ワンピースー海に認められた男の物語   作:神王龍

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今回は革命軍本部からスタートです。

それではどうぞ!



第33話 兄として…

リュート side

 

頂上戦争から一週間後、

俺は本部のベッドで目を覚ました。

 

心配そうにしているユノ達に、

大丈夫と伝えて部屋を出る。

 

俺は徐に海岸まで歩いていた。

 

エースが倒れた後、どうなったかは覚えていなかった。

 

その場にいたセツナに聞かされたのは、

俺が親っさんと共に、

赤犬達と戦ったということだった。

 

結果…親っさんは死に、

俺は命からがらワープを出して、

セツナと船に逃げたということだった。

 

戦争を終わらせたのは、シャンクスとも聞いた。

 

あいつが終わらせたのなら、白ひげとエースの墓も作っているだろう。

 

俺に墓参りする資格があるのだろうか…。

 

そんなことを考えているとユノとカリファが、

俺の隣に座った。

 

「リュート、大丈夫?」

 

「随分顔が悪いけど、どこか異変はない?」

 

「…二人ともありがとう。俺は大丈夫だよ」

 

本当は大丈夫などではなかった。

 

エースを俺は守れていない。

 

守ると約束したのに、できなかった。

 

だが、こいつらに心配をかけたくもなかった。

 

俺がそのことを話せば、

なにかしようと必死になるだろう。

 

だから話せなかった…。

 

だけど、そう思った矢先に2人はこう言った。

 

「リュート…隠さなくてもいいよ?私達は夫婦でしょ?家族でしょ?辛い時は頼って?」

 

「ユノの言う通りよ。ほんと、無茶し過ぎなんだから。

少しくらい、貴方の妻を…その、頼りなさいよ」

 

その言葉に俺は泣いた。

 

初めてだったかもしれない。

 

人の前で泣くのは…。

その後、隣の部屋で寝ていたサボに会いに行った。

 

サボも新聞を見て記憶が戻ったらしい。

 

「兄貴…俺、全部思い出したんだ。

あの日盃を交わしたことも、俺達が兄弟だって事も、エースの事も皆思い出した…!」ポロポロ

 

「…すまなかった。エースを救えなくて。お前達を守ると約束したのにな。結局俺はなにもできなかった」

 

「そんなことねぇよ…!兄貴はエースを救おうとしたんだ!それだけで、俺は…」ポタポタ

 

「…サボ、お前は記憶を失ってたんだ。

新聞読んでから倒れて、魘されてたんだろ?

お前が生きてて良かったよ」

 

「兄貴こそ、生きて戻ってくれてありがとう…」

 

 

俺は記憶の戻ったサボと話した後、

自分の部屋に戻りユノ達を呼んだ。

 

「ユノ、カリファ、セツナ、カリーナ、ノジコ、シンドリー。

みんなに伝えなきゃいけないことがある。

 

俺はこれから修行を始める。

 

任務をこなしながら、自分にできることをする。

 

まだまだゼロゼロの実の、

全てを知った訳じゃないしな。

 

もう誰かを失うことはしたくない。

 

正直、お前達を守りきれる自信が今の俺にはない。

 

だから…そんな俺でも許してくれるなら、

これからもついてきて欲しい。

 

ついていけないと言うなら言ってくれ。

 

責めたりはしない」

 

だが俺の予想を超えた答えを、

彼女達は出していた。

 

「リュートに守られてばかりじゃ、

リュートの妻は務まらないよ?」

 

「私達も一緒に修行させて頂戴」

 

「足でまといにはならないわ」

 

「私も…強くなりたい」

 

「リュートの傍に居れるように」

 

「そうですよ、リュート。

私達は貴方を愛しています」

 

その言葉にまた俺は泣いた。

 

嬉しかった。

 

俺をこんなにも思ってくれる妻が居ることに。

 

もう失わない、そう心に誓った。

 

「そうだ、ホムラとカグラはどうする?」

 

「俺達は…お前に着いていくよ。

 

セツナもいるしな」

 

「ホムラが行くところなら、

 

私はどこだってついていくわ♡

 

妹さんには焼けちゃうけど♡」

 

その言葉にセツナとホムラがまた喧嘩を始める。

 

俺は、仲間を、家族を二度と失わない。

 

たとえこの身がどうなろうとも…。

 

side change

 

三人称 side

 

ー女ヶ島ー

 

リュートは女ヶ島に来ていた。

ルフィがここにいると聞いて。

 

「リュートではないか。

 

ルフィを探しに来たのじゃな?

 

ルフィならレイリーと共に近くの島に行っておるぞ」

 

「そうか、ありがとうハンコック。じゃあな」

 

(ルフィは立ち直れたのか…。俺も早く立ち直らないとな…。)

 

リュートは船に戻り、

これから向かう場所を皆に伝えることにした。

 

「皆、聞いてくれ。

 

俺達は移動しながら修行をする事になる。

 

そこでこれから向かうのは次の任務の“ドレスローザ”だ」

 

TO BE CONTEND

 

 




今回はリュートの新たな一面が…!

次回、魚人島で待っていたものとは!

乞うご期待!

アルリエは仲間になるのか?恋人になるのか?予想みたいなものです。

  • 仲間になって、恋人にもなる。
  • 仲間になって、恋人にはならない。
  • 仲間にはならないが、恋人にはなる。
  • 仲間にならず、恋人にもならない。
  • 部下まで恋人に。
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