やはり俺の青春にデジモンが居て、俺がDATS隊員なのはまちがっているのか?   作:ステルス兄貴

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7話

 

今朝、下駄箱に入っていた木炭をゴミ箱へと捨てた後、八幡はパートナーデジモンの進化に悩んでいたクラスメイトの戸塚彩加の為にDATS隊員たちにそれぞれ自分のパートナーデジモンが進化した時の状況やトレーニング方法を訊ね回った。

そして、自分の経験に基づくトレーニング方法等も記したレポートをしたためた。

 

翌日、

 

「ほら、戸塚」

 

「えっ?これは‥‥?」

 

戸塚は八幡からレポート用紙の束を渡されて戸惑う。

 

「あぁ~その‥‥あれだ‥‥デジモンに詳しい人から色々と聞いてな‥‥それをまとめたモノだ。‥‥お前のパートナーの進化の参考にでもなれればと思ってな‥‥」

 

「あ、ありがとう!!」

 

戸塚は満面の笑みで八幡から手渡されたレポートをギュッと抱きしめる。

彼のその仕草に思わず八幡は、

 

(やべぇ、思わずときめいちまった‥‥くそっ、なんで‥‥なんで、戸塚は男なんだよ!!)

 

(でも、戸塚ならマジで関係を持ってもいい!!)

 

見た目は女子だけど、実際は同性の筈の戸塚に対して思わずときめいてしまい、昨日、海老名が言っていたBLな関係でも戸塚が相手ならば良いとさえ思ってしまった。

 

 

「よし、お前ら、二人組みつくれ」

 

普通の体育の時間、2-F担当の体育教師の厚木先生の声により周囲のクラスメイト達はさっさと組みを作る。

しかし、八幡はあまり積極的に動かず、ボッチで一人ポツンと残る。

故に、一人取り残される事になり、

 

「先生、あんまり調子がよくないんで、一人で壁打ちしていていいですか?ほかの皆に迷惑かけることになっちゃうので‥‥」

 

「そうか?まぁ、それなら仕方ない。いいだろう」

 

そう伝えると向こうもダメとは言えないし、一人だけ取り残ってしまっているので、何処かの組に組み込む事も面倒っぽいので、八幡の言う事も最もだと思い、厚木先生は八幡に一人で壁打ちをする事を了承した。

厚木先生からの了承を貰い、八幡はスカッシュテニスの要領で、一人で壁打ちをする。

DATS隊員なので、八幡の運動神経は良い方に入る。

八幡が一人で壁打ちをしている姿を戸塚はチラッと横目で見ていた。

体育の時間が過ぎていくと、周囲からはきゃっきゃと騒ぐ男子の声が聞こえてきた。

 

「うわぁっ!今のヤバくね!?」

 

「マジ、ヤバイわー!!」

 

「流石、隼人君!!」

 

(うるせぇな、また葉山たちかよ、アイツ等は一々騒いでいないと生きていけないのか?マグロじゃあるまいし‥‥)

 

内心そう思いながら、八幡が振り返るとそこにはクラスの中心イケメンリア充葉山隼人くんとその取り巻きの姿があった。

 

「スラーイス!!」

 

取り巻きの一人の戸部の喧しい掛け声とともにボールが八幡の方へ飛んでくる。

八幡は反射的に自分へ向かって来るボールを打ち返し再び壁打ちを続ける。

その際、戸部は「悪い、えっと、えぇ‥‥ひ、ヒキタニくん?ありがとう、ヒキタニくん」と言っていた。

 

(俺はヒキタニじゃなくて、ヒキガヤだ。漢字も読めねぇのかよ)

 

戸部が八幡の苗字を間違えて呼んでいたが、八幡は訂正することなく、スルーして壁打ちを続けた。

 

そして昼休みになり、今日は晴れていたので、八幡はベストプレイスと自らがそう呼ぶ校舎の片隅にある風通りの良い所でいろはと共に昼食を摂っていた。

八幡のノワールはハンバーガーをその大きな口で頬張り、いろはのアドラーは手が羽根で口の部分が嘴にも関わらず、器用に羽根の手でいなり寿司を持ち、嘴の口でいなり寿司を食べていた。

そして、八幡はいろはが作って来た弁当を食べている。

八幡といろは、それぞれのパートナーデジモンが昼食を摂っていると、

 

「あれ、ヒッキーじゃん」

 

その場に第三者の声がした。

 

「ん?」

 

八幡が振り返ると、そこには由比ヶ浜が立っていた。

 

「なんだ?何か用か?」

 

「ん?罰ゲームだよ」

 

「罰ゲーム?俺と話すことがか?」

 

「違うよ!ゆきのんとゲームして負けたからジュース買いに来たんだよ!!」

 

「へぇ~」

 

まだ出会ったばかりなのに由比ヶ浜と雪ノ下は既に交流があるようだ。

実際、今日二人が昼食を摂るのも由比ヶ浜が先日の依頼のお礼として朝一に雪ノ下のクラスへと赴き、彼女と約束をとりつけていた。

 

「でも、意外だな。雪ノ下の性格なら『くだらない』の一言で蹴りそうなのに」

 

「確かにそうですね」

 

「うん、最初はゆきのん、乗り気じゃなかったけど『負けるのが怖いんだ』って言ったら急にやる気になった」

 

(平塚先生の時もそうだが、アイツ、マジでチョロすぎ‥‥)

 

(単純バカですね、雪ノ下先輩は‥‥)

 

由比ヶ浜の話を聞いて軽い挑発に乗る雪ノ下に対して呆れる八幡といろはだった。

 

「じゃんけんに勝ったときガッツポーズしていたゆきのん、すっごいかわいかったぁ」

 

「へぇ~それはよかったな」

 

「ですね」

 

別に興味もないので、八幡といろはは再び昼食に集中する。

そんな時、

 

「ね、ねぇ‥‥」

 

由比ヶ浜が恐る恐る話しかけてきた。

 

「今度はなんだ?」

 

「‥‥ヒッキーは入学式の事って覚えている?」

 

由比ヶ浜はいきなり一年前の入学式について訊ねてきた。

 

「入学式?‥‥いや、そもそも俺、入学式に参加してねぇから」

 

「‥‥」

 

「あっ、確か先輩、入学式の日に事故に遭ったんですよね」

 

「事故‥‥」

 

「ああ、自転車で学校に向かっていたら、ラブラモンが車道に飛び出して車に撥ねられそうになったから、そのラブラモンを助けてやった。足の骨折だけで済んだけど、あの時はマジで死ぬかと思った」

 

「でも、その事故が切っ掛けで先輩、私と出会ったんですよね」

 

「ああ、そうだな」

 

「でも、そのラブラモンのテイマーは酷い人ですよね。先輩から聞いた話じゃ、先輩が身を挺して助けたのに、そのテイマーの人、先輩にお礼どころか救急車も呼ばずにラブラモンだけを持ってその場から逃げ去ったって‥‥ホント、サイテーですね。人としての常識が著しく欠如している人なんでしょうね」

 

「‥‥」

 

いろはの言葉を聞いて由比ヶ浜は心なしか身体を小さく震わせ、顔色が悪い。

 

「ん?どうした?顔色が悪いぞ。具合でも悪いのか?」

 

「えっ?あっ、いや、別に平気だよ。あははは‥‥」

 

由比ヶ浜は笑ってごまかすが、声は乾いている。

 

「そ、それで、ヒッキーはそのラブラモンのテイマーの人‥覚えているの?」

 

「あの時は痛みでそれどころじゃなかったよ、印象に残ってないし地味な子だと思うぞ」

 

八幡がラブラモンのテイマーを覚えていないと言うと、

 

「地味って、確かにあの日は‥‥と、とにかく!その女の子は全く覚えてないのね!?」

 

「あれ?由比ヶ浜先輩、どうしてラブラモンのテイマーが女の人だと思うんですか?」

 

「えっ!?」

 

いろはの質問にドキッとする由比ヶ浜。

 

「えっと‥‥その‥だ、だって、今さっきヒッキーが言ったじゃん!!『地味な女の子』って!!」

 

「えっ?俺、そんな事言ったっけ?」

 

「へ!?い、言った!言った!めちゃめちゃ言ってた。むしろ女の子ってところを超強調していた!!」

 

「「‥‥」」

 

八幡といろはが訝しむ様に由比ヶ浜を見ると、

 

「あっ、じゃあ、私、ゆきのんが待っているからもう行くね!!」

 

そう言ってまるでこの場から逃げるように去って行く由比ヶ浜。

 

「あれは何か隠していますね」

 

「ああ‥‥」

 

(そう言えば、アイツのパートナーデジモンも確かラブラモンだったよな‥‥いや、でも、まさかな‥‥)

 

彼の中で、昨日のデジモンの授業の中で、由比ヶ浜のラブラモンを見てからの疑惑が再びくすぶり始めた。

八幡が由比ヶ浜の去って行った方を見ていると、

 

「あれ?比企谷君?」

 

「ん?」

 

八幡はまた誰かに声をかけられた。

声がした方を見ると、そこには総武高校のジャージを着た戸塚が居た。

 

「ああ、戸塚か」

 

「先輩、誰ですかこの人!!メッチャ綺麗な人なんですけど!?」

 

戸塚を見たいろは戸塚の容姿を見て驚いている。

 

「あっ、僕、比企谷君と同じクラスの戸塚彩加です」

 

後輩相手にも礼儀正しい戸塚。

 

「あっ、ご丁寧にどうも、一年の一色いろはです。先輩とはバイトの同僚で色々お世話になっていますし、お世話をしています」

 

「おい‥‥」

 

一色の自己紹介に思わず突っ込む八幡。

 

「それにしても戸塚先輩、綺麗ですねぇ~‥‥戸塚先輩、男の人からきっとモテモテでしょうね」

 

八幡が戸塚の性別を間違えたように、いろはも戸塚の性別を間違えていた。

 

「一色、戸塚は男だ」

 

「えぇぇーっ!!まっさか、そんな見え見えの嘘じゃ、騙されませんよ」

 

いろはは八幡の言う、戸塚の性別を信じていない。

 

「‥‥その‥僕、男なんだけど‥‥」

 

戸塚がいろはに自分の性別を言うと、

 

「‥‥えっ?‥‥ええええっー!!」

 

やはりと言うか、当然のリアクションで驚くいろは。

 

「う、嘘ですよね?戸塚先輩‥‥」

 

震える声で戸塚に性別を確かめるいろは。

 

「えっと‥‥本当に男なんだけど‥‥その‥確かめて‥みる?」

 

戸塚が顔をほんのりと赤らめ、自分が男なのか確かめるかと言う。

彼はジャージのズボンの部分に手をかけている。

 

「ぜ、是非!!お願いします!!」

 

それに食いついたのはいろはではなく、八幡の方だった。

 

「先輩‥‥」

 

「ハチマン‥‥」

 

八幡の異常なまでの食いつきにいろははもとより、パートナーデジモンのノワールでさえ、ドン引きしていた。

 

「い、いいですよ、戸塚先輩。信じますから」

 

流石にこの場で戸塚を裸にする訳にはいかないので、いろはは戸塚の言う事を信じた。

でも、八幡は少し残念そうだった。

 

「テニスラケット‥戸塚先輩ってテニス部なんですか?」

 

「うんそうだよ」

 

いろはは戸塚が手に持っていたテニスラケットを見て、戸塚がテニス部員なのかと訊ねると、彼はそれを肯定した。

 

「それじゃあ、今は昼練なのか?」

 

昼休みにこうしてテニスラケットを持っているということは彼は昼休みの間もこうしてテニスの練習をしているみたいだ。

 

「うん。うちのテニス部、すごく弱いから先生に頼んで貸してもらってたんだ。僕が強くなれば、きっと皆もついて来てくれると思うから‥‥」

 

自分のパートナーデジモン、そして自分が所属する部活の強化‥戸塚も大変そうだ。

 

「そう言えば、今日の体育の時に見たけど、比企谷君はテニスをやったことあるの?」

 

「ん?テニス?いや、体育の授業の中でしかやったことないぞ」

 

「へぇ~そうなんだ‥‥」

 

「先輩、テニス強いんですか?」

 

「いや、普段は一人で壁打ちをしている」

 

「先輩らしいですね」

 

「でも、比企谷君のテニスフォーム、とっても綺麗なんだよ」

 

「へぇ~」

 

戸塚から八幡のテニスフォームが綺麗だと言う事を聞いて意外そうな様子のいろは。

 

「それで、比企谷君、その‥‥デジモンの事でお世話になったばっかりなんだけど、良ければテニス部に入ってくれないかな?」

 

戸塚からのテニス部へのお誘い‥‥八幡にしてみれば、かなり魅力的なお誘いだった。

しかし、

 

「す、すまない、戸塚‥‥大変‥いや、かなり魅力的な誘いなんだが、俺、放課後や休日はバイトのシフトがちょくちょく入るから、体育会系の部活はちょっと難しいんだ‥‥ホントにすまない」

 

例え弱くてもテニス部は体育会系の部活動‥‥故に週五日~六日の活動がある。

流石にそれはDATSの活動に支障をきたしかねない。

奉仕部に関しては非公式ながらもどう見ても文化系の部活で、顧問の平塚先生からもDATSの活動を優先にしていいと言うお墨付きを頂いているので、放課後は自由に活動できる。

八幡は物凄く残念がりながら戸塚の誘いを断った。

 

「そう‥‥ごめんね、無理を言っちゃって」

 

「いや、そんな事は無いぞ。俺の方こそ、力になれなくてすまない」

 

「‥‥先輩、近すぎです」

 

いろはが呆れるように言う。

今の八幡は戸塚の両手を握り、それこそ、キスができそうなかなりの至近距離で自分の顔を戸塚の顔に近づけている。

いろはから指摘され、八幡は慌てて戸塚から離れる。

 

「そ、そうだ、戸塚、この一色も一年ながらもデジモンに関してはかなり詳しい方だ。分からない事が有れば、コイツに聞いてもいいぞ」

 

八幡は話題を逸らせるかのようにいろはを戸塚に紹介する。

 

「今、話題を逸らしましたね」

 

しかし、いろはには八幡の言動が見え見えだった。

 

「それで、戸塚先輩はデジモンの一体何に困っているんですか?」

 

「それは‥‥その‥‥」

 

「戸塚、一色は見た目がビッチであるが、責任感がある奴だ。それに他人の相談事を第三者にベラベラと話す様な奴じゃないから、話しても大丈夫だ」

 

「う、うん」

 

戸塚は八幡の事を信じていろはに自分のデジモンに関する悩みを話した。

 

「‥‥そうですか、なかなか成熟期に進化出来ないと‥‥」

 

「う、うん‥‥どうしてだろう?」

 

「デジモンが進化する要因として、トレーニングやバトルによる経験の他にテイマーとの絆も関係しますね」

 

「テイマーとの絆‥‥」

 

「はい。絆が薄いとデジモンはテイマーの期待に応えず、デジモンはいつまで経っても進化はしません」

 

「あぅ‥‥」

 

いろはの説明を受け、戸塚はショックを受ける。

自分のパートナーデジモンが進化しないのは自分とパタモンとの絆が薄いせいだと思ったからだ。

 

「お、おい、一色」

 

「あっ、す、すみません。あくまでも一例ですよ、一例」

 

「でも、進化しないのはやっぱり‥‥」

 

「そんな事ないって、それに元々パタモンは進化させにくいデジモンなんだってば、ホラ、小説家の高石タケルも自身の回想録で書いていたじゃん、『成熟期に進化したのも、完全体に進化したのも自分が最後だった』って」

 

「‥‥」

 

八幡が励ましてもやっぱり、いろはに言われた事を気にしている様子の戸塚。

 

「‥‥進化の切っ掛けとして、吊り橋効果みたいに、テイマーかパートナーデジモンに何か危機があれば進化出来るかもしれませんね‥‥」

 

「危機?」

 

「ええ、命の危機とか?」

 

「それか、戸塚が大切な人や大事なモノを守る為に進化出来る切っ掛けとなるかもしれないぞ」

 

「‥‥」

 

「戸塚とパタモンの絆を疑う訳じゃないが、パタモンはもしかして無意識の内にまだ進化に対する苦手意識と言うか、殻みたいなのがあってそれを破れずにいて、進化出来ないのかもしれないぞ」

 

「う、うん」

 

「まぁ、まずは今日渡したトレーニング方法を試したらどうだ?」

 

「そうだね」

 

何か思う所がありそうだが、八幡が折角用意したトレーニング方法を記した方法があるので、まずはそれを試してみようと思う戸塚。

彼自身、テニスを行うスポーツマンであり、スポーツでは地道な努力の積み重ねが重要なのは知っていた。

それはきっとデジモンの育成にも同じ事が言える筈だ。

 

「トレーニングで機械を使いたい場合はDATSの施設で出来るし、デジモンをリアライズしてお手製のトレーニング機器を作ってもいいし、人間のトレーニング機器でも何か使えるモノもあるかもしれないぞ」

 

「そうだね」

 

戸塚にアドバイスを与え、戸塚はその後、テニス部の昼練へと戻って行った。

 

そして放課後、今日は雪ノ下が登校していたし、DATSのシフトから外れているので、八幡といろはは奉仕部の部室へと向かった。

ただ、二人が奉仕部の部室に来たら、雪ノ下は二人の事をまるで親の仇みたいに睨んできた。

 

(なんか、雪ノ下の奴、こっちを睨んできてないか?)

 

(私達、なにかしましたっけ?)

 

(いや、身に覚えがないが‥‥もしかして、あの時、一色に論破された事を恨んでいるじゃないか?)

 

(あの時の事をまだ根に持っているんですか?雪ノ下先輩って、しつこい性格ですね)

 

昨日、雪ノ下は腹痛で休んでいたし、その前の日は途中でマンモンの暴走があったので、放課後は途中で部活を抜けだしたので、雪ノ下からあそこまで恨まれる覚えはない。

八幡といろはは何故あそこまで雪ノ下から睨まれているのか全く心当たりがないので、こうして睨まれることに対して解せなかったが、もしかしたら、雪ノ下はあの時、いろはから論破された事を根に持っているのかと思っていた。

しかし、本当に理由を雪ノ下は言わないし、八幡といろははその理由を知る由もなかった。

 

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