金糸雀と雛苺が一緒に住むようになってから1ヶ月が過ぎた。
最近非日常的な事が多すぎてゆっくり過ごせなかったがこの1ヶ月間は何事もなく過ごせている。
でも…こんな事を考えてる時に限って何か起こりそうでヒヤヒヤしている自分もいたりする
「ねえ、金糸雀。何か作ってるの?」
「ええ、もしもの時に画面付きの通信機を作っているかしら」
「通信機…しかも画面付きって…そんな物本当に作れるの?」
「金糸雀なら出来るぞ、僕が言うんだから間違いない」
「金糸雀はヒナ達姉妹の中で一番の頭脳派って呼んでるの」
「よすかしら、カナはそんな大それた存在じゃないかしら」
「そお?私からしてもそう思うわよぉ」
「そう?なんか照れちゃうかしら♪」
「確かに金糸雀はそう呼ばれてもおかしなところは一つもない。
2週間位前は完全に壊れて使い物にならなくなった電子レンジを19分で直した程だからね」
「そうだぞ金糸雀、もっと自分に自身を持つ事も大事だからな、それはそうと、なんでさっきから水銀燈は僕にくっつきっぱなしなんだ?」
「あら、いいじゃなぁい♡」
「あー!水銀燈だけずるいかしらー!カナもジュンに抱きつくかしらー!」
「ヒナもヒナもー!ジュン登りなのー!」
「お前ら…重い…」
水銀燈、金糸雀、雛苺の3人はジュンにくっつき始めた(1人頭によじ登ろうとしているが)
「ジュンってけっこうモテるのかな?」
「多分そうなんじゃないかい?」
「まあ私にはジークベルトがいるけどね♪」
なんかオフェリアがさりげなくヤバイ事を言ったような気が…
そんな事を考えているとまた鏡が光り出した
「またNのフィールド?」
「多分そうだろうね、とりあえず行ってみよう」
僕はジュンとジュンに引っ付いている3人に声をかけた後鏡に入った
「また随分と暗い世界ね」
「そうね、さっさと用事を済ませて帰りたいかしら」
僕達6人は奥まで進む事にした。
道中襲いかかってきたアークマージ、メイデンドール、りゅうはかせ、くらやみハーピー、ノックヒップ、ウィッチレディ等を倒しながら奥までやって来た。
そこには見知った顏があった
「ニョヘヘヘヘ!久しぶりだな!」
「お前は!スカルキッド!」
ジュンがそいつの、スカルキッドの名を呼んだ
「水銀燈、あの骨は何かしら?」
「そう言えば金糸雀と雛苺は会った事がなかったわねぇ、あいつはスカルキッド、真紅の手下よぉ」
「真紅の!?骨を部下にするなんて…趣味が悪いかしら」
「真紅だから仕方ないの」
「スカルキッド!またローザミスティカが目的か!?」
僕はスカルキッドにそう言った
「ニョヘヘ!その通り!今度こそお前達を倒して真紅様に褒めてもらうんだ!てな訳でいくぞー!」
「来るぞ!」
スカルキッドと2回目の戦闘が始まった。
骨や自分の頭を投げてきたり噛みいてきたり
炎や氷を吐いてきたりアークマージとメイデンドールを呼んできたりとかなりやっかいだったがみんなで協力してなんとか倒した
「ニョヘヘ……まさか俺がまた負けるなんて…」
スカルキッドの体が黒く光りながら徐々に消え始めた
「せめて…生ま変わったら…その時こそは騎士になりたいなあ……ニョヘヘヘヘ………」
そう言い残した後スカルキッドは完全に消えた…
「スカルキッド…彼はただ騎士になりたかっただけなのかもしれないね…」
「そうかもね…ジークベルト」
「でもあいつも魔物人形の一体だ。魔物人形はただの人形に真紅が自分の魔力を入れて動かしてるだけにすぎないからな」
「それでも心がある魔物人形を倒すのは気が引けるかしら…」
「ういー…真紅、酷い事するの…」
「悔やんでも仕方ないわぁ、用は済んだし帰りましょう」
「そうだね、そうしようか」
スカルキッドの事で少し気が引けてしまうがとりあえず帰る事にした
作者のMPです、敵キャラが1人いなくなりました