Re:ゼロから始める異世界生活 with 風神の白悪魔   作:月見草クロス

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二章ー!!


二章
目を覚ましたら、屋敷にいました


僕は夢を見た。

暗闇の中で、何かが見える。それが何かハッキリとは分からない……赤い霧に黒い霧が混じっている。それだけだ。

そしてやがて、霧の中に何かが見えた……これは記憶だろうか。うっすらとだが何かの景色と人が見える。

よく見るとそれは幼い頃の僕と……

 

 

 

 

「……っ」

 

……よく寝たぁ……!!

瞼を開けると、そこには白い天井があった。やけに真っ白で怖いくらいだが。

 

「うーん……」

 

まだ起きてからあんまり経ってないし頭がボヤけている。

とりあえずここどこ……辺りを見渡してみると怖いくらい豪華だ。

 

多分だけどラムの言ってたロズワールさんの屋敷ではないだろうか。

 

「にしても今何時くらいかな……」

 

いやまずこの世界に時間という概念はあるのだろうか。

 

そんなことを思っていると、突然、大きい扉がノックされた。

油断していたのでめちゃくちゃ驚いた。でもお陰で目は覚めた!!

 

「いいですよー」

 

と言うと、一人のメイドさんが入ってきた。

銀髪……と言っても少し緑っぽい髪は一本のみつあみで纏めていて、紫色の目をしている。

とりあえず可愛い子だ。

 

「目を覚ましたんですね、お客様」

 

「えーと……誰?あと、ホノカでいいよ?」

 

「…分かりました。ホノカ様、ボクはシルフィア。シフィと呼んでください!!」

 

「えーと……シフィさん?様もいらないかな?」

 

「……ホノカさんでいいです?」

 

「……まぁ、それでいいよ!!」

 

同い年くらいの子だし、呼び捨てしてもらってもいいんだけどなぁ……(ブーメラン)

 

「で、シフィさん。ここはどこなんです?」

 

「ロズワール邸です。ラムお姉様から話は聞いてますよね?」

 

その問いに僕は無言で頷いた。

 

「ラムお姉様はもう一人のお客様にレムお姉様とついていますので、話を聞くなら後程……」

 

「……わかった。で…さ?僕は何で意識とんじゃったのかな?」

 

「ラムお姉様に話を聞くと魔力の使いすぎだそうです」

 

……なるほど……やり過ぎたかあの時。

 

「起きてから一日は安静にしておいた方がいいそうなので、今日はここでゆっくりしておいてください」

 

「わかったー……で、今いつ頃なの?」

 

「ちょうど陽日になったくらいですね」

 

……陽日?

 

「あー…そういえばホノカさんって、常識が通用しない人でしたね……」

 

「いやちょっと酷くない!?」

 

「ラムお姉様が言ってました」

 

「ラムゥゥゥ……」

 

いやあのメイド何を吹き込んでくれてるのさ。

まぁ、常識が通用しないのは間違ってないけどさ!!

 

「簡単に言うとお昼が陽日で、夜が冥日です」

 

なるほど……僕らの世界で言う、午前午後的な感じか!!

 

「とりあえず、起きてから一日安静が必要らしいので、今日はゆっくり休んでください。後でラムお姉様が来ると思うので、話はその時に聞いてください」

 

「わかった。ありがとーシフィさん」

 

シフィさんは一礼してこの部屋をさっていった。

いやぁ、にしても……可愛かった。あんな子、僕らの世界でいるのかな……

 

は?僕がいえたことじゃないって?ぶっ飛ばすよ?

 

 

 

……暇だ。ひっじょーに暇だ。

誰もいない上、この部屋からは出られない。これ程、暇なことがあるだろうか。

 

あ、そう言えばスバルはどうなったのかなぁ……死んでなきゃいいけど……

 

と、ここで荒々しく扉が叩かれた。

 

「おーい!!ホノカー?起きてるだろー?」

 

「寝てる」

 

「じゃあ誰が返事したんだよ!!」

 

そんなツッコミをしつつ、入ってきたのは噂をしていたナツキ スバルだ。

 

「なんだよー」

 

「こっちのセリフだ!!俺を邪魔者扱いして!!」

 

「実際そうだよね?」

 

「おいおい……」

 

ガックリするスバルを見て僕はにししと笑う。

 

「ねーねースバルー。この世界の本持ってきてー」

 

「いや唐突になんだよ……」

 

「勉強」

 

「……お前マジで言ってんのか?」

 

だって色々わかんないじゃん?

 

「まぁ、わかった。宛があるから持ってきてやる」

 

「わーい!!」

 

ということで暇とか言いながらスバルを追い出すのだった。

 

 

うるさいのがいなくなりまた静かになるかと思いきや、すぐさまスバルは本を持ってきてうるさくしてきたので、木刀で脅して帰してやった。

 

そして、すれ違いでラムが入ってきた。

 

「何してんの?」

 

「勉強べんきょうー!!」

 

「ま、常識がないわけだし、しょうがないわね」

 

「酷くね!?」

 

まぁ、もう慣れたけど。

 

「とりあえず、少し教えてあげるわ」

 

「やったー!!ありがとー!!」

 

「……の前に質問なんだけど、メロンパンってなに?」

 

「………なんで?」

 

「寝言で言ってたから」

 

「oh……」

 

うーわ……そんな恥ずかしいこと言ってたのか僕。

 

「えっと……パン?」

 

「それはわかるわよ」

 

「うーんと……難しいから今度作るね?」

 

「作れるの……?」

 

「うん」

 

まぁ、僕向こうの世界で料理結構やってたし。

 

「はぁ……とりあえず教えるわよ」

 

「はーい!!」

 

~時は経って~

 

「よーし!!全部覚えたぞー!!」

 

(イヤなんなのこの記憶力……)

 

なんと僕は今日だけで文字全部読めるようになってしまった。

 

「ウヅキホノカ……っと」

 

ちなみに書きも完璧である。

 

「………明日はここの常識を教えるわね」

 

「はーい!!」

 

よーし!!どんどん覚えるぞー!!

 

 

で、今日は終わったとだった。




久々書いた……ちなみにホノカは脳があんまり育ってないから覚えがはやいのです
ホ「は?」
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