少女は異世界で第二の人生を。 作:たま
はや......きて
はやく...きて
「あと5分だけ...すぅ...」
「はやく起きて!!」
「はい起きます!って星海?なんで星海が私の家に...」
「とりあえず周りをよくみなさい。」
「周りを?ここは私の家じゃ......ないじゃん!?」
真琴が周りを見みると辺り一面には百合の花が降り積もっていた。
右をみても百合。
左をみても百合。
座ってるのも百合。
後ろをみても前をみても百合。
真っ白な空からも百合がゆっくりと落ちてくる。
見渡す限りの百合の花が広がっていた。
「なんか...きれい...」
「まったく...今はみとれている場合じゃないでしょ。」
「あ!そうだ!」
「なにかみつけた!?」
「いやぁ~お腹すいたな~って...」
「はぁ...真琴はほんとマイペースね。」
「へへへ...///」
「一つ聞きたいことがあるんだけど。」
「あ、うん。どうしたの?」
「ここに来る前のことで真琴が覚えてる最後の記憶はなに?」
「最後の記憶?えーと...確か猫を見つけて...そとしばらく歩いて...そのあとに...あれ...私たち...鉄柱に......」
そう。真琴が覚えてる最後の記憶。
それは真琴と星海が降り注いだ鉄柱に貫かれたという記憶。
それはつまり死ぬ直後の記憶だ。
「じゃあなんで今...傷は...」
自分の服をたくし上げ、傷があるはずのお腹をみてみるが...そこに傷はなかった。
「...死んだはずの私たちが今普通に会話できているということ。これが一番の謎なの。」
「じゃあここは...天国なのかな?天国ってあったんだね!」
「真琴は能天気でいいわね...でもその可能性もあるのよね...」
『ここは天国でも地獄でもないぞぃ。』
その声に驚いき辺りを見回してみるが、そこに人影もとい、真琴と星海以外の生物は見つからなかった。
「星海...いま...」
「ええ...たしかに聞こえたわね。」
『儂が今お主らの前に現れたところでお主らに得はないからのぅ。このまま喋らせてもらうぞぃ。安心せい。
儂はお主らの味方じゃ。』
「やったよ星海!よくわかんないけど味方なんだって!」
「そうらしいわね。簡単に信じるのはよくないけど......この状況じゃあ信用するしかなさそうね。」
『信用してもらえると助かるわい。儂の名は
「今の一言で信用できなくなりそうだわ。」
『まぁ聞け。ここでお主らに選択肢をやろう。』
「選択肢?」
『二択じゃ。まずはお主らはこのまま死を受け入れ二人ともバラバラになって死後の世界に進むという選択肢じゃ。』
「そんなの...いやよ...」
『ここからが重要じゃ...よく聞け。二つ目の選択肢。それはじゃな...』
「それは?」
「それは?」
『転生じゃ。』