蒼龍「ねぇ提督、お仕事一段落ついたら間宮行かない?一緒にアイス食べようよ♪」
提督「お、俺とじゃなくて飛龍と行ってくれば?」
蒼龍「そう言わずに、ね?」
提督「俺と行ったって、その、面白くないだろ?」
提督(俺は提督だ)
提督(数ある鎮守府のうち一つを任せられている)
提督(所属している艦娘はそこそこ多いし、みんな可愛い)
蒼龍「んもー!私は提督と行きたいの!」
提督「そ、そうは言っても、まだ書類は沢山あるし...」
蒼龍「なら半分よこして!早く間宮行きたいもん!」
提督「いや、それは...」
提督(艦娘たちは皆個性が強いが、ちゃんと気遣いができるいい子ばかりだ)
提督(今日の秘書艦である蒼龍もいい子なのだが、俺とアイス食べたいというのは少し勘弁してほしい。何故なら俺は...)
蒼龍「...もしかして、私と一緒は嫌?」
提督「い、嫌なわけじゃない。ただ...」
蒼龍「...」ウルウル
提督「...いや、何でもない。書類を片付けよう」
蒼龍「やったぁ!」パァァ
提督(女性と接するのが怖いのだ)
蒼龍「ふー!終わったね!」
提督「そ、そうだな」
蒼龍「じゃ、間宮行こ?」
提督「...はい」
蒼龍が俺の手を取り、恋人繋ぎで間宮へと連れていく。嫌な汗が出る。手が柔らかくてあったけぇ。
そのまま間宮に着いて、適当に席に着いたら、蒼龍は有無を言わさず隣に座ってきた。
だから距離が近い。息が少し荒くなる。
間宮「いらっしゃいませ。蒼龍さんと...提督?」
提督「や、やあ間宮さん...」
蒼龍「えへへ、ちょっと休憩がてら一緒にアイスでもって思ってね」
間宮「あらあら、仲が良いですね」ウフフ
提督「あ、あはは...」
間宮「それでは、何にしますか?」
蒼龍「本当は間宮スペシャルにしたいけどー、チケット無いからソフトアイスで!」
提督「...同じで」
間宮「わかりました」
提督(何とか違和感を最小限に抑えながら話せた。間宮さんも正直苦手だが、蒼龍程ではない)
提督(とにかく距離感が近いのがどうにも...あ、アイスが来た...)
蒼龍「んん~♪おいし~♪」
提督「...そうだね」
蒼龍「はい提督、あーん♪」
提督「へ!?」
蒼龍「そんな驚かないでよ。あーん♪」
提督「...いや、いいよ」
蒼龍「え」
提督「俺の分はちゃんとあるから、気持ちだけ貰っとくよ。ありがとう」
蒼龍「あの、提督...」
提督「いいから。ほら、アイス溶けるぞ」
蒼龍「(´・ω・`)」
提督(あーんなんて高等なやり取りは今の俺にはかなり効く)
提督(何とかあーんは回避したが、蒼龍はかなり悲しそうにしている。蒼龍には悪いが...)
蒼龍(提督、いつも私たちとちょっと距離空けてて何だか寂しい)
蒼龍(だから今日は秘書艦だし、少し前に出てみようかと思ったけど...)
蒼龍(...ううん、こんなんでへこたれちゃダメよ!きっと提督と...)
蒼龍(でもでも、あまりグイグイ行くと本当に迷惑に思われちゃうかな...)ウゥム
提督(なんか難しい顔してる...何を考えてるのだろうか)
提督(だから俺は一緒に行くべきじゃなかったんだ。分かりきっていたハズなのに)
提督(...あんな事が無ければ、俺は素直に嬉しいと思えたんだろうな)
何か意見ありましたら今後の参考にさせて頂きます