ハイスクールD×D 究極の救世主・大星団の輝き 作:イマジナリ
今年も色々あるかと思いますが頑張りますので、此の作品を見て頂ければ励みになり幸いです。
明日のルパパトやジオウが楽しみです。特にウォズの登場が。
では、第20話をどうぞ!
第20話 縁談での一触即発!己を見つめさせる牡牛座の救世主
ツルギ
「さあ!俺が相手だ・・・かかって来い!」
一星
「私もツルギと一緒に相手をして貰おうかな!」
キューザウェポンをキュークローに組み替え腰を落とし、前に突き出した左手の指を挑発する様に動かし構えるツルギ。
ブーステッド・ギアを反対の手を添え、指をボキッボキッ鳴らしながらツルギとは反対に構えリアスを守る様に並び立つ一星。
ライザー
「イザベラ!俺に手を出した其処の人間を片付けろ!ミラは其方のポーンの相手をしてやれ。何れは俺の眷属になる女だ・・・だから決して傷付けるな!」
イザベラ
「ライザー様・・・分かりました。行くぞミラ!」
ミラ
「わ、分かった。イザベラ。」
ライザーからの指示で茶髪に所々に赤いメッシュの入った髪に顔半分を仮面で覆った長身の大人な女性の魅力があるイザベラと、青髪を2つに分けた様なツインテールし少し道着の様な服を着た幼さが残るミラが、棍を回しナックルグローブを確認しながら前に出て来た。
イザベラ
「ライザー様のご命令だ!悪いが容赦はしな・・・!」
ツルギ
「悪いが俺の相手はライザーだ。だから・・・此れで眠っていてくれ。」
『オヒツジキュータマ!セ・イ・ザ・アタック!』
イザベラ
「しまった!いつの間に懐に・・・ウッ!スゥ〜〜スゥ〜〜。」
ツルギ
「おっと!良かった。」
ユーベルーナ
「イザベラ!」
ツルギ
「ダメージは無い、眠っているだけだ。」
話してる隙に懐に入られオヒツジキュータマをセットしたブラスターの銃口を顔面に突き付けられたイザベラは、全く反応出来ずその力からの強烈な睡魔によって意識を失い倒れてしまう。
其れを床とイザベラの間に体を滑り込ませ優しく受け止める様に抱き止めるツルギ。
其処にパープルカラーの髪を腰まで伸ばしたロングヘアーに胸元が開き白いマントを付けドレスに似た服を着たユーベルーナが、心配しイザベラの側に駆け寄ってきたがツルギから無事を聞かされて安堵の表情を浮かべた。
ライザー
「何!イザベラを嗚呼も簡単に・・・ミラ!」
ミラ
「はっ!ライザー様の為に!」
一星
「遅い!遅い!そんな単調な攻撃は見え見えだよ!」
ミラ
「なら!此れでどうだ!!」
一星
「踏み込みが甘い!其れにツルギの攻撃に比べたら全然軽い!ハァァァァ!!」
ミラ
「キャァァァーーーーーー!?」
ミラの棍を用いた連続攻撃を躱していく一星。
長物で扱いが難しい棍を自分の手足のように扱い素早い攻撃を繰り出すミラの腕は確かで攻撃も正確無比だが、其れ故に狙い所や動きが読み易く特訓で少しずつ実力を付けている一星には容易く見切る。
一旦距離を取り力を込めた突きを放ったが怯むことなく正面から棍を掴み攻撃を受け止めてみせる一星。特訓の中にはブーステッド・ギアを使った実践形式の内容もあり、その中でキュウレンジャーとして相手をするツルギの受け止めきれ無い重い一撃を毎回受けているのでミラの攻撃を受け止めて反撃する事など今の一星には問題無い。
リアス
「凄いわ一星!」
一星
「伊達に毎日ツルギに虐められていませんから部長!」
ツルギ
「おい一星!何人聞きの悪い事言ってるんだ!」
ミラ
「も、申し訳ありません。ライザー様。」
ライザー
「・・・この役立たずが!」
ミラ
「ヒッ!・・・あ、あれ?」
ツルギ
「今・・・この子に何をする気だった・・・ライザー!」
片膝をつき頭を下げた謝罪に対して腕を振り上げ殴ろうとするライザーの行動に恐怖から目を瞑り咄嗟を上げた腕を前に持って来るミラ。
しかしライザー腕は先程のイザベラの様に腕の中にミラ抱き抱えるようにしたツルギによって止められていた。
ライザー
「何をする気だったって・・・あけっ無く負けた此奴に罰を与えようとしただけだ!其れの何が悪い?」
ツルギ
「確かにこの子は一星に負けた・・・だが!この子はお前の眷属だろ!お前の為に戦かってお前の為に全力を出したこの子を対して何故そんな事が出来る!」
ライザー
「眷属だからだ!此奴ら全員が言わば俺の奴隷・・・所有物なんだよ!所有物をどうしょうが所持者である俺の自由。此奴は眷属達の中でも最弱!普通なら遠に捨てているところだが、強さ以外は俺の好みだから側に置いてやっているんだ!寧ろ感謝されるべきだがな。」
ツルギ
「何処まで身勝手な考えなんだライザー!主人と眷属はそんな関係じゃない。少なくとも俺が知ってる関係はそんなものじゃ無い!・・・部長と一星達にソーナ会長と匙達がそうだった見たいに、だからこそ・・・俺はお前の考えを否定する!!」
ミラ
「・・・」
ライザー
「己れ言わせていれば人間の分際で付け上がりやがって!余程死にたいらしいな貴様!!」
グレイフィア
「おやめ下さいライザー様!これ以上の行動はサーゼクス様に使える者として見過ごせません。其れとも今この瞬間にフェニックス家の評判を更に地に落とされるつもりですか!」
ライザー
「クッ・・・分かりました。貴女にそう言われては大人しくしましょう。運が良かったな人間!」
悪態をつきながらグレイフィアの言葉に渋々従い距離を取るライザー。ツルギも変身を解除してリアスの所に戻ろうとした時、袖を引っ張っぱられたので振り返ると・・・
ミラ
「あ、あの!・・・さっきは、ありがとうございました。」
ツルギ
「怪我がなくて良かった。大丈夫か?」
ミラ
「はい!大丈夫です。あの・・・何で助けてくれたんですか?」
ツルギ
「俺は目の前で誰かが傷付くのを見たく・・・其れだけだ。」
ライザー
「何をしているミラ!早く戻れ!」
ミラ
「は、はい。ライザー様!本当にありがとうございました。」
深々と頭を下げて眷属達の中に戻って行くミラを確認しライザーと対する様に座るリアスの横に戻るツルギ。其れを確認するとグレイフィアが2人に提案を出した。
グレイフィア
「ライザー様。リアス様。サーゼクス様がもし話し合いで解決しなければレーティングゲームを行い決める事を提案する様に仰せつかっております。」
アーシア
「レーティングゲームは確か眷属同士を戦わせる物ですよね?」
木場
「そうだよアーシアさん。でも・・・」
小猫
「成人していない悪魔には正式なゲームへの参加資格が無い筈ですけど?」
ツルギ
「恐らく話し振りからして非公式のゲームを行うんだろう。」
朱乃
「レーティングゲームは身内同士や御家同士にいがみ合いを解決する時などでも行われるんですよ。」
レーティングゲームの提案に驚くアーシア達と冷静に事態を把握しているツルギと朱乃。
レイナーレ
「つまりリアスの意思を押し通す為にはレーティングゲームに勝てって言う事ね。如何にも予想してた見たいに提案していたけど?」
カラワーナ
「恐らく魔王サーゼクス・ルシファーや御家族はリアスが拒否するのを分かっていていたんでしょう。」
ミッテルト
「でも納得出来ないっす!ゲームで結婚を決めるなんて、ウチは好きな人と添い遂げたいって気持ち分かるっす。」
リアスの人生や願いをゲームの勝敗で決定する事に納得がいかないレイナーレ達。
グレイフィア
「如何なさいますかリアス様。レーティングゲームを拒否なさいますか?」
リアス
「まさか!良い機会だわ。ライザー!貴方を消し飛ばして私は自分の意思を貫いて見せるわ!」
ライザー
「へぇ〜受けちゃうんだ。俺は既に公式のレーティングゲームで何度も勝利しているがそう言うなら仕方ないな。但し負ければ即俺と結婚して貰うからなリアス。」
リアス
「良いわ!覚悟しなさいライザー。」
ライザー
「だが・・・見た所君の眷属は其処の人間と堕天使3人を除いた5人。其れに対して此方はフルメンバー。どう考えても勝ち目があるとは思えないが?」
リアス
「其れでも私は、私の眷属達ならやってくれると信じて戦うだけよ!絶対に諦めたり何てしな・・・ツ、ツルギ?」
ツルギ
「部長の覚悟・・・見せて貰いました。俺も一緒に戦います!部長の願いを守る為に!」
リアスの肩に手を置き力強い眼差しを向け共に戦うと宣言するツルギ。
ライザー
「人間である貴様には関係無い!」
ツルギ
「関係ある!俺は此のオカルト研究部の部員で後輩だ!其れに部長の願いを笑ったお前を俺は友人として絶対に許さん!」
ライザー
「良いだろう!其処まで言うなら貴様も一緒に叩き潰すだけだ!覚悟しておけ!行くぞ眷属達よ。」
お決まりの様な捨て台詞を吐きながらライザーは現れた時と同じ魔法陣を展開し眷属達を引き連れてジャンプした。その中で小さくツルギの方を見て会釈するミラに軽く手を振り、見送ったツルギが振り返ると其処には心配そうな表情をしたリアスが。
リアス
「ツルギ!何故あんな事を言ったの!此れは私の問題、関係の無い貴方を巻き込みたく無いわ!」
ツルギ
「違いますよ部長。此れは俺の意思・・・部長の願いを護りたいと思う俺の我が儘ですから。だから俺も一緒に戦います・・・部長の望み、未来を護る為に!」
リアス
「でも・・・」
朱乃
「部長。ツルギ君が一度言い出したら聞かない子なのは私達が1番理解しているじゃありませんか。いくら言ってもツルギ君が意思を曲げる事はありませんわ。」
リアス
「そうね・・・ツルギはそう言う男の子よね。ツルギ・・・ありがとう。」
ツルギ
「何を言っているんですか部長。そんなの当然ですよ!」
決意を新たに共に戦ってくれるツルギと握手をするリアス。
其処に少し表情に笑顔を交えたグレイフィアが近寄りツルギとリアスに話を始めた。
グレイフィア
「ツルギ様。貴方様の参加は私がサーゼクス様にお伝えします。リアス様も其れで宜しいですか?」
リアス
「ええ。宜しくねグレイフィア。」
グレイフィア
「はい承りましたリアス様・・・処でツルギ様。此処から私はグレモリー家に使える使用人としてでは無く、1人のグレイフィア・ルキグフスとして話をさせて頂けますか?」
ツルギ
「え?・・・はい、構いませんが。」
改めてツルギの方を向き直したグレイフィアは深々と頭を下げた。
グレイフィア
「今回の事・・・リアスの事をよろしくお願い致します。」
ツルギ
「グレイフィアさん?」
グレイフィア
「使用人としては旦那様やサーゼクス様の仰る通りにしなければなりませんが私個人としては今回の縁談には反対しています。ライザー様の評価はあまり良くありません。女性癖が悪く眷属をまるで使い捨ての奴隷の様に扱う、其の噂が流れフェニックス家の名に泥を塗っているのに改心しないなど様々あります。」
ツルギ
「そうなんですか・・・何処か可笑しな男とは思っていましたが、まさか其処まで酷いとは。」
グレイフィア
「リアスは私にとって妹の様な存在、だから本当に愛する人と一緒になって幸せになって欲しいのです。私の様に・・・思いを伝えることが出来ずに二度と愛する方と添い遂げる事も姿も見る事も出来ない辛い思いをして欲しくはありません。」
ツルギ
「・・・」
グレイフィア
「・・・ですからツルギ様。リアスの事をよろしくお願い致します。」
ツルギ
「グレイフィアさんの思いしっかりと受け取りました・・・部長の事は任せて下さい。」
グレイフィアの思いを胸に刻みリアスの明日を奪おうとするライザーの闇を払拭する為に、そして1人の男として又リアスの友人として救世主の力を振る事を決めたツルギ。
グレイフィア
「よろしくお願い致します・・・では、リアス様。私はこの事を報告する為に戻ります。詳しい日程などが決まりましたら此方からお伝え致します。」
リアス
「グレイフィア、貴女の思い嬉しかったわ。諦めないわ!最後の最後まで!」
グレイフィア
「変わられましたね・・・ツルギ様のお陰でしょうか?」
リアス
「な、何を言っているのグレイフィア!」
グレイフィア
「相変わらず初心ねリアスは・・・御武運を祈っておりますリアス様。」
リアス
「ええ、ありがとう。」
リアスに励ましの言葉を残してグレイフィアは魔法陣でジャンプし帰って行った。
その後日時が10日後と聞かされ猶予はないと考えたリアスの提案で翌日から特訓に入る事になり人間界のグレモリー家所有の別荘に向かう事になり、事情を説明され納得したソーナが全員を公欠あつかいにしてくれた。
次の日、準備を終えたオカルト研究部のメンバーと仮顧問のカラワーナに食事や特訓相手などをしてくれると言ってククルとシルヴァ更には自宅に1匹では可哀想なのでシーザーも連れて来たツルギ達は、現在険しい山道を別荘を目指して登っていた。
ククル
「一星!ほら〜ファイト!頑張れ〜!頑張れ〜!」
シーザー
「ガゥ!ガゥ〜〜〜〜ン!」
リアス
「しっかりしなさい一星!体力をつける事が貴女の課題なんのだから・・・ほら!シャキッとしなさい!」
一星
「唯でさえ最近のツルギの特訓がスパルタなのに!其れに部長とオマケにククル姉まで加わるなんて地獄だ!!」
レイナーレ
「ほら!文句言ってないで腰に力を入れてしっかりと歩きなさい一星!」
肩にシーザーを乗せたククルの可愛らしい応援とリアスとレイナーレからの叱咤激励に最近のシゴキとも呼べる早朝のツルギとの特訓に参っている一星は巨大な荷物を背負いながら既にグロッキー状態。
アーシア
「一星さん大丈夫でしょうか?特訓とは言えあれ程の荷物を運ぶのは大変では無いでしょうか?」
ミッテルト
「気にする事無いっすよアーシア。部長が特訓の一環って言ってたんだから問題無いっす!」
シルヴァ
「そう思うのならアーシア。恐らく一星の特訓が1番大変だろうから、食事や様々な事でしっかりと英気を養い疲れが取れる様に協力すれば良いんだ。」
アーシア
「はい。シルヴァお姉ちゃん。」
リアス達の隣で心配そうに一星を見つめるアーシアに優しくアドバイスするシルヴァと、バッサリと一星を切り捨てる言葉を言うミッテルト。
ツルギ
「おっ!タラの芽だ。はかまの部分を切って天ぷらにすると美味しいだよな!」
木場
「こっちにはゼンマイがあるよ。此れも美味しいんだよね。」
朱乃
「セリもこんなに沢山!此れは今日の夕食の汁物にピッタリですね。」
カラワーナ
「ワラビもあったぞ。アク抜きをすれば美味しかった筈だ。」
小猫
「野イチゴもありました。ツルギ先輩。今日のデザートはお願いします!」
ツルギ
「任せてくれ小猫ちゃん。野イチゴのパイを作るから。」
一星達の後ろでは、更に巨大な荷物を背負った木場・小猫・ツルギの3人にカラワーナと朱乃が春の山々の恵みをピックニック中の散策をしている感じで集めていた。
一星
「ツルギ〜〜〜皆んな〜〜〜助けてよ〜〜〜!」
ツルギ
「助けたら特訓にならないだろう。レイナーレも言ってたが、ほら!しっかりと腰を踏ん張って歩け!」
木場
「ごめんね一星さん。部長から”手伝っては駄目”と、言われているから頑張って。」
朱乃
「着実に力を付けるために為の特訓ですから、頑張って下さい一星ちゃん。」
カラワーナ
「諦めるんだな一星。此処にいる面子に甘い輩は1人も居ないのだから。」
小猫
「あと少しで到着ですから一星先輩。もう少し頑張りましょう。」
一星
「ありがとう小猫ちゃん。」
一星は半分涙目になりながらも皆んなからの励ましの甲斐があって無事に別荘に到着した面々だったが一星は特訓前から既にグッタリしていた。
全員で持って来た食材や大量の荷物を出して手分けして片付ける事になった。粗方の荷物が片付き自分達の荷物を取りに再び別荘前に集まるツルギ達。
リアス
「其れじゃあ皆んな。割り当てられた部屋で着替えたら又此処に集合よ。」
その言葉で各部屋に向かう女性陣に対して残されたツルギと木場の2人。
木場
「僕達も部屋に向かおうかツルギ君。」
ツルギ
「そうだな。てか中々男子2人になる事が無かったな?」
木場
「そうだね。ツルギ君は一星さんやアーシアさんのサポートやビラ配りが殆どだったからね。僕と一緒に活動するの初めてだね。」
ツルギ
「そうだな・・・あっ!この部屋だな。」
自分達の部屋に到着し荷物から着替えを取り出し着替え始めようとするツルギだが、背後から視線を感じ振り向くと木場が此方を見ていた。
ツルギ
「どうした木場?俺の方を見て?」
木場
「振り向いて覗かないでねツルギ君。」
ツルギ
「木場がそう言うなら分かった。男同士でも恥ずかしくて見られたく無いって言うのはあるからな。安心しろ絶対に振り向かないから。」
木場
「ありがとうツルギ君。」
木場から要望に気を使い振り向かずに了承したツルギはバックからジャージを取り出して着替え始め下を履き終えた所で。
木場
「もう大丈夫だよツルギ君。」
ツルギ
「てか早いな着替えるの!どうやったら其れだけ早く出来るんだ?・・・分かった!既に中に着てたな木場!」
木場
「違うよ。ちょっと着替えるのが早いだけさ。其れよきっと全員集まっている筈だよ。」
ツルギ
「そうだな。よし!行くか。」
ジャージの上着を羽織り部屋を出て玄関前に戻る。
別荘前には夕食の準備をしているククルとシルヴァにレイナーレ達3人以外の全員が集まっていた。
リアス
「祐斗、大丈夫だった?」
木場
「はい。ツルギ君が気を使ってくれたので問題ありません。」
ツルギ
「まさか木場が着替えを見られるのが恥ずかしいとは思わなかったがな。」
リアス
「誰にだってそう言う物はあるわよツルギ。例えば・・・一星の学生手帳の中に・・・」
一星
「ワァ〜〜〜〜〜〜!?ストップ!ストップーーー!!止めて下さいよ部長!特にツルギに知られたく無いんですから!」
ツルギ
「何か隠してるな一星!正直に話せ!俺には見せられない物か!」
一星
「なんで木場には追求しなかったのに私にはするんだよ!!馬鹿ツルギ!!」
言える訳がない。何故なら・・・入学の時にツルギとのツーショット写真を入れているなんて言える訳が無いのだ。以前に部室でニヤニヤしながら写真を見ていた一星を見ていたから知っているのだが、リアスは見られていたと知った時の一星の表示が今でも鮮明に覚えている。
リアス
「ほらほら2人とも。そろそろ特訓に入るから喧嘩やめなさい。」
一星
「分かりました部長。この話は終わり!分かったツルギ!」
ツルギ
「分かった分かった!だから睨むな一星。悪かった。」
リアス
「よろしい・・・さあ!特訓を始めるわよ。先ずは」
ツルギ
「部長。先ず最初に自分や仲間たちの実力を知る事から始めるべきだと俺は思います。其れを把握して無いと戦い方や戦局に合わせた連携が出来ませんから。」
リアス
「確かにそうね・・・ツルギはその為に何をすべきだと考えているのかしら?」
ツルギ
「その為に1度戦わせて下さい。魔力型の部長に朱乃さんとアーシアは別としても、前衛型の木場に小猫ちゃん。あと一星。」
ツルギが特訓の一環として己の現状を理解して貰う為に提案したのは一種の模擬戦だった。
一星
「ツルギ。私は何時も組手をして貰っているからしなくても。」
ツルギ
「何言ってるんだ一星・・・一切手加減無しの本気の勝負だ!」
一星
「本気のツルギとの・・・勝負!」
何時ものツルギから全く出ないような凄まじ威圧感と闘志に、思わず身震いしてしまう一星。背後にいたリアスや朱乃達にもツルギの本気が伝わった様で微かに震え汗をかいていた。
リアス
「此れがツルギの・・・救世主としての本気!」
朱乃
「とてつもない威圧感!救世主の名は伊達ではありませんね。」
木場
「この状態のツルギ君との手合わせ・・・思わず武者震いが出てしまうよ!」
小猫
「きっとツルギ先輩は此の特訓中に私達の腕を上げりつもりなんですね。」
アーシア
「凄いですツルギさん!私も改めて頑張ります!」
ツルギの今回の特訓に掛ける思いを痛烈に感じ気を引き締め直すリアス達。
ツルギ
「怪我を負わせる事は決してしませんから部長・・・お願いします!」
リアス
「・・・分かったわツルギ。貴方の胸をしっかりと借りさせて貰うわ!最初は貴女からよ一星!」
一星
「はい部長!今の・・・私の全てを・・・ツルギに見せる!!」
ツルギ
「そうだ!遠慮は要らない一星!お前の全てを俺にぶつけて来い!!」
一星
「行くぞ!ブーステッドーーー!!ギアーーー!!!」
『ブースト!!』
一星の危機氏に勝る叫びを受けてブーステッド・ギアが光を放ち輝きを増しながら力を倍化させていく。其れから数回、系10回倍化した所で此れ以上の無理な倍化は止めて問題無く戦える状態にして模擬戦の準備を終えた。
一星
「此れが今の私とブーステッド・ギアの全力だ!!」
『エクスプロージョン!!』
ツルギ
「10回の倍化・・・最初に比べたら此れぐらい倍化は問題なくなったな。凄いぞ一星!」
一星
「感謝してるよ!毎日ツルギが特訓してくれたお陰で此処までなら問題無くなったから!」
ツルギ
「そうか・・・なら俺も行くぞ!マワスライド!」
『オウシキュータマ!セ・イ・ザ・チェンジ!』
ツルギ
「スターチェンジ!」
スターチェンジしたツルギの姿は目のバイザーに当たる部分がツノの様に伸び身体つきががっしりとしたマッシブ体型。
真っ黒なアンダースーツと肩にアーマーを装着した牡牛座の救世主のオウシブラックの姿になり、握り込んだ両手を激しく打ち付け合わせクロスさせながらプロレスラーの様な構えを取った。
ツルギ
「リングスター!オウシブラック!」
一星
「牡牛座の・・・救世主!」
ツルギ
「猛牛の荒ぶるパワーを阻める者無し!」
はい!第20話は如何でしたでしょうか?
今回は前回に引き続きオオカミブルーと新しくオウシブラックを登場させました。
オオカミブルーの戦闘が少なかったですが、レーティングゲームの中でしっかりと出しますのでお待ち下さい。
勿論、オウシブラックもゲームに登場しますので。
ライザーに関しては後々は更生して出しますが今はかなり酷いキャラとして出してます。ご了承下さい。
では、次回の第21話でお会いしましょう!