第六特異点攻略後。最後の特異点修正に不安と期待を抱いていた頃、こんな騒動があった。
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朝、快眠で目を覚ますと、私の顔の上に何かが乗っていた。
目を凝らして見てみると、それはフォウだった。
普段はマシュと一緒にいるイメージだが、今日は彼女の身体のメンテ日だったか。
なるほど、それで私のもとに来たのか。
「フォウ、温いね」
カルデアは空調設備が整っているので、基本的には日本のように暑い寒いと感じることは少ない。
ただ、それはそれとしてフォウは温い。とても癒される。
「フォウ!フォウ!フォウ!」
おや、フォウが突然鳴き出した。ご飯でも欲しいのだろうか。それともトイレ…いやお風呂か。うーむ。
そうこう考えているうちに、フォウは私の顔から離れて、急いで部屋から去っていった。
むぅ、フォウくんモフモフしたかったな。
「さて、朝ごはんを食べに行こ…ん?」
早速ドアから出ようとしたが、なぜか部屋の自動ドアが開かなかった。
故障だろうか。それとも、誰かの悪戯か。
そう思っていると、ピィピィと音が鳴り、ロマンから通信が来た。
「やぁ、立香ちゃん。まずはおはよう。そして突然だが、残念なお知らせがある」
「残念なお知らせ?」
「落ち着いてくれよ…実はつい数分前に子供サーヴァントの部屋以外の自動ドアがロックされた」
「えっ」
なぜに子供サーヴァント部屋だけ自動ドアが使えるのか気になるが、とにかくそれは緊急事態ではないだろうか。
もしかして、ソロモンからの差し金なのだろうか。
「そしていいお知らせだが、これはただの設備不備だ。どうやらとある部分に使われている部品の”金”が、何者かの手によって盗られたために設備不備が起こったらしい」
「金…?」
「……?どうしたんだい、立香ちゃん。何か金を盗った犯人に覚えでも?」
そういえば最近どこかで純金の何かを見たような気がするが、気のせいだろう。うん。きっとそのはずだ。
「……そんなことより、設備不備はいつぐらいになおりそうなんですか?」
「…自動ドアが開かないから…その…管制室から出られないせいで、修理したい箇所にいけないんだ」
「ど、どうするんですか?」
「実はなんとか微かにドアを開けて、フォウに部品と地図と修理方法を書いた紙を持たせて子供サーヴァントに届けさせにいったのだが…獣だしなぁ」
うーむ。さっきフォウくんが私の部屋に来て、普通にドアから出ていく姿が見えたような気がするが。
そう考えていると、プシュゥと私の部屋のドアが開く音がした。
「あっ、おかあさんだ!」
外からフォウと共に子供サーヴァント二人が入ってきた。
ロマンも驚きと戸惑いでポカンとして黙り込んでいる。
「えっ…ジャック、どうやってここのドアを開けたの?」
「フォウ、フォウ、フォウだよ!おかあさん!」
うん、ジャックが可愛いということしか分からない。
…それで、”フォウ、フォウ、フォウ”とは一体何なのだろうか。
フォウくん出してないと思ったので出してみました。
アビーガチャある分引きましたが、敗北拳のキャスター二人でした。
嬉しいけど悲しい(ポロン)