アリスちゃんの精神年齢が極端に低いのはデフォ
あと星読術はオリジナルです
アリスside
家に戻り、不貞寝しようとしていた俺だが…結局父さんに叩き起こされた。教会の奉仕が嫌で必死になって神聖術を覚えて、やっと午前中の暇を獲得&教会に行くことを防いだ俺だが、家にいてもむしろ仕事は増えるばかり…今日も肉体労働は楽しいなぁ!
ついでに言えば、神聖術を完璧にした俺だが、天職は続いており、今は星読術を学んでいる。それ自体は別にいいのだが、星というわけでいつも授業は夜に行われる。夜に勉強はしたくなかったので、美容の敵だ!とか言い訳を考えたこともあったが、流石にヒロイン、無駄に綺麗でピチピチな肌をしてやがる。ついでに言えば前世の知識が全く使えないのもデカイ。偏差値60ちょいの文系の頭が火を噴くぜ!…流石に異世界、まるで星の配置が違う。小さい頃、冬にオリオン座を探したことがあるから確実だ。
今日の仕事や授業を全て終わらせ、這々の体でやっとこさベッドに寝転がる。すでにキリトに対する怒りも収まっていた。むしろ喧嘩をし、サンドイッチもどきを最後まで食べることが出来なかったせいで、夕暮れどきの空腹がやばかった。何度作った夕食をつまみ食いしようとしたことか。空腹は素晴らしいスパイスだと心から理解できた日でした、まる
(…じゃなくて、これからどうしよ…)
1度冷静になって考えてみれば、理想的な流れなんじゃね?と感じる。だって
(このまま俺がいかないと…どうなるんだ?)
だが、俺が考えるべきは次である。転生したときに、過去を振り返るのはやめ、未来を見続けると心に決めたのだ。…断じて男だったときのことを思い出して、今の状態を省み、恥ずかしくなるのをやめようとしたわけじゃないぞ、本当だぞ!
(まず、
特にユージオは禁忌目録にけっこー縛られてたイメージがある。キリトはたとえ破って連れ去られたところで死にゃしないから問題なし。つまり、みんな死なないので万々歳、まあもちろんキリトはもう少しでお別れかもしれないが、また
(そういえば何でキリトはここに来たんだっけ?)
俺は必死に原作知識を思い出す。そもそも俺の原作知識は18巻までしかない。友人が貸してくれたのを読んだだけだ。しかもそのときにはずっと「キリト
(そうだ、バイトだ。剣ない事件が起こる前になんかいっぱい話してた気がする。確か菊…何とかさんがキリトに頼んでたんだよな…)
アンダーワールドは菊何とかさんと愉快な仲間たちが作ったものである。なぜこの世界を作ったかと言えば…
(そう、モノホンAIを作るためだ。そうだよ、だから最初に突っ込んだんじゃないか、モノホンAIになるアリスの中身が
ばっちり思い出した。この世界、ってか人間界は
しかしここまで考えた俺は、気づいてしまった。
(あれ?これキリトが禁忌目録をアンダーワールド民に破らせないとまずいんじゃね?)
と。
(だってあくまで一般人のキリトさんがこの大規模実験に入ってきてるんやろ?それだけでも実験に対して焦っているのは明白じゃん。もしキリトが何の成果を得なかったら、最悪リセットボタンぽちーじゃね?)
まあ確かアド何とかさんにぞっこん(死語)な人がいたはずだから消されることはないと思うが…凍結はするんじゃないか?
(そしたら…死んだわけじゃないけど、死んだも同然じゃ…)
それに気づいた瞬間、俺の体は震えだす。その体を両手で抱えて、さらに考える。
(まだだ、まだセーフだ。そう、誰かに禁忌を破らせればいいんだ)
誰か、といっても俺やキリトが影響を与えられる人は限られる。そして最も禁忌を破らせやすくなる時がある人。そう、この考えが浮かんだ
「ユージオ…ごめんね…」
最終負荷実験を忘れるアリスちゃん