最新鉄道俊作  新庄雄太郎鉄道短編集   作:新庄雄太郎

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今回は、公安特捜班の短編を書いてみました 寝台特急出雲の個室寝台で殺人事件が発生した 犯人はダイヤのケースを奪って逃走した、犯人はどこへ逃げたのか、そして殺害方法は。


寝台特急「出雲」浜田行 

ピィーッ!

 

東京と山陰を結ぶ、寝台特急「出雲」は1日2往復があり、夜の山陰の旅へ行く人には便利な列車である。

 

浜田行の寝台特急「出雲1号」は東京を18時50分に発車し、横浜、沼津、静岡、名古屋、京都、豊岡、鳥取、米子、出雲市を得て、終着浜田には午前9時57分に着く。

 

「ねぇダイヤ、秋の山陰楽しくなってきたわ。」

 

「うん、秋の山陰は紅葉もきれいだし。」

 

「果南、ダイヤ、後は出雲大社も忘れてない。」

 

「そう言えばそうですね。」

 

浦の星学院の3年生のダイヤと果南と茉莉は秋の3連休で山陰の旅へ出かけていた。

 

出雲1号には、個室A寝台とゆったりとした2段式B寝台の近代化のブルートレインである

 

山陰への旅は、四季を通じて利用者が多く、食堂車も大繁盛。

 

「いらっしゃいませ、ご注文はお決まりですか?。」

 

「あのーっ、私はうなぎご飯1つ。」

 

「私は、カレーライス。」

 

「じゃあ、私はビーフシチュー定食で、パンに変更させてください。」

 

「かしこまりました。」

 

この日、公安特捜班の南 達仁は同僚の高山直人と一緒に警乗していた。

 

「すいません鉄道公安隊です、失礼ですがどちらへ行かれますか。」

 

「私たちは、秋の山陰に行くのです。」

 

ダイヤは南と高山に出雲の特急券と寝台券を見せてもらった。

 

「わかりました、最近青少年の家出が多いので気を付けて下さい。」

 

京都から、山陰本線に乗り入れた出雲1号は、山陰の名山大仙の付近で朝を迎える。

 

出雲1号は、鳥取、米子、松江、出雲市、終着駅浜田へ到着する

 

寝台特急出雲1号・個室寝台

 

「お客さん、もうすぐ終点ですよ、起きてください。」

 

「えっ、死んでる。」

 

車掌は、慌てて走り出した。

 

「どうしました。」

 

と南は車掌に声を掛けた。

 

「個室寝台に人が、人が殺されています。」

 

南と高山は、個室寝台に行って見た。

 

個室寝台に行って見ると男の人が注射に刺されて死んでいたのだ。

 

「物取りの犯行ですかね。」

 

「ああ、可能性がある。」

 

達仁は、鉄道公安官と駅員の姿を見た

 

「どこだ、死体が見つかったのは。」

 

「5分前についた、寝台特急出雲1号の個室寝台に。」

 

「死んでるのは、宝石商のようです。」

 

現場には既に応援の公安隊と島根県警の刑事が来ていた、捜査は開始されていた。

 

「被害者は、宝石商の有澤浩一郎さん51歳です。」

 

「うん、住所は東京都の池袋の方ですね。」

 

「高山、現場にこの針は何ですかね。」

 

「これは、注射針ですかね。」

 

「犯人はインスリンを使って殺害した可能性が高い。」

 

南と高山は、目撃者を捜していた。

 

「あのー、私個室寝台に1人の男が宝石のケースを持って逃げていくのを見たけど。」

 

「どんな人でしたか。」

 

「20歳か35歳ぐらいの男をね。」

 

数分後、京都で20歳か35歳ぐらいの男性が新幹線でに乗ろうとしたところ、公安隊に確保され京都で逮捕した。

 

 

 

 




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劇中の寝台特急「出雲1号」は昭和63年のダイヤを使用しています
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