わたしがウロボロスだ   作:杜甫kuresu

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【ウロボロスからのお願い】
ああー、来ちゃったか。来たらもうしょうがないな、取り敢えずバックしろ。





















…………しないか。まあしないよな、9.5割はバックしないと思う。じゃあ忠告だ。
本項は「書いてる人がやりたいだけ」の温床そのものであり、本編の空気感は著しく損なう、というか尊重の「そ」の字もない。受けとか攻めとか掛け算してたり普通にドン引き出来るので、本編の余韻に浸っているなら一応数時間は読まないことをオススメする。

一応立ち位置としては「BD全巻購入特典の設定資料集」ぐらいの立ち位置だ。読まなくても特に問題もないし、むしろ読まないほうが「良い最終回だったなー!」で終わる。それでも良いとわたしは思うぞ。

まあ此処まで読んだらもう聞かんだろうな。では「後書き及び設定資料」、始めるとしようじゃないか。



【作者からチョロっと一言】
頑張ってたら姉貴の髪型とかちょっとした設定画が置いてある。頑張ってなかったらゆるし亭ゆるして。
頑張ったけど俺は自分の主人公を穢したような悪い気分がします。上手く苦笑いして下しあ。


おまけ
後書き及び設定


【姉貴の他作品出張について】

ご本人の意志を尊重、とか抜かすからわたしが答えよう。

構わん、面白い世界にはどんどん呼べ。強いやつが居るのもいい、あ、僕口調のKarとか出るなら勘弁しろ。いやしてください。

 

わたしを扱う点でらしくするポイントは有る、箇条書きで以下の通り。

・ぶっちゃけかなり強いらしい。それなりの陣営を用意しないと鏖になるかもな。

・戦場でもノリが軽いからな、シリアスだと面白お姉ちゃんになる。相手に警戒心を与えないという妙な設定があるから、急に変なことを口走らせるのには用立てると良い。

・コメディは無理ではない。というか面白いことには首を突っ込みたい、突っ込ませろ。

・実はだな…………可愛い子を見かけるとついナンパするくせが(多数の機銃掃射で束の間の沈黙)何でもないぞ忘れろ。ナンパ? 気の所為だ気の所為。代理人殿と相方に殺されかねないからあんまりさせないでくれよ…………。

・勝率0%だからそこ徹底するように。ああでも「必要なもの」を取り逃したことはないぞ。

・当て馬で男女を連れてくるな。わたしはそういうのは苦手だ…………。

 

別に守らなくても良い。何しても何せわたしだしな。ダイジョーブダイジョーブ。おぬしがやりたいようにやっていけ、うん。

 

 

 

《裏設定集》

【ウロボロス】

受け気質。

鉄血所属だからグリフィンに敵対しているだけ、「味方を害する」のも敵になるポイント。自分は常に勘定にない、今は「死んだら困るらしいから」生きてる感じ。

仲間大好きなのであんまり傷つけられるとキレる。実際ストーリー中は全ての鉄血を救援して成功させている。

M4を生かしたのは「生きるに相応しい」と判断したのも有るが、変にストーリーを逸らしたくなかった。先が読めないのは心配らしい。

物事の歪さは修正されると信じているタイプで、CUBE作戦で自分が生き残ると代償があると考えていた。実際は彼がこっちに来た時点で√全然違うので問題なし。

「砂糖菓子の弾丸は撃ち抜いた」のKar担当指揮官とか、「そして一〇〇式は銃剣を構えた」の五月蝿いお兄さんと同じ人。

押せ押せに弱いタイプで、代理人にいきなりキスとかされたらあっさり堕ちる。Kar98kももっとマトモな攻略に打って出れば多分行けた。女性にはモテやすい、性格と雰囲気がイケメンよりになった所為。鉄血内の秘密投票では「抱かれても一向に構わん上級AI選手権」ぶっちぎりの一位。

本質的に善良なので、数十秒喋ると相手の毒気や警戒心を抜いてしまう。AR15達がつい普通にダウトをしたのはこの設定から。

余計な殺生は好まないが、「こっちに被害が出る」から殺す。再起不能にすれば十分とは思ってる、ただし加虐趣味も有るので偶に表面化する。

二重人格状態になってからは若干混ざってるので、本人特有の毒気のない気の抜けた笑い方をしたりする。総じて軟化、ついでにちょっと冷静さにポイントを振られた。

強くなる予定もなければ大物感を帯びる予定もなかったが何故かこうなった。気づいたら二重人格だった、俺も分からない。

いやに近接戦が多いのはウロボロスの描写イメージが「化物」だから。

二重人格設定は実はテコ入れ。『ウロボロス』が好評だった上にこのまま行くと余裕で404小隊が皆殺しだったので。

「呵々ッ」という笑い方は「ボス用のキャラ付け」なので、本編以降は普通に笑う。

ぶっちゃけ姉貴が勝手に動いてたので後は分かりません、感想で本人に聞いて下さい。

色々書いたんだけどそもそもこんな長くなる予定なかったし悪役ムーブさせたのにこんな人気なのかも分かりません。もう大体よく分からん、勝手にこうなった。俺の制御下にない。

これさっき思いついたんですけど(賽は投げられた執筆時)、指揮を執りたがらなかったのは「ウロボロスが独断指揮で失敗したから」だと思う。無意識に設定ができてるからはっきりしないけど。

気づいた人は気づいたでしょうけどある転生者と知り合いです。

 

設定並べてみると「ライブのボーカルめっちゃ向いてるな、声的にも」とか閃いたので深夜ライブをゲリラ開催するバンド結成してたことにします。盛り上げるの滅茶苦茶うまそう、ピンク色の「ウロボロスさんコッチ見て♥」ってやつ振られてる。

バンド名は「トゥーリブ」とかじゃないのかね、To liveと2liveみたいな。演奏担当の相方はスケアクロウでいいでしょ(適当)。

この通りいきなり経歴が発生して俺が困惑する始末なので喋ったらポンポン設定が増えていく。

 

最終話時の状態

・体中銃痕まみれ、疑似血液もダラダラ

・流れる血液が時々湯気を上げている

・左側のアイを負傷、内部パーツがむき出しでギョロギョロしてる

・左腕は内部が破損、ワイヤーは出し引き出来るが基本垂れ流し

・体中に電流が走り、速度は直前までの1.3倍程度

・セーブしていた動きを開放しているので腕力、思考スピード共に限界値

・独りで常に誰かと会話している

 

…………悪役すぎるし俺だってこんなんと戦ってたら戦意的な面で勝てない。

 

 

 

【代理人】

どっちでも行ける。攻めが淡々としてて割とクル。

実は二重人格なの薄々気づいてる。「まあ、本人が言わないなら」みたいなノリで、気を遣ってるつもりも特に無い。

仕事で適当やってるのも完全に把握済み、何故放って置くのかはお察しください。

姉貴への肩入れは重い。サイドアーム千切って渡したのなんて姉貴だけだし、勝率0%なんて普通は切り捨てる。理性的な判断ではどうとも言えない私情がかなり混じっている。

ウロボロスが最期まで頼った端末は代理人の機銃の改良版。改修しまくったが元が高性能なので頑丈だった。

イメージ的に「最後まで味方についてくれる人形」。エルダーブレインと方針ズレて真顔で考え込んで欲しい。

実は全然ウロボロスに懲罰を与える気はなかったが、ウロボロス本人が「わたしはしっかり降格しとかないと、監督責任試されますよ」って言われて仕方なくやった。別に怒ってない、出会い頭に往復ビンタして頭撫でたけど。

 

 

 

【処刑人&ハンター他ハイエンドな皆様】

キャラによるだろんなもん。

賑やかしに入れてたら意外といい味出した連合軍。スケアクロウをヘッドハントしたのは予想外。

上記の通り女性にモテるので概ね好印象。ギャンブルをしていた常連からはウロボロス当人が思うより大切にされてる、アレで後輩気質。

最初は姉貴が自力で助かる予定だったのに、何故か「ハンター達が助けに来るんじゃね?」とか思い始めて代理人のアレが伏線になって――――――要するに唐突に閃いた。一番予想外。

 

 

 

【第十三大隊】

愚か者共。姉貴の部下。掛け算の適用外。

仲間になる予定はなかったが気づけば部下だった。どちらかと言えば「人間らしい部隊」で、鉄血の「強者らしく叩き潰せ」という発想とは合わないせいで弱かっただけ。姉貴の下で「自由にしろ」と一任されてから本調子が出た。

ウロボロスは「強者」が好きだが「弱者」を憎む性格ではなく、「弱いなりに歯を食いしばる」なんてのはむしろ大好物。口で言う割には上司に好かれていたし、上司も部下に慕われていた良い上下関係。

「蛇は唆す」の後はノルだけノッてみたけど素面になって「私達が姉貴世話しないとな…………今日はテンション高いし」とか会議してた。

実はこっそり任務をこなして成果を全部ウロボロス宛にしている。終盤の失敗続きに比べて高い権限や、代理人の独断のお咎め無しはそのため。端末の追加兵装もこの報酬。

ちなみに渾名みたいなのは全員有るが、姉貴は誰一人覚えてない。そもそも顔の見分けもついてない。まあ大事にはしてるのだが、そこは粗末に扱われている。よく喋る隊長すら顔を間違える始末。ちなみに隊長はJeager。

 

第二話の時のアレは本人は「指示出してるだけ」とか言っているがだいぶ面倒を見ているので、かなり恩義を感じている。弱小時代から見放されなかったのも大きいので、基本服従の一択。

現在は首になって一般兵のウロボロスより上。でもやっぱり言うことは無条件で聞くしサポートしてくれる。

あの日の一度以外、昔も今後も命令には背かない――――「ウロボロス」が命ずる間は。

 

 

 

【スケアクロウ】

忘れてた、ごめんね。多分受け。

 

 

 

【Kar98k】

相手がして欲しい方。どっちも行ける。

実は指揮官も好きなので、どっちに肩入れするか迷いどころだった。

この世界に生まれたのは二度目で、一度目は「ウロボロスが電脳世界で最期に相手をしたAI」。だから出会った時に凄まじい高揚感とか運命とかを感じている。

設計がそもそも「ウロボロスを殺せる正義」だからべらぼうに強い、割と主人公のご都合主義レベル。初めてのエンカウントの時にLink1でウロボロス撃退してるしな。

締めに何故か外せないと感じたキャラでも有る。運命的な好敵手が404小隊なら、ウロボロス個人の好敵手がこのキャラ。

ひたすらウロボロスの対比として描いたので、特徴をあげつらうと真面目にライバル。

・「個にして群」のウロボロスに対して孤高を極めた性能

・狂ったようで常識的な面も多いウロボロスに対して常識的なようで狂人

・正義を隠れ蓑に暴れる側と、強欲を掲げて奔放を騙る側

次回作とか書くなら協力してみて欲しい。多分好き勝手やって偶に情報共有すると「お、ナイス。いい情報だ」とか言い合ってる。

 

 

 

【グローザ率いるエリート部隊】

SPP-1は出番なかった、諸事情。

メンツは超適当に「俺の好きなキャラ」です、FAL一〇〇式カラビーナぁ!

グローザ殺すのは原作的にちょっと嫌だったからカラビーナと一〇〇式に死んでもらった、良い死に方したよね。あんまり出番なかったのに。

正直ウロボロスの当て馬になったの悪いと思ってる。

 

 

 

【ストーリー】

プロットは一つも守られていない。そもそもウロボロス死ぬ予定だった気もする。だって姉貴がプロット無視するんだもん。

まず前日譚あんなにやる予定なかった。何故かM4の首絞めてた。スケアクロウ死ぬ予定だったのになぜか助けた。Kar98kとかいう何かやべーやつとガチバトルしてた。二重人格になった。グローザとも戦う予定なかった。何か一〇〇式とカラビーナ殺してた。気づいたらめっちゃ強くなってた。大体姉貴になる予定もなかった。お前は優秀な主人公だ、組み立てたものは全部ぶっ壊してくれたけどな!

星見の下りとか未だによく分からない。知らない間に【ウロボロス】が居た。何で空を見て泣くことが有るのかは分からない、でも何となく分かる。多分ナンカちゃんと理由はある、言葉に出来ないだけ。

BBA口調は実はミスで、二重人格の下りの統合でちゃっかり修正。

最期は多分殺す予定だった、でも皆があんまり殺してほしく無さそうだし俺も殺したくなくなった。

自殺者設定は元々なかったが、やんわりと「前世が半端者で未練が有る」としていた。

「死にたくない」はずっと言わせたかったセリフ。すっごい書きたかったセリフだし、早く言わせたかったけど最後の最後までおくびも出さなかった。せっかちな自分が拘り抜いた唯一のセリフだと思う、いつもは我慢できなくて展開が早くなるけどこれだけはどーしてもしっかりとした場面で書きたかった。

最終話付近の暴走モードはガンダムバルバトスルプスレクスを意識しています。だからワイヤー持ってる、皆意外と分かってたね。

何でビークルのチェイスで斉射しかしないのか分かりにくいですが、オーバーヒート寸前です。頭の中は「暑い暑い暑い暑い」みたいな状態。

最終話がやたら生々しい描写がありますが、俺があくまでウロボロスを「唯の化物」と思って書いてるせいです。

 

 

 

【参考曲】

「他殺願望」及び「筋書きを決めるのは」の行軍…ヴァイオレット・エヴァーガーデンのサントラの「Torment」

ウロボロスちゃんが出てくる所大体、その他星関連…同タイトルのサントラより「Rust」

「筋書きを決めるのは」の冒頭…「何にでも牛乳を注ぐ女」

「蛇は唆す」…少佐の演説のアレ

「驟雨」…フリー音楽「ラーの天秤」

「簒奪者」の404小隊戦…「孤島の簒奪者たち」

「賽は投げられた」…Blackout(CUBE作戦E-4BGM)

「匣の中の悪魔」…オルフェンズの例のBGM

 

ウロボロス…「Los! Los! Los!」「GOOD and EVIL」イメージはLeague of LegendのOmega squad teemo Login theme。

『ウロボロス』…「God knows...」

代理人…凛として咲く花の如く

Kar98k…ゴーストルール(其の内書くって事だよ)

 

 

 

【インタビューした場合の反応】

ウロボロス「は、何? おぬしが神様? よーし殺してやる、前に出ろ(カメラ粉砕)」

代理人「(無言でサイドアームを見せる)」

第十三大隊「え~、メンドイですね…………え、手柄くれるって? じゃあやりますもう存分に質問をどうぞ」

Kar98k「言われなくても語りますとも!(以下数千文字で収まらない自分語り)」

 

 

 

【姉貴の兵装】

あんまり考えてなかったけどやんわり考えてたの。名前は思いつき、カッコいいの。

Vector…電脳時代の愛銃。途中からは根城にしたビルの到る床に銃を刺しまくって撃ち捨てしていたので中盤まで。

Kar98k…狙撃用にはよく使った。人形も好き。

WA2000…カッコいいなーと思って使っていたが、ボルトアクションライフルの魅力に負けて出番が減っていった。

 

Stingerシステム

電磁波を出すのと端末システム。電磁波はあまりに強くて数百メートルの電波障害、及び人形の五感障害を引き起こす。

元々は本家の其れと同じだったが、「こんな複雑じゃなくていいから数をくれ」と言ったらこうなった。姉貴は単騎突撃馬鹿のくせに「数は力」をよく分かっているタイプ。だからお前は馬鹿だと俺は常々言ってるんだ。

 

機銃『掃討屋代理』

最もよく使っていた機銃端末。代理人が千切ったサイドアーム。幾度の改修でマガジンや強度が元々高かったのに更に強化、殆ど不動の愛用機に変化した。

ウロボロスはこれを取り分け大事に扱っていて、掃除の時もこの端末だけは時間が数倍掛けられている。最後までウロボロスの為に戦い抜いた端末でもある。

 

突撃銃『ヤブサメ』

一般的なVespidのもののレートアップ型。中距離想定なのでウロボロスの距離感によく馴染む、大体構えて迎撃する時はコイツが活躍してる。

 

機関短銃『トツカ』

Ripperのやつ。短い長さのおかげで速く動く、また反動もだいぶマシ。よって遠くまで飛ばして遠距離から至近距離射撃をするのがテーマの頭の悪い端末。割と強い。

 

狙撃銃『ムラクモ』

Jeagerのやつ――――――じゃない。アレのゲテモノレベルの超巨大口径版。出番は少ない。

対物ライフルの一種なので威力がバカ高い。ただしデカイし長いし遅いので使い所は考えるべき。『トツカ』で誤魔化すのが近距離ではベターか。

 

第二汎用迎撃端末『Stinger』

原作にも有った円盤端末。ウロボロスのコスト度外視な注文のせいで色々カッツカツで使われた、要するにジオング。

ミサイル、特殊導線で遠隔操作できるとかいう謎のパイルバンカー、自動迎撃機銃、詰め込めすぎの一品。「やるならとことんやってくれ」という適当な発想で生まれた超兵器。取っ手がついているのでパイルバンカーと組み合わせてフックショット代わりにもなる。

本編では未完成、仕方なく『ウロボロス』に丸投げして作動させた。Stingerシステムでは二基持つともう装備は不可能。

一度も登場しなかった「スティンガーバースト」を発動できる。本作では単純な全兵装のバースト射撃と解釈。

 

没:非常用マニピュレータ「Barbatos」

ウロボロスの左腕として辛うじて機能した謎物体。長さが96cm、太さ最大60cmというそこそこ狂気じみたサイズ。アホみたいに鋭いクローは「掴む」だけしか出来ないがグロい握力を持つ。

非常用のくせに関節が5つも有り、関節ごとに伸ばせる狂気的な意欲作。その異常さから本来、装着直後はAIのメモリをえげつなく食われてお話にならないので自動アシストで動かすが、『ウロボロス』を完全移植して動かしたりした。狂気の沙汰、ちなみに息ピッタリな相方のおかげで「女らしくないのは残念だが、ずっとこれの方が戦闘は楽」とのこと。無事破損。

誰もウロボロスが負傷する想定がなかったらしい、実際したことは今までほぼ無かった。

名前の由来は勿論鉄血のオルフェンズ。

――みたいな事を書きたかったが、登場シーンが見た目が怖すぎて404小隊が怯える辺りでギャグ化したのでお蔵入り。だって怖いんだもん、ガンダムバルバトスルプスレクスの腕がメチャデカイみたいなイメージで考えてくれ、俺だって怖い。怖すぎて404小隊が理解を諦める絵面しか出てこなくてギャグが挟まれたので没なんだ。何時か書きたいね、Barbatos。

 

採用:非常用マニュピレータ「Barbatos」

関節機能とか細かいの抜きにして「接続ってその場じゃ無理だけどなんか付けたいよね!」というノリで生えてきた謎パーツ。

手首から先の細かい動作がざっくり接続じゃ無理なので諦めて大型ブレード。パイルバンカーのように射出でき、ワイヤーで絡め取って巻き戻すと自分も引っ張られる。手首まではマネキンみたいな感じで雑な作り。

処刑人用のパーツだったのだが「まさかウロボロスが」というのが周囲の反応。処刑人は元々負傷が多いタイプにしか見えないので(偏見)用意されていた、何故か姉貴が装備して本領発揮。

ガンダムバルバトスルプスレクスを意識したの通り、姉貴の動きでしなることで絶望感を与えるための装飾品でも有る。巨大過ぎる尖端と自在にうねる姿は「尻尾」を連想させる。途中からは姉貴が瀕死だったのでワイヤーが垂れ流し、頭が回ってないだけ。鞭みたいに振り回すので問題なし。

戦闘スタイルも有って、「戦闘時間が長引くほど動きに目を取られる」事からマッチングしている。しかしStingerのパイルバンカーでも飛べるので複数戦では相手の予測を大きくかき乱す、ソロモン72柱の名に相応しい、戦場を狂わせる兵装。

 

 

 

体質

熱しやすく冷めやすい、とは良い言い方で要するに変温動物みたいな性質。普通に考えれば分かるが、熱を持つまでにはかなりのエネルギーが必要で戦闘が途切れたりすると一々体力を持っていかれるのは面倒。でも薄着じゃないと熱がこもるのもヤバいという面倒臭さ。

擬似血液が沸騰するので喉が渇く、ついでに身体中が痛い。ウロボロスの言ったオーバーヒートは「疑似血液が沸騰して弾ける」ぐらいの意味合いで、「四肢が裂ける事も厭わない」とすれば更に速くなる。

後どうでも良いが誑し。

 

 

 

ちなみに戦闘力の順位ですが

「匣の中の悪魔」のウロボロス≠代理人>>越えられない壁>>「筋書きを決めるのは」のウロボロス>>Stingerナシのウロボロス>>ハイエンド一同>>越えられない壁>>その他雑兵

ぐらい。最終回のアレは――――代理人よりちょいぐらいは強いと思う、ああいうのは「戦場に存在するだけ」で問題になる。士気が明らかに下がる動き方で殺してくるから戦闘能力云々もあるがプレッシャーが強い、俺あんなん来たら作戦投げる。

代理人は指揮能力とか冷静さで差をつけてくるので実質五分か。実際にやりあったらウロボロス負けるし、「代理人殿に傷をつけるぐらいなら死ぬわ」って言って自分で首掻っ切る。

そう言えば平行世界にこんな動くチートと戦って「ご指導願いたい!」とまで言わしめた人間っぽい動物が居るんですよ…………もうすぐ投稿されるんじゃないかな。

 

 

 

【作品テーマ】

分からないのでむしろ感想とかで語って下さい、どれも否定しませんから。

 

 

 

【イメチェン後の姉貴の設定画】

皆姉貴大好きすぎるからお写真を取らせてもらってですね、髪型の解説とかしちゃいます

(まあ要はイラストですがもうすっっっっっっっっっっっっっっっっごい疲れた。絵が描けないから文章に逃げたのにどうしてこうなった。)

 

【挿絵表示】

 

「という訳でだな、まあ、うん。使うなら使え、以上――――何かデフォルメ効いてるな。それどころじゃないけど」

あ、後左の髪は全部ポニテに寄せてます、セーラー服のタイもネクタイになったとかも有る。唯でさえ視界悪そうだし。

ヘタスギル。。。。。。コロシテ。。。。。。コロシテ。。。。。。もしくはファンアートとかすげえ絵師さんからもらえると俺超テンション上がっちゃうと思うんだけどな~~~~~~!!!!!!(唐突に流暢) 復活できちゃうかもな~~~~!!!!!!!!

そのためだけに体張ったみたいな所ある。本当は人に見せたくないよ自分の絵なんてさー。

 

 

 

【後書き】

という訳で完結。姉貴こわいなーって思ってる、何だあの化物。今後一生書けないレベルで凶悪。

 

イントロダクションですが、まず人生に満足してます? 私は全く、自分は大嫌いだし今の人生はだいぶ酷いと思う。何か気力に欠けてるし、肝心な所で出力できてねえよなあとも思う。

ウロボロスはそういう所が私とそっくりです。似てないのはそれが「過去」だって所かな。

 

だから彼女の設計思想は恐らく「私の上位互換」です。何か何となくなあなあで生きて、何かもやもやっとした理由でゲームセットしたけど、でも何だかんだ次は成功してる。これは上位互換でしょう。

 

特徴的なのは私が書いたにしては「大義」が有りません。真っ当な価値観は捨てたし、最後まで自分勝手に動いていた。勝手に原作再現しようとして、勝手に強くなって、勝手に人形がついてきて、勝手に死に損なった。私は殆ど手出ししてません。

結構な人がカッコいいと言ってくれましたが、実のところ私もそう思います。好き勝手やるし、支離滅裂だけど言われてみれば何か一貫性は有るんですよ。有ることだけは分かる、どういう芯を持ってるのかはもう誰も知らないですけど。私もわからないし。

矛盾した言動も多くしてた割に私も「へえ」と感心してました。尽く私の理想形でしょう。

 

多分ですがウロボロスはちゃんと死ぬ予定でした。私は世界の都合をいじって生かした気がします、何だかんだ理由をつけて。あんまり後悔してないですね、こっちの方が面白くない?

 

――っていうか、彼女について語ろうとするとさっきから言葉が出てきません。分かんないんですよ、私は彼女についてよく分からない。

自分の理想系? TS憑依の勢いで出来た? 前々から書きたかったラスボス系? ウロボロスの成功√?

うーん、何かしっくり来ないんです。ですから私がこの作品、というかウロボロスに向ける言葉はたった一つで十分です。この後書きは忘れて下さい、あんまり意味のない感情の波の羅列みたいなものです。

 

”私は彼女と、及び彼女が築いてきたものは大好きです。”それは良いものも悪いものも関係ないです。よく見たらもうどう見ても悪いやつで頭も悪いんですけど、私は彼女が好きです。

身勝手で、その癖強くて、女に弱くて、有能なくせに適当で、勝てるくせに勝とうとしなくて、周りの心配なんかどこ吹く風で、変な所が馬鹿で、才能は磨かなくて、カッコよくなろうとしなくて、意地汚く生きようとして、信念は手軽に曲げて、女は巻き添えにして、自分が死ぬ事に頓着がなくて…………。

 

まあ色々有るんですけどコレ、全部私が嫌いな人間の特徴です。

でも好きです。終わり。この作品は、珍しく私に愛された作品です。おめでとう。

数々の敗北を経たそうですが、最後に神様に勝利して見事生存ルート。快挙です、彼女は間違いなく「勝利する強者」でしょう。

 

 

 

感想は引き続き彼女に投げておくので、まあ良ければ話しかけてあげてください。何だかんだ独りは苦手な人です。

此処、元々姉貴に任せるつもりだったんですけどね、何か分量嵩んだから姉貴帰っていいよ。お疲れ様。

――そう言えば最初は「絶対殺した方が面白い」って思ってた気がするんだけど、どうだったっけなあ。まあ姉貴も分かんないだろうしまあいっか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【一言】

いや別に一言じゃないがな。アイツ何が帰っていいよだ、逆にムカつくんだけど。わたしが勝手にやるからな。

はいおはこんばんにちわ、わたしだ。片割れはお休み、出力コストが嵩むからな…………何メタいだ? 本編から徹底しているが?

 

という訳で死に損なった。何でだ…………? もう死ぬな―と思ったから一〇〇式とか普通に痛めつけて殺しちゃったんだがなあ…………死ぬ前ならセーフだと思ったんだ。まさか生きるとは。まさか生きるとは!(大事なことなので(ry

 

さて、聞くがコレ面白かったか?

え、だってTS憑依者が支離滅裂な言動しながらナメプして死にかける話だったと思うんだが。しかもオリジナル兵装結構出てくるし、オリジナル要素がキツイから「いつものとほくれすクオリティ」じゃないか? わたしコレ読みたくない。

 

悪かった悪かった、此処を読むような阿呆に言うことではなかったな。面白かったなら良かったじゃないか、まあ後三日ぐらいは覚えておいてくれ。

二次創作だしな、三日も覚えてたら上出来だ。ほら、どっかのクソ鼠のヤンヤン日記とかならともかくこの程度じゃあなあ?

 

――しっかりやれ、結局わたしが出てきた訳だが。

ア、スンマセン。もうオフだから気が抜けてました、Stingerコッチ向けないで?

 

 

 

えー、コホン! 鬼嫁に「誰が鬼だ」怒られたので真面目にやるぞ! 嫁も否定していけ?

 

さてさて、面白かったかな? いや今回のは「多分面白かったんだな」という質問だ、というか此処まで読んでおいて本編読んでないやつ絶対居るだろ。今すぐ本編も読め、そして低評価を入れてわたしのプライベート大公開クソザコ小説をネットの奥深くに沈めてくれ。

ぶっちゃけわたしもつらい。とてもつらい。

 

基本的に好き放題やっただけなのだが、何かカッコいいだの可愛いだの言われたい放題だ。何だおぬしら、男に向かって可愛いとかどうかしてるぞ。そういうのは代理人殿に言うこと、良いか? ああでもヤンデレにはしないで、それはわたしも代理人殿も辞めて。お願いします。一人やばい奴が居たな、アイツはヤバイ。ウロボロス、お前も逃げろ。オレも逃げっから。

 

――結局巫山戯てしまうな。まあこれで行こう、もう一週回ってこれで良い。

どう一周回ったのかさっぱり分からん。

まあともかくこれはオシマイだ。わたしは残念ながら満足できる死に方は出来なかった、多分今後も中々見つからん。困ったなあ、しかも代理人殿に「次無茶なことしたら泣き落とし仕掛けますから」って直球で言われたし。あの人どうしたんだ…………オレそんな事されたら落ちちゃう。もう落ちてるけど。

 

部下もストライキ起こすとか言ってるしなあ、死ぬに死ねないのだ…………。どうする? 夢想家に相談するか、こういう変な事をするのが大好きだからな。あの変態人形。

 

というか終盤引かなかったか? みんな大好き一〇〇式もぶち殺したしなあ、いやだって真面目に加減ができなかったのだ。いつもならコアぐらい残してやるところだが。

――――話が終わらんなあ、何か締めっぽい事を言って終わらせるぞ。お喋りは感想でしよう。

 

 

 

諸君、生きるのは億劫かな? わたしは億劫だ、つまらないし、上手くいかないし、しかも特に旨みもない。控えめに言ってマゾゲーだ。

だが死ぬのは嫌だな? わたしはそうでもないが、大抵嫌な筈だ。

 

ならば生きろ。身勝手でも良い、迷って良い、失敗しても良い、死ぬより良い。

わたしは一度身を投げたことに後悔はしないが、だからこそ「後悔しないような人間」は見たくない。わたしみたいなバグはわたしだけで十分だ。

大体なー、この小説をサラーッと読んでみると良い。もうドン引きするぐらいわたしは周りを振り回した。それでも生きてるし、生きることを許されているぞ? そんなものだ、それはどんな世界でも一緒だ。おぬしが嫌いなやつ、優先席も譲らないくせにのうのうと生きていないか? そういう事だ。

 

自由に走れ。息切れしたら誰かに寄りかかれ。頼れ。また息を整えて走れ、わたしのように歩いて嫌気が差すのは最悪だ。生きてるほうがマシだ。

そして漸く死ねる時、「わたし以上にわたしを演じるのが上手いやつは居なかった」そう言い切れるように生きろ。わたしは其処を見誤った、小奇麗に生きるよりはわたしらしく生きるべきだった。

今は出来てるぞ、そこそこ幸せだ。戦場に出るだけで怒られるのは困るが。

 

ではこんな一万文字を読んでしまった愚か者のおぬしに敬礼を。これだけこんなつまらない頁に時間を無駄遣いできたのだ、有意義なことにはもっと時間を掛けていくのだぞ?

後、忘れてるが一応わたしスーサイドだし、おぬしのほうが立派に生きているぞ。本当だとも。胸を張って行け、生きるのは社会への最大の貢献なのだから。

以上。名もなき部下の諸君、各々の人生に光を灯せ。健闘を祈る。


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