ハイスクールD×D 究極の救世主・大星団の輝き 作:イマジナリ
投稿が少し遅れました。
疲れていつの間にか寝てしまっていました。
待っていてくださった方、申し訳ありません。
今回はキュウレンジャー関係は出ませんが第1章も後僅かです。
では、第8話をどうぞ。
第8話 温かい居場所、リアスの心の涙と再開の友人。
一星
「ツルギ本当にごめん!嬉しくてつい・・・」
ツルギ
「一星に心配掛けさせた俺が悪かったんだ。すまない、だから気にするな。」
一星
「あ、ありがとう・・・(ツルギの手・・・温かくて落ち着く。大好きなツルギとアーシアが無事で良かった。)」
ツルギが目をさまし、その後に何があったかを説明されてから気絶させてしまったことを謝った一星は、大好きなツルギに頭を撫でられながら心の中で2人の無事を喜んだ。
2人の姿を見つめる姉のククルとシルヴァ、それとお風呂に入り借りたパジャマに着替えたアーシア。
アーシア
「ツルギさんと一星さんは前にも思ったのですが、本当に仲が良いんですね。」
ククル
「2人は小学校からの同級生で家が近いから何時も一緒だったんだ・・・でも!お姉ちゃんの方がツルギとはずっ〜〜〜〜〜と一緒だけどね!」
一星
「何言ってるのククル姉さん!確かに姉さんよりは長く無いけど私だってツルギとは、ずっ〜〜〜〜〜〜と一緒に過ごして来たし!それにククル姉さんは家族だから無理だけど、私はツルギにとって歴とした大切な幼馴染の女の子です!」
ククル
「私だってツルギにとって大切なお姉ちゃんなんです!其れに一星は知ってるでしょうツルギとは家族だけど血は繋がってないんだから仮に血が繋がっていたとしても、お姉ちゃんの大好きなツルギへの愛にそんなものは関係ありません!」
ツルギ
「また始まったよ〜〜〜〜。」
ツルギをめぐる2人の戦いは大変な事があった日でも相変わらずである。
アーシア
「あの、ツルギさん。ククルさんとシルヴァさんのお二人は家族では無いとはどう言う事ですか?」
ツルギ
「すまないアーシアそれについては今は話せないんだ。だけど血が繋がって無くてもククル姉さんとシルヴァ姉さんが大切な家族なのは俺にとっては変わらない。2人がいたから俺は今此処に存在しているんだ。」
アーシア
「ツルギさん・・・分かりました。私、ツルギさんが話してくれるのを待ってますからいつか教えてくだい。」
ツルギ
「ありがとうアーシア・・・所でシルヴァ姉さん。そろそろ2人を喧嘩を止めないと夕食の時間がますます遅くなりそうなんだけど。」
シルヴァ
「そうだな・・・ツルギ、私が2人を止めてくるから夕食の支度を始めてくれ。」
アーシア
「ツルギさん。私も、お手伝いします。」
ツルギ
「大丈夫だアーシア。今日の君は我が家の客人だから座って待っていてくれ。それに俺の料理を振る舞いたいから楽しみにしていてくれ。」
アーシア
「分かりました。ツルギさんが言うならお言葉に甘えさせて貰いますね。」
その日の炎家の食卓は色々とあったが笑いが絶えなかった。
ツルギの隣の席を巡って再び勃発しそうになったククルと一星の一悶着、喧嘩をさせない為と言ってちゃっかり隣に座るシルヴァ、その行動に声を上げる2人を笑顔を見せ笑うアーシア、その笑顔を守る事とカラワーナとミッテルトとの約束を果しレイナーレを救う事を改めて誓うツルギ。
夕食後の話し合いで行く当てがないアーシアは暫く炎家に住むことになった。その間はククルとシルヴァの何方かと行動を共にすることをアーシアに約束して貰い、堕天使の問題が片付いてから今後の事を話し合うことにして全員が就寝した筈が・・・次の朝。
ツルギ
「何で・・・こんな状態になってるんだ!」
一星
「ツルギ・・・えへへへ。」
ククル
「大好きだよ・・・ツルギ。」
シルヴァ
「ふふふ・・・ツルギ、愛しているぞ。」
何故かアーシア以外全員がベッドの中で寝ている事に呆れていると起こしに来たアーシアの声で飛び起きたツルギ。何とか誤魔化したがアーシアがいる事を忘れているのでは無いのかと思うツルギであった。
学園に登校した2人は午前中の授業を終えてツルギの事を心配しているであろうリアス達に昨日の話をする為に部室に向かっていた。
一星
「う〜〜〜〜頭がまだ痛い。何も朝から叩かなくても良いじゃんかツルギ。」
ツルギ
「五月蝿いぞ一星!アーシアを誤魔化すの大変だったんだぞ。てか、何でベッドの中に居たんだよお前は昨日の夕食の後に帰ったろが!」
一星
「甘く見たら行けないぜ。勝手知ったる中だよ私とツルギは、家の合鍵がポストの下の植木鉢の裏にある。なんて事は既に知ってるんだから。」
ツルギ
「合鍵の場所は変更だな・・・一星は罰として弁当無しな!」
一星
「ハァ!何でだよツルギ!私はただ一緒に添い寝したかっただけなのに酷い!・・・まぁ。とか何とか言って、ちゃんと私のお弁当を持って来てくれているって知ってるだからね。」
朝に起きた事でツルギの拳骨を受けていた一星はまだ少し赤い頭を撫でながら家に侵入した方法を話した。合鍵の場所がバレているから変えると言い一星の弁当は無いと言い放つツルギ。
その言葉に大袈裟に驚きながらも自分のお弁当も持って来ているんだと思っている一星の言葉が終わった時に部室前に到着した。
ツルギ
「部長、入ります。すいませんご心配をお掛けし・・・」
リアス
「ツルギ!」
ツルギ
「部、部長?」
ツルギが扉を開けて中に入りながら心配を掛けてしまった事を謝ろうとした時、リアスが涙を流しながらツルギに胸に飛び込み抱き付いてきた。
一星
「なぁーーーーーー!部長!」
朱乃
「あらあら部長ったら大胆ですね。」
木場
「それだけツルギ君が心配だったんだね。」
小猫
「良かったです。ツルギ先輩が無事で安心しました。」
一星以外はツルギの無事とリアスの喜びから抱き付いた事を納得したが、大好きなツルギにリアスから抱き付いた事に一星は焦りと驚きで愕然としていた。
リアス
「ごめんないツルギ私は、大切な友人を見捨てる最低な女だわ!」
ツルギ
「自分を責めないでください部長、俺も部長と同じ立場で昨日のような状況になれば同じ判断をしました。下手をすれば全員が命を落としていた可能性もある。」
リアス
「それでも!・・・それでも私が貴方とアーシアさんを置き去りにしたのは事実よ。貴方は私にとって始めて出来た男の子の友人で気兼ね無く話せて笑い合える特別な存在、貴方を失いたく無いのにあの時の私は”大丈夫“って貴方の言葉に頷くことしか出来なかった!」
顔を上げたリアスは涙から目尻が赤くなっていた。
リアス
「バイサー討伐も昨日の事も私は貴方に護られてばかりだった・・・貴方はとても頼り甲斐があって優しくて素敵な存在、そんな貴方に私は色々な物を見せて貰ったり体験させて貰ったわ。なのに私は貴方に何も返せて無い、助けるどころか助けられてばかり!頭では分かっていても心が苦しくて・・・自分が嫌になるわ。」
ツルギとアーシアを連れてジャンプすることが出来ない以上、今の自分には2人が無事にあの状況を切り抜ける事を信じることしか出来い・・・昨日のことを頭では理解しツルギを信じ最善の行動をしたと理解しても、”一緒に2人も連れて行きたい“、”大切なツルギを見捨てることなんて出来ない“そう思う心を押し込み2人をあの場に置き去りにしてしまった事がリアスの心に深い傷を残し悲しみとなって燻ってしまっていた。
それを理解しているツルギは・・・
ツルギ
「分かっていますからリアスさんの辛い気持ちも部長としてやらなければならない覚悟も全部、だから・・・今は辛い気持ちを吐き出して下さい。俺の胸を貸しますから。」
リアス
「ツルギ・・・ウウッ、ウヮァーーーーーーごめんなさいツルギ!本当にごめんない。私は友人失格だわ!」
ツルギ
「俺もリアスさんに心配を掛けたから、お互い様ですよ。」
リアス
「違うわ!私の方が貴方にばっかり頼ってしまっていたの、ごめんない護られてばかりで!」
ツルギ
「俺にとってもリアスさんは大切な人です。だから・・・俺は此れからも貴女を護りますから。」
リアス
「ウヮーーーーーーーーーー!」
リアスは泣き崩れように暫くツルギの胸の中で涙を流しながら声を上げて泣いた・・・暫くして泣き止んだリアスはツルギに渡されたハンカチで涙を拭き、彼の手を取り立ち上がった。
リアス
「ありがとうツルギ、こんなに制服を濡らしてしまってごめんなさい。」
ツルギ
「気にしないで下さい部長。それと改めて心配を掛けて申し訳ありませんでした。」
リアス
「本当に良かったわ貴方が無事で・・・一星からの連絡が来るまで最悪の事が、ツルギが死んでしまったかもしれない予感が頭から離れなかったわ。」
ツルギ
「一星に言いましたが俺は約束は必ず守ります。なんてったって俺は伝説の救世主なんですから部長。」
リアス
「ふふ、そうねツルギは伝説の救世主だものね・・・此れからも私のそばにいてくれるツルギ。」
ツルギ
「勿論ですよ部長。さっきも言ったじゃないですか”貴女を護ります“って。」
リアス
「ありがとうツルギ。」
2人の話が終わりツルギがリアスに昨日の事を話そうとした時、一星が2人の間に滑り込みツルギの肩を掴み凄い剣幕で話し始めた。
一星
「ツ、ツ、ツルギ!さっき部長に言ってた”大切な人”や”此れからも貴女を護ります"って、どういう意味なんだよ!!!」
ツルギ
「いや、それは友人として・・・」
一星
「部長も!”特別な存在“ってどういう事なんですか・・・まさか!部長もツルギの事が!」
一星の言葉の意味を理解したリアスは一星の耳元で囁いた。
リアス
「今はまだ分からないわ、でも・・・もしかしたらそうなるかもしれないわね一星。」
そのリアスの言葉に信じられないと言った表情をする一星。
一星
「ま、まさか!部長までもがもしかしたらツルギを!」
ツルギ
「一星、如何した?」
一星
「な、何でもないから大丈夫!ツルギは気にすんな!」
ツルギ
「???」
そう言いと一星は小猫の隣に座りブツブツ独り言を言いだした。
ツルギ
「何だ一星の奴?部長、さっき何を言ったんですか?」
リアス
「乙女同士の秘密よツルギ。さあ、昼食にしながら何があったが聞かせて頂戴。」
ツルギ
「部長も一星も如何したんだ?」
2人の話が気になりながらもツルギは昼食と報告の為に席に着き弁当を広げた。
一星は一ツルギが冗談で言った”一星の弁当ほ本当に無し!“の言葉を受けて泣き出しそうになったが、ちゃんと用意してあると分かると花を咲かせたような笑顔で食べ始めた。
そして昼食をとりながら昨日の別れた後に何があったか、その後は如何やって無事に帰り着いたかまでの話をし終えた。
リアス
「なるほど彼女、レイナーレは仲間を人質にされてツルギを襲った。そしてその仲間もレイナーレの為にドーナシークに従うしかない状況なのね。」
朱乃
「そしてドーナシークはその為に3人に逆らえなくする為の首輪をつけられている。不愉快ですわ!」
小猫
「大切な仲間を守る為だったんですね。」
木場
「所でツルギ君。アーシアさんは今は如何しているんだい?」
ツルギ
「アーシアさんなら家で2人の姉さんと一緒にいる。常に2人の内のどちらかと行動してくれと言ってあるし、余り家から出ないように言ってある。」
今朝、家から出る時もククルとシルヴァにアーシアの事を頼んでいたツルギ。
リアス
「でも大丈夫なの。何かあったら大変よ。」
ツルギ
「大丈夫です。2人共とても頼り甲斐のある姉でしはから、それに俺が救世主だとも知って協力してくれてもいます。現にセイザブラスターのメンテナンスは姉の1人がしてくれてますから。」
一星
「嘘!ククル姉とシルヴァ姉は知ってたのツルギが救世主だって!」
ツルギ
「ああ、すまない一星。俺が2人に一星には話さないでくれと言ったんだ。何かあってお前を巻き込みたく無かったし話すなら俺が話すべきだと思っていたから。」
一星
「気にしてないから大丈夫だぜツルギ。ただし!此れからは隠し事は無しだからね。」
ツルギ
「分かった約束する一星。」
一通りの話が纏まった所でリアスが口を開いた。
リアス
「ドーナシークはアーシアさんの回復の力、恐らく神器を狙っている可能性があるわ。ツルギ、一星。2人はアーシアさんの側にいることが多いから十分注意して頂戴いつ何処から狙って来るか分からないわ。」
一星
「分かりました部長。アーシアは私達で守ります!」
ツルギ
「俺もカラワーナとミッテルトと約束したからなレイナーレを救うって、必ずドーナシークを倒す。」
リアス
「今はまだ此方かは動けないから慎重にね。朱乃はドーナシークがツルギを狙った理由を調べて、幾らツルギが救世主だからと言って態々狙って来るのが分からないわ。」
朱乃
「分かりました部長。可愛い後輩の為に頑張りますわ。」
リアス
「お願いね。祐斗と小猫は堕天使が拠点にしている場所の調査をお願い、くれぐれも無理はせずに行動して何かあったら直ぐに報告して。」
木場
「分かりました。慎重に行動します部長。」
小猫
「分かりました・・・ツルギ先輩、頑張りましょう。」
ツルギ
「ああ、小猫ちゃん。」
行動方針が決まり昼休みが終了のチャイムがなったので、一先ずツルギは暫く放課後は直ぐに自宅に戻りアーシアの側にいることリアスに指示されて昼休みは解散した。
指示通りに放課後直ぐに自宅に戻ったツルギは自宅にいたククルとシルヴァに気分転換を兼ねてアーシアと買い物に出かけると言って出かけた。
商店街のお店の店員さん達に直ぐに人気者になったアーシアは笑顔を見せて楽しい時間を過ごし、今はちょうど帰路についていた。
ツルギ
「アーシア大丈夫か?荷物は重くないか?」
アーシア
「大丈夫ですツルギさん。お世話になっていますから、これぐらいの手伝いはさせて下さい。」
ツルギ
「ありがとう。少し其処の公園で休んで行こうか。」
アーシア
「はいツルギさん。」
2人で公園の中心にある噴水のベンチに向かっていると、其処には既に先客がいた。
アーシア
「あ!レイナーレ様!」
レイナーレ
「アーシア!それに炎ツルギ!」
ツルギ
「レイナーレ・・・何故此処に?」
夕焼けの光に伸びる3人の影・・・予期せぬ再開が新たしい未来の可能性を開く。
はい、第8話は如何でしたか?
今回はリアスメインでお送りしました。
まだ、恋愛感情には発展してませんが行く行くは何・・・今はまだ友人止まりです。
最後にはレイナーレも登場しましたね。彼女やカラワーナとミッテルトがどうなるのかは後少しで分かります。
では、第9話でお会いしましょう。