ハイスクールD×D 究極の救世主・大星団の輝き   作:イマジナリ

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はい、第15話です!

仕事の都合により予定した投稿が遅れてしまい申し訳ありませんでした。

年内一杯までは以前書いた様に投稿ペースが遅れてしまいますがご了承下さい。

今回で第1章も完結ですがお気に入りして頂いた方が35人になりました。本当にありがとうございます。

では第15話をどうぞ!


第15話 総督の夢・噛み締める温かな平穏

第15話 総督の夢・噛み締める温かな平穏

 

 

レイナーレ・カラワーナ・ミッテルト・side

 

レイナーレ

「アザゼル様。シャムハザ様。レイナーレと他2名入ります。」

アザゼル

「おう!入りな。」

レイナーレ

「失礼致します。」

 

ツルギと別れてから3人は今回の事を堕天使組織の神の子を見張る者、通称グリゴリの総督を務めているアザゼルと副総督のシャムハザに報告の為に堕天使領に戻り総督室で謁見をするところであった。

 

ミッテルト

「ほぇーーーーーー!凄いっす!」

カラワーナ

「ミッテルト静かにしないか!アザゼル様。シャムハザ様。申し訳ありません。」

アザゼル

「そう硬くなんな。俺は別に気にしてねえからよ・・・で、シャムハザ〜この3人は何の報告で来たんだっけか?」

シャムハザ

「忘れたのですかアザゼル!全く貴方は・・・駒王町で起こった事に関してですよ。しっかりして下さい!大体貴方はですね・・・」

 

3人が座るのを確認し自身も立派な椅子に座りながらアザゼルが内容を確認するが、忘れている事に怒り小言が出るシャムハザに対して少し嫌そうな顔をするアザゼル。

 

アザゼル

「相変わらず小言が多いな。後で聞いてやるから今はこっちの報告が先だろ?」

シャムハザ

「分かりました・・・では、レイナーレ。何が起こったかの報告を。」

レイナーレ

「はい。」

 

其れからレイナーレは今回の事を話し始めた。ツヨインダベーによってドーナシークが殺され目的も正体も知らないま脅され自分達も協力してしまった事。其れによって一星とアーシアの命が奪われ転生させたリアス達、悪魔と接触・共闘した事。そして・・・今回の事にジャークマターが絡んでいる事を。

 

アザゼル

「ジャークマターの残党に悪魔と共闘か・・・まあ、起きた事や過ぎた事を言っても仕方ねえからな。ドーナシークの事は残念だったな・・・仲間だったんだろ。」

レイナーレ

「はい・・・でも、何時迄も立ち止まっていたらドーナシークに顔向け出来ません!だから大丈夫です。」

カラワーナ

「ドーナシークは今でも私達の中にいます。」

ミッテルト

「ドーナシークの分までうちら、頑張るっす!」

アザゼル

「そうか・・・強いなお前達は。」

 

3人を見つめるアザゼルの瞳は強面な雰囲気とは違いとても優しかった。

 

シャムハザ

「しかしジャークマターはあの戦いで既に崩壊している筈、其れにツヨインダベーが言っていた”あの方“と呼ばれる存在も気掛かりですが・・・まさかとは思いますが、どう思いますかアザゼル?」

アザゼル

「情報が少な過ぎるから今は何とも言えねえな。警戒はしておく事に越した事は無いが・・・しかし、よくお前達3人とグレモリーとこの悪魔だけで倒せたな?」

レイナーレ

「私達だけではきっと倒せていません。彼、炎ツルギ・・・ツルギが私達に与えてくれた力があったからです。」

アザゼル

「与えてくれた力?其奴は一体なんだ?」

ミッテルト

「アザゼル様。此れっす!」

 

ミッテルトは腕に装着しているセイザブラスターとポケットからフレズベルクキュータマを取り出して見せたが・・・2つの内。キュータマを目にした瞬間にアザゼルだけで無く隣に座っていたシャムハザまでもが、驚愕した表情をして3人に詰め寄って来た。

 

アザゼル

「お前達!此れはさっき言ってた炎ツルギに渡されたのか!」

レイナーレ

「は、はい!正確には此のブラスターをツルギから渡されました。キュータマに付いては渡されたと言うよりは現れたと言った方が正しいです。」

シャムハザ

「現れた?どう言う事ですか?」

レイナーレ

「ツルギが言っていました。このキュータマは私達が宇宙の星々に認めら与えられた力、救世主の証だと。」

アザゼル

「救世主の証・・・」

 

取り敢えず落ち着きを取り戻した2人は改めて座り直してからアザゼルは再び質問を再開した。

 

アザゼル

「そのツルギって奴の事を詳しく聞かせてくれないか?」

レイナーレ

「ツルギは・・・私達3人を助けてドーナシークを失って心が折れてしまった私に立ち上がる支えになってくれました。そして獅子座の救世主シシレッドとして一緒に戦いツヨインダベーを倒してドーナシークの無念を晴らしてくれました。」

カラワーナ

「其れにツルギは個人としての実力も確かで操られていた私とミッテルトを無傷で救い更に状況に合った様々な武器を使い分け瞬時に対応する順応性もあります。そして何よりツルギには人を惹きつける魅力があると私は思いました。」

ミッテルト

「其れに獅子座以外にもサソリ座、カメレオン座、ワシ座、カジキ座の救世主にも変身するっす!何れも強くてカッコイイっす!」

シャムハザ

「其れほどの実力と力を持った人間がいるとは・・・アザゼル?どうしましたか?」

 

アザゼルは顎髭を撫でながら意を決したように話し始めた。

 

アザゼル

「其奴は・・・ツルギって男は・・・ホウオウのキュータマやホウオウを象った武器を持っていたか?」

レイナーレ

「ツルギが?ホウオウに関係した物を使っているのは見た事がありません。2人はどう?」

カラワーナ

「私も存じ上げません。もしかしたら私達が見ていないだけで持っているかも知れませんが。」

ミッテルト

「うちも分かんないっす?」

アザゼル

「そうか・・・悪かったなイキナリ変な事を聞いちまって。」

 

笑って話を切ったアザゼルだが表情には少し落胆した様にも見えた。

 

シャムハザ

「・・・兎に角これが今回の駒王町で起きた事のあらましでが、アザゼル如何しますか?幾ら脅されたとは言え彼女達が悪魔のテリトリーで起きた問題に関わってしまっているのは事実です。」

アザゼル

「そうだな〜〜〜如何したもんかね?お前達は如何したい?」

レイナーレ

「私達は・・・今回した事に対して責任を取らないといけません。ですからアザゼル様の指示に従い罪を償います・・・ツルギに会えなくなるのは残念ですが。」

アザゼル

「ったく。正直に言っちまえよ!お前達3人・・・そのツルギの事が好きで側にいたんだろ!」

 

ニヤケながら自分達のツルギへの恋心をアザゼル突かれて動揺するレイナーレとカラワーナに頬に手を当てイヤイヤポーズをして恥ずかしがるミッテルト。

 

レイナーレ

「アザゼル様!何時私達の気持ちに気付いたのですか!」

カラワーナ

「私達はツルギへの恋心やどう思っているかなど一言も口にしていないのに!」

ミッテルト

「そうっす!うちはツルギの事が大・大・大好きっす♡」

アザゼル

「あれだけ恋する乙女の表情をしてれば誰だって気づくぜ。隠すな隠すな!誰を好きになるんて其奴の自由なんだからな・・・さて、お前達の処分だが。」

 

ひとしきり笑って真面目な表情に戻ったアザゼル。

 

アザゼル

「まあ。お前達は巻き込まれだけなんだからな・・・無罪だ!もう気にする事はねえから安心しな。」

レイナーレ

「本当ですかアザゼル様!」

ミッテルト

「やったっす!此れでうちらツルギの所に行けるっす!」

カラワーナ

「しかし、何もお咎め無しにしてしまって宜しいのですか?下手をすれば悪魔側との問題に・・・」

アザゼル

「そんな事気にすんな!そう言う事は俺達、お偉いさんがする事だ。だが、少しでも何かしたいと思うなら・・・恐らくジャークマターは此れからも何か仕掛けて来るに違いない。その時はお前達が惚れたツルギの支えになってやれ・・・お前達も宇宙に選ばれた救世主なんだからな。」

レイナーレ・カラワーナ・ミッテルト

「「「はい!」」」

アザゼル

「よし。そうと決まれば!ほら、さっさと準備して愛しのツルギの元に行ってやりな。其れだけの男ならお前達の帰りをきっと待ってる筈だが・・・下手したら他の女が今頃アプローチしてるかも知れねぇぞ。」

 

アザゼルは3人をからかう様に冗談を口にするが、当の言われた3人はハッとした表情をして椅子から立ち上がった。

 

レイナーレ

「アザゼル様!今回の件はありがとうございました!ご好意に甘えて直ぐにツルギの元に戻らせて頂きますので失礼します!」

ミッテルト

「レイナーレ姉様急ぐっす!今頃一星がうちらのツルギにベタベタしてるに決まってるっす!早く戻るっす!」

カラワーナ

「レイナーレ様!ミッテルト!アザゼル様。シャムハザ様。慌ただしく申し訳ありません。何かあれば直ぐに報告いたします。」

アザゼル

「おう!遠慮せずに直ぐに報告するんだぞ。ほらカラワーナも急がないと置いて行かれちまうぞ!」

カラワーナ

「あ、はい!失礼致します!お待ち下さいレイナーレ様!ミッテルト!」

 

慌ただしく総督室から出て行く3人を見届けながらアザゼルは再び椅子に座り溜息を漏らした。

 

アザゼル

「キュータマを見た時に彼奴の武器に輝いていた物と同じだったから期待しちまったんだがな・・・ツルギって奴がもしかしたら俺達の恩人であり友人の・・・ホウオウソルジャーなんじゃねえのかと」

シャムハザ

「私も頭に過ぎりましたが冷静に考えればキュータマを持っているとは言え彼は人間、私達がジャークマターと戦ったのは何百年も前です。」

アザゼル

「そうだな。仮に人間のツルギがホウオウソルジャーだったとしても・・・今の時代より前に寿命を迎えちまう。」

シャムハザ

「その通りですね・・・出来ることなら彼にもう一度会いたいですが・・・ところでアザゼル、先程の話の続きですが。」

アザゼル

「クソ!覚えてやがったか・・・しかしさっきの話は無しにしても興味があるな・・・炎ツルギか。」

 

ツルギの事が頭から離れないアザゼルは、遠い過去の友人の事を思い出しながら再び始まった小言に頭を悩ませていた。

 

 

レイナーレ・カラワーナ・ミッテルト side end

 

 

レイナーレ達が堕天使領から飛び出した頃・・・駒王学園は土日休みだがオカルト研究部のメンバーは活動の為に旧校舎の部室に集まっていた。

 

一星

「おはようございます部長!」

アーシア

「お、お邪魔します。」

ツルギ

「そんな緊張しなくても大丈夫だアーシア。部長、おはようございます。」

リアス

「おはよう一星にツルギ。アーシア、昨日はよく休めたかしら?」

アーシア

「はい。やっぱりツルギさんの自宅が1番落ち着きます。」

ツルギ

「何を言ってるんだアーシア・・・俺の家だけど昨日からはアーシアの家でもあるんだぞ。」

アーシア

「そうでしたね。私達の自宅ですね。」

 

ツルギの言葉に笑顔で返すアーシア。すると入り口から朱乃が入って来たが。

 

朱乃

「アーシアちゃん良かったわ。ちょっと一緒に来て下さい。」

アーシア

「はい。分かりました。」

リアス

「朱乃よろしくね。」

 

アーシアを連れて直ぐに出て行ってしまう。部室に残された3人だが一星は気になっていた事がありリアスに質問する為に椅子に座った。

 

一星

「あの〜部長。気になっていたんですけどイーヴィル・ピースの駒って全部で15個あってポーンは8個ですよね。他のポーン達は一体どこにいるんですが?」

リアス

「あら?言ってなかったかしら。私のポーンは一星だけよ。」

一星

「え!私だけ?じゃあまだ他の駒は使ってないんですか?」

ツルギ

「いや一星。部長がお前を転生させる時に俺の記憶が確かなら、かなりの数の駒を使ってたぞ。」

一星

「嘘!私に一体何個使ったんですか部長!」

 

神器の正体を知った時と同じくらい驚いている一星に対してリアスは説明する為に口を付けていたティーカップを置いた。

 

リアス

「実はね。人間を悪魔に転生させる時に用いるイーヴィル・ピースは転生者の能力次第で消費する駒の数が増えるのよ。」

一星

「消費・・・?」

ツルギ

「チェスには、クィーンに対して9個、ルークに対して5個、ナイトとビショップに対して3個と、其々の駒に対してさっき言ったポーンの数と同じ価値があると言われる格言があるんだ。」

リアス

「ツルギの言う通りよ。一星を転生させる時にポーンの駒を使ってしまったのよ。」

一星

「・・・どう言う事ツルギ?」

 

リアスの説明が理解出来ずに難しい顔をしながらツルギを見る一星。

 

ツルギ

「簡単に言えば一星。お前にはポーンの駒8個分の価値があるって事だ。」

一星

「えーーーーー部長!私にポーンの駒全部使っちゃったんですか!」

リアス

「そうしないと貴女を転生させる事が出来なかったの。でも理由が分からなかったけど、昨日貴女の神器を見て確信したわ。」

ツルギ

「駒8個分の価値。其れは赤龍帝の籠手、ブーステッド・ギアですね部長。」

リアス

「ええ。あの時持っていた駒の中で他の駒では無くポーン8個出なければ貴女を転生させる事が出来なかったの、ポーンには未知数の力がある。私はその可能性に賭けたわ・・・結果貴女は最高だった。」

一星

「私に・・・其れだけの力が。」

ツルギ

「紅髪のルイン・プリンセスとブーステッド・ギア・・・赤と赤で相性バッチリかも知れませんね。」

リアス

「ふふ、そうかも知れないわね。一星、取り敢えず貴女は最強のポーンを目指しなさい。貴女ならきっと出来るわ!だって私の可愛い下僕だもの・・・強くなりなさい!」

一星

「はい部長!よっし!最強目指して頑張るぞ!」

 

立ち上がりガッポーズをして腕を突き上げる一星に近づきツルギに聞こえない様に囁くリアス。

 

リアス

「そうすれば大好きなツルギに気持ちを伝えられるようになるかもしれないわよ?」

一星

「ちょ!部長!其れとこれは関係なくて!」

リアス

「頑張りなさい・・・でも、私が一星とアーシアに出会えたのもツヨインダベーを倒す事が出来たのもツルギ。全部貴方のおかげよ。」

ツルギ

「そんな大袈裟ですよ。むしろ俺の方が部長が居てくれたおかげで一星とアーシアを失わずに済んだし、ツヨインダベーとの戦いやレイナーレ達を救い出すの集中出来たんです。お礼を言うのは俺の方です。」

リアス

「其れでも・・・」

 

ゆっくりツルギに近づくと、リアスは以前の様に背中に手を回しツルギを抱き締めた。

 

リアス

「その全ての中心には貴方がいる・・・貴方がいたから私にはもっと大切な物が増え可愛い眷属にも出会えた。何より、無茶ばかりして心配ばかりかけさせるけど失いたくない大切な存在が出来たわ。」

ツルギ

「部長。」

リアス

「だから改めて言わせてちょうだい・・・ありがとうツルギ。貴方に出会えた本当に良かった・・・此れはそのお礼よ。」

 

そう言ってツルギの額にキスするリアス。

 

一星・レイナーレ・カラワーナ・ミッテルト

「「「「あーーーーーーーーー!!!」」」」

アーシア

「ツ、ツルギさん!」

朱乃

「あら!大胆ですね部長。」

リアス

「あら?早かったわね朱乃、アーシア。」

ツルギ

「五月蝿いな一星。てか!何でレイナーレ達が此処にいるだよ!」

 

入り口に立つアーシアの隣で一星と同じ様な感じの叫びを上げるレイナーレ達に流石のツルギも驚いた。

 

レイナーレ

「総督に許しを貰ったから急いでブラスターの位置を頼りに此処まで来て!」

カラワーナ

「中に入ったらグレモリーのクィーンが此処の場所を教えてくれたので来て見たら!」

ミッテルト

「まさかの展開になっていて驚いたっす!まさかのグレモリーのお嬢様がそうしてるとは思わなかったっす!」

アーシア

「ツルギさんも部長さんの様な綺麗な方が良いですよね・・・でも私だって。」

ツルギ

「落ち着け4人とも!部長は唯、友人として俺にお礼を言っていただけで!」

一星

「ツ〜ル〜ギ!何また私の目の前で部長とベタベタしてるんだよ!」

 

部室が騒がしくなり始めた時にリアスが手を叩いた。

 

リアス

「はいはい!落ち着きなさい。さっきのキスは友人として今回の事へのお礼よ。貴方達が心配している事は無いわ。」

レイナーレ

「其れなら安心したわ・・・アッ!ツルギ、ただいま。」

カラワーナ

「ただいまツルギ。約束どおり此れから宜しく頼むぞ。」

ミッテルト

「ただいまっす!此れからはうちら3人とのラブラブ生活の始まりっすよツルギ♡」

一星

「ちょっと待ちなさいよミッテルト!私が認めないって言ったでしょう!」

ミッテルト

「一星には関係ないっす!」

カラワーナ

「私達とツルギとの約束に一星は関係無いはずだが!」

レイナーレ

「私達とツルギの間を邪魔しないで頂戴!」

一星

「関係あります〜〜〜!私はツルギの幼馴染なんです!」

 

まるで犬猿の仲の如く喧嘩をする一星とレイナーレ達。

 

ツルギ

「俺の周りは結局こんな感じなのか・・・ハァ〜〜〜。」

リアス

「ふふ。でも賑やかになって楽しくなって来たじゃない。其れに此の雰囲気が嫌いでは無いんでしょうツルギ?」

ツルギ

「そうですね・・・何気ない日常が1番落ち着きます。それにしてもアーシア。制服似合っていて可愛いぞ。」

アーシア

「本当ですかツルギさん。可愛いって言ってもらえて嬉しいです。」

 

ツルギからの”可愛い”に機嫌が戻ったアーシア。その場でターンしながらスカートを揺らし笑った。

 

アーシア

「ツルギさん。私今とっても幸せです。主よ私に幸福を齎して下さり感謝・・・ピャッ!!あ、頭が痛いです。」

リアス

「当たり前よ。悪魔が神に祈ればダメージぐらい受けるわ・・・でも、本当にいたい居場所を見つけられて良かったわねアーシア。」

アーシア

「はい部長さん。此れから改めてよろしくお願い致します。」

リアス

「期待しているわアーシア。何かあれば一星やツルギに私達がサポートするから頑張りなさい。」

アーシア

「はい!」

 

リアスからの期待に応えられるように返事をするアーシアと、其れを見て笑顔を見せるツルギ。

 

リアス

「ツルギ。アーシアは貴方と一星のクラスに入る事になるから、何かあればよろしくね。」

ツルギ

「はい部長・・・てか、良い加減しろ!一星もだがレイナーレ達も!」

一星

「だってツルギ!レイナーレ達が!」

ツルギ

「昨日も言ったがレイナーレ達が一緒に住むのを俺が約束したんだから決定事項だ!」

一星

「え〜〜〜〜〜〜!ズルイ!私も一緒に住みたい!」

ミッテルト

「流石ツルギ優しいっす!一星はうちらのラブラブ生活には、お邪魔なんっす!」

一星

「ミッテルト〜〜〜!アンタね!」

ツルギ

「良い加減にしろーーーーーー!!!」

 

全く治らない事態にツルギが絶叫していると、入り口から木場と小猫の姿が見えた。

 

木場

「おはようございます。随分賑やかと思ったら。」

小猫

「成る程、納得しました。」

ツルギ

「木場!小猫ちゃん!何とかしてくれ〜〜〜。」

リアス

「こう言う雰囲気はやっぱりいいわ・・・さあ!ツルギの予想通り3人増えて全員揃った事だから新しい仲間や後輩への、ささやかな歓迎パーティーを始めましょうか!」

 

リアスが指を鳴らすとテーブルにケーキと人数分の取り皿とティーカップ更に紅茶が入ったティーポットなどが所狭しと並んだ。

 

ツルギ

「このケーキは部長が作ったんですか?凄いです!」

リアス

「こ、小麦粉が余っていたから偶々・・・偶々作っただけよ!」

朱乃

「あらあら〜今朝早く来て”美味しいと言ってくれるかしらツルギは“と、言って作っていたのは誰だったかしら?」

リアス

「ちょっと!朱乃!」

ツルギ

「ありがとうございます部長。部長からのご厚意、美味しい頂きます。」

リアス

「そ、そう。喜んでくれたならいいわ。さあ!早く切り分けて皆んなで食べましょう。」

 

少し照れて誤魔化す様にケーキを切り分け始めるリアス。

 

一星

「美味しそ〜〜〜あ!でもどうせならツルギのケーキも食べたかったな。」

ツルギ

「俺もケーキじゃ無いけどカップケーキなら作って来たぞ。アーシアと一緒に朝から作ったからな。」

アーシア

「初めて作りましたけど、ツルギさんから教えて貰って上手に作れました。」

 

そう言って鞄からカップケーキを取り出す2人。

 

小猫

「ツルギ先輩のケーキ!先輩早く食べたいです!」

ミッテルト

「ちょっと待った!先ず恋人のうちが先っす!」

小猫

「私が先です!」

木場

「まあまあ2人とも。ツルギ君が全員分作ってるから焦らなくても大丈夫だよ。」

アーシア

「そうですよ。私が作った分もありますから、小猫ちゃん。ミッテルトちゃん。」

 

カップケーキを巡り小猫とミッテルトが喧嘩したり。

 

レイナーレ

「ツルギ。はい、あ〜〜〜〜ん♡」

一星

「何ツルギにあ〜ん。して食べさせようとしてるの!其れは私の特権でしょう!」

カラワーナ

「其れは如何なものかと思うぞ一星!そんな特権など無効だ!」

朱乃

「なら〜私が代わりにツルギ君に食べさせて上げますわ。ツルギ君、あ〜〜〜ん♡」

ツルギ

「恥ずかしいですよ朱乃さん・・・でも、美味しいです。」

一星・レイナーレ・カラワーナ

「「「先越された!」」」

 

ツルギに食べさせようと言い合っている隙に朱乃に権利を奪われる3人。

 

皆んなで和気藹々と楽しんでいる中でリアスだけは少し表情が暗く鬱向いていた。

 

 

一方・・・ある屋敷の中で。

 

 

???

「お兄様。式の準備は順調ですの?」

???

「ああ。問題など・・・無い!」

 

 

リアスの写る写真を持った若い男が1人、顔を綻ばせ笑っていた。

 

 

次の戦いの幕開けはすぐである・・・




はい、第15話は如何でしたか?

今回は堕天使3人の内、レイナーレことヒュッケバインヴァイオレットの解説をしたいと思います。

・ヒュッケバインヴァイオレット
(元ネタはスーパーロボット大戦OGのエグゼクスバインにキュウレンジャー要素を足した物です。)

・凶鳥の眷属と呼ばれるヒュッケバインの力を宿したヒュッケバインキュータマでレイナーレがスターチェンジした姿。
その名に違わぬ力を持ち凄まじい強度と機動性を持つキュースライダーは体から分離させて意思で遠隔操作できる武器で、射撃・接近・防御と言った様々な使い方ができる万能装備。
手持ち盾に収納された武器のキューセイバーはキューザウェポンの様に組み替えることが出来ないがパワー型の大剣のとは違い、キューソード以上の切れ味を持ちバランス型に仕上がっており更に持ち手の上部にキュータマをセットし必殺技のデトネーターインパクトを放つ。

・ヒュッケバインキュータマ
(元ネタは遊戯王のブラックフェザードラゴン。キュータマデザインはブラックフェザーのカードデザインに近いイメージです。)
・凶鳥の眷属と呼ばれドイツ語で直訳した醜い脚の意味もある死をもたらす力を持ったキュータマ。元々堕天使であるレイナーレの力に共鳴して誕生したので今までのキュータマとは全く違う物になっているが、その力は強い意志によって仲間を守護し敵に対して畏怖の対象になるだろう。

・キュースライダー
(元ネタは同じくエグゼクスバインのTーLINKスライダー。)
・ヒュッケバインヴァイオレット専用装備で遠隔操作によって、本体接続部からキューエナジーを発射する射撃形態のショットモード・突起部分にキューエナジーを纏わせ突撃させる接近形態のスライダーモード・接続部から180度回転させてキューエナジーのシールドを展開する防御形態のガードモード、これら3形態を基本状態で運用する武器。他にもガードモードの状態にキューエナジーを纏わせ回転ブレードに敵を切り裂くリッパーモードなどもある。

・キューセイバー、キューストライカー
(元ネタはエグゼクスバインのストライクシールドとTーLINKセイバー。)
・これもヒュッケバインヴァイオレット専用装備で通常は左手に装備されたキューストライカーにキューセイバーが収納されチェンジしなくても使用出来るが必殺技を放っにはやはりチェンジしないといけない。
大剣でパワー型のキューソードに対して普通の剣サイズでバランス型なので扱い易くキューストライカーを組み合わせた一進一退の戦いが出来る。
キューストライカーは盾だけでなく打突武器としても使用出来る。

今回の解説は以上です。

次回から第2章に突入します。まだ出ていないキュウレンジャーやツルギの語られていない過去にも迫りますので、お楽しみに。

では次回、第16話でお会いしましょう。
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