なんか[なろう]で書いていた時より、こっちで書く方が自分にあってたみたいです(笑)
…そんなこんなで、
今回もお楽しみ下さい(笑)
ぼたんに頼み事をして見送った後、とりあえず俺と美神は気絶させた冥子を美神のコブラで六道家に連れて行くことにした。
「…ムニャムニャ…ショウトラちゃん~、取ってきなさ~い~…ムニャムニャ…」
「…しっかし、俺が気絶させたとはいえよく寝るな…現実逃避か?」
「冥子にとってそれぐらい怖かったってことじゃないの?」
「まあ何はともあれ、プッツンしなかっただけマシか…」
俺は美神の運転する横で、冥子を抱えながら見ていたが、冥子の寝言が聞こえたのでつい言ってしまったが、美神にも聞こえてたらしい。
「…ところで櫂斗くんはぼたんが言ってた、乱童と朱雀以外の妖怪のことを知ってるみたいだけど、ソイツらはどうするの?」
「あー…アイツ等は半数はまだ常識人(?)だからマシなんだが、残りの半分がなぁ…」
「なんかよくわからないから、それぞれどういうヤツなのか聞いても?」
「ああ、ソイツらの特徴も言うか…まず常識枠からだ。一人目は鈴駒ってヤツで、見た目は小学生ぐらいチビだけどな、後で紹介する酎ってヤツと昔からつるんでる苦労人だな…。」
美神に酎たちのことを聞かれたから、六道家に着くまで酎たちのことを話していたら、いつの間にか酎たちに対する愚痴ばかり出てしまい、結局六道家に着くまでかかってしまった。
~閑話休題~
六道家に着いたが、未だに冥子のヤツは目を覚まさないけど、力加減を間違えたか?とりあえず冥子を自室に運び、冥子のことを橘さんに任せて俺たちはとりあえず応接室に向かった…んだが。
「……そう、それは大変だったわね~?」
「そうなんだよ!酎と陣にはいっつも苦労ばかりかけられてたんだ!!」
「……」
「……ね、ねぇ、櫂斗くん…私がさっき聞いた鈴駒って子の特徴と、いっしょの子が冥華おば様といるように見えるんだけど?」
…応接室から誰かの話し声が聞こえたので、冥華さんが戻ってるのかと思ったが、来客中だったので悪いと思ったが扉の隙間から覗いたら、そこには美神の言うとおり鈴駒と冥華さんが愉しげにしゃべっていた。
それを見ていた俺は数秒間フリーズしていたが、美神に声をかけられて再起動するか否や…
…バンッ!
「「「!?」」」
「…なぁ~んで、手前ぇが此処にいるんだ!!」
ゴンッ!
「痛ってぇ~!?」
…ノックもなしでいきなり部屋に入り、鈴駒を殴りつけながら聞いたのだった。
~閑話休題~
あのあと冥華さんに聞いたが、今回冥華さんが俺と冥子に代役を任したのは、鈴駒(コイツ)のせいだったらしい。
鈴駒が転移した時酎たちと居たらしいが、急に視界がおかしくなったと思ったら知らない場所に来ていたらしい。おまけに、一緒にいた筈の酎たちも居なかったので、鈴駒は数秒ほど妖気を全解放して自分の居場所を酎たちに知らせようとしたんだとか。…ところが、この妖気解放が近場にいたGSに伝わり、巡り巡って冥華さんのところに依頼されてしまい、現在に至る。
「…だいたいわかった。…だが、なんで妖気全解放なんて酎たちみたいなアホなことやってんだよ!!」
「し、仕方ないだろっ!?自分がどこに居るのかもわかんなくて、いっしょに居たはずの酎たちもいなくなってたんだから、混乱してやっちまったんだよ!!」
…とりあえず鈴駒に説教しているが、俺も混乱してんな
「…二人とも~、そのへんでやめましょう~(笑)?」
「おば様の言うとおり、そんなのは後でしなさい(冷たい目)?」
ビクッ!×2
「「スンマセンでしたっ!!」」
土下座×2
こ、怖ぇ~っ!
美神と冥華さんから冷ややかな注意がきて、俺と鈴駒は蔵馬師匠でクセになっていたのか、つい土下座をして誤っていた。
…なんとか許してもらった俺と鈴駒は応接室のソファーに座る。
「…ゴホン…、あー…、久しぶりだな。」
「お、おう。久しぶり。…それにしても、転移したこの世界に櫂斗がいるとは思わなかったな。」
「俺もまさかお前や酎たちが、今回の転移騒動に巻き込まれているとは思わなかったよ。」
「そう、それだよ!!その転移騒動って蔵馬が倒した戸愚呂が関わってるって、ホントなのか?」
「ああ…正確に言うと戸愚呂のコピーか?…まあともかく、ソイツが関わっているのは間違いないな。ソイツのせいで俺は運命を狂わされたからな…一発殴らにゃ気が済まねえから、俺はこっちにいるんだ…。」
「櫂斗…。」
「……おばさんにはよくわからないけど~、櫂斗くんは~もう少し肩の力を~抜いた方が良いと思うわよ~?」
「そうね…。それより櫂斗くんはおば様に、さっきの頼み事をしないで良いの?」
「あ、そうだった!?」
「わたしに頼み事~?なにかしら~?」
「…俺や鈴駒がこの世界の人間や妖怪じゃないってのは?」
「さっき櫂斗くんたちが~来るまで鈴駒ちゃんに聞いてたわよ~。」
「そっか…ゴホン…
では改めて…俺は霊界探偵の結理櫂斗です。GS協会理事の一人である、六道冥華殿に霊界より要請をします。向こうの世界で異世界転移をした凶悪妖怪の戸愚呂・乱童・朱雀の注意喚起、ならびに巻き込まれたとみられる、酎・凍矢・陣・死々若丸・鈴木の捜索協力を願います。」
「!?…その場合の注意喚起とはなんなの?」
「「!?」」
「…はい、その内容は…」
…急に普通に喋り出した冥華さんに美神も鈴駒も驚いていたが、やはり普段ののんびりした喋り方は猫被りだったか。
俺は注意喚起の内容を説明しながら、そんなことを思ったのだった。
「…というわけで、実力者たちに注意喚起をお願いしたいのです。」
「うーん…そうねぇ、こちらとしてもそんな妖怪に狙われるなんて厄介だから、一応注意喚起は出すけど、聞いた人がどうするかはわからないわよ?」
「…やはり、実力者は我が強い方が多いから仕方ないですね、それでお願いします。それと巻き込まれた酎たちのことですが、もしかしたらこの5人以外も巻き込まれているかもしれません。…ですが、迂闊な接触はしない方が良いかもしれません。」
「…その妖怪が友好的ならともかく、好戦的な場合の対処の為ね。」
「そうです。この鈴駒や酎たちは向こうの妖怪たちの中で人間との共存派ですが、向こうの世界にはそれを良しとしない者の方が多いのです。ですので迂闊な接触はせず、監視に留めて下さい。」
「…わかったわ。この件は私がGS協会を通じてGS全体に通じるようにしておきます。…これで、いいかしら~?」
「ありがとうございます。」
ふう…とりあえずGS協会への協力はなんとかなったな。冥華さんもGS協会理事としての態度を崩し、普段ののんびりした喋り方に戻っていた。
あとは…。
「あともう一つ冥華さんにお願いがあるんですが…。」
「なにかしら~?」
「鈴駒や酎たちの巻き込まれた妖怪のことです。」
「…!?ウグッ!?…お、俺?」
そう言った俺は鈴駒を見るが、鈴駒のヤツは話しについていけなかったらしく、出されてた菓子を摘まんでいたが急に話をふられて喉に詰まらせていた…が、お前のことだからちゃんと聞いとけ!
「ああ、お前や酎たちを保護したとしても、直ぐに向こうに帰せないんだ。」
「なんで!?」
「…知っての通り俺は既にこっちの世界の住人なんだ。お前らを保護したとしても、向こうに行けないんだ。」
「あ…ご、ゴメン!俺向こうにいた時の感覚で考えてたけど…そうだよな。櫂斗はもうこの世界の人間なんだよな。」
「…それはもう良いよ。…ともかくそういう訳で、向こうから連絡がくるまでお前らは帰れないんだ。…で、冥華さんにお願いってのは…「わかってるわ~。鈴駒ちゃんやその他の妖怪たちの世話ね~?」…え、ええ。お願いしたいのはそうなんですが…良いんですか?」
そう、俺が冥華さんにお願いしたいのは、鈴駒たちの帰るまでの居場所だ。いくら六道家が広いっていったって、もしかしたら鈴駒や酎たち6人の他に巻き込まれてるヤツがいるとなると、食費だけでスゴいことになると思うんだが、冥華さんはそれを考えてるのか?
「め、冥華さん。ホントに良いんですか?他の妖怪たちは知らないけど、鈴駒たちはめちゃくちゃ食いますよ?」
「構わないわよ~。それぐらいで六道財閥は~沈まないしね~。」
…修行時代に一緒にメシを食ったが、見てるこっちが胸やけを起こすぐらい食ってたが…頼んだ俺が言うのもナンだが、ホントどうなっても知らないからね
<続く>
冥華さんは普段の顔とGS理事や六道家頭首としての顔が、絶対あると思いこのように喋り方で分けてみました。
それから六道家に帰ったら既に鈴駒がいる件ですが、
あの6人の中で一番に登場させようと思った時
じゃあ誰を?と、思った時閃いたのが鈴駒でした(笑)
ちょうど冥華さんも居なかったので、冥華さんの急用の原因にしようと思いこうなりました。
…さて、次回は第2章最後の話にしようと思います。その後幕間を挟んで、第3章に入り原作のエピソードに入りたいと思いますが、まだ予定なのでどうなるかわかりません。
それでは次回もお楽しみにして下さい。
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