異世界に飛ばされた件   作:きのみ

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ヘルメスファミリアがどんな感じかは原作をちゃんと読んでいないので、知りません。
知ってる人いましたら、教えて下さいm(_ _)m


ヘルメスファミリア

 

 

 ヘルメスファミリアのホームはオラリオの一角にある豪奢な屋敷だった。

 アスフィに連れられ、リョカは中にはいる。掃除の行き届いた綺麗な屋敷だった。

「アスフィじゃないか、ん? 後ろの少年は誰だい?」

 階上から降りてきたのは金髪の飄々とした青年だった。

「彼はファミリアに入りたいという少年です」

 アスフィは最低限のことだけ言うと、リョカを振り返った。

「主神はこんな感じですが、大丈夫ですか?」

 アスフィの様子からリョカを普通に心配しているのが分かった。

 この飄々とした神の元に下るのも、また、面白いと感じたリョカは笑った。

「大丈夫です、あの主神様でないと面白くなさそうだから」

 リョカの目を見て、アスフィはため息を吐くと、ヘルメスを振り返った。

「だ、そうですが、ヘルメス、どうされますか?」

「どうするも、何も、彼、面白そうじゃないか、勿論、入ってもらうよ」

 そして、リョカはヘルメスファミリアに入った。

 入ってから神の恩恵を受けてもいないのに、ポケモンを持っていることに驚かれ(セレビィはずっと隠れていた)、スキルと魔法の量に驚かれた。

 

 

 

「やー、今日は将来有望な少年に出会えて俺は嬉しいよ」

 主神用の執務室でヘルメスはアスフィと話していた。

「まあ、彼の成長には興味がありますが、彼にとってこのファミリアが良かったのかと、少し心配です」

 ヘルメスはにっこりと笑った。

「アスフィ、そんな心配は不要だよ、彼はこのファミリアを選んだんだから」

 ヘルメスはそう言って、遠くを見た。

(新たな伝説の一ページが、今、始まった)

 

 

 

 その頃、リョカはステータスが写された紙を見ていた。

 

 

 

ステータス

 

 

 

リョカ・タチバナ

Lv.1

力︰I 90

耐久︰I 77

器用︰I 94

敏捷︰H 190

魔力︰F 333

 

スキル

【携帯獣主(ポケモンマスター)】、【巨大進化(メガシンカ)】、【超激技能(Zワザ)】、【主人補正(マスター・コレクト)】、【絶対幸運(アブソリュート・グッドラック)】、【無限倉庫(イベントリ)】、【全知鑑定(オムニセント・コノサー)】、【成長促進(グロウス・プロモーション)】、【王者魂魄(キングス・スピリット)】、【光耀指輪(ライト・リング)】、【万事輪力(ユニバース・チャクラ)】

 

魔法

【ファイア】、【ブリザド】、【サンダー】、【ケアル】、【ホーリー】、【デス】、【オルタナ】

 

 

 

 誰かに見せたらアウトな気がしたリョカは魔力を手に纏わせ、火に変換して、紙を燃やした。

 燃えかすをゴミ箱に捨てると、リョカはベッドに寝転んだ。

(良い夢、見れたらいいな)

 そんなことを思いつつ、リョカは眠りに就いた。

 夢の中では神のお爺さんに会った。

「あ、お爺さん」

「神様じゃ」

 神のお爺さんはツッコミを入れた。

「お主の好きだったダンまちの世界はどうじゃ?」

「楽しみだけど、お爺さん、スキルがいっぱいありすぎな気がするんだけど……」

「気にするでない、お主の特典とポケモンの世界で得たものしか入っておらん」

 神のお爺さんは笑顔で言い放った。

「……」

「疑った目を向けるでない、儂はもう行くぞ」

 神のお爺さんは消えた。

 それと共にリョカの意識は浮上していった。

 

 

 

 ヘルメスファミリアの庭には、ルギア、ゼルネアス、エンテイ、ルカリオ、ピカチュウ、セレビィが寛いでいた。

「いやー、ポケモンとは素晴らしい生き物なんだねぇ」

 ヘルメスは窓際のソファーに腰掛け、外の様子を眺めていた。

 外ではリョカがポケモン達にご飯をあげていた。

 それぞれのポケモンの好物で作ったポケモンフードだ。

 ポケモン達は美味しそうに食べていた。

「ええ、とても美しい生き物ですね」

 アスフィは対面でコーヒーを飲みながら、ヘルメスと共に朝食を食べていた。

「一匹欲しいかも……」

「ヘルメス」

 アスフィはヘルメスを一睨みすると、朝食を完食し、食器を片付ける為、台所に向かった。

「あーあ、アスフィは固いなぁ」

 主神の我が儘にアスフィは付き合わない。

 

 

 

「ポケモンが欲しい? いいですよ」

 ヘルメスの言葉にリョカはあっさり頷いた。

「え、いいのかい?」

 リョカはイベントリから一つのモンスターボールを取り出し、ヘルメスに渡した。

「いいですか、このポケモン結構、強いので、手加減を覚えさせてから技を出すようにしてくださいね」

「あ、ああ」

 ヘルメスは強いというので、厳ついポケモンを想像した。

(ああ、可愛らしいポケモンの方がいいと言っておけば良かった)

 だが、モンスターボールから出てきたのは茶色い毛並みとつぶらな瞳を持ったポケモンだった。

 物凄く可愛かった。

「この子はイーブイ、可愛いけど、強いですよ」

 ブイ、と鳴いたイーブイをヘルメスは抱き上げた。

「相棒に、なってくれるかい?」

 イーブイは勿論、と言う代わりに鳴いた。

 ヘルメスは笑顔でイーブイの頭を撫でた。

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