よまわりさんって戦えるっけ。   作:銀ちゃんというもの

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どうも
先週にはもう出来上がっていたけど
いざ投稿しようとすると固まって誤字チェックを繰り返し続ける作者です


よまわりさん、火竜と戦う

あの後、叡智(・裏)についていろいろ調べたのだよ!

で!

わかったのは!

テンションが高いのに関係していて!

魔法が使えるのが分かったのだよ!

やったぜ☆

 

え?

ステータスに詳細って書いてある項目?

魔法のしか見てないよ?

え?結果?

蜘蛛さんが言うには蜘蛛さんのステータスは魔法攻撃力とか術式展開速度だとか、術式安定度、術式強度などなど、いろいろな項目があるんだけど、攻撃力以外の数値は99999だって!

私は闇ノ王LV4の上限突破で魔法系の数値は99999以上だったよ!

というわけでぇ!

 

『蜘蛛さん!魔法を試しましょう』

『わかったぞい!』

『いつも以上にテンションが高いですね蜘蛛さん!』

『いえす』

 

あっそういえば上位管理者さん!

今、私の心を読んでいるのならこの願いを聞いてください!

先ほど蜘蛛さんがあほなことやって自滅しかけたのがちょっと笑えるんで過去視できるのなら映像を保存しといてください!

最悪ログだけでも満足です!

 

よし。

 

まぁ、そういうことでぇ!

魔法使いたい放題なのですよぉ!

 

で、どうやって魔法使うのかなぁ?

 

『叡智で検索してみ。』

『わかりましたー』

 

~よまわりさん、ググr、・・・検索中~

 

よーし魔力の操作を練習するよぉ!

んーとー私の中の魔力のイメージはぁ、毛糸みたいな感じでいつもは毛糸玉みたいにまとまってる感じかなぁ?

ちょっと動かしてみようかなぁ。

お、うごいたぁ。

 

次は術式の構築なんだけど、本来は該当する術を選択すると自動で構築されるらしいんだよぉ。

でも私さぁ、持ってる魔法考えると効果が現れてるかわかりにくい奴と使っちゃいけない感じのやつだから蜘蛛さんに先に毒魔法を打ってもらって術式を見て自分で組み立ててみようと思うんだ!

たぶんできるはず!

 

『毒弾発射!』

 

おおーさっそく蜘蛛さんが試してるぅ。

今の術式まねしてできないかな?

確かこんな感じな形しててぇ

んーここら辺どんな形だっけ?

 

『蜘蛛さんもっかいお願いします。』

『わかった。』

 

おお、ここ間違ってたかぁ。

じゃあこんな感じかなぁ

この術式に魔力を通してぇ

発射!

 

っしゃぁ!

出来たぁ

毒魔法もってないのにできたぁ!

あと何回か練習として撃とうかなぁ。

 

 

 

《熟練度が一定に達しました。スキル『毒魔法LV1』を獲得しました》

 

やったぁしばらく使ってたら習得できたぁ!

でもなんだっけぇ?

毒魔法レベル1は蜘蛛さん曰く自爆技とのことだから今まで通り毒弾使ってレベル上げようかなぁ?

あ、でも耐性上げになるかもぉ。

 

・・・やっぱいいや。

 

 

あの後、影魔法も試したよぉ。

結論は地味としか言いようがなかったよぉ。

あと、蜘蛛さんが深淵魔法を試したり、失敗したり、並列意思がさらに増えたりしたよー蜘蛛さんも増えたみたいだから同じようなネーミングで魔法担当になってもらったよー

〔魔法担当です。〕

んでさ、魔法担当

〔なにさ。〕

蜘蛛さんも多分考えてると思うんだけどこれどうするよぉ?

〔これじゃわかんないよ〕

いや同じ体使ってんだから見えてるでしょこのマグマの湖!

〔うん〕

じゃあ聞かんでよ。

〔島をポンポンって飛んでけばいいんじゃないの?ほらちょうどよくあるし〕

体担当、できる?

〈ギリギリだよ。〉

今立体機動って何だっけ?

〈8〉

うーん難しいねぇ

〈〔で、一番の問題は?〕〉

この湖ん中に魔物がわんさかいることだよ!

 

『うだうだ言わずにいってみよう。』

『あ、わかりましたぁ』

 

結局行くことになったよ。

 

まず一番近いとこにジャーンプ!

スタッとな。

 

ざばあああん

 

あああ、ですよねー!

鰻出てきたぁ!

 

『どうしよう』

『と、とととりあえず落ち着いて逃げる一択です蜘蛛さーん!』

 

あれ?

なんか鰻ども止まってるぞ?

あ、蜘蛛さんの麻痺かぁ!

・・・今のうちかな?

と、思ったら蜘蛛さんが鰻を倒そうとしてる

あ、蜘蛛さんが鰻倒した、すげえー

蜘蛛さんもう中層じゃ敵なしじゃん。

〈あかんフラグやそれ!〉

あっ今すっごい強そうなの探知した。

 

『迎撃準備!』

『い、いえっさぁ』

 

あー鰻より強そうな反応だなぁ

ざっぱーんってマグマん中から出てきちゃったなぁ

火竜だなぁ

・・・(やっこ)さんこっちをめちゃくちゃ敵視してるよなぁ

 

 

『エルローゲネソーカ LV17

ステータス

HP:2331/2331(緑)(詳細)

MP:1894/1894(青)(詳細)

SP:2119/2119(黄)(詳細)

  :2315/2315(赤)+264(詳細)

平均攻撃能力:1999(詳細)

平均防御能力:1876(詳細)

平均魔法能力:1551(詳細)

平均抵抗能力:1528(詳細)

平均速度能力:1657(詳細)

スキル

「火竜LV9」「逆鱗LV2」「HP自動回復LV2」「MP回復速度LV1」「MP消費緩和LV1」「SP回復速度LV3」「SP消費緩和LV3」「火炎攻撃LV5」「火炎強化LV3」「破壊強化LV2」「打撃強化LV4」「連携LV5」「統率LV7」「命中LV10」「回避LV10」「確率補正LV8」「気配感知LV4」「危険感知LV7」「高速遊泳LV7」「過食LV8」「打撃耐性LV6」「炎熱無効」「身命LV1」「瞬発LV8」「持久LV9」「剛力LV1」「堅牢LV1」「術師LV4」「護法LV4」「疾走LV5」

スキルポイント:11250

称号

「魔物殺し」「魔物の殺戮者」「率いるもの」』

 

ステータスはこんなんなんかぁ

・・・うわぁ

あんなんとやりあうの?

魔法以外全部負けてんだよなぁ。

んーこいつの逆鱗ぐらいなら蜘蛛さんはわからんけど私は強行突破できるなぁ

魔法は無いみたいだから私の天鱗は効果薄いけどぉ。

 

あぁ、マグマん中からいっぱい魔物が出てくるよぉ。

体担当、多分蜘蛛さんも回避優先にしてる気がするからこっちも回避をお願いねぇ

〈りょーかい!〉

魔法担当!一応外道魔法、幻痛の準備しといてぇ。

〔わかった。〕

っ火竜が吼えた!

 

 

なんか直感的にジャンプしちゃったよぉ

けどあってたのかぁ

うんびっくりだよ、私たちに向かってあそこにいたヤツらがいっせいに火の玉撃ったんだもん

さっきまでいた島、火の海だよぉ。

てっどこに着地しよう?

あっ鋏顕現!

体担当!着地する地面を思いっきりでも足場が残るぐらいの強さで殴って!

壊して火を消すよ!

〈無茶振りがすごい!はぁ、おらあぁ!〉

とか言いながらちゃんと実行して成功させる体担当すげぇ。

〈この手はもう使えないよ!〉

わかっとるよ!

なので次から来るやつは全部鋏で打ち払って欲しいのです。

〈・・・今なんて言った?〉

だからぁ

来る弾全部鋏でかき消して♡︎

〈無茶振りすんなぁ!やけくそじゃあぁああ!〉

とか言いながら本当に実行してくれる体担当すげぇ

〔すげぇ〕

あ、蜘蛛さんが次の島行っちゃった!

追いつこう!

〈・・・並列意思使いが荒い〉

ねぇ、体担当!確か袋の中にまだ石のストックあったよね?

〈どんだけのこといっぺんにやらせるつもりじゃ!〉

〔がんばれぇ〕

頑張れぇ、あっ魔法担当は毒撃ちまくってね

〔え。〕

 

 

スタッとぉ

 

うん、私も次の島これたぁ

 

ってまた直感的にジャンプしたらまた玉飛んできたぁ

あぶねぇ

石投げて数体仕留めといて

〈・・・あーい。おらぁ!〉

 

《経験値が一定に達しました。個体、よまわりさんがLV8からLV9になりました》

《各種基礎能力値が上昇しました》

《スキル熟練度レベルアップボーナスを取得しました》

《スキルポイントを入手しました》

 

おーレベル上がったぁ。

〈そんなことしてる暇あったら探知見て!〉

わかったぁ。

あ、体担当。

〈またとんでもない案ださんでよ〉

ダイジョウブダヨォ

〈怖いよ!〉

うん、怖いのはわかったから天井に張り付こうねぇ!

〈今までよりかはましかぁ〉

 

うん。

意外と何でもできちゃう体担当すごい。

 

あ、蜘蛛さん外道魔法の催眠使った!

んー今一瞬見えた式、まねしてみようよぉ!魔法担当!

〔おっけぇやろやろぉ!こんな感じかなぁ?

おらァ催眠!くらえ鰻!〕

おおすげえほんとに発動したしちゃんと効果効いてる!

天才かお主!

〔はっはっは!私達は皆で一つなのだからやろうと思えばお主もできるのだよ!〕

すげぇ!私達!

あーでも火竜には一瞬効く程度かぁコンマ数秒動きを止めるのが限界かぁ

魔法担当、この魔法後で練習しといて

〔わかったよ!〕

うんうん、あと少しの間は私の支配下な鰻たちには火竜にブレスを発射してもらおうかどうしようかなぁ

うん、発射してもらおう!

いけ!鰻!竜ブレスだぁ

 

おーすげーあんな強いブレスをよく自分耐えたなぁあの時。

天鱗様すげえぇ。

 

あ、ちょうどいいタイミングで蜘蛛さんがまいてた毒霧の効果で魔物がばたんばたん倒れてくぅ。

 

うん、あとはHPが減った鰻と竜だけだねぇ。

あとは完全なる蜘蛛さんのお料理の時間だぁ!

バカだよねぇこうなることわかってるだろうにぃ。

無駄な意地で逃げなかった結果がこれだよぉ。

せっかく準備しといた幻痛がむだになっちゃったなぁ。

あ、無駄になるのはあれだし魔法担当!あの竜に魔法撃っちゃってぇ!

〔わかったぁ!〕

 

おーおーわめき苦しんでるよ火竜。

もう一回幻痛やっとく?

〈やめてあげて。〉

 

あー蜘蛛さんも蜘蛛さんですごいことやってるなぁ

邪眼で麻痺らせて陸まで糸で引っ張るとかぁ

鰻かわいそうだなぁすっごい顔してるよぉ

でも大丈夫だ鰻ら!

お前らはおいしく食べてやるからな☆

 

 

あーやっと戦闘終わったぁ

今の私のレベルってどうなってるんだろー戦闘に集中してて一回しか分かんなかったからねぇ

ステータス見てみよっとLV9だぁ

10で進化来るかなぁ?

そういえば叡智でも私の進化ツリーは見れなかったからなぁ。

なんでだろぉ?

 

『竜の力ゲットした』

『ふぇ?マジすか蜘蛛さん成長スピードやっぱとんでもないっすよね』

 

唐突すぎて一瞬理解できなかったけど竜の力かぁ

 

『あと空間魔法も』

 

えぇぇえええ!

ずりい私もほしい!

 

『空間魔法(6000):空間を操る魔法』

 

私のポイントは!?

 

『スキルポイント:1800』

 

たりねぇ仕方ないためるかぁ

さすがに空間魔法なんて高度なもんまねできる気がしないもんなぁ

あ、探知に魔物の反応蜘蛛さんを見る前に狩らなきゃ

石をえい!

久しぶりだなぁこんな緊張感無く石を投げるのぉ

 

《条件を満たしました。称号『竜殺し』を獲得しました》

《称号『竜殺し』の効果により、スキル『生命LV1』『竜力LV1』を獲得しました》

《『生命LV1』が『生命LV9』に統合されました》

《熟練度が一定に達しました。スキル『生命LV9』が『生命LV10』になりました》

《条件を満たしました。スキル『生命LV10』がスキル『身命LV1』に進化しました》

 

おお、なんてナイスタイミング。

ご都合が良すぎる気もするけど結果オーライで。

まぁ、身命は蜘蛛さんが持ってるから効果知ってるけどぉ

身命以外確認しよお

 

『竜殺し:取得スキル「生命LV1」「竜力LV1」:取得条件:竜種を一定数撃破:効果:竜、龍種相手に与ダメージが微増:説明:数多くの竜種を倒したものに贈られる称号』

『竜力:竜の力を一時的に得る』

 

・・・すごそう。

使ってみようかな?

発動!

んーちょっとステータス増えたぁ?

ん?SPがちょっとずつ減ってく。

あれか、SP消費技なのかな?

もしかしたら少なすぎるだけでMPも使ってるのかもねぇ。

 

 

〈[ふふふ。貴様らは強敵だった。ああ認めよう。この私をここまで苦しめたのだ。まさに死闘。そう呼ぶにふさわしい戦いだった。だが、私の前では貴様らの奮戦も虚しいものだったな。ふははは! ついに勝ったぞ! 今日、この日を以って、貴様らは私の前に絶対なる敗北をその身に刻んだのだ!]〉

 

『蜘蛛さん、蜘蛛さん!蜘蛛さんと私の体担当がおかしくなりましたよ』

{みんな、コイツいつからこんなに壊れてたっけ?}

『シッ!良い子は見ちゃいけません!』

{そうかー。体担当ついに行ってはいけない領域に突っ込んでしまったかー}

『大丈夫なんですか?蜘蛛さん、あいつらもう戻らないんじゃ』

『そう、イってしまったのだよ。だから、残された私たちは強く生きないとね。』

〔{体担当。お前のことは3分間くらいなら忘れない!}〕

『カップ麺か!』

{カップ麺・・・。お腹空いた・・・}

『体担当達のこと完全に忘れてますよね!』

{そんなことはないこともなきにしもあらず}

〔あらずー〕

[ねえ、さっきから酷くない?]

〈うんうん。〉

『バカだ、正気に戻ったのか!?』

『うそでしょう!?』

[いや、そこ、バカな! でしょ? それじゃ正気に戻ってもバカみたいじゃん]

〔{え?}〕

『『違ったの?』』

[ちょーっと君たちOHANASIしようか?]

〈そーそーOHANASIしましょうねぇ。〉

 

 

 

あー怖かったぁ。

まさか自分自身に恐怖するとは。

まぁ、体担当達が盛り上がるのもしょうがないよねぇ

火竜達の鱗剥ぎが終わったんだからねぇ。

 

〈[ふっ。しかし私達は完遂したぞ!]〉

『『おめでとう!』』

〈[ありがとう!]〉

『じゃあさっそくたべようぜ。』

[ おう、待ってました!]

『さてさて』

{ナマズ、鰻ときてこの火竜}

『きっと味のほうも進化してるに違いない!』

〈[私達、これ食ったら、うーまーいーぞー!って言うんだ]〉

『『あかん、それ不味いフラグや』』

 

いざ、まいるぅ!

 

ん?

んー?

うー?

 

[微妙]

{なんか、不味いとも言い難いけど、美味いとも言い難い、絶妙なさじ加減…}

『あれだ、味のついてない白身魚みたいな。』

〔確かに〕

[ああ、わかる]

{確かにこれは、醤油とかあれば化けそうなポテンシャルは持ってる}

『醤油、この世界にあるの?』

『あー最悪空間魔法を極めて地球に買いに行くとかどうです?』

{進化したとしても私、アラクネだよ?地球じゃ人が私を見る度SAN値チェックものじゃん

あとあれだよね、日本人に醤油なしの生活しろって言ってもムリだよね}

 

蜘蛛さんがある意味冒涜的存在に・・・。

 

『サブカルチャーと醤油は日本の誇りだと思うのですよ。』

『ですねー』

[人間だったころはそんなに食に興味なかったんだけどなぁ]

『あー納豆食べたいです蜘蛛さん。』

『まずこの世界に大豆ってあるの?』

〔あー〕

{ないかもね。日本の料理って、メッチャ美味しかったんだねー}

『諦めるな!』

『く、蜘蛛さん?』

『醤油はこの世界にはないかもしれん!しかし、それに匹敵する調味料はあるかもしれん!』

{調味料じゃなくても、美味しい料理さえあれば・・・}

『そうですね!よく考えたらこの世界に来てから魔物しか食べてませんもんね!』

『そもそも魔物って時点で食べ物って言えなくね?』

〈[ハッ!?]〉

{そこに気づくとは、貴様天才だな!?}

『蜘蛛さんマジ天才!』

『そうそう。私ってば天才だったのだよ。』

{マジかー。私ってば天才だったのかー。天才なら何しても許されるよな!}

『その通り!今日この日この時、私は一つの決意を表明する!マトモな料理を食べるために、このエルロー大迷宮から脱出すると!』

『おお!蜘蛛さん!一生ついていきます!』

『もう美味しくない魔物を食べるのには飽きた!』

[臭い肉には飽きた!]

{毒物にはもう飽き飽きだ!}

〈虫ももう食べ飽きた!てか食べたくねえです!〉

『健全な生活は健全な食事から始まるのだ!』

[ もっと美味しいものを!]

{たまには甘いものを!}

『チョコ食べたいです!』

〔だなだな!〕

{チョコはないかもだけど、フルーツくらいなら…}

『あああ、今まで考えないようにしてたけど、もうダメ。』

『糖分ほしいいいいい』

〈[体が砂糖を欲している!]〉

{体担当達が言うとマジに聞こえるから困る}

『よし。本格的にちょっとアラクネ目指そうぜ。』

『私は人型に変わります!ただ化けるだけじゃ満足できません!人化じゃなく人型に変わるのです!』

[あー。まあそうなるよねー]

{人間とコミュニケーション取ろうと思ったらねー}

〔思い出して私と蜘蛛さん。〕

〈そう、思い出して情報担当!コミュ障のことを〉

『だって、このまま死ぬまで魔物ばっか食って生きてくの?』

『時には虫まで食べないとですよ?人とは極力話したくないけど。』

[それは嫌だー!]

{美味しいもの食べたいです!}

〈食べたいですぅ!〉

〔うおおおお!〕

『でしょ?人間の作った料理なら魔物なんかよりずっと美味しいはず!私は蜘蛛をやめるぞー!』

[アラクネも蜘蛛やん]

『私はよまわりさんをやめるぞ!じょj・・・よまわりさん!』

{けど、実際問題話せるようにになったとして、人間とコミュニケーションとれると思う?}

『『そこは気合で。』』

{私のコミュ力の低さを思い出せ}

〈私もだぞ情報担当〉

[ねえ、私ってば人間だった頃に最後にした会話が思い出せないんだけど・・・]

〔あ、わたしもですぅ・・・。〕

『そもそも最後に誰かと会話したのっていつよ?』

『わ、私はたぶん死ぬ前にコンビニに行ったからそこで・・・。』

〔あの時私、終始無言だったよね?〕

{私は思い出せないくらい遥か昔・・・}

[大丈夫か、私達?]

『『き、気合で。』』

〔{ていうか、日本語通じんの(るんですか)?}〕

『あ。』

『え。』

[あーうー]

{前途多難そうだな}




会話文書くの苦手なのに加え並列意思(2個体以上の念話を合わせた)の会話が難しい
そして何気に会話がカオス

一応、並列意思の分類

蜘蛛さん
[体担当]
{魔法担当}
『情報担当』

よまわりさん
〈体担当〉
〔魔法担当〕
『情報担当』

情報担当は通常通りの『』です。

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