動画投稿者 衛宮少年15歳 作:ふふふフレッシュ
平和な世界だったらこうなってたらなー。というものです。
あと、時代とか考えないで。
「おい、衛宮、動画撮ろうぜ!」
中学生の夏。
久しぶりに家に来たオレの親友の間桐慎二がそう発言した。
今年の夏は猛暑で沢山の人達が熱中症になっていた。
まさか、慎二も熱中症か!?と思いキンキンに冷やした麦茶を座ったばかりの慎二に出す。本当は紅茶を出そうと思ったんだが熱中症の疑いがあるので仕方があるまい。
「おい!衛宮!僕言ったよね!?紅茶を出せって!」
「いや、すまない。紅茶は後で出すからまずは冷やさないと……」
「冷やすって何?……ってまさか僕が熱中症で意味不明な事を言ってるって思ってるわけ!?」
文句を言いながらも慎二は冷えた麦茶を一気に飲んだ。
「で、いきなりどうしたんだよ。慎二。動画を撮ろうって」
「最近ユーチューバーが流行ってるじゃん?だから俺たちもこの波に乗ろうぜって訳」
「……オレはパス」
「へー。衛宮ってば怖気ついたんだ。まぁ僕にかかれば衛宮の手を借りなくてもいいんだけど……そんなのでいいのかよ衛宮」
「な、なんだよ。オレは出ないぞ、それに顔を出したくない」
そう、オレがユーチューバーになりたくないのは顔を出したくないからだ。オレ自身顔を出しても構わないが万が一藤ねぇ達に迷惑がかかると嫌だからというのが一番の理由だ。
「ふん!まだ正義の味方を目指しているのかよ」
「当たり前だ。オレは爺さんの跡を継ぐんだ…」
「はぁー。よく考えろよ衛宮。いいか、正義の味方ってのはなんだ?」
「そりゃ、人々を助ける事だろ?」
「ほかには」
「悪いやつを倒す」
「ほかには」
「笑顔にする」
「そう!そうなんだよ!衛宮!いいか!このユーチューバーってのはな〇〇してみたってのが多いがそれにはユーチューバーの思いがあるんだ」
「それは…」
「それはな、見ている人を楽しませるって事なんだよ。楽しんだら人はどうなる?」
「笑顔になる」
「そう!正義の味方と一緒じゃないか!」
「そ、そうか!」
誰もが思うだろう。
全然違うって。
それはしょうがない。だって衛宮少年と間桐少年はクーラーをつけないまま話している。
そして、この家に来る前にこの2人がやっていた事は蔵で暑さ我慢大会をやっていたのだ。
誰もが思うだろう。
こいつらアホか?
まぁしょうがない。だって思春期だから。
つまり、言いたいことはこの2人は今現在熱中症にかかっていて判断能力がないってことだ。
さらに言いたいことはまんまと慎二に乗せられてユーチューバーとなった。あと、その日にその2人は電気屋さんに買い物に出かけた。かなりの出費だった。
ーーーーーーーー1本目ーーーーーーーー
先日から早2週間。
まだ衛宮士郎は動画の内容を決めていない。
どうすれば人は喜ぶのか考えても考えても思い浮かばなかった。
一方慎二はと言うと持ち前のゲームセンスを生かし実況プレイをしていた。
僅か 2週間という期間で登録者数が5万人を超えもうすぐ6万になる。
やはり魔術以外の才能は凄いようだ。
チャンネルは作ったのにも関わらず2週間も動画を出していない衛宮士郎を見かねた慎二は衛宮士郎の家にまた来ていた。
「おい、衛宮。まだ動画をとっていないんだって?」
「ああ、なかなか決まらないんだ」
「はぁー、しょうがない。僕が手伝ってやるよ」
「ほ、本当か!」
「まあ、僕にかかればすぐに内容を決めてやるさ、で、衛宮、お前顔を出さないように一応マスクは買ったか?」
「一週間前に買ってきた。ほら」
衛宮士郎が袋から出した物はキリンの被り物だった。かなりリアルの
「ぷ!流石衛宮だ!いい仕事するじゃん!オーケー僕も決めた内容は料理だ!」
「……ん?料理?」
「だって料理うまいじゃん?だからそれを投稿するんだよ、ところどころ注意点を言ったり、オリジナル料理を作ったりしてさ」
「なるほど…確かに美味しいご飯を食べたら笑顔になるしな!わかった!早速!」
〜〜〜〜〜〜セッテングをしています〜〜〜〜〜〜
「被り物オーケーっと、コホン、やぁ、キリンの味方です。投稿を初めてするけど早速始めていこうと思う。内容は『麻婆豆腐』これを作っていきます。まず豆腐の説明から、豆腐に関しては木綿豆腐がおススメする。なんでかって言うと煮崩れにくく味の含みもよく作りやすく食べ応えもあるから。絹ごし豆腐は…あまりオススメしない。
じゃ最初はこの生姜を切っていく。皮は鮮度が良かったらそのままみじん切りに鮮度が悪かったら皮を切ってください。
皮を切らない方が香りが良くなって無駄がないから出来れば鮮度がいい生姜で。
そして、次がにんにくだけど……まぁこれは臭いが気にする人は入れなくても良い。入れた方が美味しいけどな。
にんにくの切り方はみじん切りだ。芽は大きくなっていたらとってください。この芽はアクが凄いので取っていた方がいい。
次は豆腐だけど、まずは下準備だ。
なんで下準備をするのかは水っぽくなった、豆腐の芯が温まってない、など失敗を防ぐことが出来るからだ。
やり方は簡単豆腐を切ってそれを鍋に豆腐がかぶるくらいの水を足し入れて、鍋を中火にかけ、一度沸騰するまで待ち、沸いたらそっとざる上げればオーケー。それで下準備は完了。
次はフライパンにサラダ油と生姜、にんにく、唐辛子を入れて弱めの中火にかけます。唐辛子の量は好みだ。けど溢れるほど入れたら辛すぎるのでやめた方がいい。……あれ?そういえば数年前激辛麻婆豆腐を食べたような……この話は置いておく。
油が熱くなって沸々としはじめたら1分ほどそのまま香りを引き出し、そのあとで豚ひき肉を加える。
中火にして豚ひき肉を炒める。
そして十分火が通ったら塩、胡椒で味付け。
味付けが終えたら水、醤油、みりんの順番で入れる。沸騰したら火を緩める。
そして豆腐を投入。約2分ほどグツグツと煮る。
2分ほど煮たら次は水溶き片栗粉をフライパン混ぜながらゆっくりと入れる。
1分ぐらい沸騰させる。これはとろみをつけるため。
とろみが出ると完成。麻婆豆腐。
人によってはコチュジャンとか入れる人がいるけどこれは辛さはあまり無いので誰でも食べれると思います。
じゃ次の投稿で」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「って、感じだけど」
「面白くないけど、料理番組としてはいい」
「ま、まぁこれは面白さを追求してないから」
「まぁいいんじゃない。でも次は面白くいくからな」
「……何をするきだ!慎二!」
「ふ、僕はね虫についてかなりの知識があるんだ」
「まさか」
「そう!次は虫料理だ!しかも、橋の下で捕まえた虫でな!」
「な、なんでさー!」
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コメント
1.おー、うまそー。でもおれ料理出来ねー
名前 名無しの槍
2.お腹が減りました。是非私に!
名前 名無しの剣
3.ふ、甘いな。ニンニクの処理が下手だ。いいかニンニクの皮は包丁の腹で叩けばすぐに取れる。未熟だな。
名前 名無しの弓
4.美味しそうね。今から作ってみようかしら
名前 名無しの杖
5.◼️◼️◼️◼️◼︎◼︎◼︎◼︎!
名前 名無しの狂
6中国料理とな、食べたことがないのでそれを作ってみるのも一興か
名前 名無しの殺
7.麻婆豆腐ですか、食べたいですね。
名前 名無しの騎
8.ほう、辛くない麻婆豆腐とな。……本当に辛くないのだな!?
名前 名無しの王
キリンの被り物と『やぁ』は馬犬さんを意識しています。
あと、こういう感じのを誰か書いてくれないかな〜