ソードアート・オンライン 〜Dhampir Rosary〜 作:黒月ノ夜
まだギャグ感が抜けてませんが次回から少しシリアス味を帯びた内容になってます。まだ投稿頻度そこまで変わらないけど許してお願い
第1層を攻略した翌日、2人はレストランにて朝食を取っていた。
シエルはフレンチトーストを食べていたのだが、ユウキの食欲は尋常ではなかった。恐らく、昨日食べたものがショートケーキ1個だったためいつもよりも空腹を感じていたのだろう。そんなユウキのメニューがハンバーグにパスタ、プラスでフレンチトーストである。
「…ユウキ…そんなにお腹、空いてたの?」
「えへへー昨日、あんまり食べなかったからさ」
「まぁ確かに……それより、今日はどうする?」
「うーんレベル上げでも良いけど何か特別なクエストがあったらそっちの方がいいと思うんだよね」
「……特別なクエスト……それじゃあ知り合いの情報屋に聞いてみる?」
「え?シエルに知り合いがいたの!?」
「ユウキ?……怒るよ?」
「ごめんなさい」
「それじゃあメッセージ、飛ばしとく」
「にしても、その情報屋さんってどんな人なの?」
「……ちょっと謎めいてるけど面倒みがいい人?」
「へぇ〜楽しみだなぁボクも基本はソロだったから」
「じゃあ行こう…転移門で集合だから」
「はーい」
店を出て転移門に行くとまだ、アルゴの姿はなかった。5分程雑談をしているとシエル達の方へと歩いてくるアルゴの姿が目に入った。
「よぉシー坊。久しぶりダナ」
「……久しぶり」
「それにしてもシー坊からお誘いが来るなんてオネーサンは嬉しいゾ。それにしてもシー坊が人を連れてるなんて珍しいんじゃないカ?」
「あ、ボクはユウキって言います。今はシエルとパーティーを組んでて……」
「にゃハハ、そんなに堅くならなくていいゾ〜オネーサンはそう言うの苦手だからナ」
「うん、それじゃあよろしくアルゴ」
「うんうん。ユーちゃんは素直で良いナァ。何処ぞのシー坊とは大違いダ」
「素直じゃなくて悪かったな」
「それじゃあ場所を変えようカ。ここじゃあ他の人に聞かれるかもしれないしナ」
暫く歩き、3人は人気のない路地裏に来ていた。
「それで、今回はどんな情報が欲しいんダ?」
「特殊なクエスト、スキルとか武器とかの」
「なるほどナ。それだったら良いのがあるゾ。受注出来る場所も特殊だし、丁度オレっちも暇だからナ。案内してやるヨ」
「そう…いくら?」
「そうだナ〜案内代込で1500コルだナ」
「はいはい」
「OK。それじゃあ行くカ、クエストの場所は東の端にある山ダ」
3人はアルゴの案内で山の方へと歩いていた。道中のモンスターはシエルが戦闘狂を発病させていたため主にシエルが対処していた。ユウキとアルゴも戦いはしていたが基本は後ろで見守っていた。アルゴは軽く呆れながらも案内を続け、街を出て1時間程度歩いた所で目的の場所へと辿り着いた。その場所は岩石に囲まれており、拓けた場所にポツリと1軒の山小屋があった。
「此処が例のクエストを受けれる場所ダ。それじゃあオレっちは情報収集があるからここいらでお暇するとするカナ」
「そう、いつも通りだな」
「ありがとね、アルゴ」
「あぁ、シー坊はともかく、ユーちゃんには安くしとくヨ」
アルゴと別れ、クエストを受けようと小屋を訪ねると中から白く長い髭を蓄えた如何にも仙人と言わんばかりの老人が出てきた。
「お主らは入門者か?」
「……そう」
「修行の道は長く険しぞ?」
「問題ない」
「そうか、お主も大丈夫なのか?」
老人はそう言いながらユウキの方を指す。
「ボ、ボクですか?勿論です」
「そうか、ならば良い。ならば儂に着いて来るが良い」
すると、クエスト開始の表示が出され、老人が二人を連れて小屋からさらに奥へと案内をした。案内された場所には3つの大きな岩が並んでいた。その、一番奥の大岩に見覚えのある人影があったがツッコム暇もなく老人の話が始まった。
「汝らの修行はたった一つ。両の拳のみで、この岩を割るのだ。為し遂げれば、汝らに我が技の全てを授けよう。一人につき、一つ岩が用意してある。己が割るべき岩にのみ、意味がある」
話が終わり、人影の元に近づくとやはりその人影はキリトだった。最後に別れた時と同じく黒いコートに黒いズボンを履いていた。
「やっほーキリト。昨日ぶり」
「あぁ、ユウキ。昨日ぶりだな」
「……昨日ぶり、まっくろくろ助」
「俺はどこのジ〇リキャラクターだよ」
「それで、キリトはどのくらい前から?」
「1時間前だ」
「ねぇねぇキリト、これって素手で壊せるの?」
「あぁ、一応壊せる見たいだがかなりの地獄だ」
「そう、まぁやるだけやる」
「そうだね、やるだけやろっか」
〜20分後〜
3人の大岩にヒビは入り始めたもののほぼ変化は無かった。そこで、シエルはある疑問が思い浮かんだ。
「これ、両拳って言ってたけど。蹴りはダメなの?」
「さぁ?でも、両拳って言うくらいだから手だけなんじゃないか?」
「……NPCも居ないしやってみる」
「お、おう。それは良いと思うがどうして岩から離れるんだ?」
シエルはその質問には答えず20メートル程離れたところで立ち止まり、そして、振り返った。すると、シエルは思いっきり踏切全速力で岩へと突っ込み蹴りを繰り出した。
ドゴンッ!!という音がしたと思ったらシエルは岩に少し吹き飛ばされていた。しかし、音から察せられた様に岩にはパッと見て分かるほどヒビが入っていた。
「おい!大丈夫か?」
「シエル!大丈夫?」
「うん、大丈夫。それよりこっちの方が早い。あと蹴りはセーフ」
「あぁそうみたいだな。俺もその方法をやってみるか」
「ボクもやってみよっと」
「あ、でも、気を付けないとダメージを受ける」
「ちなみにどれくらいだ?」
「だいたい10前後だと思う」
「なるほど、それじゃあ最悪はポーションで何とかなるな」
「うん、いける」
「OK、じゃあ危なくなったらポーションだね」
それから3人は助走を付け岩を蹴り、殴るを繰り返した。それから40分程経った頃である。やっと3人に終わりが見えてきていた。
シエルが助走を付け渾身の蹴りを岩にお見舞いをした時……ドゴンッ!!と音がなったと思うとピキピキピキと岩全体にヒビが巡りそして、砕けきった。物凄い轟音と砂埃が辺り一帯を支配していた。轟音も無くなり、砂埃も晴れると目の前に『Congratulation』の文字が現れ、その下にスキル習得の表示がされていた。
「やっと…終わった…」
「ってことはボクもそろそろ終わるのかな?よーしラストスパート!!」
「なんで、俺が早く来てたのにシエルの方が早く終わったんだ」
「ステータスの差」
「非情だ……それより、俺もやるか」
〜10分後〜
結局、その後はキリトよりユウキの方が終わり、残すはキリトのみとなった。シエルとユウキは少し離れたところでその様子を眺めていた。
そして、キリトは再び岩へと向き直り助走を付け全力で拳を繰り出す。
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
キリトの拳が岩に当たり、岩はヒビに包まれ轟音と共に砕けきった。
「よっしゃあぁぁぁぁぁ!」
「うるさい」
「お前は俺にとことん厳しいな!」
「キリト、耳キーンってなるからやめて?」
「ぬぅ、ユウキまで…」
「とりあえずおめでとう、キリト」
「ああ、ありがt」
「これからどうする?」 (……え?)
「うーんボクはお腹空いたから何か食べたいなぁ」
「じゃあ街に戻ってお昼にしよう」
「さんせーい!キリトもそれで良いでしょ?」
「はい…それでいいと思います(涙)」
「んじゃあしゅぱーつー!!」
To be continued……
key「オイコラノ夜、てめぇどんだけ間開けて投稿してんだオラ」
ノ夜「いやー戻ってきましたね、keyさん」
key「誰のせいだと思ってんだ」
ノ夜「…次回は新スキル登場予定です、投稿ペースあげる予定ですのでよろしくお願いします」
key「待て話をそらすn」
ユウキ「それより、投稿頻度頑張ってね?」
ノ夜 key「ウィッス」
以上、後書きの茶番でした(真面目に頑張ります)