ハイスクールD×D 究極の救世主・大星団の輝き 作:イマジナリ
本日は少し早めに投稿しました。
今回はオカルト研究部の癒しの存在とサブで分かってしまっていますが、代表的な宇宙一ラッキーな戦士の登場です。
今日のルパレン・パトレンも面白かったですね。
サイレンストライカーは結局はノエルが所持するみたいになりましたね。
では、第5話をどうぞ。
第5話 力の秘密・か弱きシスターと獅子座の戦士の誕生!
ツルギ
「先ず何から話すべきか・・・」
今ツルギは何からリアス達に説明するべきか悩んでいた。彼女達のことや一星の事は信頼しているが、全てを話すべきとも思う一方で時期尚早な気もしていた。考えた末にツルギは自分の過去と力の根幹に関わる事、即ちククルとシルヴァしか知らない事は時期を見て話すことにして以外の事を話し始めた。
ツルギ
「先ず俺の力は星座に息づく生命の集合パワーのキューエナジーを内包した此のキュータマと呼ばれる物の力だ。」
リアス
「キュータマ?そんな神器は聞いた事がないわ。」
ツルギ
「此れは神器とは全く違いますよリアスさん。キュータマは其れを象徴する星座が誕生と同時に形作られた物・・・詰まりは星の力そのものなんです。」
リアス
「星の・・・力。」
リアスの言葉に頷きながらツルギは懐から複数のキュータマを机に並べた。
ツルギ
「キュータマには主に分けて2種がある。此処にあるのが全部では無いが、こっちのナンバー1から9までがチェンジキュータマで反対側にあるのが全てスキルキュータマと呼ばれている物だ。」
朱乃
「ツルギ君。2種のキュータマの違いは一体何ですの?」
ツルギ
「先ずスキルキュータマは各星座の力を発揮する物で様々な種類がある例えば此のフタゴキュータマを使えば。」
ツルギはフタゴキュータマを左腕に取り出し装着したセイザブラスターにセットして手前1回倒し後方のグリップを倒して床に向けてトリガーを引いた。
『フタゴキュータマ!セ・イ・ザ・アタック!』
正面に双子座を模した光が現れてツルギを包んだ瞬間、ツルギが2人になった。
ツルギ
「「此れを使えば双子座の名の通り使った者の分身を出現させる事が出来る」」
朱乃
「あらあら、ツルギ君が2人になるなんて。成る程、簡単に言い換えれば星座の技を発動させる事が出来るキュータマという事ですね。」
ツルギ
「「そうです朱乃さん。」」
ブラスターからキュータマを外しながらツルギが答えると、分身は光となって消えてしまった。
ツルギ
「チェンジキュータマの前に此のセイザブラスターに付いて先に説明する。此れはキュータマの力を発揮させる事が出来る物でさっきやった見たいにキュータマをセットする事で力を使え、更にはキュータマ無しでも常時ブラスターとして使える。」
小猫
「まるで流れ星みたいですねツルギ先輩。」
ツルギ
「キュータマの力・・・星の力と輝きを放つ物だから、星に掛けて流れ星の形をしているんだ。」
小猫にブラスターの正面を向けて笑顔で答えるツルギ。
ツルギ
「そしてスキルキュータマより強力で宇宙でたった1つずつしか無いのが・・・此のチェンジキュータマだ。」
木場
「宇宙でたった1つ・・・此の9個のキュータマはそんなに特別な物なんだね。」
ツルギ
「そうだ。チェンジキュータマはその星座に選ばれた者だけが使える究極の救世主の証でもある。」
真剣な表情でキュータマを持ち木場に返事をする。
一星
「選ばれた者って事はツルギはキュータマに選ばれた救世主って事かよ!」
ツルギ
「一応そうなるな一星。」
一星
「ならツルギはどのキュータマに選ばれたんだ!教えてくれよ。」
一星のその一言にツルギは少し顔を伏せた・・・リアスはその一瞬の表情を見逃さなかった。
ツルギ
「俺は・・・俺は全てのキュータマに選ばれた男だぞ!」
一星
「9個全てに認められたって事かよ!ツルギ凄え!」
ツルギ
「当たり前だ!俺様を誰だと思っている!」
一星
「出った〜〜〜ツルギの時々出る。俺様っぷり!えらそうにしちゃってさ〜〜〜ツルギの癖に!」
ツルギ
「一星、今なんて言った!」
再び2人の言い合いが始まりそうなのを間に入って止める木場と小猫、更には2人を諭そうとする朱乃。騒がしい中、リアスはツルギの一瞬の中に見えた表情・・・哀しみを宿した表情が頭から離れなかった。
何とか2人が落ち着き席に戻った所でリアスが口を開いた。
リアス
「ツルギ君、一先ず貴方の力に付いては分かったわ。次は貴方自身のことに付いて話してくれるかしら・・・貴方がその力を手に入れた過去について。」
朱乃
「そう言えば一星ちゃんならツルギ君の過去に付いて知っているんじゃ無いですか?」
一星
「それが朱乃さん。ツルギの奴たら自分の過去に付いて一切話してくれないんですよ!私が何度聞いても”またいつの日かな“って言って誤魔化すんですよ!」
木場
「一星さんにも知られたく無い過去ぐらいあるでしょう?」
一星
「まあ、1つや2つあるけど・・・でも!」
小猫
「あまり追求しすぎるのは良くありませんよ一星先輩・・・部長、ツルギ先輩の過去に付いては今はまだ聞かない方がいいと思いますが?」
リアス
「・・・ツルギ君は如何する?辛い事なら無理に話す事はないわ。辛い事を話して欲しいと言った私の方が謝るわ。ごめんない。」
そう言うとリアスは深く頭を下げて謝罪した。
ツルギ
「気にしないで下さいリアスさん・・・今まだ話せません。ですがいずれ必ず話しますから・・・その時まで待ってくれますか?」
リアス
「勿論よ!貴方は可愛い後輩で、私の友人なのだからね。」
ツルギ
「ゆ、友人!あ、ありがとうございますリアスさん。う、嬉しいです。」
リアスからの”友人"の言葉の喜びから笑顔になるツルギ。
一星
「何部長を見てニヤニヤしてるんだよ馬鹿ツルギ!私が似たようなこと言ったら”大丈夫か?“って言ったくせに!」
ツルギ
「危ね!こら一星、神器を出して殴り掛かってくんな!俺を殺す気かコラ!」
一星
「あの時死ねなかった代わりに私が殺してやる〜〜〜!」
部室の中でリアス達から説明を受けて出せるようになった神器を構えてツルギを追います一星、この場の雰囲気の良さに笑いながら2人を見ている木場・小猫・朱乃。2人を優しい眼差しで見つめるリアス。
彼女は騒がしくなりながらも楽しくなった部室の中から外を見ながら呟いた。
リアス
「キュータマに究極の救世主・・・確か何処かで聞いた事が?」
リアスの疑問が敵明かされるのは、もう少し先の話し・・・
それから数日、ツルギは一星と共にビラ配りをし夜の部室に戻って来ていた。
あの日の内に一星はリアスに使える下僕と後輩として、ツルギは悪魔の事情を知っている協力者と一星と同じく後輩としてオカルト研究部の部員になった。
そんな中一星の悪魔としての最初の仕事がビラ配りだった。ダンボール4箱分のビラを配るのは大変だと思いツルギが手伝いを買って出たので、2人で数日掛けて配り終わって来たのである。
一星
「部長。只今戻りました!」
ツルギ
「全て配り終えました部長。」
リアス
「お疲れ様2人共。予定より早く終わったわね。」
自分の予定より早く終わらせた2人に感心するリアス。因みに正式に部員になってからツルギは部活中はリアスの事を部長と呼び、それ以外では今まで通りに呼んでいる。
リアス
「それじゃあ一星。そろそろ貴方の仕事もステップアップしましょうか・・・早速今から魔力ジャンプして契約を結んで来てみなさい。朱乃、お願い。」
朱乃
「はい、部長。」
リアスの指示でジャンプの為の魔法陣を展開する朱乃、一星が2人の指示に従ってジャンプの準備を始めていると木場と小猫が契約者の所からちょうど帰って来た。
木場
「お疲れ様ツルギ君。もしかして一星さんは始めての契約に行くのかい?」
ツルギ
「ああ。ちょうど2人が戻る前にビラ配りが終わって戻って来たんだが、一星の奴は大丈夫かな?」
小猫
「一星先輩なら大丈夫と思います。口調は少し荒い時がありますが、基本は優しいので問題無いと私は思います。」
ツルギ
「小猫ちゃんが言うなら大丈夫だろ・・・おっ。ちょうど準備が終わったみたいだな。
準備が完了したらしく魔法陣から光が溢れ始めた。
リアス
「一星分かっているわね。契約の段取りは。」
一星
「依頼者と契約を結び願いを叶えて、対価を頂く!です。」
リアス
「よろしい。なら気おつけて行ってらっしゃい。」
一星
「はい部長!ツルギ、バッチリ契約して来るからな!」
ツルギ
「おう。気おつけろよ。」
魔法陣がより強い光を放ち一星が一瞬にして消え・・・再びジャンプの魔法陣の中心にポーズを決めて現れた。
一星以外
「「「「「え?」」」」」
一星
「初めまして私は兵藤 一星!貴方の願いを叶えに来た悪魔の・・・あれ?何で魔力ジャンプして無いの?」
その場を何とも言えない気まずい空気が包み込んだ。
リアス
「一、一星。如何やら貴女の魔力ではジャンプが出来ないみたいね。お客様を待たせるのは失礼だから、前代未聞だけど自分の足で向かって頂戴。」
一星
「私悪魔なのに何で足で向かわなきゃいけないんだよ!」
ツルギ
「一星。ポーズ決めてドヤ顔してたのにジャンプ出来ないんなんて・・・哀れだったぞさっきの一星。」
一星
「う、う、五月蝿いーーー!余計なお世話だ。ツルギ!」
ツルギの腹にストレートパンチを叩き込んだ一星は泣きながら自転車に跨がりお客さんの所に向かって行った。後から聞いた話ではツルギは暫く動けなくなっていたらしい。
次の日ツルギは一星と2人で街を回っていた。
ツルギ
「しかし本当に災難だな一星。ジャンプは出来ず行った先では好きなアニメの話で盛り上がり契約を忘れて部長に叱られて、オマケにさっきのお客さんは魔法少女コスプレの凄まじ貫禄した女装男性だったしな。」
一星
「止めろよツルギ!実際に相手してないから言えるんであってアレを目の前にしてみなよ!恐怖して来る!」
中々契約が上手くいかず更には、先程まで相手していたミルたんと名のった客の恐怖から震え上がってしまっている一星。結局契約は取れず付いて来たツルギと共に部室に戻っていると・・・
???
「あうっ〜〜〜。何で転んでしまうんでしょうか?」
ツルギ
「君。大丈夫か?」
一星
「怪我してない?」
???
「はい。ありがとうございます。」
倒れいた少女を助け起こした2人。散らばってしまった彼女の荷物を集め終え渡すと、シスターの彼女は自己紹介を始めた。
アーシア
「助けて頂きましてありがとうございます。私はアーシア・アルジェントと申します。」
ツルギ
「俺は炎ツルギ、ツルギと呼んでくれ。で・・・こっちは腐れ縁の兵藤 一星。」
一星
「一言余計だよツルギ!よろしくアルジェントさん。私の事も一星って呼んで」
アーシア
「アルジェントさんだなんて、どうかアーシアと呼んで下さい。ツルギさんと一星さんは、とても仲が良いようですがお友達ですか?」
それから3人で色々話しているとアーシアはこの街の教会の場所が分からず迷子になっていたと言う。そこで教会まで案内する傍ら2人の事を話しながら歩いていると、足を擦りむいて泣いている男の子がいた。
アーシア
「大丈夫だから泣かないで。男の子ならこれくらいの怪我で泣いては駄目ですよ。」
男の子に駆け寄ったアーシアが怪我をした部分に手をかざすと、淡い緑色の光が現れて怪我を治してしまった。男の子はアーシアにお礼を言ったが母親の方は逆で軽蔑するような眼差しを向けて離れて行った。
一星
「何なんだよあの母親!こっちは怪我を治しただけなのに!」
アーシア
「気にしないで下さい一星さん・・・私なら大丈夫ですから。」
一星
「アーシア・・・」
一星を気遣って気丈に振る舞っているアーシアだが、その表情は優れなかった。
ツルギ
「・・・!アーシア、ほら。」
アーシア
「えっ?ツルギさん。」
ツルギが指差した方をアーシアが向くと、男の子がアーシアに手を振って”ありがとうお姉ちゃん!"と、言っているのが見えた。
ツルギ
「少なくとも、あの子にはアーシアの優しさが伝わってるよ。」
アーシア
「そうですねツルギさん。」
笑顔に戻ったアーシアを連れて歩く事数分、目的の教会に到着したのだが・・・
一星
「・・・(ヤバイ!体の震えが止まらない。しかも何か悪寒がして来た気がする。)」
アーシア
「一星さん大丈夫ですか?顔色が悪いようですが。」
ツルギ
「大丈夫だよアーシア。最近忙しくて疲れが溜まってるんだよ一星は・・・なら、俺達はそろそろ帰るから。」
アーシア
「分かりました。少し寂しいですが・・・一星さん。ツルギさん。また、私とお会いしてくれますか?」
一星
「勿論だよアーシア。だって私達は、もう友達だよ。ねぇ〜〜〜ツルギ!」
ツルギ
「ああ、約束する。また会おうアーシア。」
アーシア
「はい。一星さん!ツルギさん!」
そう言って2人はアーシアと別れた。
リアス
「あれ程教会に近づいては駄目と言ったでしょう一星!それにツルギも何で一星が一緒に行くのを止めなかったの!悪魔が教会や神社に近づいては駄目と説明した筈よ。」
2人は現在、部室のど真ん中で正座をしながらリアスに怒られていた。
理由は以前に悪魔は教会に近づくと敵対行為と見なされて、いつ光の槍が飛んでくるか分からないから決して近づいては駄目と言われたのに。一星もツルギもアーシアを送るために教会に近いたからである。
特にツルギはリアスから念を押されたのにも関わらず、一星が同行するのを止められ無かったのでキツ目に叱られてしまった。
リアス
「とにかく一星は今後一切教会に近づかない事!それとツルギも悪魔である私達と行動する意味を理解しなさい!下手をすれば貴方も殺されてしまうのよ。」
一星
「すいませんでした部長。」
ツルギ
「以後気おつけて行動します。」
すっかりリアスのお説教にやられてしまった2人。
朱乃
「お説教は終わりましたか?」
リアス
「朱乃。一体どうしたの?」
朱乃
「大公からの討伐が出ています。」
暗い廃工場の中を進んで行くオカルト研究部のメンバー。
主人を裏切り単独行動する悪魔・・・はぐれ悪魔。
そのはぐれ悪魔が此の廃工場に潜伏しているので討伐する依頼が大公から出たので、リアス達は戦闘準備をして現地に来ていたのである。
一星
「しっかし暗いな。本当に居るのかよ?」
一星がボヤいた瞬間。小猫が何かを察知して立ち止まった。
小猫
「来おつけて下さい。近くに居ます!」
リアス
「来た見たいね・・・はぐれ悪魔バイサー出て来なさい!貴女を消し飛ばしに来たわ!」
リアスが闇の中にはぐれ悪魔の名を叫ぶと、四足獣の体に人間の女性の体が合体したような巨体の悪魔バイサーが片手に死体を持って影から現れた。
一星
「うっ!!血なまぐさい!」
朱乃
「はぐれ悪魔バイサー。此の廃工場を縄張りにして多くの人々を殺して来た存在ですわ。」
木場
「残虐で無慈悲。とても醜いと言われていたけど。」
リアス
「品性のかけらもない風貌ね。歪んだ貴女らしい姿よ!」
バイサー
「小賢し小娘が・・・その体を紅の髪の如く、鮮血で真っ赤に染めてやる!」
リアス
「その口を直ぐに閉じさせてあげる!皆んな行くわ・・・ちょっとツルギ1人では危ないわ!」
ツルギは1人、セイザブラスターを装着しながら前に出た。
ツルギ
「バイサー!お前はどれだけ多くの人を殺して来た!何の為に殺した。」
バイザー
「人間は美味しいからね。ただ最近の獲物はイマイチで・・・とっても不味かったよ!」
バイサーは歪んだ笑顔で高笑いをしていた。
ツルギ
「もう良い・・・喋るな!」
バイサー
「何?死にたいか人間の分際で!」
ツルギ
「3ついい事を教えてやる・・・1つ、俺は今のお前の言葉で機嫌が悪い!2つ、俺はお前のような奴が嫌いだ!3つ、お前は俺が・・・いや、俺達が倒す!」
リアス
「ツルギ・・・貴方は一体。」
バイサー
「黙れ!貴様に何が出来る!」
バイサーが叫ぶとツルギは懐からナンバーに1と書かれて、炎のようなにタテガミを揺らした模様のライオンが描かれているチェンジキュータマ・・・シシキュータマを取り出して天球儀部分をスライドさせながら叫んだ。
ツルギ
「マワスライド!」
キュータマから紅い光が放たれ、それをセイザブラスターにセットし銃口側に倒す。
『シシキュータマ!セ・イ・ザ・チェンジ!」
待機音が鳴り響くなかツルギは以前と同じようにグリップを倒した後
、左手で円を描くようにしながらセイザブラスターを下に向けながら右手を腰の側に持って行き。救世主になる為の言葉を叫びながらトリガーを引いた!
ツルギ
「スターチェンジ!」
トリガーが引かれた瞬間!
ツルギの足元に紅の星と周りを囲むように散りばめられた星屑達が回転しそれが止まると正面に獅子座が現れながらツルギの体を通り抜けると・・・ツルギは獅子座に選ばれた救世主、シシレッドとなった!
ツルギ
「スーパースター!シシレッド!」
リアス
「スーパースター・・・シシレッド。」
バイサー
「ふざけた真似を!」
ツルギ
「お前の運!試させて貰うぜ!」
遂にリアス達の前に、究極の救世主の姿が現れた!
はい、第5話如何でしたか?
少し長くなりましたがシシレッド登場まで行けました。
スターチェンジの動きを言葉で表すのが難しかったので、大分簡素になってしまい申し訳ありません。
後、セイザブラスターの形の所は私のオリジナルの考えです。
では次回、第6話でお会いしましょう。