懐かしのGS美神の二次小説ですが上手く書けているかわかりません
とりあえずプロローグですが、お楽しみ下さいませ。
m(_ _)m
プロローグ
『…起…ろ……きろ……』
「…うーん、あと5分…Zzz」
…誰かが俺を起こそうとしているが、昨日は忙しかったんだからもう少し寝かしてくれ…そう思いながら布団の中に潜り込みながら返事をしたが、それがいけなかったのだろう。
『……イイ加減起きんかぁっ!!』
「ぐえっ!?」
…ソイツに怒鳴られたと思ったら、今まで被っていた布団が消えまるで寝ていたベッドから叩き落とされかのような衝撃を受けて、俺は目を覚ました。…だが待て、俺の家にはベッドは一台もない筈だし、俺の自室の寝床ももはや万年床と化している煎餅布団の筈だ。…そう思いながら、俺を叩き落としたソイツに文句を言ってやろうと振り向いたが…
「痛ってぇな!何しやが…る…?」
『ようやっと起きよったか。』
特徴的な帽子を被り糸目でおしゃぶりをくわえた幼児…そう、幽遊白書のコエンマが居た。
うぇぇぇっ!?
な、なんでコエンマが俺の部屋に!?
ここ俺の部屋だよな!?
そう思いまわりを見渡して気付いた。四畳半のすみに勉強机があってそのとなりに漫画やラノベしか入ってない本棚があり、反対側に衣類を入れるタンスとその上にあるTVにはゲームの本体に繋がっているし、壁には制服やお気に入りのポスターがかかっているしその壁の反対側の窓もカーテンがかかっており、中央に寝床として今現在も(・・・・)使っている煎餅布団がある紛れもない俺の部屋だ。…そう今現在も(・・・・)だ。そこには胸のあたりに開いた穴から大量出血して死んだ俺(・)がいた。
「…って、しっかりしろ俺!?」
慌てて俺は自分の身体を抱き起こそうとするが、触ることも出来ずにすり抜けてしまう。何回繰り返してもすり抜けてしまいどうすれば良いのかわからずオロオロしているとコエンマが…
『えぇい、落ちつかんか!!』
ゴンッ!
…と、俺を殴って落ち着かせてくれたが痛ぇよ!?
なんであんなちっこいのに俺の頭を床とキス出来るぐらいの力があんだよ!?
~閑話休題~
『落ち着いたか?』
「…おう、なんとかな…あんた閻魔大王の息子のコエンマだよな?」
『いかにも、ワシが地獄の裁判官、閻魔大王の息子のコエンマじゃ。』
「…俺が死んだってことはわかるが死因はなんだ?それに俺の家族は無事なのか?それとなんでコエンマが来るんだ?ぼたんや霊界案内人が来るのが普通じゃねぇのか?っていうかコエンマが居るの当たり前に喋ってるが実在したのか?」
『待て待て待て、いっぺんに質問するでない!全て答えるから落ち着けい!』
なんとか落ち着いたが、色々聞きたいことを質問したところ答えは次のとおりだ。
極小の隕石が運の悪いことに二階にある俺の寝床が着地点だった為に、就寝中の俺はそれに貫かれて死亡。家族は奇跡的にトイレだったり朝食の下拵えだったりで、俺の部屋の近くにいなかったが隕石の衝突の衝撃で気絶してはいるが無事。ぼたんや霊界案内人が来ないでコエンマが来たのは、ぼたん含む霊界案内人は次元が違うこっちの世界に来ることが出来ないので、代わりにコエンマが来たらしい。
『…とまあ、そんな訳じゃな。…で、そんな次元の違うこの世界にワシが何しに来たかと云うと…只の暇つぶしじゃw』
「をい!?」
『…っていうのは冗談じゃが、お前にちと頼みがあってな。』
「頼み?」
『お前にはわからんかもしれんが、世界というのはワシや幽助が住む世界やお前が住むこの世界と、次元を挟んで数多に存在するんじゃ。…最もワシ等がその存在を知ったのは桑原が次元刀を自由自在に使えるようになった最近のことじゃがな。』
「ん?ちょっと待て、桑原が次元刀を自由自在に使えるようにって?っていうか霊界でテロリストを捕らえてから、そっちはどれくらい経ってるんだ?」
たしか…原作の最後の方でテロリストに対抗する為に桑原が次元刀を使っていたが、自由自在ってほどじゃなかったような…っていうか、桑原が次元刀を自由自在に使えるようになるには原作終了後からどれくらい経ってるんだ?
『あの事件から今年で、丁度二十年じゃな。』
「…ってことは、幽助たちは三十台後半か…。…というか、俺が幽助たちの活躍を知っていることに疑問に思わないのか?」
『ウム、話すと長いのだが…』
コエンマの説明によると、桑原が次元刀を自由自在に使えるようになった時に、別の次元に住む神やその世界を管理している者に接触し、俺たちの世界で幽助たちのことが[幽遊白書]という漫画やアニメで知れ渡っているように、別次元でもその世界のことがわかるということを教えられたらしい。
「…じゃあ、俺たちの世界のことを知ってる世界もあるってことか?」
『そのとおり…現にワシ等の世界では、この世界のことは小説というかたちで知れ渡っておる。…最もお前が主人公ということではないがな。』
その小説は気になるが、俺は死んでるから生き返るならともかく、気にしても意味ないか。
『…さて、だいぶ話が長くなってしまったが、本題に入るが…お前に頼みたいことは、ワシ等の世界から次元を越えてとある世界に行ったある妖怪を捕らえてほしいんじゃ。』
「…行くのは構わないが、なんで俺なんだ?俺は幽助たちみたいに霊力がある訳でもないし、そもそも死んでるんだが?それに桑原が次元刀を使えるんなら、そっちの霊界探偵か誰かに頼んだ方が早くないか?」
『これはぼたんたち霊界案内人が来ないでワシがこの世界に来たことと、さっき話したこの世界が小説になっていることが関係しておるんじゃが…ワシ等やお前の世界のことが知れ渡っておらん世界には、どうやっても次元の壁を越えることは出来ないんじゃが…その妖怪はどうやったのかわからんが、その規則(ルール)を破りワシ等が干渉出来ん世界に行ってしまったんじゃ。そこでワシ等はその世界のことが周知されとる世界の者に協力を頼むことにしたんじゃが…かといってただの人間に妖怪を捕らえることなど出来ん。そんな時に微弱ながら霊力があるお前が死亡することがこちらの世界の閻魔大王に閻魔帳を見せられてわかってな、ワシ自らスカウトに来たという訳じゃな…ホレ、指先に意識して力を込めてみろ。』
そう言われて俺はまさかと思いながら、原作で幽助がやったように指先に力を意識してみると、幽助ほどではないが指先が光っているのがわかった…霊銃(レイガン)だ。
「…俺、一般人じゃなかったのか……まあ俺が選ばれたのはわかったが…少し質問させてもらうが、こんな弱い力じゃその妖怪を捕まえるなんて到底ムリだし、それ以前に俺死んでいるからたとえ引き受けたとしても、向こうじゃタダの幽霊じゃねぇか?」
『そこは大丈夫だ。あとでお前の師匠となる者を紹介するからの。それとお前がこの依頼を引き受けてくれるなら、向こうの世界に転生というかたちで生き返させることが、向こうとワシ等の世界両方を知っておる世界の者を中継して確約しとるから安心せい。他に何か質問することはあるか?』
「俺が依頼を受けて向こうに行き依頼を達成した後はどうすれば良いんだ?それに俺の師匠になる奴って誰だ?そもそも向こうはどんな世界なんだ?」
「お前にはスマンが…向こうで依頼達成したらあとはお前の人生だから好きにすれば良いが、転生したことに依って向こうの世界に魂を括られることになるので、この世界には二度と戻れないのを覚悟してもらうことになるのう…お前の師匠じゃが、会ってからのお楽しみにしてくれと、向こうが名前を言うのを留めての…スマンが内緒じゃ……向こうの世界のことじゃが、ワシ等はその世界のことを知る術がないのでどういった世界かわからんが、ワシ等と向こうの世界を橋渡し役をしてくれ者に聞いたところ、現代とそれ程変わらんらしいが少々特殊での?神や魔族・妖怪が認知されとる世界とのことじゃが…知っとるか?」
「うーん、幾つか候補があるが…神や魔族、それに妖怪が出て現代だろ?…他になんか特徴はないのか?」
『他には人間の中にその妖怪や魔族の退治を生業とする、ワシ等の世界でいう霊界探偵みたいな者たちがいるらしいのう…あとはなんかようわからんが、その世界でデタントがどうとか言っておったが。』
…人外の存在…退治屋…デタント…
たぶんだけど[GS美神]の世界だよな…あの漫画は基本的にコメディだけど、悪霊や妖怪に襲われる人々を霊能力者が助ける話だったな…俺、今使えるのが霊銃(レイガン)しかないのにそれだけで生き残れるのか…ま、まあこの後で霊力を指導してくれる師匠を紹介してくれるって言ってたから、それはなんとかなるか。
「……わかった、その依頼引き受けよう。」
『良いのか?一度向こうの世界に転生してしまうと、向こうの輪廻に魂が組み込まれて、こちらの世界には戻れないのだぞ?それに妖怪に殺される可能性もあるんだぞ?』
「わざわざコエンマが来るくらいだから、俺は大丈夫だと思う。それに師匠を紹介してくれるってんなら、今は霊銃(レイガン)しか使えないとしても霊力を鍛えれば、なんとかなるんじゃないかって思ったんだ。」
『……スマン、恩に着る。』
「……そのかわりひとつ頼みたいことがあるんだが、良いか?」
『ワシに出来ることなら構わんぞ?』
「…親父やお袋に夢でもなんでも良いから、伝言を頼みたいんだ。…先に死んだ親不孝者でゴメン…って頼めるか?」
『…それくらいは簡単だが…ホントに良いのか?まだ断ることは出来るんだぞ?』
「…どっちみち生き返るワケじゃないし良いんだ。それに異世界に行くことが出来るなんておもしろそうだしな!」
コエンマは俺を気遣ったのか、断ってもいいって言ってくれたが俺は依頼を引き受けた。
『……その伝言、必ずお前の両親に伝えさせてもらうから、安心せい。……では最終確認だ。これ以降はどんなに後悔しても引き返すことは出来ん。覚悟は良いな?』
コエンマは俺に頭を下げる…だが、頭を上げた時には真面目な顔になり、最終確認をしてきた。
「…ああ。」
『…結理 櫂斗(ゆうり かいと)よ、ワシ等の世界から異世界に行った妖怪を捕獲、もしくは討伐する依頼を引き受けてくれるか?』
「……その依頼俺が…いや、結理 櫂斗の魂に掛けて引き受けた。」
依頼を引き受けようと返事をしてる途中でなぜかわからないが、こう言わなければならないと思い、俺は自分の名前を出した。たぶん一種の契約、それも魂に刻み込むほどのヤツだからだろう。…実際、俺が自分の名前を告げた時に心臓辺りに何か刻まれたような気がしたしな。
『…これにて契約は成った。…ありがとうな。』
<続く>
…というわけで、とりあえずプロローグだけですが、お楽しみいただけましたでしょうか?
「…駄文だな。」
おや櫂斗くん、いきなり出てきてヒドいですね
「だってよう、あんた[なろう]の方にも書いているくせに全然更新してねえでこんなの書いてんだぜ?向こうの方の読者をほっぽったままで良いのか?」
…だってスランプ中に、他の方の作品を読んで何かネタがないか探してたら、このサイトを知ってハマっちゃったんだもん!
「威張って言うことかっ!?」
仕方ないじゃん!
[なろう]さんは今年中に携帯は撤退するらしいから、更新しても完結出来ないし…だったら、心機一転してこっちでなんか書こうと思ったんだもん!
「『もん!』って言うな!気持ち悪ぃぞ!?…だったらなんか書いて[未完]にしてこいや!!」
な、なにしてんの…こっちに指先向けて?
まさか霊銃(レイガン)じゃ!?
「そのまさかだよ!とっとと向こう(なろう)に行って更新してこいやぁっ!!
霊銃っ!!」
ぎゃあぁぁぁっ!?
チュドーンッ!!
『…とまあバカな作者はほっといて、ここまで読んでくれたことを感謝するぞ。』
「Σうおっ、コエンマいつの間に!?」
『お前が霊銃を撃つ前あたりからw…しかし、ワシってあんな口調だったのか?』
「ああ、それな。作者が想像で書いてるから、あんま気にしない方がいいぜ?」
『ま、そうじゃな!
では次回も楽しみにしててくれ!!』
「…次回更新は未定だけどな」