「神は死んだ」彼はニヒルに笑う   作:パイル軽量逆関節

3 / 9
感想ありがとうございます

“ちょいネタバレ?”
神器は殆どがオリ主の前では産廃になりそうです
「・・・まだ残っていたのかそんなモノ」


鉛色の閃光

「わ~わんちゃん可愛いですね~」

 

テレビのCM見て巫女が言う

 

「・・・バカだなお前」

 

「なっなんですと!?」

 

「バカなのか?と言った」

 

「ななななんでですか!?」

 

「あの犬、口モグしてただろう?」

 

「そ、そうですね・・・そんな気もします」

 

「あれ、ご褒美喰ってんだよ」

 

「ご、ご褒美って何の?」

 

「まだわかんねぇのか?演技のだよ演技」

 

「ええ!?あれ演技なんですか!?」

 

「当たり前だろバカ」

 

昔からコイツは騙され易い

俺がいなかったらどうなってた事か・・・

 

→回想←

 

「大変です~旦那様~」

 

「どうした」

 

「お、お父さんが事故・・・示談金・・・振り込めって」

 

「・・・」

 

「振り込みってどうやるのかな?わかんないよ~」

 

「・・・」

 

「お金は蔵に入れてるから・・・どうしよ」

 

「・・・お前、ここ数百年親いねぇだろ」

 

「・・・・・・あ」

 

「バカだろ」

 

「バカじゃないです」

 

「じゃあアホだな」

 

「う~」ブンブン

 

←回想終わり→

 

「・・・ハァ」

 

「な!?今溜め息つきましたね~!?」

 

「知らん」

 

「も~」ブンブン

 

こいつの悪い癖

不満があると腕をブンブン振り回す

まあ、わかりやすいから良いが

 

「う~」ブンブンブン

 

「・・・もう寝ろ」

 

「はい・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓↑

 

「旦那様~」

 

「どうした?」

 

「厄の匂いがします」

 

「・・・怪威か?」

 

「もっと別です」

 

「ならほっとけ」

 

「無理です!!!」

 

「こんな夜中に女の子が外に出たらいかん!!!」

 

「無理です~」

 

「ああ!?こらっ」

 

俺はお守りinしてるから止める事もできず

俺を持って巫女は走り出した

だめだこりゃ・・・

怪威ってのは大抵妖怪沙汰で巫女が清めるか俺が印を結ぶかすれば解決する

が、どうも今回は違うようだ

場合によっては俺もお守りから出ないといけないかもな

 

 

 

 

 

 

 

 

※

(ああ、胸糞わりぃ・・・)

 

(その言葉使いダメですよ旦那様!!!)

 

(・・・血の匂いは好かんな。気分がわりぃ)

 

(確かにこの建物アレですけど)

 

(ま、仕事は仕事だ・・・中から複数生態反応あるぞ)

 

(頑張って清めますよ)スチャ

 

(俺持ってるし怪我はしねぇだろ)

 

(こういうのは気分の問題なんです!!!)

 

そう言うと巫女は真正面から突っ込んだ

毎回毎回アホだな・・・真正面から突っ込むなよ・・・

いるのは男2名女3名グロテスク1名

こりゃターゲットはグロテスクだな

しっかしこの人間なんだ?

グロテスクと争ってるようだが・・・

巫女は俺の思案を気にする事もなく

グロテスクを斬りつけ後転、立ち上がって一言

 

「清めさせていただきます!!!」

 

巫女の背後に“巫女参上”の文字が

毎回毎回どういう仕掛けになってんだこれ

 

「貴様!!!」

 

「あ、危ない!!!」

 

グロテスクに巫女は攻撃されるがグロテスクの攻撃は巫女に届かない

俺がいるから仕方ない

俺の障壁は俺にしか破れない

そんな貧弱な攻撃で破れたら、俺は自信を無くすよ

 

「旦那様~行きますよ~」

「了解、明日も早いんだ、早いとこ終わらせて寝ろ」

「はいです~」

 

刀を鞘に

鞘から手を離し

柄を握り

体から力を抜く

鞘を持ち

鞘から刀を抜き

鞘を捨て

 

「技名、無名!!!です」

 

気づけば既に巫女はグロテスクの背後に背中合わせで立っている

走るのは鉛色の閃光

闇でも光でもない鉛色の濁った閃光

グロテスクは腰から真っ二つになり鉱石となる

 

「汚い銅像になりやがれ!!!です」

 

意味がわからない

 

「帰るぞ」

「はい、旦那様」

 

「ちょ、あなたたち」

 

「無視しろ」

「で、でも・・・」

「明日勉強の手伝いしないぞ」

「それは困ります~」

「じゃあ帰れ」

「はいぃ~」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※

「あなたちょっと良いかしら?」

 

「ヒェェエ・・・」

 

(大丈夫かこれ)

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。