気づいたら一歩だった   作:konya

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結果とこれからの事

僕が一番気にかけていた時がついにきてしまった。

 

父はすでに出航しておりすでに4日経過している。

 

「父さんいつ帰ってくるの?」

 

「一歩がイイ子にしていればすぐに帰ってくるわよ」

 

この天気、きっと大時化になってる、なんだが胸騒ぎがするわ

 

「お母さん!大丈夫だよ、きっとお父さんは帰ってくる」

 

「そうね」

 

4日経過

 

父さんの釣り仲間が帰ってきた、その中に父さんの姿はなかった。

 

あまり奥まで漁業には出なかった様だが、原作通りに人助けをして行方知れずという

 

5日目

 

母さんも薄々気づいているんだろう、もう父が帰ってこないという事を…

 

でも僕には何故が父さんが帰ってくる気がした。

 

歴史の修正力とでもいうべきか 僕は父の帰りを待ち続けた。

 

その間、母を含め、釣り仲間の人達にも随分痛々しく見られていただろう

 

釣り仲間の人に巻き結び、モヤイ結びを教えてもらった。

 

 

6日目

 

父さんに呼ばれた気がした。

 

堤防に急いでいくと、浮き輪の上に帽子を被った父さんが浮いていた

 

僕は服を脱ぐと、浮き輪を持って、急いで父さんの元へと泳いだ。

 

正直海を舐めていた、体ができあがっていたならば、普通に泳げただろうが距離がなかなか縮まらない。

 

それでも必死に泳いで、堤防へと泳いで戻ると心配して見に来たのか母さんがいた。

 

すぐに救急車を呼んで病院に搬送されたが、思ったよりも水も飲んでおらず無事に退院できた。

 

母さんは大泣きしていて、父さんは居心地が悪そうだった、普通なら反省をこめてもっと心配されろと思うのだろうが

僕までも一緒になって大泣きした。

 

もう完全に幕ノ内一歩になりきって いや成っているんだろう、大切にしようとは思っていたが、もう完全に家族としか思えない。

 

それにしても僕の父親はとんでもない人物なのかもしれない、2,3日とはいえ漂流して帰ってくるなんてスペックは鷹村さん並かな?(震え)

 

退院から帰ってくると、まるで英雄が帰ってきたような騒ぎになっていた。

 

船は無くなっていたが、漁師仲間達の命の恩人という事もあって、船の資金は思っていたより安く済んだようだ

 

ただ母さんが今回の事が心配で、父さん一人で海に出るのは反対らしく、船舶免許を取って一緒に仕事をすると言いはじめた。

 

父さんは思う事があったのか、母さんの謎の圧力に負けたのか

いつもの堂々とした姿ではなく

なんというか、尻に敷かれているようにみえた。

 

そういえば父さんが「一歩は弱っちいから鍛えてやらねえとな」とか言ってた気がするけど

 

きっとこの父さんのトレーニングは悪い様にはならない気がした

 

家庭の事情を抜きに考えれば、あとはボクサーとしての体の鍛え方と、パンチの握り方と打ち方、あとは拳の硬さかなぁ…素手で杭を打ちこんでた人も居たもんなぁ(遠い目)

 

パンチに目を慣らす対策方法はすでに考えている。

ただ効率的かどうかまではわからないから試行錯誤していくしかない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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