黒猫物語   作:クロム猫

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第4話です。

秋刀魚はようやく17匹集まりました。
皆さんどうやったらすぐ集まるんでしょうか?
私気になります!!


4.あやとりだけじゃない

「朝霜姉!!カッコ良かったよ!!」

 

「朝ちゃんお疲れ様」

 

「後でバッチリスケッチしておくね!!」

 

 

夕雲型の姉妹達に囲まれながら祝福を受けている朝霜の表情はさっきの早撃ちの時の表情とは違い照れながら皆に答える。

でも最後の娘、君は陽炎型じゃなかったっけ?

 

「当たり前だろ!!あたいはエースだからな!!」

 

自分に自信を持つ事は何より大事な事だ。島風も速さは誰にも負けないて言って日々走っているし瑞鳳さんは玉子焼きが得意と言って振る舞ってくれている。

小さな事でも大きな事でも誇りに思う事は悪い事では無いからね。

 

 

よし‥‥‥銃の整備終わり。準備体操もばっちりだ。

一斉に視線が僕の方に集まる。緊張するなぁ‥‥。ちなみに僕の的は大きい台の上にの缶詰めの空き缶(秋月の牛缶)5個置かれている。

 

 

「しれぇ!!頑張って下さい!!

 

「この磯風司令官の為に秋刀魚を焼いておいたぞ」

 

「‥‥‥んちゃ」

 

「まぁ~提督なら大丈夫っしょ~♪」

 

 

雪風、鈴谷さんの声に答え手を振る。霰が思いっきりブンブン手を振って返す。未だに行動が読めない。

磯風、その黒い物体はなんだい?

 

 

さて、どう攻めるか。

海の上を走る訳じゃないしだからってアクティブな動き出来る訳無いし……よし、あれ(・・)でいくか。

 

定位置に移動する為歩く。

 

ザッザッザッ………

 

足音だけが聞こえる。皆の視線が凄いな………そこまで期待されても困るんだけどなぁ。

 

 

定位置に着き確認する。銃良し、距離良し、風向きは………風は吹いてないや。

 

銃を抜ける体制を整えて………と…………

 

 

 

………………………………………………………

 

 

バン!!!!

 

 

銃声が響く。僕は銃を人差し指で回転させながらホルスターに銃をしまう。良い感じだ、手応えばっちり。

周りを見るとギャラリー達はポカーンとしていた。あれ?皆どうしたの?UFOでもいたのかな?

僕は空を見上げる。

 

「いやいやいや。司令官の番だよ、早く撃たないと」

敷波が提督に言う。

 

「いや、もう撃ったけど……」

 

「嘘ついたらあかんでぇきみぃ。的には何も変化………ありゃあったわ。なんやなんや?1つしか当たってへんやん」

 

ギャラリー達も残念そうな声に包まれる。うーん、やっぱりあれ(・・)は地味過ぎるからかなぁ。

 

 

「提督の勝ちデース」

 

突如金剛さんの声に皆が騒ぎ出す。

 

「何言ってるんだよ金剛さん、どう見ても朝霜の勝ちじゃねーか。的は一つしか当たっていないんだぜ?」

摩耶さんが反論する。周りもそうだそうだと言っている。

 

 

「やっぱり艦娘相手じゃ無理かぁ」

 

「こればっかりはなぁ」

 

「提督殿、ドンマイです!!」

 

パイロット達からも声が上がる。

 

 

「こんかいもだめだったよ」

 

「あとはまかせろ~バリバリ」

 

「まぁ……いいやつだったよ」

 

 

妖精達さんも声をあげる。さりげなく故人にしないでね?

 

 

金剛さんが台に近づき上にある缶詰めを持ち逆さにする。

ジャラジャラと弾が出る。

 

数は6つある。

 

 

 

「!?」

 

 

驚いてるなぁ。初めて見る人多いからそうだよね。

 

 

 

「6対5。これで明確デース」

 

「本当見事な撃ち方するわね、提督は」

 

「目標を絞って撃つ。あの撃ち方は集中力が高くないと無理な技ね」

 

金剛さん、足柄さん、霞には見せた事はある。3人とも最初は皆と同じ反応してたね。

足柄さんは「私にも教えて!!」ってせがまれたっけ。

 

 

またもや大歓声が巻き起こる。うーん、ただの早撃ちなんだけどなぁ。まぁいいか。

 

ふと朝霜の方を見る。あちゃ………俯いてる……。

そりゃね、あんだけ頑張って皆に誉めらた後に後からやった僕に全てとられたとあればねぇ。何か罪悪感が凄い。

 

「朝霜………その、大丈夫?」

 

僕はとっさに朝霜に駆け寄り声を掛ける。

扶桑さんが心配そう朝霜を見ている。山城さんに声掛けている時あるから気持ちがわかるんですよね。

やり過ぎちゃったかなぁ………。皆も見ているし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「すっげー!!!!司令の早撃ち!!!!」

 

 

 

 

 

 

大きな声で目をキラキラさせて僕の方に顔をあげた。めっちゃ良い笑顔だね。

 

「一瞬であんなに撃ち込むなんてスゲーな!!今度やり方教えてくれよ!!」

 

「別にいいけど………朝霜、ごめんね。何か自信を無くすような事をしてしまって」

 

僕は頭を下げて朝霜に謝る。朝霜は慌てた様子言った。

 

「謝る必要ねぇって!!これは勝負なんだからさ。おかげでいいものを見せてくれたぜ!!」

 

 

どうやら新たに闘志に火をつけたようだ。これを気に朝霜も成長してくれると嬉しいな。

朝霜は右手を僕に差し出した。

 

「またやろうぜ!!司令!!!」

 

「勿論だよ。朝霜」

 

お互いに握手を交わす。まるでドラマのワンシーンみたいに見たいな事を体験するとは思わなかったな。

艦娘、妖精さん、パイロット達から拍手が巻き起こる。

 

 

「次はわたしね!!!」

 

足柄さんが艤装を展開してスタンバイしてる。

しかも改二になってるし。

 

「足柄さん?ちなみに何の勝負を?」

 

わかっている展開だかあえて足柄さんに聞く。

 

 

「提督と砲雷撃戦対決よ!!」

 

 

「だから無理ですって!!」

 

この後滅茶苦茶追いかけ回された。

ちなみに足柄さんは妙高さんに捕まって説教されてた。

 




とりあえず早撃ち対決終了です。

朝霜可愛よ朝霜。
清霜出番あまりなくて本当に申し訳ない。
足柄さんは何かしら話を出しやすくてすまない、本当にすまない。
霞は何か強キャラ感と言うかドラゴンボールのピッコロだよね。
大淀さん?裏が無くて秘書艦が似合う艦娘No.1でしょ?


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