

八幡はアグモンの前でしゃがんで背中を見せる。

 

「ん?」

 

「背負ってやるから、乗れ」

 

「‥‥す、すまねぇ」

 

アグモンは八幡の背中に乗る。

 

「お、重っ!?」

 

普段慣れているノワールと異なり、このアグモンはその大きさも重さもノワールよりも大きく重かった。

それでも八幡は落とす事無く、アグモンを背負ってコンビニを目指した。

 

「いいか、間違っても俺の背中をガブリとかやるなよ」

 

「分かっているよ」

 

そして、コンビニへとやって来ると、コンビニ中に漂う食べ物の匂いに釣られて、

 

「う、うまそうな~ニオイ~」

 

アグモンは鼻をヒクヒクさせ、匂いを嗅ぐ。

そして、

 

べちょ‥‥

 

ヨダレを垂らす。

そのヨダレは八幡の首筋にダイレクトに流れる。

突然、首筋に冷たく粘着質な液体が垂れて来たのを感じた八幡はそれが即座にアグモンのヨダレだと分かった。

 

「うわっ、きたねぇ!!ヨダレを垂らすな!!」

 

八幡はアグモンを落とす事は無かったが、思わず声を荒げてアグモンに抗議した。

 

「それで、なにか食いたいものとかあるか?」

 

「うんとね‥‥アレと、コレ‥‥それからアレでしょう‥‥あっ、あれも食べてみたい!!」

 

八幡はアグモンに食べてみたいもの、興味をひいたモノを訊ねると、アグモンは背中に乗りながら器用に食べたいものを指さす。

一通り、聞いた後、八幡はアグモンを床に降ろし、アグモンが食べたがっていた商品を籠に入れる。

ノワールが言っていた様にアグモンはレジ前の揚げ物や中華まんを最初に頼んだ後は、おにぎり、卵焼き、カレーパン、焼きそばパンに興味を持っていた。

それと八幡は念の為、ミネラルウォーターも購入した。

 

「これ、経費でおちるかな‥‥」

 

予想外の出費だったので、このアグモンの食糧の購入費はDATSの経費でおちるか心配な八幡だった。

 

「ありがとうございました」

 

購入した商品をもって、コンビニの外に出て、そこの駐車場にて、アグモンに先程かったコンビニの商品を手渡す。

紙の包み紙とかビニールの袋など、当初、アグモンはこれも食べ物なのか?と思うモノもあったので、八幡はそれは食い物じゃないと教えながら、アグモンに食べ物を渡した。

 

「うめぇ!!」

 

初めてコンビニの商品とは言え、初めて人の食べ物を食べたアグモンはガツガツと食べていく。

恐らくDATSの施設ではドックフードの様な食べ物しか貰っていなかったのだろう。

ただ、こうしてがっついて食べていると‥‥

 

「うっ‥‥」

 

案の定、アグモンは喉を詰まらせた。

 

「あぁ~やっぱりな‥‥」

 

この様な事態を予測していたからこそ、八幡はミネラルウォーターを購入していた。

 

「ほら、水だ。飲め」

 

八幡はミネラルウォーターの飲み口をアグモンの口へと押し込む。

 

「ゴクッ‥‥ゴクッ‥‥ゴクッ‥‥ぷはっ!!苦しかった~」

 

「慌てて食うからだ。食い物は逃げやしないから落ち着いて食え」

 

「だって、俺、こんなうまいモノ食べたのは生まれて初めてだったからさぁ~」

 

「まぁ、何にせよ、落ち着いて食え」

 

「うん」

 

その後もアグモンは食糧を食べ続けた。

 

「ふぅ~腹一杯」

 

結構な量を買ったのだが、アグモンは八幡が買ったコンビニの商品を全て食べ、満足そうにお腹を摩った。

 

「じゃあ、戻るぞ」

 

八幡は大と待ち合わせ場所である横浜マリンタワーへと戻ろうとアグモンに促した時、遠くの方で爆発音が聞こえた。

 

「ん?なんだ?」

 

「なんかあったみたいだ‥‥」

 

「横浜マリンタワーの近くだ‥‥行くぞ」

 

「あっ、ちょっと待ってくれよ」

 

八幡とアグモンは急いで爆発音した方へと向かった。

 

その頃、横浜マリンタワーへとやってきた大とノワール、そして後を追ってきた淑乃は‥‥

 

「嘘だろう‥‥?」

 

マリンタワーの展望台には八幡の姿もアグモンの姿もなかった。

 

「どこ行ったんだよ?隠れてないで出て来いよ、アグモン」

 

大が幾ら声をかけてもアグモンは姿を見せない。

 

「ハチマンもいない‥‥」

 

八幡が倒れている姿がないので、すくなくとも八幡がアグモンにやられた訳ではなさそうだ。

 

「こんな所に匿っていたのね。姿が見えないところを見ると、やっぱりハンバーガーショップを襲ったのは‥‥」

 

「違う!!」

 

「そうだね。ハチマンの姿も見えない所をみると、その可能性は少ないんじゃないかな?」

 

大とノワールはあくまでもハンバーガーショップを襲ったのはアグモン仕業ではないと言う。

その後も外からは爆発音が聞え、大とノワールは状況を確認しに行くためエレベーターへと駆け込む。

 

「ちょっと、待ちなさい!!」

 

淑乃はエレベーターに乗り遅れ、仕方なく階段で降りる事になった。

 

「最悪なんですけど‥‥」

 

大とノワールがタワーの下‥‥爆発現場へと到着すると辺りは火の海となっていた。

 

「おい、止めろ!!アグモンー!!」

 

大はあの爆発現場にアグモンが居るモノだと思い、声をあげる。

すると、

 

「アニキー!!」

 

八幡と行動を共にしているアグモンが爆発現場とは正反対の場所からやってくる。

 

「アグモン?」

 

「ハチマン!!」

 

「アニキー!!」

 

「お前、何やってたんだよ!?」

 

「アニキの帰りが遅かったから、ハチマンが食べ物を食わせてくれたんだよ」

 

「えっ!?アンタが!?」

 

「あのまま、コイツと居たら、食われちまうかもしれなかったからな」

 

「じゃあ、アレは‥‥?」

 

ハンバーガーショップを襲い、爆発事件を起こした犯人‥‥

それは‥‥

 

「くぎゃぁぁぁー!!」

 

爆煙の中から巨大なニワトリの姿をしたデジモン‥コカトリモンが姿を現した。

 

「どうやら、ハンバーガーショップを襲ったのはアイツみたいだな」

 

コカトリモンの姿を見て、ノワールはハンバーガーショップを襲った犯人はあのコカトリモンだと断定する。

 

「アニキ、なんなんだ?こいつ?」

 

アグモンはコカトリモンを初めて見るみたいで、アレが自分と同じデジモンであるという認識はないみたいだ。

 

「わからねぇ、でも、コイツのせいで、俺の子分が濡れ衣をきせられたってことだ」

 

「アイツはコカトリモン‥‥成熟期の鳥型デジモンだ」

 

「あの程度のデジモンなら簡単に終わらせられる‥‥大門とアグモンは下がっていろ」

 

八幡は大とアグモンを下げようとするが、

 

「いやだね、子分に着せられた濡れ衣はアニキである俺が‥‥俺たちが晴らす!!手出しは無用だ!!行くぞ、アグモン!!」

 

「おう!!」

 

八幡の意見をはねのけ、大とアグモンはコカトリモンに向かって走って行く。

 

「あぁ、もう猪突猛進バカが‥‥

 

「どうする?」

 

「‥‥やらせてみよう‥ただし、何時でも進化出来るようにはしておけ」

 

大はコカトリモンの背中に飛び乗ると、殴り掛かるがあまり、効果はない。

アグモンはコカトリモンの足を攻撃していたが、蹴り飛ばされる。

 

「アグモン!!」

 

コカトリモンに蹴られたアグモンはぐったりしている。

 

「アグモン‥‥」

 

「くぎゃぁぁぁー!!」

 

「よくも‥‥よくも、俺の子分を!!」

 

起こった大はコカトリモンの顔面に一撃を与える。

すると、人間の拳なのに、コカトリモンはダメージを受けた様子だった。

コカトリモンの顔面に一撃を与えると、大の手の平にはオレンジ色の光る何かが宿っていた。

 

「なんだ!?これはっ!?」

 

「おーい‥‥」

 

「ん?」

 

「コレを使え」

 

すると、麦わら帽子を被り、釣竿を手に持った男が大に何かを渡す。

 

「これはっ!」

 

「それはデジヴァイス‥‥お前の拳に宿ったデジソウルをチャージするんじゃ‥‥そうすればお前のアグモンを進化させることが出来る」

 

「進化?なんだ?そりゃ?」

 

「お前の力がアグモンを復活させることが出来る」

 

「なんだかわからねぇが‥‥」

 

大は拳に宿ったオレンジ色の光をデジヴァイスへと重ねる。

すると、

 

アグモン進化―――――ジオグレイモン

 

 

ジオグレイモン 成熟期 恐竜型デジモン ワクチン種

グレイモンの亜種と推測される特殊なデジモン。

頭部の甲殻や体も全身凶器の様に発達し、より攻撃的な姿となっている。

必殺技の『メガフレイム』は口から超高熱火炎を吐き出し全てを焼き払う。

また、『メガフレイム』を口内で極限まで高め爆発的な威力を持つ『メガバースト』を放つ。

さらに、巨大な角で突進して敵を粉砕する『ホーンインパルス』も強力な攻撃である。

 

 

「グレイモンの亜種?」

 

「やはり、あのアグモンはただのアグモンじゃ無かったって事だ‥‥」

 

ジオグレイモンと言うグレイモンの亜種に進化したアグモンを見て、ノワールも八幡も驚く。

 

「変身した?」

 

「いや、進化だ‥‥」

 

「進化?」

 

「デジモンを説明した時に言っただろう?デジモンには世代があり、その世代へと進化出来るって‥‥」

 

「あっ、そう言えば‥‥」

 

「これが進化だ‥‥今のアグモンは成熟期へと進化した‥‥つまり、コカトリモンと同世代って事だ」

 

「メガフレイム」

 

八幡がアグモンに起きた現象を説明している間にジオグレイモンとコカトリモンの勝負もついた。

ジオグレイモンの必殺技、メガフレイムを喰らったコカトリモンは焼き鳥‥‥ではなく、デジタマへと戻った。

あとはデジタマをDATSの本部へと持って行くだけだ。

最も大とアグモンはこの後、総本部にて事情聴取があるだろうけど‥‥

こうして八幡とノワールの研修一日目は何とか終わった。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。