ワンピースー海に認められた男の物語   作:神王龍

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今回はビビとリュートの出会いです。

8話まで読み返してたら誤字脱字駄文すみません。

※ビビは12歳です。

それではどうぞ!


第8話 ビビという少女

三人称 side

 

ーアラバスタ王国・アルバーナ市街地ー

 

十数日かけ、アラバスタにたどり着いたリュート達4人は、アルバーナ市街地を歩いていた。

リュート達が道を歩いていると視線が向けられる。

女性を3人も侍らせていれば見られるのは当然だが…。

 

「…視線が痛い」

 

そう言いながら目的を果たすため、4人は散った。

カリーナは情報集め、セツナは買い出し、ユノはリュートについて行く事に。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「キャハハハ、リュートの腕借りるよ」ダキッ

 

「構わねぇよ、ただしはぐれないようにな」

 

ユノがはーい、と返事をし2人は目的地に向かう。

リュートの目的地は…王宮と闇市である。

まず先に見つかったのは闇市であった。

 

「ここか…」

 

「ここに実があるんだっけ?」

 

あぁ…と言いリュートは闇市へと入っていく。

 

「確かこの辺に…あ、あの二人がそうだな。

月歩」

 

リュートがそう言って、ユノを抱え近くの屋根の上に飛ぶ。

ユノのリュートを見つめる顔は、赤くなって目がトロンとしている。

屋根の上でユノを膝の上に乗せるとワープを使い、2つの実を取る。

1つ目を切り、2つ目も切る。丁重に残りを返す。

もぐもぐ食べていると、カリーナが屋根伝いにこちらに来る。

 

「リュート…ぎゅー」ギューッ

 

着いた途端リュートに背後から抱きつく。

 

「カリーナ、情報集めご苦労さま」

 

むぅ、と言いながらカリーナは情報を説明した。

どうやらMr.0はバロックワークスを作るだけでなく王国を乗っ取るつもりらしい。

 

「なるほどな…乗っ取るのにかかる時間は…約2年ってとこか。

ならルフィに任せておくかな」

 

「ルフィって子そんなに強いの?Mr.0相当な実力だよ?」

 

「うん、聞いた話だと王下七武海だとか」

 

「問題ねぇよ、ルフィがここに来るまで成長する時間はたっぷりあるだろうしな」

 

2人は疑問を浮かべたが、リュートが信頼してるから大丈夫と思い、お昼ご飯の準備をする。

 

「今日は確かカリーナの当番だったな。

カリーナの料理美味しいんだよな」

 

「小さい時から色んな所言ってたからね。

ウシシ、レストランとかでマスターしちゃった」

 

「勿論、セツナとユノの料理も好きだぞ。

いるんだろ?セツナ」

 

その言葉でセツナが現れる。

モジモジしているが一緒に食べたいようだ。

 

~数分後~

 

4人が食べ終わった後、カリーナ達女性陣は買い出しに向かった。

リュートは王宮へと向かっていった。

 

ーアルバーナ宮殿ー

 

宮殿にたどり着いたリュートはどこから入れるか見て見た。

よく見ると一つだけ窓の空いてある部屋があった。

そこまで気づかれないように辿り着くためにどうするか考えているとなにかを思いついた。

リュートはアラバスタへの航路の途中にあった島で、スケスケの実を食べていた。

 

「能力変化スケスケ」

 

透明人間となり、部屋に向かって月歩で近づく。

窓に立つと部屋の中には、青い髪の少女がいた。

 

少しずつ彼女の横を通り過ぎようと歩いていたら、運悪く何かを踏む。

ペキッ

 

「誰!?んがっ…」

 

スケスケを解き、少女の口を抑える。

リュートは彼女の目を見つめ、口に指を当て、

 

「…」シー

 

とやった。

すると少女は抵抗するのをやめ、リュートも口から手を離す。

 

「私はビビ、この国の王の娘よ」

 

「俺はリュート、ここにはおかしな実を探しに来たんだが、どこにあるか知ってるかい?」

 

「確か隣の部屋よ」

 

「ありがとう。

出来れば扉を開けて欲しいんだけどお願いできるかな?」

 

構わない、とビビが言うので隣の部屋に行き実を切って、食べる。

その後…

 

「また会える?」

 

「きっといつか会えるさ」ポンポン

 

リュートは頭を軽く叩きながら別れを告げ、船へと戻った。

 

ー船の上ー

 

リュートは今後の目的地を考えていた。

ログが溜まるのは5日、秋島に行くとカリーナに言われ秋島に行くべきかを考えざるおえなかった…。

かつて自分の大切な人と会っていた町だ、思い出す人も少なからずいるだろう。

 

「よし…次の目的地はー秋島だ」

 

TO BE CONTEND




ビビは作中では年齢的にOUTな状態…。

という訳で対象になるかは…未定となります。

ポッキーの日…書く方法思い付かずすみません。

次回は…おや?まさかの…

何かあれば活動報告のリクエストにてお待ちしてます

乞うご期待!

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