ワンピースー海に認められた男の物語   作:神王龍

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今回は航海士を仲間にすべくリュート達はゴア村に向かいます。

それではどうぞ!


第3話 ゴサ村の航海士

三人称 side

 

ーゴサ村ー

 

リュート達は数日掛けてゴサ村に着いていた。

 

「…嘘だろ?」

 

そこで目にしたものは全ての家が逆さにされていた。

そこでリュートは思わず走り出す。

 

(あいつは…あいつはどこだ!?)

 

リュートが走り出して数分後…

どうやら見つからなかったようで、船の元に戻ってきていた。

 

「居なかった。人の影すらも無かった」

 

「そんな…これからどうするの?」

 

「とりあえず、隣町のココヤシ村に行ってみようと思う」

 

何が起きたか分かるかもしれない、と言いリュート達はココヤシ村に向かった。

 

ーココヤシ村ー

 

リュート達は村を歩いていく。

すると1人の村人が話しかけてきた。

 

「この村に何の用だい?」

 

「ゴサ村に行く為に寄ったんだがあんな有様だ。

ココヤシ村の人なら何か知ってると思ってな」

 

リュートの言葉に村人は考え込み、リュートに向かってこう言った。

 

「今この島はある魚人達によって支配されてるんだよ。

そのせいで年貢を納め、出来なければ村ごと…」

 

「だからゴサ村はあんな事に…なぁここにシリウスって奴はいないか?出来ればノジコ達にも会っておきたい」

 

リュートはそう聞くが、この村人はシリウスがいるかは分からないようだ。

ノジコ達はミカン畑にいると言われて向かった。

 

ーココヤシ村・ミカン畑ー

 

 

リュート達がみかん畑に着くと人が近づいたからかノジコが警戒しながらやって来た。

 

「ノジコ、俺はリュート。思い出せるか?」

 

「え?あなた誰…うっ」グワン

 

「思い出したみたいだな。久しぶりノジコ」スッ

 

ギュッ

 

ノジコが思い出した瞬間、リュートは手を差し出し、

ノジコは握っていた。

 

「さて、再会できたことだしこのままノジコ連れてこうかな」

 

「えぇ!?」

 

「冗談だよ」

 

なんて笑いながらいうリュートの冗談に、

二人は胸をドキドキさせていた。

 

(急に言い出すからビックリしたじゃない!)

 

(あれ?なんでドキドキ…もしかしてリュートの事…)

 

なんていう女性の心なんて知らず、リュートは本題に入った。

 

「シリウスはどこに居るか分かるか?」

 

「えぇ、今あなたの後ろに」

 

「…へっ?」

 

そう言われてリュートが後ろを向くと白銀の髪の男性が立っていた。

その男はリュートに近づきこう言った。

 

「リュートさん、お久しぶりです」

 

「久しぶりだな。それより出発する準備はできたのか?」

 

そこに居たのはナミと肩を並べるくらいの航海力を持つ、シリウスだった。

えぇ、勿論。と彼は答えノジコの手を引きながら家のなかに入っていく。

数分後、荷物を持った彼が現れた。

 

「どうせリュートさんのことだから小舟だけなんでしょう?

でしたら買っておいた船を南に隠して止めてあります。

ノジコを1人置いていくのは少し不安ですが…」

 

「なぁ、ノジコ。4年…4年だ。それだけここでじっと耐えててくれ。

必ず迎えに来る」

 

リュートの言葉に強く頷き、

 

「4年後に来ないと別の人になびくからね!」

 

そう言って笑顔で送り出してくれた。

 

 

ーココヤシ村ー

 

物資調達の為に村の方に戻ってくると、魚人達が年貢を催促していた。

 

「ん?なんだお前達は?新しい村のものか?」

 

「いやいや、ただの旅人(・・・・・)ですよ。

物資を調達しようと思いましてね」

 

「そうか、ならさっさとこの村から出るんだな」

 

「えぇ、勿論ですよ」

 

リュートは元々面倒事は嫌いである。

その為、困っている人をすぐに助けるということはできない。

現状を理解し、どの程度の規模かを見極めてから動く。

シモツキ村がいい例だ。

シモツキ村はやって来た程度の海賊で済んだが、ココヤシ村は長い年月で海賊達に支配されている。

 

それを考えるとリュートはこう判断した。

ここで起こる出来事はルフィに任せようと。

理由としては二つあった。

1つはルフィの成長のため。二つ目はルフィの仲間にナミがなってほしいと思ったからである。

そうすれば航海士にも困らないだろうと思い、

物資を買った後村を後にする。

 

(それにあいつ、運がいいしどっかでナミと出会うかもな)

 

リュートの言った通りになるとはルフィとナミも思っていないだろう…。

 

ー南の海岸ー

 

「ほー、こりゃ立派な船だな」

 

「でしょう?なかなか値は張りましたけどね」

 

「この船に乗って冒険…リュート。何するの?海賊?」

 

「んー…ただの船旅でいいんじゃね?」

 

『・・・』

 

リュートの呑気な言葉に二人はなにも言えなかった。

そして出航の時、

 

「リュートー!愛してるー!」

 

海岸からノジコのそんな言葉をリュートは聞いた気がしたのだった…。

 

TO BE CONTINUED




えー、リュートの船に乗るシリウスの登場でした!

彼は幼い頃からリュートを慕っていたのでついて行くことを決めました。

活動報告にてリクエスト、ミスバレンタインの名前等々気軽に募集中です。

次回はなんとあのキャラが…!

乞うご期待!
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