ラブライブ!Boyz&Girls School   作:のがっち

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この小説も三話目に突入しましたけど、更新の進行早くね?って思ったでしょ?だって、前に書いていた小説を引っ張り出してコピペしただけですからw
まあ、そんなことより三話スタートです!


#3:アイドルをはじめよう!

前回のラブライブ!

 

国立音ノ木坂学院の廃校を阻止するために穂乃果、ことり、海未はスクールアイドルをやる事になった。紘汰も穂乃果達の支えとなるように必死に頑張るが、昔住んでいた街『沢芽市』を今でも和んでいた。そんな紘汰は夢の中で紅渡という青年に出逢い、穂乃果達と棺から目覚めようとする少女達と青年達を目覚めさせてほしいと頼まれる。そして、紘汰が出した結論は穂乃果達のサポート役として支えていくと同時に新たなサポートメンバーとして入る晴人も加わり物語は益々と盛り上げる!

 

 

翌日の朝、穂乃果達と紘汰達は生徒会室へと足を運び会長の絵里に学校の講堂を借りる許可書を渡す。

 

絵里「朝から何?」

 

穂乃果「講堂の使用許可を頂きたいと思いまして!」

 

海未「部活働に関係なく、生徒は自由に講堂の使用許可が出来ると生徒手帳に書いてありましたので…」

 

士「よくそんな規則を覚えていられたな…。俺はそんなもん一年の時から捨てたぞ」

 

晴人「(いや捨てたらダメだろ!そんなんでアンタ3年間もやれたな!!)」

 

希「新入生歓迎会の日の放課後やな」

 

絵里「何をするつもり?」

 

海未「それは…」

 

穂乃果「ライブです。三人でスクールアイドルを結成したので、その初ライブ講堂でやる事にしたんです!」

 

海未「穂乃果…!」

 

ことり「まだ出来るかどうかは分からないよ」

 

穂乃果「え~やるよ~!」

 

紘汰「決まってないのにやんのかよ!?」

 

海未「そうですよ!それに私たちはまだステージに立った訳じゃ…」

 

絵里「出来るの?そんな状態で…。新入生歓迎会は遊びではないのよ」

 

穂乃果「だ、大丈夫です!」

 

紘汰「いやウソつくなよ!」

 

希「五人は講堂の使用許可をしに来たんやろ?部活でもないのに生徒会がそやかて聞く権利はないはずや」

 

絵里「それは…」

 

士「取りあえずやってみろ。成功出来るかどうかはお前達の努力次第だ」

 

穂乃果「ありがとうございます!」

 

生徒会室から退出した穂乃果は喜んだ様子で走り回るが、海未達は少し不安な様子であった。

 

絵里「何故あの子達の味方をするの?」

 

希「何度やってもそうしろっていうんや…。カードが!」

 

窓を開けた希は次の瞬間、大きく吹き荒れる風が入り込んでいくと1枚のタロットカードが天井に刺さった。

 

希「カードがウチにそう告げるんや!」

 

士「(何者なんだよ、コイツは!?)」

 

 

その後、庭園で穂乃果と海未と紘汰と晴人は生徒会から講堂を借りる件について話していた。

 

海未「ちゃんと話したじゃないですか!アイドルの事は伏せておいて借りるだけ借りておこうと!」

 

穂乃果「ふぁんで(なんで)?」

 

晴人「またパン?パンばっかり食べるのはあまり良くないよ、穂乃果ちゃん。まあ、俺も人のこと言えないけどな」

 

晴人は穂乃果がパンを食べているのをつっこむが、自分も片手でドーナツを食べていたので人のことは言えなかったのである。

 

穂乃果「ウチ和菓子屋だからパンは珍しいって知っているでしょ?」

 

海未「お昼前に…太りますよ」

 

穂乃果「そうだよね~」

 

紘汰「なら食うなよ…」

 

すると、穂乃果達の前に現れたのは学ランでリーゼントヘアーで穂乃果達と同じクラスメイトの如月弦太朗であった。

 

弦太朗「よう!穂乃果にみんな!久しぶりだな!」

 

穂乃果「あっ、弦ちゃん!久しぶり!!」

 

穂乃果は弦太朗に会うと、すぐに弦太朗と一緒に手を握ったりする友情のしるしを交わした。

 

紘汰「相変わらずだな、弦太朗は!」

 

海未「風邪は治ったのですか?」

 

弦太朗「ああ。季節外れのインフルエンザは苦戦したけど、なんとかこの通りバッチリ治したぜ!ところでお前ら、スクールアイドルってのやるのか?」

 

晴人「えっ、なんで弦太朗がそんな事知ってんだよ?」

 

弦太朗「掲示板に貼ってあったんだ。ライブやるんだってな!」

 

海未「ちょっと待って下さい!穂乃果ですか?掲示板に何か貼ったのは!」

 

穂乃果「うん!ライブのお知らせを!」

 

実は前の日に穂乃果は無断で掲示板にスクールアイドルを始めた事とライブをやると報せたのだ。

 

海未「勝手過ぎます!あと1ヶ月しかないんですよ。まだ何1つもしていないのに見通しが甘すぎます!」

 

紘汰「早速問題起こしやがって!」

 

晴人「そういうのはちゃんとみんなに言わないと、後々困るよ」

 

穂乃果「ゴメンなさい…でもことりちゃんは良いって言っているよ」

 

その頃、教室にいたことりはスケッチブックで何かを描いていた。

 

海未「ことり?」

 

晴人「何してるの?」

 

ことり「うん、こんなもんかな。見て、ステージ衣装を考えてみたの」

 

ことりがスケッチブックで描いたのは講堂でやるステージ衣装であった。その姿は目立つようにピンク色の衣装で足のラインなども正確に描いていた。

 

穂乃果「おぉ~!可愛い~!」

 

紘汰「いいじゃんこれ!」

 

ことり「本当?このカーブのところが難しいんだけど、頑張って作ってみるよ」

 

穂乃果「うんうん!」

 

海未「ことり…?」

 

ことり「海未ちゃんはどう?」

 

紘汰「もちろん文句ねぇよな?」

 

ことりは海未にスケッチブックで描いたステージ衣装を見せるが、海未にとって一番気になるところは素足であった。

 

海未「こ、ここのスゥーと伸びているものは…?」

 

ことり「足よ♪」

 

海未「素足にこの短いスカートを履くというのでしょうか…」

 

ことり「アイドルだもん」

 

ことりがそう言うと、海未は自分の足と太ももを見つめていた。

 

穂乃果「大丈夫だよ!海未ちゃん、そんなに足太くないよ!」

 

海未「人のこと言えるのですか!!」

 

穂乃果「え~と…うん…ふむふむ。ふむふむ…よし!ダイエットだ!」

 

紘汰「何の確認だ…?」

 

ことり「2人とも大丈夫だと思うけど…」

 

穂乃果「あ~、他にも決めておかないことがたくさんあるよね~。サインでしょ?街を歩く時の変装でしょ?」

 

晴人「それって本格的なアイドルがやることじゃないのか?」

 

ことり「それより…グループの名前決めてないし…」

 

紘汰「あ!すっかり忘れていた!」

 

晴人「(いや、今の紘汰が言う台詞じゃないと思うけど…)」

 

グループの名前を決めるために5人は図書室に行き、辞書や参考書を使ってグループ名を考える。

 

穂乃果「う~ん、なかなか思い付かないよね~」

 

紘汰「グループ名って結構難しいんだな〜」

 

ことり「何か私たちに特徴があればいいんだけど…」

 

海未「3人とも性格はバラバラですし…」

 

穂乃果「じゃあ、単純に3人の名前を使って…『穂乃果!海未!ことり!』」

 

紘汰「って、漫才師かよ!?」

 

穂乃果「アハハハ…。あ、そうだ!海未ちゃんの『海』!ことりちゃんは『空』!穂乃果は『陸』!名付けて『陸・海・空』!」

 

ことり「全然アイドルっぽくないけど…」

 

晴人「しかもどっかのハリウッド映画みたいだな…」

 

穂乃果「だよね~!う~ん、じゃあ…じゃあ……あ、そうだ!」

 

穂乃果は掲示板に貼ってあった紙にライブの告知の下にグループ名の案を出してほしいと書き足した。

 

海未「丸投げですか…」

 

穂乃果「こっちのほうがみんな興味をもってくれそうだし!」

 

ことり「そうだね」

 

紘汰「いいのかよ、これで…」

 

穂乃果「よ~し!次は歌と踊りの練習だ~!」

 

5人は歌と踊りの練習をするために場所を探すが、グランドや体育館、空き教室などはどれもしようしており、最終的には学校の屋上しかなかった。

 

海未「ここしかないようですね…」

 

ことり「日陰もないし、雨が降ったら使えないけど、贅沢は言ってられないよね」

 

穂乃果「うん。でも、ここなら音とか気にならなくて済みそうだね。よーし、頑張って練習しなくっちゃ!」

 

紘汰「よし、まずは歌の練習からだ。行くぞ!」

 

「「「はい!!」」」

 

ことり「……あれ、曲は?」

 

海未「私は知りませんが…」

 

穂乃果「私も…」

 

そう、穂乃果達は大事なことを忘れていた。それは歌と踊りの練習をするのに曲を用意していなかったことだったのだ。

 

晴人「(なんとなくカラスが俺たちの事をアホって言っているみたいに聞こえる…)」

 

その頃、学校内では掲示板の前で穂乃果が貼ったアイドル部のポスターを見ていた少女、小泉花陽。

 

花陽「アイドル……」

 

凛「か~よち~ん♪」

 

花陽の横から花陽のあだ名を呼ぶ少女、星空 凛は花陽のところに駆け寄る。

 

花陽「凛ちゃん!」

 

凛「どうしたの?」

 

花陽「う、ううん。なんでも…」

 

凛「ふーん。さぁ、帰ろ♪」

 

花陽「う、うん!」

 

花陽は凛と一緒に帰ろうとすると、再び掲示板に貼ってあったポスターをみると、そこに黒髪のツインテールをしていた少女、矢澤にこがいきなり花陽の後ろから現れた。

 

にこ「なにこれ?」

 

花陽「さ、さあ…?」

 

その頃、部活終わりの海未を紘汰と晴人が穂むらへと連れていってやって来ると、そこには穂乃果の母が三色団子を食べている途中であった。

 

穂乃果の母「あら、いらっしゃい」

 

紘汰「こんにちは…って、穂乃果のお母さん。またつまみ食いですか?」

 

穂乃果の母「アハハハ、ちょっと試食を…」

 

晴人「あの、穂乃果ちゃん達は居ますか?」

 

穂乃果の母「上にいるわよ。そうだ!お団子食べない?」

 

海未「いえ、結構です。ダイエットしているので…」

 

穂むらに足を運んだ海未達は二階にある穂乃果の部屋へと入ると、そこには呑気に団子を食べていた穂乃果とことりの姿があった。

 

穂乃果・ことり「練習お疲れ様~!」

 

穂乃果「お団子食べる?」

 

ことり「今お茶入れるね~」

 

紘汰「おい…」

 

晴人「君ら、ダイエットは?」

 

穂乃果・ことり「ああー!!」

 

紘汰・晴人「いや、遅いよッ!!今さら!!」

 

海未「はぁ…。努力をしようという気はないようですね。それで曲はどうなりました?」

 

穂乃果「うん!1年生ですっこぐ歌の上手い子がいるの。ピアノも上手できっと作曲も出来るんじゃないかな~って、明日聞いてみようと思うんだ~!」

 

ことり「もし作曲をしてもらえるなら、作詞はなんとかなるよねってさっき話していたの」

 

海未「なんとか…ですか?」

 

穂乃果「うん!」

 

すると、穂乃果とことりは海未に近づいてこんなお願いを言う。

 

海未「な、何なんですか!?」

 

穂乃果「海未ちゃんさ~、中学の時ポエム書いたことあったよね~」

 

海未「えっ?」

 

ことり「読ませてくれた事もあるよね~」

 

海未「えぇっ!?」

 

紘汰「そうなのか~。俺もなんか聞きたいな~♪」

 

晴人「俺も~♪」

 

海未「えぇーーーっ!!?嫌です!!!」

 

穂乃果「逃げた!」

 

紘汰「捕まえろー!!」

 

穂乃果、ことりに続いて紘汰と晴人もいやらしい顔をして海未の顔を見ると、海未は部屋を飛び出して帰ろうとすると穂乃果と紘汰は必死に海未を引き止める。

 

海未「お断りします!」

 

穂乃果「え~!?なんでなんで?」

 

紘汰「頼んでんだからいいじゃねぇか!」

 

海未「絶対いやです!中学の時のだって思い出したくないほど恥ずかしいんですよ!」

 

穂乃果「アイドルに恥はかきすてっていうじゃない」

 

海未「言いません!!」

 

ことり「でも、私は衣装作るのに精一杯だし…」

 

海未「穂乃果や紘汰に晴人もいるじゃないですか!言い出しっぺはあなたなんですよ、穂乃果!」

 

穂乃果「いや~、私は…昔から文章とか書くの苦手だし…」

 

紘汰「俺は晴人と一緒にダンスの振り付けとか忙しいし…ていうか、俺たちに頼む自体無理だろ…」

 

海未「確かにそれはそうですが…」

 

ことり「お願い!海未ちゃんしかいないの!」

 

穂乃果「私たちも手伝うから!何か元になるようなものだけでも!」

 

海未「うっ…ん?」

 

ことり「海未ちゃん…おねが〜い♡♡♡」

 

ことりは海未に向かって目を光らせて甘い脳トロボイスを発声してお願いをすると、目の前で受けた海未は頬を赤くしていた。

 

海未「もう、ずるいですよ。ことり…」

 

「「「やった~!」」」

 

穂乃果「そう言ってくれると思ったんだ~!」

 

海未「ただし、ライブまでの練習メニューは私は私が作ります!」

 

「「「練習メニュー?」」」

 

海未は穂乃果が用意したパソコンにA-RISEのライブの動画を見せる。

 

海未「楽しく歌っているようですが、ずっと動きっぱなしです。それでも息を切らさず笑顔でいられる、かなりの体力が必要です。穂乃果、少し腕立て伏せしてもらいませんか?」

 

穂乃果「うん。こう?」

 

海未「そのまま笑顔で腕立て伏せ出来ますか?」

 

穂乃果は海未の言われた通りに笑顔を作って腕立て伏せをやるが、バランスを崩して鼻を打ってしまう。

 

海未「弓道で鍛えた私はともかく、穂乃果とことりは楽しく歌って踊れる体力が必要です」

 

ことり「そっか、アイドルって大変なんだね」

 

海未「はい。ですから、基礎体力をつけるトレーニングが必要です」

 

紘汰「なら俺、とっておきの場所知ってるぜ」

 

それから翌日の朝、穂乃果とことりと紘汰と晴人は近くの神社『神田明神』の階段を走って駆け上がっていた。

 

穂乃果「ひぃ~!キツいよ~!」

 

ことり「もう足が動かない~!」

 

紘汰「俺が音ノ木坂に入る前に少しトレーニングした場所なんだ。とくに階段は『心臓破りと脚力崩壊の段』と言われるところがキツい難所なんだ」

 

晴人「へぇ~…!でも、なんで俺まで?」

 

紘汰「お前この前、体動かしておかないとなって言ってたじゃんか。だから一緒にやるんだよ」

 

晴人「そんなこと俺言ってたっけ?」

 

そう言っていた晴人だったが、走り疲れている穂乃果達の姿を見て苦笑いをして勘弁した。

 

海未「これから毎日朝と晩、ここで歌とダンスとは別に基礎体力をつける練習をしてもらいます」

 

穂乃果「1日2回も!?」

 

海未「そうです。やるからにはちゃんとしたライブをやります。そうでもしないと生徒は集まれませんから」

 

穂乃果「はーい」

 

紘汰「おしっ!もうワンセット行くぞ!」

 

穂乃果「よし!」

 

希「君たち…」

 

すると、穂乃果達のところに駆け寄ってきたのは巫女姿で箒を持っていた希とその横にいたのは弦太朗であった。

 

ことり「副会長さん?」

 

晴人「それに弦太朗!?」

 

穂乃果「副会長さん、その格好は?」

 

希「ここでお手伝いしとるんや。神社は色んな気が集まるスピリチュアルな場所やからね。5人とも、階段使わせてもらっとるんやからお参りぐらいしとき♪」

 

弦太朗「俺も前から副会長とはダチだったから、少し手伝いをしてるんだ」

 

晴人「そういえばお前、音ノ木坂に入ってからすぐに色んな人から友達になろうとかって言っていたもんな」

 

弦太朗「ああ。ところで、俺もスクールアイドル部のサポート役として入れてくれねぇか?お前達を見ていると、なんか手伝いたくてな…」

 

紘汰「弦太朗…。いいぜ、入っても!人数が多い方が楽しいしな!」

 

弦太朗「うぉー!友情パワー、キター!!ありがとな、みんな!」

 

弦太朗がそう言うと、紘汰の手を握って友情のしるしを交わす。そして、穂乃果達は希の言う通りに神社にお参りをする。

 

穂乃果「初ライブが上手くいきますように!」

 

「「「上手くいきますように!」」」

 

希「あの6人、本気みたいやな」

 

その頃、音ノ木坂の生徒会室では絵里がパソコンを開いてスクールアイドルのホームページを見ていた。それをマゼンダ色のトイカメラで撮る士は一息吐く。

その後の昼休み、穂乃果達は1クラスしかない1年生の教室に入った。

 

穂乃果「1年生の皆さん、こんにちは。スクールアイドルの高坂穂乃果です!」

 

穂乃果は1年生の前でスクールアイドルと自分の名前を発言するが、それを見ていた1年生達は呆然としていた。

 

穂乃果「あれ?全く浸透していない」

 

海未「当たり前です!」

 

弦太朗「で、穂乃果が言っていた歌の上手い奴はどいつだ?」

 

すると、教室から入ってきた真姫を見かけた穂乃果は真姫のところへと駆け寄る。そして、作曲をお願いする穂乃果だったが…。

 

真姫「お断りします!」

 

穂乃果「お願い!あなたに作曲してもらいたいの!」

 

真姫「お断りします!」

 

紘汰「俺からも頼む!アンタの歌、すっげぇ良かったんだ!なあ、もしかして始めっから作曲は無理なのか?」

 

真姫「出来ないわけないでしょ!ただ、やりたくないんです。そんなもの…」

 

弦太朗「そんなこと言うなよ!アンタ歌上手いんだろ?アンタが作った曲のおかげで生徒を集まれば…」

 

真姫「興味ないです!!」

 

真姫はそう言うと、屋上から出ていった。

 

穂乃果「…お断りしますって、海未ちゃんみたい…」

 

海未「あれが普通の反応です」

 

晴人「ちょっと見通しが甘かったな」

 

穂乃果「はぁ…。せっかく海未ちゃんがいい歌詞作ったのに…」

 

海未「なっ!ダメです!!」

 

穂乃果「なんで?曲が出来たらみんなの前で歌うんだよ!」

 

海未「それはそうですが〜!」

 

すると、穂乃果達の目の前から絵里と士の姿があった。

 

穂乃果「生徒会長…?」

 

絵里「ちょっといいかしら?スクールアイドルがなかったこの学校でやってみたけどやっぱりダメでしたとなったらみんなどう思うかしら?私はこの学校が無くなってほしくない。そう思っているから簡単にやってほしくないの!」

 

昼休み、穂乃果は少し考えて反省していた。ただやってその後が結果なしに終わったら無駄になると…。

 

海未「やっと気付いたのですか…」

 

穂乃果「でも、ふざけてやろうって思っていたわけじゃないよ。海未ちゃんのメニュー全部こなしているし、おかけで足は筋肉痛だけど…」

 

海未「確かに頑張っているとは思いますが、生徒会長が言っていた事はちゃんと受け止めなければなりません…」

 

穂乃果「そうだよね、あと1ヶ月しかないんだよね…」

 

ことり「ライブをやるにしても歌う曲ぐらいは決めないと…」

 

紘汰「でもなあ~、今から作曲者を探す時間はないだろう?」

 

晴人「もしそれでダメだったら、他のスクールアイドルの歌を歌うしかないな…」

 

弦太朗「だな…」

 

放課後、穂乃果は掲示板に貼ってあったポスターの下にアイドル名を募集する箱の前に立っていた。そこに帰宅途中のヒデコ、フミコ、ミカの姿があった。

 

ヒデコ「どう、練習は?」

 

フミコ「ライブ、何か手伝える事があったら言ってね」

 

ミカ「照明とかお客さんの整理とか色々やる事があるんでしょ?」

 

穂乃果「えっ、本当に?」

 

ヒデコ「うん!だって穂乃果達、学校のために頑張っているんだし」

 

ミカ「クラスのみんなも応援しようって言っているよ」

 

穂乃果「そうなんだ…」

 

フミコ「頑張ってね!」

 

穂乃果「うん!ありがとう!バイバーイ!」

 

穂乃果はヒデコ達に帰りの挨拶を送ると、箱の中身を覗くと何かが入っていた。

 

海未「入ってた!?」

 

ことり「本当!?」

 

穂乃果「あったよ~!1枚!」

 

紘汰「やったな!で、なんて書いてあるんだ?」

 

穂乃果「えーと、ふゅーず?」

 

海未「たぶん、μ's(ミューズ)じゃないかと?」

 

穂乃果「ああ!あの石鹸のでしょ?」

 

晴人「違うよ…確か、神話に出てくる女神の意味だよ」

 

弦太朗「ふーん、女神か…」

 

ことり「いいと思う。私は好きだな♪」

 

穂乃果「μ's…。うん!今日から私たちはμ'sだ!!」

 

その後、穂乃果と紘汰は1年生の教室に向かうが、誰もいなかった。それを近くで凛と花陽が見かける。

 

穂乃果「はぁ…。誰もいない…」

 

凛「にゃ?」

 

紘汰「おぉ!なあ、あの赤髪の子知らねぇか?」

 

凛「赤髪の子?」

 

花陽「西木野さん、ですよね。歌の上手い…」

 

穂乃果「そうそう!西木野さんっていうんだ!」

 

紘汰「って、花陽ちゃんじゃねぇか!」

 

花陽「あっ!紘汰さん…」

 

穂乃果「知り合いなの?」

 

紘汰「ああ、ちょっとこの前な…花陽ちゃん、その西木野真姫っていう子何処にいるかしらないか?」

 

花陽「えーと……」

 

凛「音楽室じゃないですか?」

 

穂乃果・紘汰「音楽室?」

 

凛「あの子、あんまり人と話さないんです。休み時間はいつも図書館だし、放課後は音楽室だし…」

 

穂乃果「そうなんだ…。2人とも、ありがとう!」

 

花陽「あの!…が、頑張って下さい!アイドル…紘汰さんも!」

 

穂乃果「…うん!頑張る!」

 

紘汰「ありがとな、花陽!」

 

穂乃果と紘汰は早速音楽室に向かうと、そこにはピアノを弾いて歌っていた真姫の姿があった。それを見ていた穂乃果と紘汰は拍手すると、真姫は驚愕する。

 

真姫「何の用ですか?」

 

紘汰「悪いな、穂乃果がどうしても諦めきれないって言うんだ」

 

真姫「ひつこいですね」

 

穂乃果「そうだよね。いつも海未ちゃんに怒られちゃうんだ…」

 

紘汰「なあ、なんで作曲してくれないんだ?理由だけでも…」

 

真姫「私、ああいう曲いっさい聞かないんです。聞くのはジャズとかクラシックとか…」

 

紘汰「なんで?」

 

真姫「軽いからよ。なんか薄っぺらくて、ただ遊んでいるみたいで…」

 

穂乃果「そうだよね。私も思ったんだ、なんかこうお祭りみたいにパ~っと盛り上がって楽しく歌っていればいいのかな~って…。でもね、結構大変なの……そうだ、ねぇ腕立て伏せ出来る?」

 

真姫「はぁ?」

 

紘汰「出来ねぇのか~?」

 

真姫「なっ!で、出来ますよ!それくらい!」

 

穂乃果のお願いに真姫は制服の上着を脱いで腕立て伏せを2、3回以上する。

 

紘汰「すげぇな、穂乃果より上にいっている!」

 

真姫「当たり前よ、私はこう見えても…」

 

穂乃果「ねぇ、それで笑ってみて」

 

真姫「えっ、なんで?」

 

穂乃果「いいから」

 

真姫は穂乃果の言われた通りに笑顔で腕立て伏せをしようとするが、段々と顔が歪み出す。

 

穂乃果「ねっ、アイドルって大変でしょ」

 

真姫「何のことよ、まったく…」

 

穂乃果「はい、歌詞。一度読んでみてよ」

 

真姫「だから私は…」

 

穂乃果「読むだけならいいでしょ。今度聴きに来るから、その時ダメって言われたらスッパリ諦める」

 

真姫「…答えは変わることはないと思いますけど」

 

穂乃果「だったらそれでもいい。そしたら、また歌を聴かせてよ。私、西木野さんの歌声大好きなんだ。あの歌とピアノを聴いて感動したから作曲お願いしたいなぁ~って思ったんだ!」

 

その後、真姫は帰り道の途中に穂乃果達が練習している神田明神に足を運んだ。

 

穂乃果「もうダメ~!」

 

ことり「もう動けない~!」

 

海未「ダメです!まだ2往復残っていますよ。それとも諦めますか?」

 

穂乃果「もう、海未ちゃんの悪大官!」

 

ことり「それを言うなら、鬼教官のような…」

 

すると、真姫の方から叫び声が聞こえて穂乃果達は気になったが何も分からなかった。叫び声の理由は希が後ろから真姫の胸を触った事だからだ。

 

真姫「な、な…何すんのよ!!」

 

希「まだ発展途上って言ったところやな。でも望みは捨てなくて大丈夫や。大きくなる可能性はある!」

 

真姫「何の話!?」

 

希「恥ずかしいんなら、こっそりっていう手もあると思うんや」

 

真姫「はぁ?だから何?」

 

希「分かるやろ…」

 

希はそう言うと真姫のところへと立ち去っていくと、向こうで士がマゼンダ色のトイカメラで写真を撮っていた。

 

士「だいたい分かった…」

 

翌日の朝、穂むらでは穂乃果宛にCDが入った袋の後ろにはμ'sと書かれてあった。穂乃果は急いで海未達に知らせてパソコンにCDをセットして曲を流すと、そこには海未が作った歌詞の通りに歌が流れると同時に真姫の歌声も入っていた。

 

穂乃果「スゴい…歌になっている!」

 

ことり「私たちの…」

 

海未「私たちの歌…」

 

紘汰「あっ、見ろよ!μ'sに票が入ったぞ!」

 

晴人「(いったい誰が…?)」

 

穂乃果「…さあ、練習しよう!」

 

「「「うん!!」」」

 

穂乃果達が練習をする別の場所では真姫がスマートフォンを片手に青空を見上げていた。それから穂乃果達は初ライブの1ヶ月前までもう特訓に練習を始める。初ライブの成功を祈って!

 

 

ED:START:DASH!!

♪:西木野真姫(CV:Pile)




どうも、のがっちです。

次回はいよいよ穂乃果達μ'sのファーストライブ!果たしてライブは成功出来るのでしょうか?

穂乃果達の挑戦はまだまだ続きます!
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