今回は番外編として修行時代の一幕です。
1時間ぐらいで書き上げましたので短いですが、
お楽しみ下さい。
あれはまだ俺が蔵馬師匠と修行を開始して4ヶ月程経った頃のことだ。
当時の俺は最初の頃より霊力の総量がだいぶ増えたから、その霊力を上手く使う方法を蔵馬師匠と相談していた。
「うん、だいぶ霊力を自由に使いこなせるようになってきたね。」
「まあ、最初の頃よりは出来ていると思うよ。
…でも、今のところ使えるのが霊銃(レイガン)と霊力を使った身体強化だけってのがなぁ。」
「それでもたった4ヶ月程で、そこまで出来れば体したものだ。
…ちなみに、この霊力による身体強化を極めるとこんなことも出来るようになる。少し離れてろ。
…ハアァァァッ!!」
ブワァァァッ!!
「!?」
そう言った蔵馬師匠は俺が離れたのを確認すると、自然体に構えた。
すると身体中に霊力を流したらしく霊視が得意じゃない俺の眼に見えるぐらいに、蔵馬師匠の身体中から霊力が迸ったのがわかり、その余波で土煙が上がった。
その土煙が納まったあとにいたのは、若い頃…つまり原作の頃の南野秀一(蔵馬師匠)がいた。
「うえぇ~!?若返った~!?」
「ふう…正確にいうと、今の姿が本来の姿で、さっきまでの姿が偽りの姿だったんだ。さっき僕がしたのはそれを解除する為さ。僕は元々妖弧蔵馬だった影響か、肉体年歳は成人前ぐらいを境に歳はとらなくなったんだ。
…でも人間南野秀一として生きているわけだから、歳を取らないのがわかると人間界じゃ大騒ぎになるんだ。じゃあどうすれば良いかと考えた時、僕は以前玄海師範が霊光波動拳の力を使って、若返って暗黒武術会に出場したのを思い出したんだ。僕は玄海師範のように霊光波動拳は使えなかったし、霊光波動拳は幽助が継いでしまったから幽助に聞いたり、その当時まだ霊界にいた玄海師範にコツを教えてもらったりしながら、それをヒントに僕なりにアレンジして出来たのが、さっきまでの僕ってことさ。」
「…ってことは、蔵馬師匠は20年前から歳をとってないってことか!?」
「…あれ、言ってなかったっけ?」
「聞いてない聞いてない!」
…おかしいと思ったんだよな。たしか原作終了後に4コママンガか何かで、桑原以外は歳をとってない描写があったのに、蔵馬師匠とあった時(というより、さっきまで)は30代(おっさん)の姿だったんだからな。
「…おっさん?(黒)」
ヤバッ!?
「…まあとにかく、霊力操作を極めることが出来れば色々出来るからな。…それじゃあ、続きといこうか?(黒)」
…とまあ、蔵馬師匠の謎の一つが解けたが、
このあとの修行でヒドい目にあったのは言わないでおく…orz
今回のお話は、
オタクうーろん様から戴いた感想で、
[原作終了後に4コマで桑原以外歳をとってないのに、蔵馬はなんで歳をとってますか?]とご意見をいただき、
今回の設定を急遽考えました。
ちょっと補足しますと、
原作の蔵馬は幽助と違い人間南野秀一としても生活しているならば、
何かしらで外見を誤魔化している筈…と思い今回の設定にしました。
今回のお話のように、
読者様の疑問から幕間を書いていくこともありますので、
ご意見・ご感想をお待ちしております。
m(_ _)m