ワンピースー海に認められた男の物語   作:神王龍

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すみません!昨日投稿するつもりが…日付設定をミスしまして

今回はスモーカーとの戦いとウイスキーピークの話です。

それではどうぞ!


第6話 海軍大佐とウイスキーピーク

リュート side

 

ーローグタウンー

 

 

俺の目の前には、下半身が煙のようにもくもくしてる奴がいた。

恐らく俺が1口頂いた実の持ち主だろう。

 

「えーと…一応聞くけど退いて貰えないかな?」

 

「断る、賞金首のお前は逃がさん」

 

しょうがない、ここは隙を見て逃げる他ない。

 

「能力変化・ゼロゼロ…ゼロショット」バァンッ

 

俺は能力を戻してバーストより威力の低い方を使う。

バーストは街を破壊しかねないしな。

煙の男はゼロショットに嫌な気がしたのか避けてこっちに向かってくる。

 

(まずいな…あの十手は海楼石でできてる。ロギアじゃごまかせなくなる)

 

もう既に手遅れかもしれないが、念を押すのは必要だ。

 

「ゼロ・ガトリング」ドドドドドドッ

 

 

俺は指から何発も弾を打ち込む。

だがあいつは全部避けてきやがる…。

こうゆうタイプとの戦闘は苦手なんだがな。

ん?船が海に向かいだしたな。

 

「煙の男!お前の名前は?」

 

「海軍大佐のスモーカーだ」

 

「いいね、覚えておくとするよ」

 

「そう簡単に逃がすと思うか?」

 

「簡単には逃げれないだろうな、けど俺には能力がある。

ワープ」

 

俺は後ろに現れたワープゲート(そう名付けた)を通りながら、

 

「スモーカー、またいつか会うだろうな。その時はよろしくな」

 

「…!待て!」

 

俺は船に着くとワープゲートを消して、

ローグタウンを見ていた。

 

(いつかまた、戦おう)

 

「リュート…今度は何したの?」

 

「え?…色々と?」

 

なんで疑問形なんだよ!

 

と突っ込む3人を他所に俺は、睡眠を取り始めた。

 

sidechange

 

三人称 side

 

「そう言えばログポース手に入れてきましたよ」

 

「流石シリウス、準備早いね 」

 

「ログポース?」

 

シリウスが右手につけたログポースを2人に見せながら、カリーナが知らないようで聞いてくる。

 

「リュートさんは海賊になるつもりは無いとおっしゃってましたが、

偉大なる航路に行くつもりだとしたら、

ログポースは必要ですからね。

念の為に用意したんですよ」

 

「へー」

 

まるで興味が無いようにカリーナは自室に戻る。

セツナは汗をかいたのか風呂場へと向かっていく。

シリウスは操舵室に入っていく。

 

「…これで準備は整いました。Mr.0」

 

不意に船でそんな言葉が聞こえた気がした。

 

 

ーリバースマウンテン近海ー

 

リュート達は船で山の頂点を登りきり、

偉大なる航路に入っていた。

一行は次なる目的地、サボテン島を目指す。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

順調に進んでいるかと思いきや、

シリウスが操舵室から飛び出てきた。

 

「大変ですよ!今進んでいる方向に嵐があります!

迂回しましょう!」

 

なるほど、とリュートは何かを考えそれをみんなに伝えた。

 

「要はこのまま真っ直ぐ行けばあるんだな?サボテン島」

 

「え、えぇ勿論」

 

「なら問題ない、このまま進めてくれ」

その言葉に3人は驚きを隠せないでいた。

なぜなら嵐に巻き込まれれば航路から外れたり、船が壊れたりなど危険が伴うからである。

 

「な、納得できる説明をください!」

 

「なぁに、簡単なこった。俺が道を作ればいい」

 

そう言ってリュートが手を前に出し、ワープと言うと

船の前に巨大なゲートが現れる。

そしてそこをくぐると嵐を抜けた先へとでていた。

 

「前から疑問だったのですが、貴方は何の実の能力者なのですか!?」

 

リュートがそれは秘密だと言い、また寝始める。

これ以上は何も言うまいと、3人も自分のしたいことをしていた。

 

ーサボテン島・ウイスキーピークー

 

3人は、音楽と酒の町、ウイスキーピークにたどり着いていた。

 

「ログは半日で溜まるそうです。どうしますか?」

 

「まぁ1日止まるくらいはわけないだろう。

自由行動にしようぜ」

 

こうして、4人は一先ず別れて夜に宿屋に集まることにした。

 

sidechange

 

セツナ side

 

私はリュートに言われ自由行動に写っていた。

刀探しはローグタウンでもしたしいいかなとは思うけど。

何しようかなー、って考えてたら町の中心辺りで騒ぎが起きていた。

 

sidechange

 

カリーナ side

 

ウシシ、何でかわかんないけどリュートと一緒に散策することになった。

腕に抱きついても嫌がらない…案外コロッと落ちちゃったり?

そう思って顔を覗き込んでみるとこっちを見て笑ってくれた///

やばい、楽しすぎるかも///

 

sidechange

 

リュート side

 

カリーナが抱きついてるけど…気があるならまぁそれもいいか。

とりあえず泊まる目的である実の確認をする事にした。

どうやらあの家に2つ…あるみたいだな。

するとカリーナが俺の顔を覗き込んできた。

可愛いなと思って微笑んでたら顔を真っ赤にしてプイッと反対側を見た。

 

「さてと…やりますか」

 

俺は狙いの家の上に座るとカリーナがもたれ掛かってくる。

カリーナの頭を撫でながらワープを使い、1つ目の実を取る。

いつもの様に斬り、一口食べる。

その様子を見て驚いたのかカリーナがこっちを見ている。

 

「まだ言ってなかったっけな。

俺は理由があって色んな実を食べてるんだ。

まだその理由は言えないんだけどな」ナデナデ

 

「…ウシシ、一応まだ聞かないであげる///」

 

そんなのほほんとしてると家から人が飛び出した。

どうやら俺が実を取ったせいで喧嘩になった模様…。

えーと?さっき食べた方は…キロキロの実か。

あの喧嘩、さすがに止めた方がいいよな…。

飛び出した方女性だし。

そう思い、カリーナを抱えて下に飛び下りた。

 

TO BE CONTEND




こんなつもりじゃ…こんなつもりじゃなかったのに…。
なぜ甘々に!

次回は…まぁお気付きの方もいらっしゃるとは思いますが、とうとうメインヒロインの1人目が登場です。

乞うご期待!

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