謎のモンスター、ナイトレオとの戦闘から2週間たった。
今のところはオフェリアがゲームをしたり、ジュンと水銀燈がテレビを観ていたりしたりと平和な日々を過ごしている
「それにしても気になるよね」
「何をだい?」
「今まで戦ってきた言葉を話すモンスターの事よ。ナイトレオとあとは、スカルキッドだっけ?あいつら水銀燈のローザミスティカ、私とジークベルトで言うと魂と心臓を奪おうって、一体なんの目的でやってるのかなあって思って」
「そう言えば、ナイトレオが言うには自分の主の為にやってるって言ってたよね」
「確かスカルキッドはローズガードに入る為って言ってたわよ」
「確かに、奴らの目的にはばらつきがあるけど標的は一緒だからね」
「あ」
オフェリアがそう言うと鏡がまた光るのが見えた
「またNのフィールドか!?」
「いえ、この感じは…何かこっちに来る?」
水銀燈がそう言ったと思うと…
「ご名答、ふふ…」
鏡から声が聞こえたと同時に鏡から何か出てきた。
金髪のツインテールに赤い服を着ており両目に傷の様な物が付いた女の子だ
「お前は!…真紅!!」
ジュンが突然叫ぶ、どうやら知り合いの様だ
「ねぇジュン、あの娘と知り合いなの?」
「私も知ってるわよぉ、何故ならあいつはローゼンメイデンの第5ドール、真紅だから…」
「ローゼンメイデンって事は、水銀燈の仲間?」
オフェリアが水銀燈に質問したが真紅が何か言ってきた
「私とこんな不細工を仲間なんて言わないで頂戴人間、私はこいつとは違って誇り高き薔薇乙女なのよ」
「なんかムカツク奴ね…」
「それより真紅、何をしに来た?」
ジュンがかなり身構えた状態で真紅に問いかける
「そんな事決まっているでしょう。アリスゲームよ」
「やっぱりねぇ…」
「アリスゲーム?なんだいそれは」
水銀燈に尋ねてみる
「アリスゲーム、それは私達ローゼンメイデンがお互いのローザミスティカを奪い合い姉妹のローザミスティカを全て集めたドールは究極の少女、アリスとなりアリスとなったドールだけが私達ローゼンメイデンの生みの親であるローゼンに会う事が出来るのよ」
それって…
「まるで殺し合いじゃない!」
オフェリアがそう叫ぶ、それはそうだ、僕だって同じ考えだから
「真紅、僕がいる限りアリスゲームなんてさせないぞ!」
「ジュン、随分と威勢がいいわね。その威勢のよさも貴方がお父様の師匠に作られたドールだから来ているのかしらね」
「父さんは関係ないだろ!それに父さんはアリスゲームは無くすべきだって、そう言っていたぞ!」
「そんな勝手許される訳がないでしょう、それより…」
真紅が水銀燈の方を見る
「貴方も随分と久しぶりね、水銀燈」
「真紅…」
「最後に会ったのは、確か1000年くらい前かしら?その間抜けズラも相変わらずね」
「1000年!?貴方達そんなに長生きしてるの?」
「あ…ああ」
1000年って…ローゼンメイデンってそんなに古い時代からある人形なのか…
「水銀燈、貴方から受けたこの両目の傷…ずっと貴方のローザミスティカを貰う事で癒そうと思い貴方を探し続けたわ、そしてとうとう見付けたわ。ふふふ…」
「真紅!お願いだからもうやめましょう!」
「死んだって嫌だわ、これも全てお父様にお会いする為、そして貴方は神聖なゲームを汚したのよ」
「殺し合いのどこが神聖なゲームなんだよ?笑えない冗談だな」
僕は真紅にそう言い放つ
「人間ごときが私に指図するつもり?そう言えばナイトレオが人間にやられたって言ってたけど…もしかして貴方達の事かしら」
「なんだって!?まさかナイトレオとスカルキッドはお前の部下なのか!?」
「ええ、あの子達は私の忠実な下僕よ。あと他のイレギオンや魔物人形達もね」
「なんて奴だ…」
今まで襲って来たモンスター達はみんなこいつの手下だったのか…
「まあ今回は顔を見せに来ただけよ、次に会った時には必ずローザミスティカを貰い受けるわ、またね。ふふふ…」
真紅は鏡に入り消えていってしまい鏡は元に戻っていた
「真紅…いよいよ奴が表れたか…」
「あいつの他にアリスゲームをやる気でいるドールはいるの?」
オフェリアが水銀燈に尋ねる
「アリスゲームを望んでいるのは、真紅と会った事はないけど第7ドールが望んでいたはずよ…」
「他のドール達は望んでないって事だね。じゃあその娘達が来たら保護してあげないとね」
「ありがとう」
ジュンと水銀燈にお礼を言われた。
アリスゲームか…ジュンと水銀燈の為にもこれからの事をよく考えなければならないな…
作者のMPです。真紅の両目の傷はロックマンXのシグマ隊長の物と同じです