柊景夜は勇者である   作:しぃ君

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第九話「夢の世界と現実とメイドさん」

 少年は夢を見る、あったかもしれない普通の日常の形。

 

 

「か…や……かげ……景夜?」

 

 

「と、父さん!」

 

 

 意識が鮮明になると同時に、ここが旧家だと分かった。

 そして、何故か死んだはずである父。

 シエルが景夜のことを心配そうに見つめていた。

 

 

 少しの間呆然とする、久しぶりに感じる畳の匂いと見慣れた家具の数々。

 和風の家なのに、ダイニングや洋室があったりと少し不思議な家だ。

 景夜も今なら分かる。

 あれは父の為に合わせて作られたということが。

 自分の今の状況を整理しようとする。

(若葉を助けるためにトロール使って突っ込んで……バーテックスに右腕を噛まれて……)

 

 

 そこで違和感に気付く。

(バーテックス?……バーテックスって何だっけ?)

 記憶障害なのか何なのか、景夜は分からずにいた。

 だが、もっと重要なのは景夜の父、シエルはとうの昔死んでいる。

 そのことに気付かない時点でオカシイのだ。

 

 

「景夜?どうしたんだい?早く食べないと、若葉ちゃんやひなたちゃんを待たせてしまうよ?」

 

 

「そうだった!ご、ごめん父さん、パンだけ貰ってく!」

 景夜は、急いで椅子に掛けていたブレザーを羽織り、パンとバックを持って外に出る。

 外には、少しご機嫌斜めな若葉とそれを見て面白そうに微笑んでいるひなたが居た。

 

 

「遅いぞ、景夜。早くしないと遅刻してしまうではないか」

 

 

「悪い悪い、朝ごはん食べてる間に何かボーっとしちゃって」

 若葉とひなたが驚いた顔を見せる。

 

 

「景夜君が食事中にボーっとするなんて……」

 

 

「何かあったのか?悩み事があるなら聞くぞ?」

 

 

「何もねぇよ!て言うか俺は二人の中ではそんなに食いしん坊キャラだったのかよ!」

 三人でとりとめのない会話をしながら学校への道を歩く。

 景夜は気付かない、二人の制服も自分の制服も丸亀城で着ていた物ではないことを。

 

  -----------

 

 若葉は寝れずにいた、昨日治療室の前で千景に言われた言葉がまだ耳に残っている。

 

 

「あなたはいつも、バーテックスへの復讐のためだけに戦っている……!だから……怒りで我を忘れてしまう……!自分が周りの人間を危険に晒しても、気付きもしない‼」

 

 

 この言葉に、若葉は何も返すことが出来なかった。

(復讐の為だけに戦っている……か。)

 けれど分からなかった、復讐(それ)を否定されたら自分はどうやって戦っていけばいいのか。

 

 

 だから、今日はひなたの部屋を訪れた。

 不安を握りしめるように、枕を抱えて。

 部屋のドアを開けると、ひなたが忙しなくバックに服やノートなどを詰め込んでいた。

 

 

「何をやっているんだ、ひなた?」

 

 

「ああ、若葉ちゃん、いらっしゃい。今、ちょっと荷物を纏めているんです」

 

 

「……?なんでそんなことをしている?」

 ひなたは荷物を詰め終わったバックのファスナーを閉めながら答える。

 

 

「明日、この寮を出ます」

 

 

「え!?な、何があったんだ!?」

 

 

 若葉は動揺して枕を握りしめる。

 何故ひなたが寮を出て行くのか?

 まさか『勇者付き添い巫女』という立場が変わってしまったのか?

 いや、そもそも巫女の本来の役割は勇者の付き添いではないのだから、今までずっとひなたがこの学校にいたのがおかしかったのではないか?

 だとしたら、ひなたは本来の巫女のお役目に戻るだけであり――

 

 

 グルグルと若葉の思考が回っていると、ひなたは安心させるようにクスリと笑う。

 

 

「若葉ちゃん動揺し過ぎです。別にずっとこの寮からいなくなるわけじゃないですよ。ほんの少しの間だけです。大社の本部に呼び出されてしまって」

 若葉はホッとしてため息をついた。

 

 

「そ、そうか……。しかし、いったい何故突然?」

 大社からの呼び出しなど、滅多にあるものではない。若葉たちの学校に大社の職員が出入りしているのだから、大抵の用事は彼らを通じてやり取りすればいいからだ。

 

 

 ひなたの表情が少し曇る。

 

 

「理由は聞かせてもらえませんでした。ですが、年が明けてから色々ありましたからね……前回のバーテックスの襲撃は今までとは比べ物にならないほど大規模でしたし、重傷者も出てしまいましたから……」

 

 

 バーテックスの四国への侵攻が始まってから数ヵ月――今、何かが大きく動こうとしているのかもしれない。

 バーテックス側も人間側も……

 

 

「ところで、若葉ちゃんは何か用事でもあったんですか?こんな夜中に」

 

 

「あ、う、そうだな……」

 若葉は言い出しづらそうに口ごもる。

 幼馴染のその姿を見て、ひなたはベットに膝を掛け、ポンポンと自分の膝を叩いた。

 

 

 若葉はひなたに膝枕をしてもらいながら、ぽつぽつと話し始める。

 千景に言われたこと。

 自分がこれからどう戦えばいいのか分からなくなったこと。

 今までの自分が間違っていたのかという迷い――話している内に、若葉の目に涙が浮かんだ。

 そして、景夜のこと。

 幼い頃から、若葉が他人に涙を見せることは全くなかった。

 しかしひなたに対してはだけは別だ。

 彼女の前でだけは、若葉は身も心も無防備になる。

 

 

「私はどうすればいいんだろうか……?」

 

 

「………」

 

 

 ひなたは若葉の問いに、答えることが出来ずにいた。

 若葉はいつだって、迷った時はひなたに頼ってきた。

 ひなたはいつもそれに応えてきた。

 

 

 世界を守る勇者という重責を背負う若葉に対し――そして幼い時からずっと一緒に過ごしてきた一番の親友に対し、できる限りのことはしてあげたいと思う。

 自分にだけは素直に頼ってきてくれる若葉を、愛おしく思う。

(景夜君も若葉ちゃんも……本当に似ていますね)

 二人は似ているようで違う、景夜は大切な人たちさえ守れれば良いと言う。

 それに対して若葉は、全ての人を守りたいと言う。

 

 

 でも知っている、本当は景夜も見ず知らずの人が死んでもきっと悲しんで後悔するということを。

 けれど、景夜は立ち直るのだ、もう大切なものを失いたくないから。

 だからこそ、今ここで若葉に答えを教えることが、本当に正しいのだろうか?

 若葉が抱える問題点と、その解決方法を、ひなたが言葉で教えてあげることはできる。

 そして飲み込みの早い若葉は、すぐに状況を改善できるだろう。

 

 

 ――その方法は本当に正しいのだろうか?

 表面的に問題をなくすことはできたとしても、若葉の内面はきっと変わらない。

 ひなたと景夜以外の誰も気づいていない、若葉の精神的な脆さは消えないままだ。

 それはいずれ、若葉の命を危険に晒すことになるかもしれない。

 

 

「………」

 

 

 若葉はひなたの言葉を待つ。

 

 

 だが、ひなたは若葉に、答えを与えることはなかった。

 

 

「今、若葉ちゃんが抱える問題は、自分で答えを探して、自分で乗り越えるしかありません」

 

 

「え……」

 若葉は耳を疑った。

 ひなたの言葉は――口調こそ優しかったが、若葉を突き放すものだ。

 

 

 ひなたはハンカチで幼馴染の涙を拭う。

 

 

「ほら、もう泣かないで下さい。泣き顔、撮っちゃいますよ」

 スマホを取り出して、若葉に向ける。

 

 

「……勝手に撮ればいいだろう」

 不貞腐れたように言う若葉。

 

 

 ひなたはスマホのカメラのシャッターボタンを押した。

 

 

「本当に撮った……」

 若葉はひなたにジト目を向ける。

 

 

「明日から、少しの間ですが、若葉ちゃんに会えませんからね。若葉ちゃん分の補充が必要なんです」

 ひなたはスマホに写った若葉の写真を見る。

 

 

 この泣き顔が、大社から戻って来た時には、前向きな顔になっていますように――そう願う。

 

 

「若葉ちゃんならきっと、今抱えている問題は自分で乗り越えることができます……私は、そう信じています」

 

  -----------

 

 景夜は今、剣道場で若葉と対峙していた。

 

 

「今日は勝たせてもらうぞ!景夜!」

 

 

「望む所だ!」

 若葉の木刀と景夜の竹槍が舞う。

 

 

 二人の実力は同等、リーチが長い分景夜の方が若干有利ではあるが、若葉自慢のスピード重視の攻めは中々に強い。

 一回一回の攻撃が軽い訳ではないのに、スピードは凄まじい。

 景夜もそれを受け流している時点で、相当の腕前だということが伺える。

 

 

「柳橋さん、今回の勝負はどうですか?」

 

 

「う~ん、今回はいい勝負だね。多分引き分けだと思うよ」

 

 

「そうですか」

 傍から見たら超人同士の戦いにしか見えない、何せ木刀と竹槍がぶつかる度に重たい音が剣道場に響いているからだ。

 

 

「はぁ~、あいつらも良く飽きないな。俺だったら毎日同じ相手とやるのは飽きちゃうよ」

 

 

「ライバルみたいなものですから……それに、柳橋さんだってあの二人に渡り合える柔道部唯一の人じゃないですか!」

 

 

 柳橋と言う少年もあの二人の戦いに付いて行けるのだ、何とも末恐ろしい。

 そして、柳橋の言った通り時間内に試合が終わることなく。

 引き分けと言う形になった。

 

 

 その後の帰り道。

 

 

「二人とも今日空いてる?」

 

 

「どうしたんだいきなり?」

 

 

「何かあるんですか?」

 

 

 景夜が「実は……」と語り出した。

 何と、今日は家に誰も居ないらしく、暇だから遊びに来てくれないか?

 という、お誘いだった。

 

 

 若葉とひなたは少し間を空けて答える。

 

 

「別に構わないぞ」

 

 

「私も大丈夫ですよ」

 二人の言葉に少し安心する景夜、三人で並んで帰るこの道は少し懐かしい。

 

 

「でも、珍しいな。景夜から私たちを誘うなんて」

 

 

「そうですね、もしかして一人が寂しいんですか?」

 

 

「べ、別に違ぇよ!ただ何となく……」

 

 

「何となく……何だ?」

 少し言い淀む景夜、意を決して口に出す。

 

 

「偶には、こういうのもいいかなって……そう思っただけだよ」

 少し照れくさそうに言う景夜を見て、二人はクスリと笑った。

 これは夢だ、あったかもしれない世界の夢。

 

  -----------

 

「景夜……後は、お前だけなんだ」

 

 

 ひなたが丸亀城を出た後、杏たちに導かれて答えを得た若葉。

 ひなたも帰って来て、ひなたより次は前回の戦いよりも苛烈になると全員が聞かされた。

 若葉は球子と骨付き鳥を食べに行ったり、杏と作戦会議をしたり、千景とゲームで協力プレイをしたり、友奈に耳かきをされたりと仲間と向き合ったリーダーとして。

(景夜、早く目覚めてくれ。)

 

 

 前回の戦いから約二週間弱、景夜が起きる気配は一向になかった。

 若葉の心は重いし、それに――

(景夜、お前が居ないとどこか違うんだ。この日常が少し味気なく感じる……)

 心にポッカリ穴が開いた、こんな表現を自分自身が体験することになるなんて若葉は思ってもみなかった。

 胸が苦しい、景夜(アイツ)にどれだけの痛みを背負わしてしまったのか。

 それを思うだけで、若葉の心は張り裂けそうだった。

 

 

 華恵にも直接謝罪に行った、自分の所為なんだと訴えた。

 だが――

 

 

「若葉ちゃん、あなたがそんなことを言ってはダメよ。だってあの子はあなたの為に頑張ったんだから。最初に会ったら言う言葉は――」

 

 

(「ありがとうと言ってあげなさい」、こんなことを言われたら。私は謝ることが出来ないじゃないか……)

 でも、若葉は華恵の言葉に納得していた。

 「きっと、景夜だったらそう言うだろうな」と。

 

 

「だから……帰って来てくれ。……景夜!」

 少女の叫びが、特別治療室前の空間に響いていた。

 

  -----------

 

 何日経ったかも分からない夢の世界で、大切な人の声が聞こえた。

 その瞬間、授業中にも関わらず学校を飛び出した。

 そして、ポケットに入っていたスマホを取り出し勇者に変身する。

(思い出した、全部思い出した!……今回こんなことをした犯人はきっと……)

 ある場所に向かっていた、勇者の力があれば数分もかからずに着く。

 

 

 着いた場所は、霊園だった。

 奥へ奥へと、進んで行く。

 そして、ようやく見つける。

 この世界にしかいない、イレギュラー。

 

 

「父さん……」

 

 

「やっぱり、来てしまったか……」

 シエルは自分の墓の前に佇んでいた、まるで誰かを待っているように。

 

 

「全部父さんがやったの?……それとも()()()()?」

 

 

「半分正解で半分不正解……かな。実際はどっちもって言うのが正解だ」

 そうしたら疑問が出てくる、だから景夜は素直に疑問をぶつけた。

 

 

「父さんがこういうことをしてくれるのは、何となく分かる。でも、何でトロールまで手伝ったんだ?」

 

 

「それはね、父さんがトロールだからさ」

 シエルの言葉に景夜の思考が停止した。

 

 

「あ、済まない済まない!私がトロールになった、この方が正しいな」

 

 

「え、ちょっと待ってそっちの方が意味分からないんだけど!」

 

 

 シエルによると、自分の家系が元々ある北欧神話の神の血を引いていて神性が強かったことが原因らしい。

 死後に神樹が生まれ、神樹によってに神樹中に入れられて精霊と言う器を貰ったとのこと。

 この話を聞いて落ち着いていられるのは、色々摩訶不思議な体験をした景夜だからだろう。

 

 

「どうしても、行くのかい?ここは平和で安全だ、ここに居れば普通に暮らせる。僕も君と暮らすことが出来る、君を父親として愛したい」

 死した者の願い、生きたかった者の願い。

 だが、人は時にその願いを見捨てなければならない。

 

 

「ゴメン、父さん。それは出来ないよ、だってあっちには置いてきてしまった人たちが大勢いるから」

 

 

「そっか……華さんは元気かい?」

 

 

「華さん?……ああ、母さんのことか。元気だよ、凄く元気に暮らしてる。よっぽど一途だったのか父さん以外の人と結婚しないって言うぐらい」

 堀の深い顔に、碧眼。そして綺麗な銀髪、それを見て景夜は「やっぱり、父さんなんだな」と思った。

 

 

 碧眼から涙が流れているのが分かる、だが景夜は言った。

 

 

「父さん、もうお別れだよ」

 

 

「ああ、そうだね。華さんのことを頼んだよ景夜」

 名残惜しそうにするシエル、だが伝えるべきことは伝える。

 

 

「それと、愛してるよ!僕たち親子の絆は永遠だ、髪の毛だけが繋がりじゃない!心で繋がっている!憶えててくれ、僕は君や華さんの心の中に生きている!君の中から成長を見守っているよ……」

 

 

 それが、最後の言葉になりシエルはピンク色の光の粒子になって消えていく。

 

 

「俺も母さんも、父さんのことを愛してるよ。心の底から……」

 夢は覚める、意識が現実に帰還する。

 

  -----------

 

 景夜が目を覚ますと、そこは薄暗い病室だった。

 まだ、少し胸が温かい。

 景夜は急いで自分に付いている医療器具を取り外す。

 耳障りなベルの音が鳴っているが、今は無視して突き進む。

 特別治療室を出て、廊下を歩く。

 特別治療室前で泣いている、若葉を発見した。

 

 

「か、景夜!本当に景夜なのか!?」

 

 

「他の誰に見える?正真正銘、柊さん家の景夜だよ」

 言い終えた途端に、若葉が抱き着いて来た。

 

 

「良かった、本当に良かった。もう一生目覚めないんじゃないかと……」

 

 

「俺はそんなに軟弱な体してねえよ、それよりも言うことがあるだろ?」

 若葉は何とか涙を拭く、そして正面を向き笑顔で感謝を告げた。

 

 

「私を助けてくれてありがとう!……もし、私に何かして欲しいことがあったら言ってくれ。へ、変なことはダメだが、それ以外だったら何でも構わない。何事にも報いを、だからな」

 

 

「うんうん、それが言えるってことは一皮剥けたってことか」

 「うんうん」と頷いた景夜は笑顔になり、お願いを言う。

 

 

「じゃあ、明日一日――」

 そして、若葉は後悔することになる。

 景夜にあんなことを言ったのを。

 

 

 翌日。

 

 

「おっはよ~う!あれみんなどうしたの?入り口前で固まって?」

 本日一番最後に登校した友奈が、入り口前で固まっているみんなをみて疑問を口にした。

 

 

「いいから、あれ見て見ろって。アハハ!」

 球子が笑いながら、教室を見やすいように場所を開ける。

 するとそこには。

 

 

「か、景夜、この格好は恥ずかしいんだが」

 何故かミニスカメイド姿で体をモジモジさせている若葉が居た。

 

 

「どういう状況なのこれ?」

 

 

「何でも、若葉が何かして欲しい事はあるか?って聞いたらああなったらしい」

 あまり理解できないが、友奈は何となくで理解した。

 

 

「可愛いですよ!若葉ちゃん!最高です!もっと何かポーズ取ってください!」

 鼻息を荒くしながら写真を撮るひなた。

 

 

「若葉さっきも言ったけど、今日の俺はご主人様だぞ」

 

 

 ドヤ顔で若葉が顔を赤くし恥じらってる写真を撮る景夜。

 今日復帰したばかりの景夜を気遣うものは、この教室にはおらず。

 

 

 みんながみんな、若葉のメイド姿をみて楽しんでいた。

 少しだけカオスだが、日常が戻りつつあった。

 




   恒例のオリキャラ紹介

名前:シエル・フォトム
外見:身長は180後半で、碧色の眼、堀の深い顔。髪は綺麗な銀髪。
誕生日:2月10日
血液型:B型
星座:水瓶座
好き:華さんと景夜。
嫌い:バーテックス
趣味:料理、釣り
特技:料理
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