薔薇水晶を倒し、槐が真紅に殺されてから2週間がたった。
あれからいつもの平和な日常を送れているが…ジュンとローゼンメイデンのみんなは心に不安を持ってしまっているようだ
「真紅の野郎…まさかあんな事をしやがるとは…思いもしなかったです……」
「翠星石、真紅は女だから野郎じゃなくてアマだと思うけど」
「涼しい顏しながらどうどうと殺しをするとは…ただでさえ恐ろしいのに、さらに恐ろしくなっちまったです……」
「翠星石、真紅は君達のローザミスティカを狙ってるんだろう?それって君達の事を殺そうとしている事だよね?」
「…そうですけど…」
「それなら、計画の邪魔になる存在は僕達のような本当の命を持つ者も平気で殺す事も出来る、だからあの時槐をなんの躊躇いもなく殺したんだろうね」
「確かにジークベルトの言う通りねぇ」
「でも…あんな奴でも翠星石にとっては実の妹です、だからやっぱりショックです……」
「…そうか」
「翠星石、僕らは真紅に会った時は殺すか殺されるか、その中のどっちかしか道はないんだぞ」
「解ってるです、でも…翠星石は戦いたくないです…」
どうやら翠星石はそうとう参っているみたいだな…
「翠星石、気晴らしにアニメでも観るかしら?」
「そうですね、いつまで悩んでても仕方ないですね、じゃあそうするです」
「じゃあ今日は翠星石が観たいアニメを決めるの!」
「良いんですか?それじゃあ…」
「話しはなんとか無事に終わったようだね」
「でも事態は全然無事に終わってないよね?」
「ああ、翠星石達に不安な思いをさせない為にも、真紅を完全に倒す、つまり殺すしかない」
「でもあいつも金糸雀達と同じ人形なんでしょ?いくら生きてるとはいえ、人形を殺すなんて出来るの?それに真紅の奴、無駄に強そうだし…」
「事実、えげつない程強いだろうね、Nのフィールドに徘徊しているモンスター達は全員真紅の手下らしいからね」
「え?あのかなり強いモンスター達って全部真紅の手下だったの!?」
「そう言えばエポニーヌは知らなかったんだっけ?」
「そんな大事な事はもっと早く話して欲しかったわ」
「済まない、こうも非常識な事ばかり起こっているとそういう事を忘れてしまってね」
「まあこれから気を付けてくれるなら別にいいわよ」
「そうして貰えると助かるよ、エポニーヌ」
「本当にこれからは大事な事が起こった時はちゃんと話してよね」
「ええ、解ったわ、充分に気を付けるから心配しないで」
「ああ、肝に命じておくよ」
作者のMPです、真紅って今だに不人気なんすかね?