生意気に振舞おうとする瑞鶴と甘々な加賀さん流行らせコラ!
1:20XY/04/10
昨日午後8時頃、空母の艦娘が異動してきたとの情報が彩雲兄貴より入った。
詳しく調査してみたところ件の艦娘の名前は瑞鶴。どうやら加賀さんと交流があるらしく親しい間柄である。
本日の朝礼時に時間を取り、このタイミングで全員に告知する模様。
[添付画像]
黄金艦娘:20XY/04/10
おお~ええやん
ブロッコリー:20XY/04/10
カワイイ!
黄金艦娘:20XY/04/10
このツインテの子が加賀さんの後輩とかマジ?
先輩に比べて上半身が貧弱すぎるだろ……
清楚マン:20XY/04/10
胸の大きさは関係ないでしょ!いい加減にしろ!
黄金艦娘:20XY/04/10
しかしどんな子なんやろなぁ
結構気が強そうな顔してるけど
ぼぶ:20XY/04/10
この子はたぶんデレ多めの幼馴染系ツンデレだぞ
僕は詳しいんだ
黄金艦娘:20XY/04/10
ちなみにソースは?
ぼぶ:20XY/04/10
ギャルゲ…(小声)
黄金艦娘:20XY/04/10
知ってた(拈華微笑)
「せんぱ~い!加賀せんぱ~い!」
日も昇り切っていない朝早く。身支度を終えて食堂に向かっている最中の加賀はとある人物に呼び止められた。
「先輩っ!お久しぶりです!」
「瑞鶴」
息を切らし、駆けてきたその人物は加賀の手を取って止まる。彼女の名は瑞鶴、加賀が手塩にかけて育成した後輩の一人だ。
瑞鶴の方は加賀に逢えて嬉しくてたまらないといった表情で、それを見た加賀は目元をわずかに綻ばせた。
「今日からこっちに配属されたんです!また一緒に……あっ」
瑞鶴の視線が下に落ちる。それに釣られて加賀も視線を追うと、そこには彼女に握られた自らの手。
瑞鶴は慌ててその手を振り払うと、腕を組んでツンとそっぽを向いた。
「ふ、ふんっ!加賀さんの方は壮健そうでなにより!あんまり元気なさそうだったらライバルの私まで評価が落ちちゃいますからね!」
そして取り繕うように捲し立てる。その頬は僅かに朱に染まっていたがそれを指摘するような野暮はせず、加賀は「そうね」と笑いながら返した。
それが恥ずかしかったのか「さっさと食堂に行きましょ!」と加賀の背を押す瑞鶴。その様子にまた加賀は笑みを零した。
「……加賀さんってそんなに笑ってましたっけ?もっとコミュ障っぽかったと思うんだけど」
「聞こえているわよ」
「やばっ」
「……まあ、いいわ。確かに最近、よく笑えるようになったから」
「へぇ~。これはちょっとした大事件ですね」
「ところで瑞鶴」
へ?と不意を食った瑞鶴。加賀は少し意地が悪そうな顔で振り向き、彼女に問いかけた。
「もう先輩って呼んでくれないのかしら?」
「~~~っあれは初回サービス!次はないからっ!」
「そう、残念ね」
あーもう!さっさと食堂にいきますよ!と背中を押す力を強くする彼女。
先ほどの瑞鶴の崩れた顔を思い出しながら、はいはいと加賀は素直に押されて行った。
ぼぶ:20XY/04/10
僕は詳しいんだ(どや顔)
ペンギン:20XY/04/10
はあぁぁぁっ…!
狂う~~~~(歓喜)
彩雲01:20XY/04/10
ビデオクリップ作ったから後で編集して上げてやるよオラァ!
黄金艦娘:20XY/04/10
助かる
黄金艦娘:20XY/04/10
ちょうど切らしてた
黄金艦娘:20XY/04/10
こんなところで彩雲兄貴の恩恵にあずかるとはな
黄金艦娘:20XY/04/10
確かに
愚地:20XY/04/10
カガ×ズイ
独歩:20XY/04/10
ズイ×カガ
愚地:20XY/04/10
なんだァ?てめェ…
独歩:20XY/04/10
なんだァ?てめェ…
黄金艦娘:20XY/04/10
やめろめろめろイタチめろ!
1:20XY/04/10
喧嘩してはいけない(戒め)
ところでぇ、安価したくないっすか?
黄金艦娘:20XY/04/10
安価?
黄金艦娘:20XY/04/10
安価だ!!
黄金艦娘:20XY/04/10
囲め囲め!
黄金艦娘:20XY/04/10
ドンドコドンドコドンドコ
黄金艦娘:20XY/04/10
こいつらいつも囲んで太鼓叩いてんな
黄金艦娘:20XY/04/10
ここまでテンプレ
1:20XY/04/10
今回のお題はこちら!!ドミニクサンチャゴ!!
「朝礼後の瑞鶴になんて声を掛ける?」
安価↓5
黄金艦娘:20XY/04/10
ドムのフルネームは笑うからやめろ
黄金艦娘:20XY/04/10
お前を…〇す!
黄金艦娘:20XY/04/10
次の獲物は貴女です
黄金艦娘:20XY/04/10
この後加賀さんと一緒にエクササイズしましょう
清楚マン:20XY/04/10
これからよろしくね
黄金艦娘:20XY/04/10
下着は何使ってる?
黄金艦娘:20XY/04/10
フッツー!普通ですよカテジナさん!
黄金艦娘:20XY/04/10
これは絶許
清楚マン:20XY/04/10
やったああああああああ!!
防衛した!優勝した!
1:20XY/04/10
安価結果
これからよろしくね
じゃあ後で瑞鶴に挨拶だけして帰るから…(しぶしぶ)
とっくりスター:20XY/04/10
ふーん
「赤城さんって割と普通の人でしたね」
昼の食堂での食事中。
瑞鶴の何気なく放った言葉が加賀の食べる手を止めさせた。なぜそう思ったのか?という視線を向けるとその意を酌んだ彼女が言葉を続ける。
「だって、朝のあいさつの時に向こうからやってきてくれて、しかもよろしくねって丁寧に挨拶されちゃった。話を聞いた限りじゃもっと破天荒な歓迎を受けると思ってたんですけど」
艦載機で垂れ幕飛ばすとか。
ああ、そういうこと。口の中のものを飲んだ加賀が箸を置いて瑞鶴に向き直る。
「そのよろしくには言葉以上の意味があるわ」
「ええ~?考えすぎじゃないですか?」
「いいえ。あのひとの事は良く知ってますもの」
む、と。僅かな嫉妬に瑞鶴が眉をひそめた。
「それはきっと…」
「加賀さんに瑞鶴さん。ご一緒してよろしいですか?」
「あ、赤城さんだ」
彼女が答えを言う前に闖入者が現れた。それは先ほどまでの会話で登場した赤城そのひとだ。
加賀と瑞鶴は顔を見合わせ、どうぞと空席を指す。
「ありがとうございます。…ところで先ほどまで私の話を?」
「あー、まあ。これ言っちゃっていいのかな…?」
「大丈夫よ瑞鶴。赤城さんは怒らないわ」
それなら、と先ほどまでの会話をかいつまんで話す瑞鶴。もっとめちゃくちゃな歓迎をされると思っていたが肩透かしを食らったそれを正直に話した。
「なのによろしくだけって…って思っちゃって」
「うふふ、ああいうのは不意を突くから面白くなるんですよ。普段からやっていたらそれが日常になり、マンネリを起こしますからね」
「あれ、思ったより頭良さそう?」
「こら、瑞鶴」
加賀がペシリと瑞鶴の手を叩く。いてっと声を漏らした彼女はバツが悪そうにてへへと笑った。
「ところで赤城さん」加賀が目を鋭くしながら問いかけた。
「先ほどのよろしくの言葉の意味ですが」
加賀の目がさらに鋭くなる。それに対する反応は、苦笑いだった。
瑞鶴を見て、赤城を見て…加賀は、瑞鶴の首に手を回して抱き寄せた。「はわっ!?」と声が上がるもお構いなしだ。
「この子は駄目ですよ」
「えっ!?どういうことですか先輩!」
「瑞鶴は知らなくていいのよ」
えっ?えっ?と混乱した声を上げ続ける瑞鶴と、それを守る母のように庇う加賀。それを見ている赤城はただ困ったように笑うのみだった。
清楚マン:20XY/04/10
えっ?えっ?
もしかして狙ってるって思われてる?
なんで???????
とっくりスター:20XY/04/10
語らないというのは語る以上の強力な言葉なんだ
みんなは気を付けようね
黄金艦娘:20XY/04/10
はぁい!
1:20XY/04/10
とっくりスター兄貴の読みは完璧でしたね
はぁ駄目…尊い…
彩雲01:20XY/04/10
ビデオクリップが潤うな
愚地:20XY/04/10
これはカガ×ズイ
独歩:20XY/04/10
確かに…
黄金艦娘:20XY/04/10
独歩、納得!!
ボーダーランズ3は9月13日発売。みんな知ってるよね?(ほっかち)