ナイトレオを倒した後、更に城の奥へと進み始める事にした。
ダークランサーやアスタロト等のモンスターを倒していきながら城の屋上まで行くと、そこに真紅が居た
「あら?貴方のその姿はどうしたのかしら?貴方には魔界に来たローゼンメイデン達のローザミスティカを持って来るように言っておいたのだけれど」
「それは残念だったわね!ジークベルト達の力を甘く見すぎたみたいね」
「ジークベルト?ああ、すっかり忘れていたのだわ」
「真紅!いい加減こんな事はやめなさぁい!」
「ふふ、そんな事より上を見てみなさい」
真紅に言われた通り上を見ると、上空に大きな黒い穴が広がっていた
「素敵でしょう?あの穴からマ素がいくらでも降って来るようになっているのよ。さあ、貴方達もマ素を浴びるといいのだわ!」
真紅は手に持った黒い玉からマ素を放って来た。
僕は持っていた聖玉でマ素を吸収した
「?なんなのそれは?」
「カナが作った対マ素用の聖玉かしら!」
「へえ、まあどんなに良く作っても所詮はガラクタ。今度は最大パワーでいくのだわ!」
真紅はマ素をより強く放った、しだいに聖玉はマ素に耐えられなくなり、聖玉は粉々に砕け散ってしまった…
「アッー!!カナの作った聖玉があああ!!」
「やっぱり壊れちゃったみたいね、改めてもう一度いくのだわ!」
「これまでなの!?」
真紅はマ素を…放とうとしたがマ素は出てこなかった
「あら?もしかしてガス欠かしら?まあいいわ、マ素ならいくらでも足せるし、貴方達はマ素が溜まるまでの間この子達の相手でもしてるがいいのだわ」
真紅がバッファロンとモヒカントを差し出して来た。
2匹共なかなかの強敵だったが、無事に撃破出来た。
しかしそれと同時に真紅の持っている玉にマ素が溜まってしまったようだ
「このくらいでいいわね…ん?……キャアアアアア!!?」
黒い穴から大量のマ素が真紅に降りかかった
「あら?なんだか目の高さが違うわね」
そこには、全身ピンク色の芋虫のような下半身、頭部に指のような物が生えたこの世の物とは思えない姿になった真紅が居た
「この手!?この体!?私は、魔物人形に?」
「うぎゃああああ!!気持ちわりぃですうううう!!」
「なんだか吐きそうになるのぉ…」
「ちょっ…いくらなんでもキモすぎでしょ!!」
「そう言う事ね!マ素は魔界の源、より適合した者が浴びればこのようになる訳なのね。さあもうすぐよ、貴方達。もうすぐで私はアリスとなりお父様に会う事が出来る、その為に貴方達には消えて貰うのだわ!」
「甘いわね!貴方を倒して全て終わらせてみせるわ!いきましょうジークベルト!みんな!もはや真紅に情けなんてかける必要はないわ!」
「ああ、全て終わらせてみせるさ!」
モンスターになった真紅と戦闘になった。
頭部の指のような物で握り潰して来たり、炎と氷を吐いて来たり、暗黒と爆発の呪文を唱えて来たり、キラークリムゾンとタイプGを呼んで来たりして来たが…
みんなで強力して全力を出しきった事によりついに真紅を倒した
「……何故なの……何故私は貴方達に勝てないの……こんなのおかしいわ……」
「おかしくなんかねぇぞ真紅、おかしいのはお前の方だ」
「その通りだ、お前は何もかもが間違っていたのさ」
「勝手ね!……いいわよ、こうなったら私の中にある自分と雪華綺晶のローザミスティカごと消えてやるのだわ……どう足掻こうがお前達は誰一人アリスになる事も出来ないしお父様にも会う事は出来ないのよ!いい……きみ……よ…………………」
真紅はそう吐き捨てると、跡形もなく消え去った
「これで、全てが終わったのかい?」
「ああ、全部終わりだ。父さん、僕は貴方の願いをようやく叶えてあげられました」
「これでようやく何の心配もなく生活出来るようになるわぁ」
「もうアリスゲームなんかしなくても良くなったかしらー!」
「うわーい!ヒナ達やったのー!」
「蒼星石!帰ったらパーっと盛り上がるですよぉ!」
「あはは、解ったよ」
「オフェリア!帰ったらゲームの続きやりましょう!」
「解ったわ、ねえジークベルト」
「なんだい?オフェリア」
「これで、やっと平和に暮らせるようになるね」
「そうだね、ようやく全てが終わったんだって実感出来るよ」
「さあ、帰りましょう!私達の家に!」
「ああ!」
END
作者のMPです。今回で最終回となりこの小説はこれで終了となります。最後まで読んでくれた方もそうでない方も本当にありがとうございました!!!