GS櫂斗-異世界霊界探偵禄-   作:ギブス

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どうもギブスです。
今回から第3章に入ります。
相変わらず短いです

それと予定していた幕間はまだ制作中のため、後日投稿します。投稿箇所はこの話の前になりますので、お間違えなくお願いします。

それでは今回もお楽しみ下さい。


第3章 原作開始
再上京…。


美神や冥華さんにあとのことを頼んで別れてから早くも3ヶ月が経とうとする頃、

俺は再び上京し東京駅に来ていた。

 

 

「…さて、まずは冥華さんに挨拶しに行くか。拠点探しはそのあとだな。」

 

 

そう呟きながら俺はタクシー乗り場に向かおうと歩き出した時だった。

 

 

「…結理くんじゃないか!?」

 

「え?…あ、唐巣神父!?お久しぶりです!」

 

「ひさしぶり。元気そうでなによりだよ。」

 

「神父もおかわりないようで…そちらは?」

 

「ああ、結理くんは初対面か…こっちは私の弟子の…」

 

「はじめまして。ピエトロ・ド・ブラドーです。ピートと呼んで下さい。」

 

「!?…よろしくなピート、俺は結理櫂斗だ。俺も櫂斗で良いよ。」

 

 

どうやら地方に除霊の仕事に行っていたらしい唐巣神父ともう一人、ピートが声をかけてきたが…もうピートが神父と一緒にいるってことは、忠夫は美神のところでこき使われているのか…なんてことを内心で考えながらピートと挨拶をした。

 

 

「…それで、結理くんがこっちに戻って来たってことは、修行の方は一段落ついたってことかな?」

 

「はい。前よりマシになったので、そろそろ動こうと思い上京してきました。」

 

「そうか。…今日はこのあとどうするんだい?」

 

「とりあえず冥華さんのとこに行って、挨拶したあと拠点探しに行こうと思ってます。」

 

「そうか…では、私もついて行っても良いかね?」

 

「はあ、別に構いませんが…どうしてか聞いても?」

 

「なに、私も六道さんに少し用事があるからね。…という訳でピートくん、すまないが君は荷物と一緒に先に帰っててくれ。」

 

「わかりました先生。では櫂斗さん、またお会いしましょう。」

 

「ああ、またな。」

 

 

そういうわけで、俺と神父はタクシーに乗ったピートを見送った後、別のタクシーで六道家に向かった。

道中、神父から俺が実家にいた時に起きたことを聞いたが、ほぼ原作通りで特に変わったことはなかったようで今は、原作の四巻か五巻ぐらいだろうか。

…ただ、忠夫と冥子との出会いで、原作では冥子のプッツンでビルが倒壊していたが、鈴駒がいたおかげでそのようなことが起きなかったらしいのが気掛かりだが…。

 

 

 

~閑話休題~

 

 

 

「まあまあまあ~!?

久しぶりね~櫂斗くん~!!

唐巣くんも元気そうね~?」

 

「お久しぶりです。」

 

「ご無沙汰してます。」

 

 

場所は変わって六道家の応接室で、俺と神父を歓迎してくれた冥華さんと話していた。

 

 

「…じゃあ~櫂斗くんは~、また物件探しに行くのね~?」

 

「ええ、ずっとホテル暮らしってわけにはいきませんからね。」

 

「結理くん、そのことなんだがね…もし良ければ私のところに来ないかい?」

 

「え?神父のところにですか?」

 

「ああ、知ってのとおり私はこの間からピートくんを弟子にしててね、GSとしての指導をしているんだ。だが私もピートくんに付きっきりで指導することが出来ない時がたまにあってね、最近はそのことで悩んでいたんだ。

今日ここに来たのも私がいない時のことを六道さんに相談しようとしてたんだが…そんなときに結理くんが来たんだ。」

 

「俺が…ですか?」

 

「ああ、結理くんは私の見る限り、現在のGS見習いの中で最もGSに近い者だと思うんだ。」

 

 

ここで俺のGSとしての立場を話すが、俺はGSとしてはなんの後ろ盾もないGS見習いだ。

父さん達は人間としては、父さんの家系の中に何人か霊能者を排出しているが、父さん自身はごく普通の社会人として振る舞っているからGSではない、という設定で人間としては生活している。一応冥華さんが俺を見出したことで、冥華さんが師匠としてGS見習いになった。ただ冥華さんはGS協会理事なので関係者以外には知らせていない。つまり俺は師匠なしのGS見習いという扱いだ。

 

 

「それに結理くんは六道さんが見出したとはいえ、今は師匠がいない状態なんだろう?

おそらくこのままの状態ではGSにはなれないだろう。今後のことを考えるとそんな状態では、動きを制限されてしまうだろうね。

そこで結理くんを私預かりのGS見習いにすれば、近いうちにあるGS試験に出場させることが出来るからね。

その試験でGS免許を取得出来れば、私は君を直ぐに独り立ちさせるのも吝かではないと考えているんだ。

それに結理くんがいれば、ピートくんにも良い刺激になると思うんだ。」

 

「あら~それは良い考えね~!どうかしら~櫂斗くん~?」

 

「え、ええと…。」

 

 

…確かにこのままじゃ動くに動けないしな。それにGS試験やその後のこともある。

俺や鈴駒たちそれに戸愚呂等が来たせいか、既に原作とは若干だが違いが出てきている。その影響で今後どのように原作と違いが出るかわからないなら、その渦中に俺自身が居た方が良い…のか?…ダメだ、わからん。

…まあいいや。神父の言うことも最もだし、GS免許はあった方が良いし…良し決めた!

 

 

「…神父、本当に良いんですか?」

 

「ああ、結理くんさえ良ければ私はこのまま、この話を進めようと思う。どうだい?」

 

「わかりました。その話お受けします!若輩者ですが、よろしくお願いします!」

 

 

そう言って俺は神父に頭を下げた。こうして俺は神父に弟子入りして、ピートと兄弟弟子になることが決まった。

その後は冥華さんと俺がいない時のことを、神父に聞いてなかったことを中心に聞いていたが…そういえば…

 

 

「…ところで冥華さん、冥子と鈴駒はまだ見てませんが、今日はどうしました?」

 

「ああ~、冥子はお友だちが来たから~お部屋にいると思うわ~。たぶん鈴駒ちゃんも一緒ね~。」

 

「友達?美神かエミかな?」

 

 

そう言って俺は出された紅茶で喉を潤していたが…

 

 

「ちがうわ~。ぼたんちゃんっていったかしら~?」

 

「ブゥーーーッ!?」

 

「わぁっ!?だ、大丈夫かい結理くん!?」

 

 

客人の名前を聞いた瞬間噴き出してしまった。

咳き込む俺を心配してくれた神父だが、それよりぼたんだと!?

 

 

「…ゴホッ、ゲホッ………も、もう大丈夫ですけど…冥華さん、ぼたんが来てるんですか!?いつから!?」

 

「ええ~。1ヶ月ぐらい前かしら~。冥子が連れてきて~、たまに遊びに来てるわ~。」

 

 

 

ぼ、ぼたんのヤツ~!

この3ヶ月一度も俺のところには来ないでなにしてんだ!?

 

 

「…神父!ちょっと用事が出来たので、そちらに窺うのは後日で良いですか!?」

 

「あ、ああ…私も君のことをピートくんに話したり、君の部屋のこともあるからそうしてもらうと助かるが…」

 

「わかりました!では後日窺います!では失礼!!」

 

 

俺はそう言って、神父の返事を待つこともなく応接室を出て行った。向かうは冥子の部屋だ!

 

…なお、残された神父と冥華さんがぼう然と俺を見送った数分後に、六道家にとある少女の悲痛な叫びが聞こえたとか聞こえなかったとか…。

 

 

 

<続く>

 




ということで、
次回から原作のエピソードと絡めていきます。

今回の話は、前章ラストから約3ヶ月経過してます。
原作の時間軸はブラドー編が終わり、美神たちは日本に戻って数週間程経過したぐらいです。

ピートが初登場しましたが、原作だとピートが唐巣神父のところにGS修行のためにいつ戻って来たのかが正確にわからなかったので、本作ではブラドー編終了後約二週間後に再来日したことにしました。

次回の話ですが、
原作の四巻のエピソードのどれかを書こうとおもいましたが、
残念ながら現在手元に原作がない(何故か私の住んでいる市内や近隣の市の古本屋には、原作が飛び飛びでしか売ってない為…定価で買うのもなぁ)ので、暫く後になります
次回は遅くとも月末までに更新しますのでお待ち下さい。
m(_ _)m


それでは次回もよろしくです。
感想・コメントもよろしくお願いします。
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