巨大な穴をはっけんしたぜぇ☆
この穴、探知によると上層と下層に行けるぜぇ!
でも、私の探知がガンガンに危険信号をはっしているぜぇ!
というわけで蜘蛛さんと一緒に穴付近を迂回したぜ!
ん、穴からなんかでてき・・・っ!
・・・は?
ないない。
巨大な蜘蛛だぁ。
なにあれ。
マジ怖い。
ないない、あんな生物存在してちゃダメでしょぉ。
生態系のバランスが今までなぜ壊れなかったか気になるレベルだわぁ・・・。
鑑定してみたい。
けど本能が体を動かさない、というより私の本能と体両方に止められてる感じなのだよ。
この前地龍を恐怖の具現化とか言ったけどあいつは完全にさらに上、災厄。
ん?あの巨大蜘蛛、どこかをじーとみてるよなぁ。
なんで牙を底に向けてるんだろ?
《熟練度が一定に達しました。スキル『闇ノ仮面LV8』が『闇ノ仮面LV9』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『恐怖耐性LV8』が『恐怖耐性LV9』になりました》
は?
言い表せない音そのものが爆発したような音が聞こえたと思ったらくれーたーができてたよぉ。
なにあれ。
なにかわかんない。
故にマジ怖いよ。
・・・気配消そう。
・・・闇ノ王発動。
《熟練度が一定に達しました。スキル『禁忌LV6』が『禁忌LV8』になりました》
発動した。
それでも怖い。
《熟練度が一定に達しました。スキル『無音LV1』を獲得しました》
・・・・・・。
《熟練度が一定に達しました。スキル『隠密LV6』が『隠密LV7』になりました》
・・・・・・・・・。
よかった。
帰ってった。
◇
んにゃ。
・・・言ってみたかっただけですはい。
こほん。
えとぉ。
レベルが上がったスキル類を言いたいと思いますぅ。
何唐突に始めてるんだ私ぃ。
仮面のレベルが上がりました。
・・・結構前に。
あの巨大蜘蛛が破壊行動起こした瞬間に。
うん。
爆音で気づかなかったんや。
そして次。
蜘蛛さんとほぼ同時に並列思考がカンストして進化したよぉ。
その名も並列意思!
これがすごくてなんと今までの並列思考がひとつの意思の中で複数の思考ができるってやつだったのが今度は意思そのものが増えるってやつなのだぁ!
私の頭の良さ×複数になるのだぁ!
大して変わんない。
今すっごい馬鹿にされたような声が聞こえたぞぉ?
何もんじゃ?
もう1人の私よなんか言ったぁ?
〈言ってないよー。〉
マジですかーなんだったんだろう?
と、今さらっと登場したけど紹介しよう!体担当くんだぁ!
〈私が体担当だ!〉
とまあこんなことが出来るスキルなのです。
これまた私がこれを手に入れる数秒前に先に蜘蛛さんが手に入れちゃったんだけどねぇ。
あと、体担当とかの呼び方、役割分担は蜘蛛さんがやってたのを参考にしたんだよぉ。
私はなんの担当かと言うと情報担当です!
ちなみに念話の方は私と蜘蛛さんの情報担当がすることになったよぉ!
でもまあ基本的に相手に言葉を伝えるのが情報担当ってだけで体担当達もたまに会話に参加して4人?で話すこともあるよぉ!
次ぃ
視覚強化ぁ!
派生して望遠をゲットしたよぉ。
これまたすごいスキルで
『望遠:遠くの景色を拡大して見ることができるようになる』
とか言うから使ってみたら視界が元の映像と望遠した映像とで2つに分かれたんだよ!
つまり、片方の目のみにも望遠の効果をつけられるってことだよねぇ!
・・・よまわりさんの仮面の下ってどうなってるんだろぉ?
とまあ二つの視界で見れるわけでして・・・なんかすごい。
〈説明能力皆無じゃん〉
いうな、体担当よぉ。
ていうかお前も私なんだから同じだよねぇ?
〈・・・だねぇ。〉
『私も望遠、今手に入れた。』
やった!今回は私のほうが早かったぁ!
『何このスキルすごい。』
『ですよねー!』
『情報担当が望遠で魔物発見、狩るよ。』
『はいですぅ。』
二体いた魔物の蜘蛛さんが狙ってない方に接近して石を持ったままゴンっと殴って
たおせた。
《経験値が一定に達しました。個体、よまわりさんがLV6からLV7になりました》
《各種基礎能力値が上昇しました》
《スキル熟練度レベルアップボーナスを取得しました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『闇の仮面LV9』が『闇の仮面LV10』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『闇ノ王LV4』が『闇ノ王LV5』になりました》
《スキルポイントを入手しました》
おお、おおお?
ダブル厨二病スキルがレベルが上がった!やった!仮面を蜘蛛さんの鑑定より早くカンストできたぁ。
でもあれか派生とかしないのかちょっとショック・・・。
《・・・ザザ・・・ザー・・・》
ん?何今の誰かなんかいいました?
〈いってないよー〉
『いってない。』
『[いってないよ。]』
まじかー蜘蛛さんの体担当まで何も言ってないって・・・。
なんだったんだろ?
でも、魔法とかと同じで今すぐできることじゃないからほっとくかぁ。
で、闇ノ王のやつ何なんだろ?
『闇ノ王LV5:ステータスの速度の値に×10』
今までの効果考えるとちょっとしょぼいなぁ
でも、速度四桁いったぞぉ!
やったぜ☆
『邪眼ゲッツした。試しに行くよ。』
マジすか蜘蛛さんいいすね
『わかりましたぁ!』
◇
『おおお?鑑定カンストキター』
『マジすか蜘蛛さん。おめでとうです!』
『進化とかはなしかー。』
『仮面もなかったですからねぇ』
《ザ、・・・・・・ザー、・・・ザ、ザー、ザー、・・・・・・》
え?またぁ?
《ザー、要請、ザー、・・・上位管理者権限かく、ザー、・・・・・・》
は?
つまり闇ノ王が効かない存在?
《ザー、ピン!》
ッ!
《要請を上位管理者Dが受諾しました》
《スキル『叡智』を構築中です》
《構築が完了しました》
《条件を満たしました。称号『叡智・裏の支配者』を獲得しました》
《称号『叡智・裏の支配者』の効果により、スキル『魔導の極み』『叡智・裏』を獲得しました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『禁忌LV6』が『禁忌LV7』になりました》
《『念話』が『叡智・裏』に統合されました》
《『闇の仮面LV10』が『叡智・裏』に統合されました》
《『探知LV10』が『叡智・裏』に統合されました》
?
え?
落ち着こう私。
考えろ、あの音は何て言ってた?
《要請を上位管理者Dが受諾しました》
《スキル『叡智』を構築中です》
《構築が完了しました》
だよね、気になるのは四つ
さっきのやつによれば叡智は今構築されたってとこ。
そしてスキル『叡智』を構築中ですとか言いながらなぜ私が習得したのが『叡智・裏』なのかということ。
三つめは上位管理者D、上位ってこと。管理者っていう名前はこの世界に来てから何度か考えたし、闇ノ王の説明に下位の管理者って出てたから上もいるんだろうなと思ってたけど干渉してくるなんて思ってもなかったということ。
最後はDとやらの叡智ってネーミングはわかるけど叡智・裏はどうなの?何なの?小さい子がもともとあるものに何か付け足してさらにかっこよくしようとして失敗しました見たいなネーミングセンスどうなの?ネーミングセンス無いの?
ぐへ!
いてぇなんで今ダメージ食らったし
HPちょっと減ったぞ?
なんでじゃ?
とにかく考えてても仕方ないし確認しますかぁ。
『叡智・裏の支配者:習得スキル「魔導の極み」「叡智・裏」:習得条件:スキル「闇の仮面」「探知」ともにLV10まで達し、なおかつ今自分が信頼してる者が叡智を獲得する:効果:自身の素の魔力のステータスに+100の補正:説明:叡智を裏から支配するものに贈られる称号』
『叡智・裏:神へと至らんとするn%の力。自身の知覚範囲内に存在するものすべての閲覧レベル1までの情報を取得可能にする。スキル「叡智」を持つ者との情報共有可能。また、Wのシステムを凌駕し、MA領域への干渉権を得る』
ん?習得条件、スキル「闇の仮面」「探知」ともにLV10まで達し、なおかつ今自分が信頼してる者が叡智を獲得する?
私が信頼してる者って蜘蛛さんぐらいしかいないよ?ていうか仲間も蜘蛛さんしかいないよ?知り合いも蜘蛛さんしかいないよ?
もしかして蜘蛛さんは叡智を獲得したのかなぁ?
後で聞こう。
『よまわりさん LV7
HP:377/377(緑)(詳細)
MP:650000/650000(青)(詳細)
SP:574/574(黄)(詳細)
:598/574(赤)(詳細)
平均攻撃能力:310(詳細)
平均防御能力:310(詳細)
平均魔法能力:255000(詳細)
平均抵抗能力:470(詳細)
平均速度能力:1200(詳細)
スキル
「暗視LV8」「予見LV8」「高速演算LV8」「闇ノ王LV5」「視覚強化LV10」「望遠LV1」「聴覚強化LV6」「嗅覚強化LV7」「触覚強化LV7」「味覚強化LV4」「並列思考LV10」「並列意思LV1」「外道無効」「神性領域拡張LV5」「腐食耐性LV4」「隠レル者」「念話」「縁ノ結」「理の鋏」「恐怖耐性LV9」「HP高速回復LV1」「隠密LV7」「過食LV9」「立体機動LV5」「瞬発LV4」「耐久LV4」「集中LV10」「命中LV7」「生命LV7」「外道魔法LV2」「剛力LV2」「堅牢LV2」「影魔法LV6」「状態異常耐性LV6」「投擲LV5」「嫉妬」「天鱗LV10」「禍根」「火耐性LV5」「回避LV7」「思考加速LV5」「確率補正LV2」「無音LV2」「禁忌LV7」「叡智・裏」「魔導の極み」「n%I=W」
スキルポイント:1400
称号
「闇ノ王」「常夜の支配者」「悪食」「魔物殺し」「無慈悲」「魔物の殺戮者」「叡智・裏の支配者」』
ん?まてよ。
聞き逃してたけど魔導の極み?
『魔導の極み:システム内における魔力制御補助、及び術式展開各種能力値が最大となる。また、MPの回復速度が最速となり、消費が最低となる』
まほ-、使える?
これ、無駄になってた無駄に高い魔法類が役に立つ?
『ぎゃああ』
ん?
何今の?
あ!
蜘蛛さん燃えとる!
でもいつも通り弱毒で消せばいいからほっとけばいいよn
バシャ
『しびれるー!あ、HPゼロになった!忍耐発動!』
・・・弱毒の設定ミスったのかな?
バシャ
『あーあぶない。』
『・・・蜘蛛さん、私は何も見てないですからね。』
『・・・。』
『そ、そういえば蜘蛛さん叡智ゲットしました?』
『うん。なんで?』
『いやこっちもいろいろゲットしまして・・・。』
『もう、どういう目的でスキルなんて作って配ってんのかわからないけど、もらえるもんはもらって有効活用しちゃう?』
『そうしましょう』
『[うん。そうしよう]』
『〈そうしましょう〉』
〈〉
このかっこはよまわりさんの体担当で
[]
これは蜘蛛さんの体担当のものとなっております。
そしてよまわりさんのキャラが個人的に安定してないように感じる・・・。