1:20XY/02/22
清
清楚マン:20XY/02/22
楚
名無しリデンプション:20XY/02/22
完成
清楚マン:20XY/02/22
やったああああああーー!完成した!優勝した!
名無しリデンプション:20XY/02/22
はえーよホセ
名無しリデンプション:20XY/02/22
もう終わってる -1145148101919364364点
名無しリデンプション:20XY/02/22
ちょっと待って!グダグダな流れがないやん!グダグダレス合戦になって涙目の清楚マン見たいからこのスレ開いたの!
名無しリデンプション:20XY/02/22
で、具体的に何すんの
1:20XY/02/22
今日一日猫を被ります
名無しリデンプション:20XY/02/22
そういえば今日は猫の日ですね
名無しリデンプション:20XY/02/22
おいにゃんにゃんにゃん!
ちくわ大明神:20XY/02/22
今日は前川さんの誕生日です
おめでとうございます
名無しリデンプション:20XY/02/22
猫を被る…つまりブッキー弄りだな!
1:20XY/02/22
そうだよ(肯定)
彩雲01:20XY/02/22
カメラは任せろー(バリバリ)
名無しリデンプション:20XY/02/22
そういや艦載機って相乗りできるの?
彩雲01:20XY/02/22
俺らは既に赤城に相乗りしてるんだからこれくらい誤差だよ誤差!
名無しリデンプション:20XY/02/22
赤城 定員 1630名
彩雲 定員 3名
543倍の違いが誤差…?
名無しリデンプション:20XY/02/22
こまけぇことはいいんだよ!!
清らかですっきり。控えめで保守的。謙虚でつつましい。これらの言葉が清楚に含まれる要素だ。
では当鎮守府でこれらが一番似合わない人物と言えば?
「あら、吹雪さん。おはようございます」
何を隠そう、今現在清らかな笑顔をぶら下げながら頭を下げている赤城という人物である。
そうであるため吹雪は身構えた。いつもならこのタイミングでなにかしら仕掛けてくるのに何もしないなんておかしい、と。
撫でまわしてこない。突然飛んでったりしない。おやつの域を超えた間食をしてない。凄い味のキャラメルも渡してこない。赤城はしずしずと彼女と共に食堂に向かっているだけだ。
確かに普段からもっと大人しくなってくれればな…と思うことはあったが、何も突然大人しくならなくてもいいだろう。正直言って、吹雪はとても気味が悪かった。
ふと、影が差す。
彼女が空を見上げると、赤城の彩雲がのんびりと旋回していた。
彩雲AA:20XY/02/22
めっちゃ気味悪がられてて草
彩雲D2:20XY/02/22
やっぱりな♂
清楚マン:20XY/02/22
おかしい…こんなことは許されない…
名無しリデンプション:20XY/02/22
>清楚マン
たとえば野生のライオンがおまえの顔を舐めてきたとしよう
実際のところはどうにしろ、味見にしか見えんよなぁ?
彩雲A9:20XY/02/22
ところで彩雲相乗り勢の後ろの記号何?
彩雲01:20XY/02/22
数字やぞ
16進数
名無しリデンプション:20XY/02/22
ええ…(困惑)
名無しリデンプション:20XY/02/22
つまり16×16まで数えられるってことは…
256までカウントできる!
彩雲09:20XY/02/22
255人も乗れるのか…
ところで他の艦載機にはこんな数字なかったよな
彩雲00000001:20XY/02/22
なんか彩雲だけ特別仕様っぽい
なんならもっと桁増やせるよ
名無しリデンプション:20XY/02/22
増やすんじゃねぇ!!
1:20XY/02/22
それにしても不思議である
結局俺ら何者なんですかね
ロマン:20XY/02/22
今まで分かってることと言えば…
・俺らは個々人として存在している。情報の共有は任意で選択できる
・ゼロ戦や艦攻や艦爆にはナンバーが無い。彩雲は特別
・赤城さんは誰でも動かせる
彩雲2B:20XY/02/22
>赤城さんは誰でも動かせる
赤城さんはみんなの
名無しリデンプション:20XY/02/22
やめやめろ!
漣は自分がちょっと変わっていると自覚している。そしてちょっと変わった自分が好きだった。
自分がちょっとおどけてみるとみんなが笑顔になるし、みんなが尻込みしているところで空気を読まずに突撃することで戦場の流れを変えてきた。
ちびっこいし、線は細いし、ちんちくりんな見た目であろうとも歴戦のおちゃらけガールは今、一番の強敵と対峙していた。
「ふふふ、漣さんはいつも面白いですね」
それはもちろん赤城だ。何時もであったならば呵呵大笑とまではいかないまでも、「あっはっは」くらいは笑ってくれるのに…。
漣は横目で吹雪を見た。
「ねね、ブッキー。赤城さんとうとう変なキノコでも拾い食いしちゃったカンジ?」
「むしろ朝から朝食以外食べてないというか…」
「つまりカロリー不足…!」
まさかのダイエット中!?漣の頭の中はクエスチョンで埋め尽くされた。
しかしよくよく考えてみれば朝食からまだ一時間も経ってない。むしろ間食が無い方が普通だ。少なくとも一般的には。赤城だってそんな気分だったのかもしれない。では何なのだろうか…?漣はとりあえず一般的なところから切り出すことにした。
「そのー、赤城さん?」
「なんでしょう」
「もしかして体調でも崩しましたん…?」
「いいえ。好調ですよ」
どう見ても不調だよ!!!!とは言えない漣。間食も変なこともしない赤城さんなんてサイドテールの無い加賀さんじゃん…なんて失礼な事も考える始末。
「じゃあ…減量中?」
「いいえ。太ったことありませんので」
「滅びろ」
「漣ちゃん!?」
漣は激怒した。必ず、かの暴飲暴食の女王を除かなければならぬと決意した。
漣には食べても太らない人の気持ちがわからぬ。漣は、食べすぎれば太るのである。甘いものを制限し、ほどほどに運動して暮して来た。
なので減量に対しては、人一倍に敏感であったのだ。
「ぬあーっ!食べても太らんとかウラヤマー!ちゃんと太れよぉーッ!」
「あらあら」
「落ち着いて漣ちゃん!めだか師匠みたいになってる!」
腕をブンブン振り回して赤城に向かうものの片手で止められてしまう漣。悲しいかな、その拳が赤城を捉えるには悲しいほど漣はちびっこかったのである。
どうしてこうなった…と吹雪は思わず天を仰ぐ。するとそこには相変わらず、彩雲が空を優雅に泳いでいた。
「あれ…?そういえば」
加賀さんから聞いたことがある。吹雪はある台詞を思い出した。
艦載機は自分の分身。私の腕や足のようなもの。だからこそ動かすときには注意力を割かなければならないの。
じゃあ何も意識していないように見える赤城さんは一体どれだけの集中力があるのだろう?吹雪はとても不思議に感じた。
最終回の伏線はこれで工事完了です…
よし!これでいつでも終わらせられるな!