胡蝶は舞う   作:チェルシー+

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処女作です。
作者の妄想を垂れ流しているだけなのでみるに耐えない
かもしれません٩( 'ω' )و
それでもよろしければ御一読くださいませ

残酷な描写、アンチヘイトは念のためです。


プロローグ

 

ふと気がつくとそこは一尺先は見えない程に深い霧の立ち込める場所だった。

 

「どこだ?ここ」

 

少年はそう独り言ちて周囲を見渡したが、視界には白が広がるだけだった。

 

「ーーーーー」

 

何かが聴こえた様な気がした。

そう思いそちらへと歩を進めた。

 

「ーーーーと」

 

先程よりも近づいたようだった。

正体を知るために続けて歩を進めた。

 

「ーーーなと」

 

何かを言っているのか、誰かを呼んでいるのか、それは定かではないが何故が姿を見なければならないという思いがあった。

 

「ーーみなと」

 

「妾の声が聴こえておらんのか、湊!」

 

◇◆◇◆◇

 

「はー、夜一サンも人使いが荒いっスよねぇ。流魂街で強い霊圧が断続的に感じられるから見てこいだなんて」

 

そう独り言ちながらボサボサの頭に濃いクマ、シワシワの死覇装を纏った研究者然とした男ーー浦原喜助は西流魂街にある一地区 潤林安に向かっていた。

 

突然、かなりの実力者であるはずの喜助ですら身構える程の霊圧が辺りを襲った。

 

「これはっ!愚痴をこぼしてる場合じゃないみたいっスね」

 

そう言い、霊圧の元へと急行していくのだった。

 

◇◆◇◆◇

 

遂に声の正体を見た。それは濡羽色の髪を簪で纏め、金の蝶の刺繍の入った藍色の着物を着た女性だった。端的に言ってしまえば少年がこれまで生きてきた短い時間の中で一番美しかった。

 

「あんた、誰だ?」

 

「名か?今名乗ったところで徒労に終わると思うと名乗るのも億劫じゃのう。知ってはいるが本人から聞いておきたいものであるし、其方こそなんというのじゃ?」

 

この美女は何を言っているんだ。名乗ることが徒労に終わるなんてことがあるか?それに知っている?何処がで会ったことがあったか?そんなことを思いながらも少年は言われた通りに名乗ることにした。

 

「あ、あぁ、悪いな、俺の名前は薄羽 湊だ。んで、あんたは誰なんだ?」

 

「ふむ、言われたことはやれるようじゃの。して、妾の名か。いいじゃろう。妾はーーーーーじゃ」

 

「なんだって?聴こえないぞ。済まないがもう一度頼む」

 

「じゃから、ーーーーーじゃ」

 

「本当に済まない。もう一度だけ頼む」

 

「無駄じゃと思うんじゃがのぅ。まぁ、良い、ーーーーーじゃ」

 

◇◆◇◆◇

 

現場と思われる場所へと急行すると元々は良くある家屋であったと思われる建物が鎌鼬が当たったかの如く鋭い断面を見せ、竜巻に見舞われたと思う程に荒れ果てていた。

 

「これは、一体どういうことっスか」

 

喜助は夜一からのちょっとしたお使い気分だったものが、別の何かに変わったようなキナ臭さを感じつつ、周辺を見回し始めるのだった。

 

しばらく元家屋の周りを調べ、同一の霊圧の残滓があることに気づきその大元が屋内にあるだろうとアタリをつけ、元家屋へと足を踏み入れた。

 

するとそこには一人の少年が佇んでいた。

 

「アンタ、誰だ?」

 

◇◆◇◆◇

 

目が覚めた。そこは濃い霧の立ち込める場所ではなく、自分がいつも寝泊まりを特に代わり映えのしないいつもの家だった。いや、代わり映えはしていた。壁は鎌鼬が当たったかの如く鋭い断面を見せ、屋根は吹き飛び、居間の用に使っていた場所は竜巻に見舞われたと思う程に荒れ果てていた。

 

「なんだよ、これ…」

 

少年ーー薄羽 湊はそう独り言ちた。そうしていると何かがものすごい勢いで近づいているのが感じられた。

 

「何か来てるな、虚か?なんにしろ見つからない方が良いな」

 

そう言いつつ湊は無意識の内に霊圧を抑え、部屋の隅に隠れたのだった。

 

隠れていると、黒い着物を纏った男が家の周りを見ていることがわかり、立ち去って行くことを期待していたが、遂に男が屋内に足を踏み入れてきた。

 

こうなれば仕方がない、そう思い謎の男と相見えることにした。

 

「アンタ、誰だ?」

 

◇◆◇◆◇

 

屋内に入ると突然話しかけられ、少々面食らいながらも喜助は返事をした。

 

「人に名前を聞くときは自分からっスよ」

 

「さっきも言われたよ、それ」

 

「?なんのことっスか?」

 

「いや、こっちの話だ、気にしないでくれ。名前だったな。俺は薄羽 湊だ。それで、アンタは?」

 

「アタシは浦原喜助っス。それで、少年、いや、薄羽クンはこんなところで何をしてるんスか?」

 

霊圧が抑えられているせいで断定はできないが十中八九この少年がこの惨状を生み出した原因だろうとアタリをつけつつも会話をすることにした。

 

「俺か?俺は寝てただけなんだが。気がついたらこんなことになってたんだ」

 

喜助はそんな、湊の様子を見つつ、ある提案をすることにした。

 

「薄羽クン。君はきっと、いや、ほぼ確実に強い霊圧を持ってるっスよ。辺りはこんなにもボロボロに傷ついているのにキミ自身は無傷なのが良い証拠だ。このまま放置しておくわけにもいかないし、どうっスか。死神にならないっスか?かく言うアタシも死神っス」

 

◇◆◇◆◇

 

突然現れた男ーー浦原喜助に死神にならないかと言われた。何を言っているんだと思いながらもどこか納得している自分がいるとこに気づいた。そうしていると、言葉が口をつくように出ていった。

 

「あぁ、そうだな。なるよ、死神」

 

「そっスか。なら、早い方が良いですし、早速行くっスよ」

 

「行くって、何処に?」

 

「そりゃあ、死神と言えば瀞霊廷っスよ」




後書きと前書きって使い分けわかんなくねって思ってる作者です。
ちなみに作者は文章の構成とかよくわかってません。
(´-`).。oO(どなたか教えていただきたく)
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