1:20XY/03/02
えー艦娘の赤城です(ガクガク)
最近不知火がキレ気味で睨んでくるので身の危険を感じるようになり対策を取ることにしました(ブルブル)
球審の名無し:20XY/03/02
ただ単にこっち見てるだけかもしれないだろ
勘違いしたらいかんよ勘違いしたらー
球審の名無し:20XY/03/02
そうだぞー
1:20XY/03/02
お前らこれ見ても同じこと言えんの?
[参考画像]
球審の名無し:20XY/03/02
こっわ
那珂ちゃんのファンやめます
球審の名無し:20XY/03/02
これはハシビロコウの艦娘
ロマン:20XY/03/02
そもそもの話なんで睨まれる?
まあ心当たりは山ほどあるけれどそれ程の事だろうか…
球審の名無し:20XY/03/02
やっぱあれじゃねえ?黒潮の声真似して部屋に突撃するやつ
球審の名無し:20XY/03/02
そういえば不知火は大体陽炎か黒潮と居るな…
黒潮を騙られるのに腹を立てているとか
ブロンティスト名無し:20XY/03/02
可能性ありすぐる…
ひょっとしたら黒潮も心を痛めていて不知火に相談をしているのではにいのか?まあ一般論でね
1:20XY/03/02
マ?ちょっと黒潮とお話ししましょ
■■■
「いやぁ、そんなことあらへんよぉ」
黒潮は頬に手を当てながら朗らかにそう返事した。
ここは鎮守府にある駆逐艦艦娘寮。そこにある黒潮、陽炎、不知火にあてられた三人部屋で黒潮と赤城がちゃぶ台を挟んで向かい合っていた。
陽炎と不知火は現在遠征に出ている。つまりこの部屋に居るのは二人だけだ。
「赤城はん考えすぎやで。ウチ、実は赤城はんがクロシオヤーって
「つまりもっとやってもいいと」
「いやあ、ウチの口からはとてもそうは言えんなぁ~」
赤城の台詞に笑いながら返す黒潮。口では否定しているものの、その表情を見ればどのように考えているかは簡単に分かるだろう。
「で、なんで赤城はんはこないなこと聞きに来たん?」
「実はですね」
ここのところ毎日不知火にじっと見られている事を話す赤城。彼女の言い分では気が付いたらいつも鋭い目つきで見られているという。
そのようにされる原因の一つとして黒潮関係が思いついたので、実は彼女が嫌な思いをしているのではないかと気がかりでやってきたとの事だ。
こーいう気づかいができるし人間関係には実直やから赤城はんはモテるんやねぇと考えながらうーんと唸る黒潮。
「それは多分あれやねぇ」
「あれですか?」
「恥ずかしがってるだけやね」
まじですか。赤城がぽかんとした顔をした。おー、レアな顔いただいたなぁと想いながら黒潮は続ける。
「不知火はああ見えて恥ずかしがりやからなぁ。多分、話しかけようとして勇気出んかった感じやろね」
「なるほど…。では次に見かけたときはこちらから話しかけてみます」
「不知火をよろしゅうたのみます」
相談に乗っていただきありがとうございます、と頭を下げ退室していく赤城。黒潮はそれを見送ってちゃぶ台に乗っていたお茶を口に含む。
「言うほど変人やったかなぁ?ただのおもしろお姉さんやと思うんやけれど」
黒潮は見事に騙されていた。
■■■
1:20XY/03/02
とのことだ
今回の対談で黒潮は天使だと分かったが異議のあるものは?
彩雲01:20XY/03/02
いぎなーし
球審の名無し:20XY/03/02
なんて神々しいんだ…
球審の名無し:20XY/03/02
サンキュー黒潮
球審の名無し:20XY/03/02
黒潮isGODDESS
メビウス:20XY/03/02
人の形をした天使
1:20XY/03/02
てなわけで不知火対策は必要なくなりました!
終わり!閉廷!以上みんな解散!君らもう帰っていいよ!
球審の名無し:20XY/03/02
あいや待たれい(星威岳哀牙)
不知火に話しかける内容の安価を忘れておりますぞ
球審の名無し:20XY/03/02
安価?
球審の名無し:20XY/03/02
安価だ!
球審の名無し:20XY/03/02
1を囲め囲め!!
球審の名無し:20XY/03/02
ドンドコドンドコドンドコ
清楚マン:20XY/03/02
なんだこの人ら!危ねェですよ!
1:20XY/03/02
しょうがないにゃあ…いいよ
安価↓10、20、30
球審の名無し:20XY/03/02
やったでコブシ
球審の名無し:20XY/03/02
さあ、不知火お色気ショーの始まりや
清楚マン:20XY/03/02
私で守らなきゃ(使命感)
「黒潮、少し良いですか?」
夜。消灯時間間際になって不知火が黒潮に話しかけた。ええよ、と黒潮は返して三段ベッドの一番下に座り、隣をポンポン叩く。
無言で隣に座る不知火。その鋭利な眼光は黒潮ではなく、明後日の方向に注がれていた。
「今日、赤城さんと話しました」
「うん」
「その、思ったより親しみやすい人ですね」
「やろ?」
「あの…アドバイス、ありがとうございます」
顔を赤くして俯く不知火。黒潮はそのいじらしい仕草につい頭を撫でてしまった。
「シャイなんも困りものやんなぁ~」
「黒潮、やめてください」
「とか言うて抵抗せんのやからほんま不知火はかわええわ~」
「私も仲間にいれてちょうだいよー」
上からヌッと伸びてきた腕が不知火の頭に乗せられた。
黒潮が見上げるとそこにはベッドの二段目で横になってニヤニヤと見下ろしている陽炎。
「ところで何話したの?」
「えっと…好物の話や友人関係などです」
「普通じゃん。それって本当に赤城さんだった?」
「赤城はんやって普通の事も話すやろ~。陽炎は赤城はんの事どう思っとるん?」
「加賀さんを毒牙にかけるガチの変態」
「はぇ~」
楽しそうに話ながら親友の頭を撫でる二人と、満更でもない少女。この光景のために赤城の頭の中で凄まじい安価の取り合いがあったようだが、それを知る由は彼女らには無かった。
ヒント:私という字は「わたし」とも「わたくし」とも読める
黒潮のはぇ~が書けてまんぞく…(スナネコ感)