最強の魔法使い(自称)が暴れるそうです。RE:   作:マスターチュロス

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今回はオリキャラ設定厨オンパレードです。苦手な方は流し読みまたはブラウザバック、最悪の場合スマホをぶん投げて難を逃れてください。




東方キャノンボール、ガチャが闇深い。リセマラしまくって星5ゆかりんと星5写し絵で諦めたぜ。ゲーム内容、桃鉄劣化版みたいだけどキャラが可愛くて音楽が最高だから止められません。楽しい。





ディスカッション(51話)

 

 

 

 

「「何しに来やがったんだコード000!」」

 

「二度も同じセリフを吐くのは無駄な行為です、結依魔理......二人?」

 

突如として襲来した彼女の目の前には、結依魔理沙二人と1年A組生徒たちが戦闘態勢で構えていた。1年A組に関しては調査対象外なため特に関心は無いが、データに一切の記録が無い()()()()()()()()()()の登場に関心を寄せる。前触れも無く、当たり前のように佇む彼女を見てコード000は考察を進めるも推測の域を出ることはない。ハッキリと分かるのは分身系能力の最高クラスであるという事のみ。

 

「......やはり殺すのはやめておきましょう。結依魔理沙二人、貴女方のクラスメイトを危機に晒したくなければ今すぐマスターに会いに行きなさい。拒否権は無効」

 

「私も傲慢だがお前もなかなかだな。会いには行ってやるが今日は学校だから明日だ」

 

「拒否権は無効」

 

「少しくらい譲歩してくれたっていいだろう? ジャパニーズおもてなしは日本人のフィーチャーだろ?」

 

「拒否権は無効」

 

「あーわかった、わかった。......ならば戦争だ。頭の固い機械人形にはそれ相応の手段を選ばねばならんようだな」

 

「.....潜在エネルギー、体育祭でノ身体能力、智力、能力総数、エネルギー総数、etc......これらのデータから導き出される私の戦闘勝率2%。...結依魔理沙、今回はここまでにしておきます。ただし明日来なければ貴女の家を破壊してでも連れていくのでご理解を」

 

「......は?」

 

戦う気満々で構えていた魔理沙だが、喧嘩ふっかけた本人が真っ先に戦闘を辞退したことに驚きを隠せない。いや懸命な判断なんだろうけど、アイツに責任の「せ」の字は存在しないのだろうか。

 

「.....お前、マジで帰るの?」

 

魔梨奈が事実確認をとる。

 

「ハイ。戦略的撤退です」

 

そう言い終わるとコード000は姿を消した。展開の速さに流石の魔理沙達でさえポカーンと空を見上げる中、異変に気づいた先生方が1年A組に集合する。先生方による事情調査が始まる中、魔理沙と魔梨奈は空を見上げっぱなしのまま、ずっと同じことを考えていた。

 

 

 

 

((今日のアイツ、めっちゃ流暢に喋るやんけ))

 

 

 

今日一番の驚きであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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六月Σ日土曜日、魔理沙と魔梨奈は約束通りマスターと呼ばれる親玉に会いに行くことになった。朝目が覚めると机の上にマスターの居場所を示す受信機が手紙と共に添えてあったので、それを頼りに現在山の中を探索中。手紙の内容はこの受信機の説明と入り口の開き方、あと山の中で遭遇すると面倒臭い奴がいるという警告のみ。一言コメントには「一週間クソ暇だった」と書き残されていた。

 

「それにしても、何で山の中なんだ」

 

「分からない。自己進化型人工知能を作るのに適した環境なんじゃない」

 

「そうか、じゃあこの森燃やすか」

 

「冗談にならないからやめてもらおうか」

 

起伏の激しい山道を苦もなく乗り越え、雑談を交えつつ歩を進める。度々見られる倒木や巨大な足跡の正体が気になるところだが、家を爆破されるわけにはいかないのでスルーしていく。まぁ熊が出てきたところで問題は無い。出てきたら一撃で仕留めて今日の夕飯にしよう。熊、食べたことないし。

 

しばらく歩くと受信機が指し示す場所に到着した。この辺りは森が開けていて、ススキやらなんやらが生えに生えまくっている。つまり建築物らしきものは何一つ見当たらないのである。

 

「地下だな」

 

「敵ながら男のロマンを理解しているとは、天晴れ」

 

感動を覚えつつ、地下につながる秘密の入り口を探そうとする魔理沙達。手紙によると、茂みの中央に折れた石柱があるらしく、そこが入り口のキーとなっているらしい。

 

手紙の通り、折れた石柱に似せた入り口にたどり着いた。手紙に書いてあるパスワードを石柱に入力すると、石柱が地面の下にズブズブと沈んでいく。その一秒後、地鳴りと共に地下へのエレベーターが勢いよく出現した。

 

「行こう」

 

「.....なんだろう、エヴァ思い出すの私だけ?」

 

「気持ちはわかる。さ、アスカ・ラングレーがダミープラグを挿入されたエヴァ初号機に喰われる前にエレベーターに乗ろう」

 

「やめろよ、あのシーン曲も相まってトラウマなんだよ」

 

適当なことを喋りながらエレベーターに乗る二人。すぐに着くかと思いきや、思いのほか深い位置に地下室が存在していた。私らは大丈夫だが、ここに住んでいるマスターとやらは気圧の調整はちゃんと行っているのだろうか。そんな心配を脳の片隅に放置しつつ、二人はオリジナルの脳内シュミレーションゲームで暇を潰していた。お互いにテレパシーが使えれば手軽に出来るため、皆にもぜひやってもらいたい。流行らせコラ。

 

 

 

 

 

しばらくすると、大きめな振動と同時にレトロな効果音が流れた。どうやらヤツらの住処に到着したらしい。さっそく二人はエレベーターの扉をこじ開け、様子を確認した。が、見えるのは複雑に入り組んだ廊下だけだ。......あの、防衛に全振りしすぎじゃないですかマスターさん。これではいつまでたってもマスターに会えない。最悪廊下歩くだけで51話が終わってしまう。ならば......

 

 

「「キング・クリムゾン!!」」

 

「『結果』だけだ! この世には『結果』だけが残るッ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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〜 二時間後 〜

 

 

「どうやらこの部屋がヤツの部屋っぽいな」

 

「生体反応もある......、今度こそアイツの部屋だ! 間違いねぇ! ヤツの臭いがプンプンするぜぇッ!」

 

「そう言って何度部屋間違えたと思う? まぁでも今度こそ正解だろう」

 

思い出される数々の罠。暗証番号のかかったトイレ部屋や、時代錯誤の宝物庫、進めば進むほど枝分かれしていく廊下、登れない階段、ドッキリ、奥行きがあるように見えるただの立体絵、サランラップ、人形がビッシリと詰まった部屋、武器庫、図書館、ボールプール、発電機、開発室、ウサギ小屋、弓道場etc、もはや館内見学になってしまったが、この部屋でおそらく最後だ。絶対この中にいる。

 

「「せーのっ、そぉいッ!!!」」

 

暗証番号らしきものがかかったドアをヤクザキックで吹き飛ばし、堂々と登場する二人。派手に蹴り飛ばしたせいでホコリが宙を舞い、視界が一瞬遮られる。再び目を開けると、そこにはさっき蹴り飛ばしたドアが空中でピタリと制止していた。異様な光景だが、理由は単純明白。ヤツが飛んできたドアを片手で止めただけのこと。

 

「いらっしゃいませ、結依魔理沙様」

 

「コード000、約束通り来たぞ」

 

「....てっきりメカメカしいかと思ってたけど、案外人間らしい部屋なんだな」

 

コード000がドアを地面に投げ捨て、丁寧に一礼をする。雰囲気の違いに違和感を覚えつつも、魔理沙は魔理沙らしく挨拶を返す。そんな彼女らを横目に魔梨奈は、部屋の様子を伺っていた。

 

木製の床に可愛らしいカーペット、ミニテーブル、柔らかいソファ、楕円状の照明、意外と一般家庭と変わらない。全身炸裂兵器のようなヤツらが棲む部屋とは思えないほどのほのぼの感。人は環境や人間関係によって人格が形作られると言われるが、こんなに普通な環境の中でどういう風に育ったらあんな戦闘狂になれるのだろうか。理解出来ない。

 

特大ブーメランがおでこにクリーンヒットした。

 

「やぁやぁ魔理沙くん、.....ともう一人の魔理沙くん? 初めまして」

 

コード000の背後からスっと現れた一人の男。どうやら彼がマスターらしい。見た目的には二十代後半に見える。

 

「私はこの子らのマスター、山田総二郎。最近の裏世界じゃあ『クリエイター』って名前で通ってる。よろしくね君たち」

 

「知ってるだろうけど自己紹介はしとく。結依魔理沙だ、よろしく」

 

「結依魔梨奈、魔理沙の分身だけど事情により戻れなくなった。よろしくね」

 

互いに自己紹介を終えた三人は、話し合いの場としてソファとミニテーブルが置かれている場所に移った。テーブルを境にマスターと二人が座り、後からお茶を運んできたコード000がマスターの隣に座る。ついにこういう日がやってきた。

 

「ふぅ、さて。まずは君たちを呼び出した理由について少し話そうか。いきなりなもんだからビックリ仰天だったろう? 滅多にない機会だし、ちゃんと最後まで聞いてもらうよ君たち」

 

「....お、おう」

 

なんかもっとこう、碇ゲンドウみたいなコテコテの頭トンカチだとイメージしていたが、思っていたより非常に知的で大人っぽい。脳内での悪い人イメージと現実でのいい人イメージの差異が私の心に歪みを生んでいる。どっちなんだ......?

 

「君たちを呼び出した理由はそう! 君たちと私には()()()()()()()()があるということに私が気づいたからさ!! これは正しく運命的な出会い! 必然そのものだったのさ!」

 

「......つまり?」

 

 

「つまり君たちと私は同じ故郷出身、いや、()()()()()()()()()ってところかな?」

 

「「ふーん......、............ん?」」

 

 

「「はああああああああああああああああああああああああああああああああああ!?!?!?」」

 

えええええええええええええええええええええええええええええええええええ?!?!?!

 

 

「「マジ?!?」」

 

「マジ。魔理沙がうちの子と戦ったときや体育祭とかで使った能力は全部あっちの世界で知られている技だろう? それに君の姿も......確か霧雨魔理沙だったよね? 合ってる?」

 

「こいつマジだ......」

 

震え出す二人。てっきりこの世界はそういうシステムは無いと思っていた二人だが、新たな発見に感極が有り余って叫び声を上げる。これを聞けただけでももう満足だ。前世の記憶が共有出来なくて今までちょっと寂しかったが、夢が叶うぞ!!

 

疑心暗鬼に満ちた二人の顔が満面の笑みに変わり、マスターも思わずニッコリ。だが彼女らの笑顔が続くことはなく、突如修羅の形相でマスターの胸ぐらを掴んでひねり上げた。

 

「じゃあなんで前世マトモだった人間がこっちでヴィラン側についてんだ。それでもお前は前世日本人かッ!!」

 

「魔理沙ー、ブーメラン」

 

魔梨奈の一言で魔理沙はマスターの胸ぐらを離し、わざとらしく「う"っ"!!」と叫びながら膝を着いた。どうやら魔理沙らも謎のテンションに囚われたようだ。

 

「フフ、聞いちゃう? 何故、前世日本人だった私が今までヴィラン側について活動していたか......。ちょーーっと回想シーン長くなっちゃうけど、聞いちゃう?」

 

「じゃあいいです」

 

「そんなに聞きたいのかぁ! じゃあさっそく回想シーンに......と言いたいところだけど、残念ながら僕の話は内容が濃い上に長すぎるんでね。なんで私がヴィラン側にいたのかを簡潔に言うと、オールフォーワンが幼少期の私を救ってくれたからってのと、私が彼にヴィラン側として資金調達をする見返りに、我が娘たちに『個性』を付与してくれたからさ」

 

「......。」

 

サラッととんでもない事情を聞いてしまったが、ここでツッコミを入れて話を広げると肝心な内容に触れられん。好奇心をグッと抑えねば。

 

好奇心を抑える魔理沙達を見て察したマスターは、彼女らのために話題を変えることにした。

 

「そうだ、私の個性についてまだ話していなかったね。」

 

『個性』というキーワードに反応し、魔理沙たちはすぐさま目線をマスターに移す。

 

「ゴフン...私も転生の際に『個性』を手に入れてね。『二次創作』......それが私の個性だ。触れた物体を丸々コピーし、コピーした物体を改造出来る個性。自分含め生物には触れても効果がない。いやぁ、これのおかげで今私は食っていけてるんだけどね。神様は有難いねぇ」

 

「二次創作......、なるほど自分ではなく非生物を改造する能力......。これは個性獲得案件だな」

 

「なぁマスター、お前の髪の毛喰ってもいい? 大丈夫痛みは一瞬だからさ」

 

マスターににじり寄る二人。流石は同じ転生者、持ってる個性は一級品である。だがそんなチート能力をガッツリパクれるこの個性こそ、真のチート能力かもしれない。

 

そろそろ異世界転生者を養殖してチート能力をがっぽがっぽ手に入れるのも良さそうだ......、と脳内で悪ふざけをしつつ、マスターの髪の毛に手を伸ばした。

 

「あの君たち、表情がとんでもなく悪いよ? 鏡でも持ってくる?」

 

「「大丈夫大丈夫、どんなに悪い顔してたとしても、どうせ真っ黒で見えないから」」

 

「なんで棒読mッ......あ"ーーーーーッ!!」

 

マスターの毛根が悲鳴を上げながら外に引っこ抜かれる。一瞬の大きな痛みが彼の脳を刺激し、マスターは彼女らに大切な髪の毛を持ってかれたのを自覚した。

 

「......なんとも言えない味だ」

 

「...硬い」

 

「髪の毛喰われた上に酷評とは......」

 

胸ぐらを捻りあげられ、髪の毛を毟られ、酷評を下されたマスター。踏んだり蹴ったりとはこのことを指すのだろう。さらにアイデンティティである個性『二次創作』さえもパクられたのだから余計に酷い。

 

ため息を吐いたマスターだったが、彼女らの前で悲しげな雰囲気を醸し出したところで無意味なのはとうに知っている。ので、前向きな気持ちを切り替える。そろそろ本当の目的についても話さなければならないしな。

 

お茶とお菓子をツマミながらどう話を展開していくか考えるマスター。あまりこういうのは得意ではないから、どうしても不器用になってしまう。出来ることなら家族全員で押さえつけて無理矢理要求を飲ませたいところだ。が、あいにく相手はチート魔女二名。自分らも中々の修羅場をくぐって来たとはいえ勝てる見込みがない。余りのコミュ力が足りなさで誰かから笑われかねんが、私なりに上手く交渉しよう。

 

「あ、君達に紹介したい家族がいるんだ。というか()()()()()()()()()()だから、先に君の仲間になる子たちを紹介してもいいよね」

 

「「今なんつった?!?!」」

 

「おいでー皆。お客様だぞー」

 

契約という謎の単語に頭を抱えるうちに、マスターの呼び声によって即座に現れた六人。その面々を見た瞬間、魔理沙らは察した。こんなにいるとは予想していなかったが、コイツら全員コード000と同じタイプのヤツらだ。全員人の形をしているが、生体エネルギーの数値が人とは大きく異なっている。なるほど娘ね。

 

「これが私の娘たち、『自己進化型人工知能NOUMU』ズだ」

 

ビシッと整列するNOUMU達。魔理沙は並んでいる彼女らをじっくりと観察するが、なんか、全員可愛い。お淑やかなお姉さんぽいヤツからロリロリのロリまでジャンルが幅広い。マスター、お前の性癖の広さを甘く見ていたよ。今までは憎い相手だったが、こうやって冷静に見ると私の好みドンピシャな子が多い。......クッ、なんて複雑な気分だ。

 

「ねぇ、マスター」

 

「どうしたんだいコード003?」

 

「なんでコイツが私達の家にいるの!! しかも増えてるし!!」

 

「あー、お前は確かUSJの時の狂気ロリ」

 

「誰がロリよ!! まったく、何しにきたのかぜんぜんわかんないけど、今この場でコイツをぶっ飛ばせばあの時の復讐を......」

 

「ダメよサンちゃん。仮にもお客様なんだからぶっ飛ばしてはいけません」

 

今にも暴走しそうだったコード003を止めたのは、同じくUSJ事件にて襲撃してきたコード005であった。

 

「お久しぶりです魔理沙さん」

 

「.....お前も確かUSJにいたよな。全身に武器仕込んでたあの......」

 

「はい私です。以後お見知り置きを」

 

妙に落ち着いていて胸の大きい彼女に魔理沙は違和感を感じるも、何事もなく手を差し出したので私は彼女の手を取り握手を交わした。

 

手からミシッという音が聞こえたのは気のせいだろうか。

 

私は握手を終えると、マスターに彼女らの説明を頼んだ。初めて見るヤツらもいるし、なんで急に呼び出したのか事情を知りたいからだ。なんか契約とかほざいているからそこもじっくりと聞かねばならん。

 

「はいはい落ち着いて。今から説明してあげるさ。えーまず君達から見て一番右にいるのはコード000ことゼロちゃん。私の相棒かつ嫁さ! その左隣がコード001。ゼロちゃんに似て真面目でやや無口だけど甘い物大好きな可愛い娘さ。そのさらに隣がコード002。男勝りで力のある頼れるお姉ちゃん、に見せかけてるけど実は男なんだ。ギャップ萌えだろ? そのさらに隣がコード003、お転婆貧乳ロリで超可愛い。そのさらに隣はコード005、巨乳お姉さんは皆の夢さ! そしてさらに隣はコード006、ショタです。困り顔が愛おしいです。一番左はコード007、和服巫女で家事全般最強の超カワベリキュート娘です。ね、みんな可愛いだろう?」

 

「「「「「「「「......。」」」」」」」」

 

マスターの高速紹介の内容にドン引きする二人の魔女と、照れて声が一切出ないコードナンバーズ。同じ沈黙だが、温度差が違いすぎて風邪ひきそうだ。え、何これ。何これ。ハーレムすか? ハーレムなんですか? あらゆる萌え属性が揃った萌え無双ハーレムっすか?

 

「あの、マスターさん。頭大丈夫ですか」

 

「あぁ全然大丈夫。むしろ絶好調さ! いやぁ他の人に娘たちの魅力を伝えるのってこんなに気持ちがいいんだなぁ! もっと君達に語りたいんだけどいいかな!?」

 

「いいからさっさと要件を言え。わざわざ全員読んだってことは、何か言わなきゃいけないことがあるんだろ?」

 

興奮するマスターを辛辣な返事で撃退する魔梨奈。ハッと我に返ったマスターは咳き込みつつ、話を続けた。

 

「すまんすまん癖でな。......ふぅ、散々茶番をやってきたけど、私の本命はただ君達と駄弁ることじゃあない。君との交渉だ」

 

その言葉を聞いた時、魔理沙達は即座に察した。

 

「なるほど交渉ねぇ。で? 何がしたいの?」

 

「君と私らの間に協力関係を結びたいのさ。そろそろヴィラン達と縁を切って君に乗り移りたいと思ってね」

 

「はぁ。まぁオールフォーワンより明らかに個性をたくさん持ってるからな。目的はそれだけか?」

 

「それもあるが、それ以上に私は君らからちょっと......その、取り返したいのさ......」

 

「コード004だろ?」

 

「.....流石にあからさますぎたかな。」

 

ちょっと申し訳なさそうな顔をするマスター。気不味い雰囲気が彼女らを覆うが、魔理沙と魔梨奈はケロッとした表情で返事をした。

 

「ま、全然構わないけどね。好きに貰ってっちゃって」

 

「正直どう処理すればいいのかずっと迷ってたし、この機会に返却した方がお互いに良さそうだね」

 

二人は顔を合わせながら意見を合致させると、マスターが号泣しながらこちらに突っ込んできた。

 

「二人ともあ"り"か"と"う"!!! こっちにも非があるから返してなんて通じると思わなかったけど!! 本当にありがどう!! ずっどあゑなぐでざびじがっだんだよぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」

 

「わかった! わかったから落ち着け! わかっ、ちょ......くっつくなって!! お前の涙と鼻水が...ァあああああああああついたあああああああああああああ!!!!」

 

全身の穴という穴から体液を噴出したマスターに泣きつかれ、魔理沙達の服に鼻水やら涙が飛び散る。とりあえず汚いので魔理沙と魔梨奈は光の速度でビンタを繰り出し、マスターの身体を吹っ飛ばした。ちょっとやりすぎたため、人工知能ズが襲いかかってくるんじゃあないかと考えていたが特に何も無かった。

 

「アレはマスターが悪いです」

 

「もう少し品を出せないのかしら......」

 

呆れるコード000と007。

 

「でもそんなマスターが好きだよねー」

 

「「「「ねー!」」」」

 

「「お前ら仲良しかよ......」」

 

姉妹愛というか、マスター愛というか......、七人の可愛い少女達が一人の男を思ってニコニコするって、お前ら、お前ら、クソ羨ましいぞコノヤロウ。性別変えようかな。

 

 

 

 

 

 

to be continued......

 

 









2週間空いてしまった。次でマスターとの会話は終わりだなぁ。オリキャラばっかで申し訳ない。けど楽しい。



一年って、早い。



いろいろ紹介(今回は長い)

・碇ゲンドウ:新世紀エヴァンゲリオンの登場キャラ。主人公碇シンジの父親。性格は冷徹でシンジくんに厳しい。グラサン......声優が立木文彦......まるでダメなおっさん......、ウッ!

・個性『二次創作』:自分含めた生物を除くあらゆる物体(ただし手で触れられるもの)をコピーすることができ、さらにそれを改造(見た目や性能など)することが出来る能力。しかし、二つ以上の物体を同時並列的に改造するのは不可能。また、どんなに改造しても本質は変わらない(触れると爆発する石に改造したとしても、それは分類上『石』に分類される)。また、個性は個性因子が無いと付けられないため、改造した物体に個性の付与は不可能。

・コード000:ビフォーアフターが激しい人工知能初号機。姿イメージはドラッグオンドラグーン3のウタウタイ姉妹の長女、ゼロ。マスターが特に気に入っているため、個性は複数所持している。ちなみにコード000はマスターの特典として神様から個性と一緒に手渡されたので、実質神造人間である。また、その他のコードシリーズは全てコード000を元にし、マスターの個性『二次創作』によって複製改造された模造品。しかしマスターは全てのコードシリーズを愛している。

・コード001:複製改造第一号。所持している個性は『千里眼』。自分の個性について全く知識の無かったマスターの初めて個性使用で誕生したため、初期のコード000と性格がほぼ変わらず、せいぜい見た目と甘い物好き属性しか付けられなかった。が、最近コード000のキャラが変化してきているのでキャラが立ってきた。姿イメージはまどマギの暁美ほむらに近いようで遠い。

・コード002:複製改造第二号。自分の個性に慣れてきたマスターが張り切って作った人造人間。個性は『闘気硬化』、身体の一部分を気で固めて強化する能力。姿イメージはSINoALICEのシンデレラ。男勝りな女の子のような荒っぽい性格だが、家族には気配りできる偉い子。本来コードシリーズは全員機械人形(オートマタ)なので性器などといったものは付いていないが、本人は男と言い張っている。

・コード003:複製改造第三号。そろそろロリが欲しいと感じてきたマスターが張り切って作った人造人間。個性は『反射回避』、敵の攻撃の意思に反応して絶対回避する能力。姿イメージはブレイブソード×ブレイズソウルのエクス=レプリカ。性格は生意気だが、そこがいいとマスターは言う。最近、他のコードシリーズからサンちゃんと呼ばれることに不服を感じている。



睡眠は大事。


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