ソードアート・オンライン 〜Dhampir Rosary〜 作:黒月ノ夜
注意!!このクソ小説には以下のことが含まれます。
ナメクジ投稿
下手糞な描写
急展開
拗らせた不治の中二病
オリジナルキャラクター
シリアスっぽい何か
滑り落ちたネタ
ご承知の方はどうぞお楽しみください。
25層が攻略されて数ヶ月経った。プレイヤーはある程度の考えに別れ、その差が顕著になった。大まかには三つのグループ別れる。最前線で攻略を行う攻略組。物資の調達、販売をする商業人。最前線より下の層のダンジョンに潜る中層プレイヤー。大体はこの三つに分類される。
攻略組は最前線で攻略を行う。そのため、当然ではあるものの高レベルプレイヤーが集まる。また、その強さや功績から二つ名を持っている者も多い。その中の例としては素早い剣撃や身のこなしから閃光のアスナ。黒で全身を統一していることから黒の剣士キリトなどそのプレイヤーに見合う二つ名が付けられている。
商業グループは物資の調達、販売にとどまる事は無い。中には武具の製造、強化やメンテナンスを請け負う武具屋を営むのも。攻略するための情報やアイテムなどの所在を示す情報といった様々な情報を売買する情報屋。など、攻略をするプレイヤーにとっては不可欠な存在だ。
中層プレイヤーは前記の通り、攻略済みのダンジョンに潜るプレイヤーである。彼らの目的は様々であり、攻略組の一員になろうと自分を磨く者。モンスターがドロップするアイテムなどを売り生計を立てるものなどその目的は様々である。
また、アインクラッドの攻略や時間の経過に伴いプレイヤーはSAO内での生活に慣れてきていた。人は慣れると余裕が生まれる。そうすると当然ながらシステムが歯車の様に噛み合い回りだす。システムが回り、人と人の交流が盛んになると飛び交う情報が増える。そして、噂が出始める。また、噂の真相が解明されず謎のベールに包まれ続ける噂は次第に都市伝説のように昇華していく。そして、今、このアインクラッド全体に広まっている都市伝説がある。ソレは神出鬼没の吸血鬼として語られる。またある場所では悪事を働いた者を始末する死神として語られる。その都市伝説に付いた呼び名は”サイレント・デス(静かなる死神)”である。
こんなに痛々しい名前が付いたのにはそれなりのエピソードが存在する。霧の立ち込めているフィールドを歩いていたら音もなく現れ気が付くと居なくなっている。と言うモノや十数人規模の殺人ギルドがソレに壊滅させられた。空を飛んでいた。と幅が広く、目撃例が少ないため謎が多い。人間離れしたモノもあるためプレイヤーかどうかも怪しいとされている。信頼のある攻略組からも目撃例が多いためデマと言い切れないのが現状である。また、レッドプレイヤーしか殺さないと言う話もあるためレッドプレイヤーの被害者など救世主という声やボスを二度ソロクリアしたという噂から最強のプレイヤーとしての声もある。
?層 フィールド内
レッドカーソルのプレイヤー7人が松明を中心として座りたわいのない話をしていた。すると気が付けば森の方から一人。ローブを着たモノがいた。しかし、草木を掻き分ける音どころか足音すら彼ら7人の耳に届く事はなかった。
「あ?なんだテメェはどっから来やがった?」
しかし、ソレはただ何もせずそこに立っている。
「なんだ?だんまりか。まぁ良い。俺たちは今は機嫌が良い。テメェのアイテムを置いてけば見逃してやるよ」
そう話しかけながらスキンヘッドの男がソレに近づき、剣をチラつかせていた。しかし、話すどころかピクリとも動かない。
「チッ!良い加減なんかいったらどうだ?兄ちゃんよ」
「まぁまぁそう怒るなよ。ムド。ビビって固まってるのかもしれないだろ〜」
今度は奥にいた長髪の男が近付いてくる。
「ほら兄ちゃんアイテム置いてサッサと消えな。そしたら今回は逃してやるよっ」
長髪の男が肩を組もうとした時。ついに口を開いた。
「……汚い手で俺に触るな」
「あ?何か言ったか?」
ソレは腰の剣に手を当てると流れるような動作で長髪の男の左腕を斬り落とした。
「テッメェェッ何しやがる!」
近くにいたスキンヘッドの男が右手に握られた剣で斬りかかる。しかし、それはあまりにも大振りであり剣の軌道など容易に読むことができた。攻撃を剣で弾くと切り返しで無防備になった首へと剣を入れ込む。すると先ほどまで威勢の良かったムドとやらの首と体は2つに分かれ地へと倒れた。
「くそ何なんだこいつ…おいお前ら!こいつを殺るぞ!」
長髪の男が指示を出し、残りの5人がソレを取り囲むように武器を構えていた。
「ったく。金目のものを置いて行けば許してやったのによぉ、どうなるかわかってんだろうな」
そんな話を聞き終えることなくソレは長髪の男の首をはねた。
「クソ、調子に乗りやがって!」
「ここで殺してやんよ」
「抵抗するなら…楽しませて」
刹那、男たちがソレへと斬りかかる。その連携はならず者とはいえ洗練されたものであり、半端者なら何も出来ずにその肢体をポリゴンへと変換していただろう。にも関わらずソレはその両足を地面から少したりとも動かさず全てを剣で遇う。
「はッ…あぁ!?」
「なんだこいつ…ソードスキルかなんかか?…クソっもう1回行くぞ!」
再び斬りかかるも右手に握られた鈍い白金の刃が閃き吹き飛ばされる。
「おい…こいつなんかやべぇぞ!」
「落ち着け、こんなソードスキル無かったはずだが…まぁいい、スキル硬直を狙っていくぞ!」
「つまらない…もう良い…死ね」
「はっ…ぬかせ!」
3人が愚直にソレへとソードスキルを使用する。傍観者がいたとしたら誰もがまた同じように吹き飛ばされて終わりだと思っただろう。実際3人は吹き飛ばされ追い打ちに合い気が付けば頭に投擲用のナイフが刺さっていた。二人は絶命し、体力型だったもう一人はギリギリで耐えたかが麻痺で動けずにいる。その状況をまっていたように闇に潜んでいた2人が両脇から現れソレの心臓へ短剣を突き立てようとする。
「オラ、仲間の仇だ!」
火花が散る。
「…は?」
しかし、男たちは地に伏していた。何故だ?今間違いなく僅かとはいえ、投擲スキルで硬直中のソレを殺した。そう確信したはずだったのに…
「……硬直はないよ…使ってないから…」
「はは…ははは…」
化け物が残った2人の片割れを殺し振り向き様に言う。こんなの笑うしかない。乾いた笑い声と涙が自然と出てくる。
「この化け物が!」
剣が迫ってくるのが見える。そして視界は黒く塗りつぶされ、二度と光は戻らなかった。
20分後
”ソレ”は先程の場所から南へと進んでいた。200mほど進むと足を止めた。
「…そこにいる3人…覗きとはいい性格をしている」
すると5m程先の木の影から黒いローブの3人組が姿を現した。
「oh…200mも離れんてんのに見つけるとはさすが伝説の死神だ。恐れ入ったぜ。本当にプレイヤーか疑う心もよくわかる。ソレにあの剣捌きと投擲の実力…まさに命を刈り取る死神だな」
「…死にたいなら、殺してあげるけど?」
「ハハハ。そう殺気立つなよ。俺たちは交渉しに来たんだ」
「…何の?」
ソレは先ほどよりも少し殺気だった様子だが気にせずPoHは続けた。
「俺たちに協力しないか?おっと先に言っとくが俺たちのギルドに入って欲しいんじゃあないぜ。あくまで同盟だ」
「……俺にメリットは?」
「もちろんあるぜ?殺人ギルドを潰して回ってんだろ?そいつらの潜伏場所を教えてやるよ。どうだ、悪い話じゃないだろ?」
「……そっちは邪魔な存在を消せると?」
「あぁそうだ。理解が早くて助かるぜ」
「…わかった…乗る…でも、敵と認識したときは殺す…それなら良い…」
「oh…おっかねぇなぁ。まぁいい。なら、契約成立だ……まぁ死神と契約なんて何が起こるかわからねぇけどな」
「……そう、じゃあいずれ」
去ろうとするソレをPoHが呼び止めてくる。
「おいおいそう急ぐなよ。お前を見付けるのは骨が折れるんだぜ?最初の情報をくれてやるよ」
「そう、なら早く話して」
そう言ううと取り巻きの一人が紙の入った筒を投げ渡した。
「そこに書いてある通りだ。後は頼んだぜ」
「…そうわかった」
ソレは素気なく答えると先ほどのメモをその場に残し最初から存在しなかったかのように消えていった。
「oh…筒に発信機をつけたがダメだったか。まぁ良いにしても。あれが本当の神出鬼没って奴か…恐ろしいねぇ死神は…」
To be continued…
Key「おうノ夜さんよ」
ノ夜「あ、お久しぶりです。てか、この投稿頻度だといつもお久しぶりですっていってる気がする。なんか……戦闘描写がね?かけないんだよね(致命的)」
Key「この期間中特に用事無かっただろ?お前、強いて言うならバイトくらいかぁ?」
ノ夜「あぁーあと周k…そうですねバイトですね
イヤーイレスギタナー」
Key「よしこいつ燃やそう(マッチ)」
ノ夜「やめて、あえて小さい炎にしないで!」
Key「やっぱチリチリ燃やすに限るぜぇ…ぐへへ」
ノ夜「わかった。わかったから。どうせ外出自粛で家から出ないから。真面目に編集しますから許して」
Key「じゃあ次は2週間後かな?」
ノ夜「え、いや、あの……」
Key「2週間後だね。じゃあ次回をお楽しみに(^ω^)」
ノ夜「(´・ω・`)」