そして3人との関係はどうなるのか!
それではどうぞ!
三人称 side
ー???ー
とある島にリュートは上陸していた。
「ここで食料でも集めるかな」
そんなことを考えると、目の前に青い髪をした男が現れる。
「あーらら?懸賞金8000万ベリーのモンキー・D・リュートか?」
リュートは後ろに飛んで警戒する。
「俺は青キジってんだ。よろしくな」
青キジはそう言うと、氷を腕に纏い戦闘態勢に入る。
「早速で悪いんだけど、お前さんを捕まえる」
「あーあ、最悪だよ。なんで海軍大将と…」
「そう言いなさんなって、抵抗しなけりゃ苦しまなくて済むぞ?」
「そりゃこっちのセリフだ。俺に能力が効くとでも?」
2人は睨み合い、戦闘が始まる。
まずはリュートが嵐脚や遠距離で攻撃を仕掛ける。
青キジは氷の壁で交わしたりしながら、氷の槍をリュートにぶつけていく。
だが、能力はリュートには効かない。
「これならどうだ?
「あっぶね、間接的に凍らせに来やがった」
「外しちまったか、これはどうだ。アイスサーベル」
青キジは地面を凍らせ、氷の剣を使ってリュートに向かっていく。
だがリュートはまだ能力がある。
「そう簡単に食らうかよ。ゼロショット」
「あぶねぇな、お前さんもなかなかやるな」
その頃リュートがある島に向かったと言う話を聞き、ユノ達はその島に上陸していた。
すると近くで戦闘の音が聞こえてくる。
3人はそこにいるかもしれないと向かった。
「リュートに…あれは青キジ!?」
3人が目にしたのは青キジと戦うリュートの姿だった。
「なんだ…もう追い付かれたのか」
「リュート!なんで逃げないの!海軍大将だよ!」
「へぇ、大将ね…お前らには関係ないだろ」
「あるよ!私達はリュートの仲間だよ!」
リュートは驚いたように振り返る。
別れたはずの、ユノ達を見て悲しそうに言った。
「もう俺とお前達は別れたはずだ。関わろうとしないでくれ」
「お嬢さんら、仲間って言ったがそれは本気かい?」
「…勿論、世界政府を敵に回すつもりよ」
「そうか…ならお嬢さんらも捕まえないといけない。アイスタイム」
リュートはすぐさま3人を抱えて躱す。
そして3人にこう聞いた。
「全く…後戻りはできないぞ?それでも俺と一緒に来るか?」
ユノは涙を浮かべ、カリーナは笑顔で、セツナは嬉しそうにうん、と答えた。
「ったく、俺が船買った意味が無くなっちまったな」
「それなんだけどね…私たちの船さっき壊れちゃって…」
「まじかよ…まぁいいか、この機会に船も替えるか」
「おいおい、まだ戦いは終わってねぇぞ」
「んー…まぁ3人守んなきゃだしここでおさらばってことで。じゃね」
リュートは後ろにワープを開くとすぐさま飛び込み、閉じて逃げたのだった。
こうして、海軍大将と互角に戦い、逃げ切ったこともあり、懸賞金が5億ベリーに跳ね上がっていた。
「急に船を離れてごめんな…これからもよろしく頼む」
「キャハハハ!…もう離れないでよね」
「そうそう、次離れたら許さないからね」
「その…なにも言わなくてごめんなさい」
3人ともリュートに自分の言葉を伝える。
するとリュートはセツナに、
「ならこれから隠し事無しな?俺もセツナ達に隠してること全部見せてやる」チュッ
セツナの額に口づけすると、自分の持つ力を見せ始めるのだった。
TO BE CONTINUED
無事に仲直りしたリュート達。いやー良かったですね。
そして懸賞金また上がっちゃいましたね…。
次回は、修行開始と思いきや…?
それと次週は番外編の投稿となります。
乞うご期待!