ワンピースー海に認められた男の物語   作:神王龍

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今回はヒナが…いったいどうなる!?

それではどうぞ!


第15話 サイラス海賊団・後編

三人称 side

 

ーサイラス海賊船ー

 

ザーラスが胸を揉んでいたからなのか、ヒナは顔が赤くなり、息も荒くなっていた。

 

「ハァハァ…一体どうするつもり?…んっ」モミモミ

 

「おいおい、分かってるだろ?俺達の女になるのさ。ヒャーヒャッヒャッ!

それに段々気分が乗ってきたんじゃねぇのか?

俺様のヤクヤクの実の能力で媚薬を出していたしなぁ?」

 

ザーラスの言った通り、ヒナは段々と気持ち良くなっていた。

抗う気持ちがない訳では無い。だが、落ちるのも時間の問題…そしてついに船長のレイザーの元に辿り着く。

 

「ザーラス、その女どうした?」

 

「あまりにいい女だから捕まえてきたぜ。船長、俺達の船で弄んでやろうぜ」

 

「そりゃあいい、女には飢えてたところだしな。

おい、服破け」

 

レイザーの言葉にザーラスがヒナの服を破く。

ヒナは抵抗もできず、裸にされていた。

 

「くっ…ヒナ屈辱」

 

「ヒナって言うのか、ほら今から遊んでやるよ」

 

レイザーがヒナの胸に手を伸ばそうとした時だった。

 

ザシュッ

 

切られる音とともに、レイザーの手が切断されていた。

 

「ぐわぁ!誰だ…出て来い!」

 

するとその声とともにヒナの近くに飛び降りてくるリュートとスモーカー。

 

 

「ヒナ、無事か?」

 

「ほら…これやるから被ってろ」

 

スモーカーが無事か確認し、リュートはスーツをヒナに被せる。

 

「貴方…リュートね。何のつもり?」

 

敵であるリュートに警戒するヒナ。

それを見たリュートはヒナに近づきこう言った。

 

「バーカ、戦いたいなら後で相手してやるよ」ポンポン

 

頭をポンポンされ、ヒナは赤くなっていた顔がさらに赤くなる。

 

(顔がカッコイイからこんなのされたら…//)

 

「さてと…ほら立てよ、レイザー。まだ戦えんだろ?」

 

「お前は…誰だ。名前を名乗れ」

 

「あぁ、分かんなかった?」

 

そう言ってリュートは指をレイザーに向ける。

 

「俺の名はモンキー・D・リュート。

今からお前達を消す男の名だ」ズドンッ

 

リュートは名乗るとゼロショットでレイザーの足を撃ち抜く。

船員達が能力者と思い海楼石の弾を撃ち込むがリュートには効かずすり抜けていく。

 

「てめぇ一体なんの能力者だ!」

 

「知ってるだろ?通称海の実」

 

その言葉を聞いた瞬間船内が凍りつく。

海に出た者が、知らない者は居ないとされる程の海の実。

その能力を目の当たりにして信じざるおえなかった。

 

「クソ!他の二人に撃ち込め!」

 

スモーカーとヒナに撃とうとするが油断しなければ実力はある海軍大佐。

スモーカーは、敵を次々と拘束していく。

 

「ばかだなぁ、アイツらがそんなヤワな分けないだろ。

ま、あの世で俺と出会ったことを悔いてな」ズドンッ

 

リュートはレイザーの頭を撃つ。

そしてリュートは2人に向かっていく。

 

「なんだ?次は俺達か?」

 

スモーカーの言葉を無視し、リュートはヒナの錠を外す。

 

「2人とも無事でよかったな。じゃこれにて失礼」

 

リュートの去り際、

 

「ヒナ屈辱…だからリュート。

貴方は必ず捕まえてたっぷりと拷問してあげる」

 

「ん、そん時ゃ覚悟しとくさ」

 

リュートはヒナのその目が、ハートになってる気がした。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「あ、親父?終わった。

海軍大佐は来なかったかって?

さぁ?俺が倒した時には見当たらなかったけど?」

 

『そうか…ではな』

 

ガチャ

 

リュートは空を見上げ、こう思っていた。

 

(あいつらとは長い付き合いになりそうだ。

にしても…ヒナはやばい気がしてきたな)

 

TO BE CONTEND




はい、リュートによるサイラス海賊団の襲撃。
武器の密輸がドレスローザであるなら薬の密輸があってもいいんじゃないかと思ってこうしました。
はい、そしてヒナがリュートに…毎回こんなはずじゃないんです。指が勝手に動くんです。
許してください…。

次回はリュート達に不穏な空気が…!?

乞うご期待!

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