よまわりさんって戦えるっけ。   作:銀ちゃんというもの

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今まで予測のスキルの進化先を予見じゃなく予知にしてたあああ。
直すの疲れたー。
まだ予知が生き残ってたら言ってください


あちーです中層。編
よまわりさん、(ナマズ)もぐもぐ


熱い、あちーですよ

不思議だと思うんだ、よまわりさんの体で熱を感じるのさぁ

あちーよ、地龍現れてあの後めちゃくちゃ走ったせいで余計体力があれだよぉ。

何この中層、サウナじゃん。

じゃん。

じゃじゃん。

 

『蜘蛛さーん熱いです。へるぷみーです。』

『疲れるからできるだけ喋らないで』

『はーい。』

 

『・・・鑑定したステータス見れたところまで全部4桁だった。』

『マジすか。』

『マジ』

 

地龍勝てる気しないわー

 

『あっち行くよ』

『はいです。』

 

お、魔物だー

 

『エルローゲネラッシュ LV5

 ステータス

 HP:159/159(緑)

 MP:145/148(青)

 SP:145/145(黄)

   :116/145(赤)

 ステータスの鑑定に失敗しました』

 

竜の落とし子だーあいつマグマの中泳いでやがるよなーうらやましいわぁ

ん、なんですか蜘蛛さん?え?あいつが進行方向にいるから戦うって?だからそこで待っててって?

あ、わかりましたぁ。

 

おー蜘蛛さんが斬糸使ってるよーあれいいよなぁ。

あ、糸燃えたぁ!マグマに触れてもないのにー。

あーこれで蜘蛛さんのメイン武器の一つが封じられちゃったってことかー

ちなみにもう一つは毒だよぉ。

 

あれー?あれなんだ?

竜の落とし子が火を発射()いてるー

あ、蜘蛛さんが火の玉よけたー

あれー火の玉が自分のほうに飛んでくるぞー

・・・・・・。

あれ、飛んでくる?

ぎゃあああ!

逃げねばあああああああ!

はーあぶねー観賞してる暇ねぇ

第二射撃きたぁあああ!

よっと!

避けれた、よかった。

 

あ゛ぁ‶あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛

あ゛っぶねー

また飛んできたよ!

 

《熟練度が一定に達しました。スキル『回避LV1』を獲得しました》

 

なんかゲットした!こんなスキルあるんだったら蛇戦の時にゲットしてそうだったけどなんで今までゲットしてなかったのか気になるな、私ぃ。

 

それにしても蜘蛛さん次の一手が打てなくて大変そうだなー蜘蛛さんが戦うとか言ってたから手はかさないけどぉ。

 

 

『エルローゲネラッシュ LV5

ステータス

HP:159/159(緑)

MP:20/148(青)

SP:145/145(黄)

  :116/145(赤)

ステータスの鑑定に失敗しました』

 

うん?あいつそろそろMP尽きるなぁ。

じゃあ勝てるかも!

頑張れー蜘蛛さんー!

 

は?竜の落とし子意外とバカだった。

私でさえ竜の落とし子と同じ事やってたとしたらMP尽きた瞬間に潜って逃げるのにぃ。

あいつ、蜘蛛さんに突撃したよ。

馬鹿だよ。

阿呆だよ。

おー蜘蛛さんが突っ込んでった竜の落とし子に毒牙を刺したよ!

あれ?蜘蛛さんHP減ってね?

お、竜の落とし子が死んだ。

 

『熱かった』

 

あ、え?

ああ、竜の落とし子熱かったんですかぁ?

あーなるほど。

だからHP減ってたんですか。

んじゃあ、竜の落とし子食べますかぁ!

ん、下層のやつよりおいしい?微妙?

 

~よまわりさん、いどう中~

 

ただいませんとーちゅー

 

ほっ!

火の玉!

よけなきゃ!

 

おっし、竜の落とし子のMPが尽きた!

向かってきたー!

おらー!

一回試してみたかった理ノ鋏でしゃきーん、と!

おおお!

竜の落とし子が真っ二つだーすげー!

 

あとはぁ鋏で竜の落とし子の鱗をしゃきーんとぉ!

む、意外とムズイ。

あとは冷めるのまーとおっと!

お!蜘蛛さんも仕留め終わったんですかぁ!

蜘蛛さんのやつの鱗も切っちゃいますねー

 

あれ、石をもって何してるんですか蜘蛛さん?

ん?あそこにいる竜の落とし子に石投げてみるんですか?

 

おおー?

HPはあまりへってませんねー

 

 

お、結局毒牙で仕留めたみたい。

石投げても少しマシ程度みたいだけどあんまり変わってないみたいだよねぇ。

 

 

 

『エルローゲネセブン LV7

ステータス

HP:461/461(緑)

MP:223/223(青)

SP:218/218(黄)

  :451/466(赤)

 ステータスの鑑定に失敗しました』

 

『エルローゲネセブン:エルロー大迷宮中層に生息する下位竜に属する魔物。雑食性でその大口により何でも飲み込む』

 

わっわー

ナニアレ、ナマズ?

逃げたい。

だってぇ!

あのナマズの大口さぁ、ちょーど私と蜘蛛さんがすっぽり入るサイズなんだもんさぁ。

 

『そろーり行くよ』

 

おけです。

 

ブクブク ばしゃあ

 

ふぁ!

ナマズまた出てきた!

 

ん?

ナマズが私たちを見つめてる?

 

がば

 

ぎゃああ!

あぶねえええええ!

ナマズが突っ込んできやがったぁ!

おお、さっきまで私たちがいたところにナマズがかぶりついてるよぉ。

はーナマズがのっそりと陸に上がってきたー手足ついてるー鱗あるー防御堅そうー

うん、にげようー

 

あ!さっきいたもう片方のナマズもマグマから出てきてる!

かっ囲まれた!

 

 

 

あっ・・・うん。

えーとぉ。

大変申し上げにくいのですがぁ。

蜘蛛さんが私が戦う前に瞬時に片方相手しちゃったんですよ。

ああぁ、ナマズが毒食らってのたうち回ってるぅ。

ああ、もう片方のナマズは引いちゃってるよ。

え?私の反応?

 

『あんな強そうなナマズを一瞬で行動不能にするなんて!そこにしびれる!あこがれるう!』

 

だよ?

え?

なんかおかしなこと私言った?

あ、元気な方のナマズが逃げてった。

 

『蜘蛛さんお帰りです!集中がカンストしたんですか?どういうのになったんですか?』

『読み上げると『思考加速:思考を加速させ、知覚できる時間を引き伸ばす』だって。』

『ナニソレ強そうです。』

 

えっと、私の集中のレベルは今は9だったっけな?うん、頑張ってレベル上げよう。

 

『しかもなんと消費なし!』

 

うん、早急にレベル上げよう。

そうしよう。

 

へ?

マジすか蜘蛛さん、予測が予見までいったんすか。

すごいですよこのスキル、とりあえず効果を見てみてください。

 

ふぁ?

え、鑑定がレベルアップした?

色々レベル上がりすぎじゃないですか蜘蛛さん、すごいっすよ。

 

ねえねえ、蜘蛛さーん!

ナマズ冷めましたよー

あー、中層の魔物って熱くて倒したばかりじゃ食べれないのがあれだよなー

 

お、ナマズうまい!

しまった!蜘蛛さんが一匹仕留めてる間にもう一匹私が殺っとくんだった!

はーナマズうめぇ!

もっと味わって味覚に集中して食べよおっと!

 

《熟練度が一定に達しました。スキル『味覚強化LV1』を獲得しました》

《熟練度が一定に達しました。スキル『嗅覚強化LV5』が『嗅覚強化LV6』になりました》

《熟練度が一定に達しました。スキル『集中LV9』が『集中LV10』になりました》

 

《条件を満たしました。スキル『集中LV10』からスキル『思考加速LV1』が派生しました》

 

ふえ?

まじで!?

やったぜ!

思考加速(゚∀゚)キタコレ!!!

これが思考加速による遅い世界かー

すげー

っとそれより味わって食べないと!

 

『ナマズ狩ろう』

『いえっさー』

 

 

ナマズーでてこいー

お前は完全に包囲されている!

抵抗をやめて出てきなさい!

 

いねえ。

ナマズはよこい!

そして蜘蛛さんと私にくわれろ!

そして(よまわりさん)の血となり肉となるのだぁ!

 

そういう時に限ってほかのやつが出てくるんだよなー

 

 

『エルローゲネラッシュ LV8

 ステータス

 HP:170/170(緑)

 MP:161/161(青)

 SP:158/158(黄)

   :156/167(赤)

ステータスの鑑定に失敗しました』

 

 

《熟練度が一定に達しました。スキル『闇ノ仮面LV4』が『闇ノ仮面LV5』になりました》

 

名前厨二病スキル第二弾がレベルアップしたよぉ!

もっかいあいつ視てみよう!

 

『エルローゲネラッシュ LV8

ステータス

HP:170/170(緑)

MP:161/161(青)

SP:158/158(黄)

  :156/167(赤)

平均攻撃能力:87

平均防御能力:84

平均魔法能力:84

平均抵抗能力:81

平均速度能力:91

ステータスの鑑定に失敗しました』

 

おおお!ここまで見えるようになったぁ!

やったぜ☆

 

え?何してんの蜘蛛さん?

火の玉よけるのはわかるし私もやってますけどなぜ石持ってるの?

あ、すげーその発想はなかったぁ!

あってもできなかったけどぉ!

石に毒合成で毒ぶっかけて投げるなんて!

 

命中しましたね!

でも、そこまで効果ないっぽい?

肌がそのまま出てる魔物なら効果あったかもですね。

 

ん、竜の落とし子のMP切れた。

あーあ、やっぱり思うけどそこで向かってこなきゃいいのになぁ。

そんな簡単に仕留められずに済むのにぃ。

 

~よまわりさん、引き続きナマズ捜索中(中層探索中)

 

ナーマーズここで会ったが100年目!

さぁ!

私の胃の中に入ってもらおうか!

 

ちなみに蜘蛛さん曰くナマズのスキルは「火竜LV2」「龍鱗LV1」「命中LV7」「遊泳LV6」「過食LV2」「炎熱無効」とのことだったよ。

龍鱗って私の天鱗の下位互換だよね?

 

今回はナマズとの戦闘は私の番だよー

まず鋏召喚!

 

《熟練度が一定に達しました。スキル『禁忌LV4』が『禁忌LV5』になりました》

 

わすれてた。

ナマズ!覚悟!

よいしょーって火をよけてー

ちょきっとな!

そして即座に離れてぇ。

石をおうらああ!

おっ片目に当たったぁ!

やったぜ

また火の玉よけてー

 

あ、火攻撃やめた。

うおお、火を纏って大口開けて突っ込んできやがった!

あ!そうだ!

おら!って感じで口ん中に開いた状態の鋏を投げ込んでグサッと!

 

かったぜ

 

《経験値が一定に達しました。個体、よまわりさんがLV4からLV5になりました》

《各種基礎能力値が上昇しました》

《スキル熟練度レベルアップボーナスを取得しました》

《熟練度が一定に達しました。スキル『火耐性LV4』が『火耐性LV5』になりました》

《熟練度が一定に達しました。スキル『状態異常大耐性LV4』が『状態異常大耐性LV5』になりました》

《熟練度が一定に達しました。スキル『剛力LV1』が『剛力LV2』になりました》

《スキルポイントを入手しました》

 

そんなのどうでもいいからごっはんごっはんおいしいごっはん

 

うめーナマズ

まじうえめー

これ人の体だったら涙出てるかもぉ

うっうぅ!

うめー

 

う・ま・かっ・た・ぜ

 

つーわけでまたナマズ探そう

 

『『ナーマーズー』』

 

 

 

うーあーナマズの代わりに変なもん出てきたぁ!

 

『エルローゲネレイブ LV2

ステータス

HP:1001/1001(緑)

MP:511/511(青)

SP:899/899(黄)

  :971/971(赤)+57

平均攻撃能力:893

平均防御能力:821

平均魔法能力:454

平均抵抗能力:433

平均速度能力:582

ステータスの鑑定に失敗しました。』

 

わっはーなにあれー鰻かなー?

りょっと話が外れるけど

多分みんなが気になってるだろう私の探知でナマズ探せないのかってとこだけどさー

知っての通り、私頭悪いんだよぉ。

マグマん中って魔物の反応がうじゃうじゃなんだよぉ。

探知使えても、性能の良すぎを克服できても認識する頭が足りないから無理なんだよー。

それが原因でこの状況なんだよ。

こんなのいるって気づければ対応できたのになぁ。

 

はなしをもどすとさぁ。

この鰻、めっちゃつよいのさぁ。

うん、やっぱりこんなのいるって気づければよかったのになぁ。

 

『エルローゲネレイブ:エルロー大迷宮中層に生息する中位竜に属する魔物。雑食性だが他の魔物を好んで食べる習性がある』

 

これで中級なのかよぉ。

うー。

 

はー戦うしかないのかなー

(やっこさん)もう私たちをロックオンしちゃってるし。

 

ッ!火の玉飛んでくる!

速い!

つってー

ダメージ食らったー

んー今回の戦闘なんかまずいかも。

どーしよ




蜘蛛ですが二巻買ったぞー
なお、この小説はweb版で行く模様

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