よまわりさんって戦えるっけ。   作:銀ちゃんというもの

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戦闘描写が辛い
なのでちょっと書き方変えてみました。


よまわりさん、火龍?火竜?戦

今私は初めてよまわりさんらしいことをやっております。

考えてみると私って、この世に現れたら迷宮でぇそこでかろうじて人とあったけど頭パーンしてぇ下層に落ちてぇって考えたらしようにもよまわりさんらしいことって出来ないんだよねぇ

じゃあどうやってやってるかって?

死体を攫ってます。

火車じゃないよ?

 

蜘蛛さんが恐怖をなんとかかんとかする者とかそんな感じのめんどくさい効果の称号ゲットしちゃったんだよぉ

確か見たものに外道属性 恐怖 だっけかを与えるとかそんなの・・・。

だから獲物が来ないわけよ、あとは言いたいことわかるよねぇ

頭の悪い私でもすぐわかったよぉ

答えはぁ、そんなものを持ってない私が狩ってこないとなんだよぉ

そのおかげで経験値溜まってくけどぉ

疲れたぁ

しかも弱いから結構作業化して暇ぁ

なんかないかなー

〈叡智でこの世界の人族の言葉を調べて覚えるとか〉

体担当知ってるよね、私の頭脳を。

というか自分自身の頭脳を。

覚えられると思う?

〈はー、だねーというか今気づいたんだけどこの作業してるの私じゃん!〉

ちっ!

〈舌打ちしてんじゃないよ!というかつまり情報担当は今暇なんだから言語を覚えてよ!〉

すっごい無茶言うね

〈この前火竜戦で無茶振りした奴は誰だっけ?〉

・・・わかったよぉ

この世の言語を覚える努力をすればいいんでしょ!

まず叡智で言葉が出てくるかが問題だけど。

〔情報たんとー〕

なになに?魔法担当?

〔なんか私達、魔王と勇者のスキル10000でとれるよ!〕

マジですか、確か蜘蛛さんは勇者15000、魔王5000だったよね

〔うん、たしか〕

それはいいとして、そのスキルいるの?いや、確か効果はすごかったおぼえあるけどさぁ高くね?ポイントが。

〔あっだね、いらないね〕

でもいつか蜘蛛さん魔王と勇者どっちも獲ったりしそうだなぁ

ふたつ取ったらどうなるんだろ?

まあ、後の話だし今考えても仕方がないかぁ。

 

 

は、はは。

これはひどい。

蜘蛛さんと話をしてたらなんか出てきたよ。

 

『火龍レンド LV20

 ステータス

 HP:3701/3701(緑)+1200(詳細)

 MP:3122/3122(青)+1200(詳細)

 SP:3698/3698(黄)(詳細)

   :3665/3665(赤)+912(詳細)

 平均攻撃能力:3281(詳細)

 平均防御能力:3009(詳細)

 平均魔法能力:2645(詳細)

 平均抵抗能力:2601(詳細)

 平均速度能力:3175(詳細)

 スキル

 「火龍LV1」「逆鱗LV8」「HP高速回復LV3」「MP回復速度LV6」「MP消費緩和LV6」「魔力感知LV5」「魔力操作LV4」「魔力撃LV4」「SP高速回復LV1」「SP消費大緩和LV1」「火炎攻撃LV9」「火炎強化LV7」「破壊強化LV6」「斬撃強化LV2」「貫通強化LV2」「打撃大強化LV2」「連携LV10」「指揮LV2」「立体機動LV4」「命中LV10」「回避LV10」「確率大補正LV5」「気配感知LV10」「危険感知LV10」「熱感知LV3」「飛翔LV7」「高速遊泳LV10」「飽食LV2」「火魔法LV4」「斬撃耐性LV1」「貫通耐性LV1」「打撃大耐性LV1」「炎熱無効」「状態異常耐性LV1」「身命LV5」「魔蔵LV4」「瞬身LV5」「耐久LV5」「剛力LV5」「堅牢LV5」「道士LV4」「護符LV3」「縮地LV5」

 スキルポイント:30050

 称号

 「魔物殺し」「魔物の殺戮者」「率いるもの」「龍」「覇者」』

 

どうしよう。

 

『逃げる』

『ですよね』

 

というわけで竜力やら魔闘法やらを使って全力ダッシュ!

あっ追いつかれそう。

 

[やばいね。向こうのほうが速度が上だ!]

 

あ、体担当蜘蛛さんありがとうございます。

 

〔例の魔法使うよ!〕

お願い!

〔発動、影魔法、影沈〕

魔法で作った入れる影の中にどぼーん

 

あ、隠れられたと思ったけどだめだわこれぇ。

 

はぁ、火龍がこっちじっと見てる。

まあ、正確には蜘蛛さんと私の影だけどぉ。

あれだね、火龍が持ってるスキルの中に気配感知LV10あったもんね。

あーなんか隠れる手段あったはずなんだけどなぁ。

なんだっけ?

 

まー見つかったものはしょうがないから蜘蛛さんが言ってた並列意思の意識同調とやらを最大にする。

予想だけどさぁ、これ絶対このステータス?システム?を作った人も考えてなかったような使い方だよねぇ。

 

というわけでひょっこっと影から顔を出して私が適当に影魔法LV5とLV6の固影、操影をいじくってたらできたこの二つの毒バージョンのオリジナル魔法を使って毒弾と合わせて蜘蛛さんのまねして毒槍!もちろん目に向かって撃ってるよぉ?

あー火龍が蜘蛛さんと私の槍を躱したぁ。

 

その瞬間にに蜘蛛さんと私は影から逃げ出す。

 

えー現状確認、蜘蛛さん毒得意、向こう状態異常耐性持ってる。

私の攻撃手段通じるかわからない。

どうしよう、二人?合わせても勝てる気がしない。

はーでも、戦うしかないのかー?

逃げられないもんなぁ

 

やるか。

 

私は蜘蛛さんが邪眼を開放したと同時に毒弾を多重発動させて最終的に一か所に当たる弾幕を生成して龍を囲う。

それを見て火龍が火を纏う。

それと同時に火龍が火の玉を打ち出す。

それを全力で回避する。

火の玉に毒の玉を大量にぶつけてそらしながら。

 

だって強すぎるんだよぉ火の玉がぁ

 

とか思っていたら火龍が尾を横薙ぎに振って蜘蛛さんと私を同時に攻撃してくる。

それを思いっきり跳んで躱す。

今まで攻撃のために起動していた魔法を今度は相手の攻撃をそらすために全力で使用する。

そんな時、さらにいやなことが起こった。

火竜が二体。

火龍のもとに出てきた。

 

即座に蜘蛛さんに念話をとばす。

 

『蜘蛛さん、』

『わかってる、私は火龍の相手をする!』

『・・・はい!』

 

蜘蛛さんにどっちの相手します?って聞こうとしたら先読みされて答えられたよぉ。

蜘蛛さんすげえ。

というわけで私は火竜達の相手をすることになったよぉ!

蜘蛛さんより幾分かはましだけど危機的状況ということに変わりねぇ!

 

そんなことを考えながら防御に回していた魔法を攻撃にしていく。

二体が全力で火の玉を撃ってくる。

少しかすってHPが減る。

仕返しに私から竜力を使ったブレスを発射!

一体に直撃して火竜のHPが1割削れる。

火竜から私に火の玉が飛んでくる。

避ける。

私が毒を撃ったりブレスを放つ。

避けられる。

撃たれる。

避ける。

撃つ。

当たる。

撃たれる。

かする。

もう一つが当たる。

尾を振ってくる。

全力でかわす。

そしてまた毒弾を撃つ。

そんなことが繰り返されるさなか、異変(ソレ)はおこった。

異変は私が相手をしている二体からじゃない。

蜘蛛さんが相手をしている火龍から。

獄炎ブレス。

広範囲殲滅のあたりを吹き飛ばしあたりを新たなマグマに変えるブレス。

私が一回天鱗のおかげで耐えたことがあるブレス。

けど私が耐えたのは火()のであって、竜と龍の差はとてつもなく大きい。

私のHPを一気に減らした火竜ブレス、なら火龍が撃ったら?

そこまで考えるまでもなく私は跳躍した。

火龍ブレスが大地を埋め尽くす。

天鱗が発動して私の身を守る。

私は天鱗で体を守ることを必死でイメージした。

それでも足りない。

やっとさっきの跳躍で天井にたどりついた。

 

蜘蛛さんも天井まで上がってきてるぅ。

 

そんなことを考えながら火竜を見る。

 

《熟練度が一定に達しました。スキル『竜力LV1』が『竜力LV2』になりました》

《熟練度が一定に達しました。スキル『立体機動LV9』が『立体機動LV10』になりました》

《条件を満たしました。スキル『立体機動LV10』がスキル『空間機動LV1』に進化しました》

 

なにかゲットしたけど確認する暇はない。

ブレスが終わり、一時マグマの中に避難していたと思われる火竜達が出てきたと同時に火の玉を連射してくる。

天井にある凹凸をつかみながら避ける。

火竜が火の玉を撃ったことにより火竜の口が開いたことを思い出したので片方の火竜の口に向かって毒槍を連射。

それでその火竜のHPは残り二割になる。

もちろん今の槍の効果だけじゃない。

ブレスが来るまでの間、ずっと撃ち続けた毒弾の効果もあってだ。

HPが減った火竜に追い打ちとばかりに毒槍をさらに連射、連射弾を避けながら連射。

そしてついに片方が倒れる。

 

《経験値が一定に達しました。個体、よまわりさんがLV9からLV10になりました》

《各種基礎能力値が上昇しました》

《スキル熟練度レベルアップボーナスを取得しました》

《熟練度が一定に達しました。スキル『竜力LV2』が『竜力LV3』になりました》

《熟練度が一定に達しました。スキル『魔闘法LV4』が『魔闘法LV5』になりました》

《熟練度が一定に達しました。スキル『並列意思LV2』が『並列意思LV3』になりました》

《スキルポイントを入手しました》

《条件を満たしました。個体、よまわりさんが進化可能です》

 

レベルが上がってHPが回復したところで私はとあることに気づく。

 

あっれーなんか私の雰囲気いつもと違うよぉ。

いやまあ私のことだから何があってもおかしくないんだけどさぁ。

何真面目に戦闘してるんだろ?

今更感あるけどあいつらに嫉妬使っちゃえばいいじゃん。

そしたら奴さんかってにマグマで焼け死んでくれるよ。

もうこれ並列意思戻ってきていいかなぁ

戻っておいで並列意思。

〈ただいまー〉

〔うーす〕

【はじめましてー】

ああ、並列意思のレベルアップで増えたんだったねぇ

よし、何やるかは後でみんなで決めようぜ

よし、んじゃ嫉妬発動!

おお、火竜のスキルが無効化されてというか炎熱無効が無効化されてマグマで苦しんでるぅ

すっごい困惑した表情浮かべると思ったけど苦しくてそれどころじゃないかぁ

じゃぁご愁傷さまぁ

 

よし、ちゃんと火竜死んだねぇ。

あー引っ張り上げないとだなー

 

っ!

すっごい魔法を感知したよ!

〈あれは蜘蛛さん?〉

〔あれ深淵魔法じゃん〕

え?マジで?

あ、これ完全に私のこと忘れてるやつじゃないですかやーだー。

あーこのままじゃ私にも被害が来るよぉ

どうしようかなぁ

うん、全員で毒やらなんやら使って防御しよう。

えっとぉ。

体担当は天鱗の出力を上げられるかわかんないけど努力して!

〈適当じゃん〉

魔法と新しいのの二人は魔力を外に放出して身を守るとかなんとかできないかやって!

〔わかったよー〕

そして私は探知で近くの少しでも深淵魔法の出力が弱そうな場所に移動する!

・・・何この不安しかないアイデア達はぁ。

あ、あたりが暗くなったぁ?

うわすっごい闇。

HPがゴリゴリ削れてくぅ。

他にもなんかしないと!

これはあれだ魔法担当達に協力した方がいいかなぁ!

なんか魔力で幕張るのに成功してるっぽいしぃ。

 

 

 

終わったかなぁ・・・。

あーHPが残り3だよぉ。

これは後で蜘蛛に文句を言う権利が私にあると思うんだ!

てか無くても文句言う!

決めたからぁ!

 

《熟練度が一定に達しました。スキル『闇ノ王LV5』が『闇ノ王LV6』になりました》

 

いやこの子は毎回なんでこのタイミング?って時にレベル上がるよなぁ。

なんでだろぉ?

そういえば蜘蛛さんもそろそろ戦闘終わるのかなぁ。

よし、先にこの火竜をどうやって岸にもっていくか考えよう。

うーん

 

・・・攫えばいいじゃん。

よし、袋の中にこの二匹を入れるぞー

え?

はいんなくない?って?

そこはほら、よまわりさんの袋だよぉ?

きっと入るさ!

現になぜか入ったしぃ。

あ、蜘蛛さんがちょうど龍倒したぁ。

てか深淵魔法に耐えたのかぁ、あの龍。

 

《条件を満たしました。称号『龍殺し』を獲得しました》

《称号『龍殺し』の効果により、スキル『天命LV1』『龍力LV1』を獲得しました》

《『身命LV1』が『天命LV1』に統合されました》

《『竜力LV3』が『龍力LV1』に統合されました》

 

っしゃ!なんかゲットした!

とおもったら、さっきの深淵魔法でなんか地形がへこんじゃったからそのせいで私のいるところにマグマがどわーってきてる!

というわけで蜘蛛さんが火龍をもちながら逃げてる方へたいさーん!

蜘蛛さんは手伝わないよ?

深淵魔法撃った恨みで。

 

 

 

『見てないで手伝ってほしかった』

『私のことを忘れて深淵魔法をぶっぱした人?が何言ってるんですか』

『火龍多めにあげるから許して』

『・・・食べ物にはつられませんよ。火龍は食べますけど』

『じゃあ体担当達、鱗はぎヨロ。』

『頑張ってくださいね、火竜二体と火龍の合計三体分。』

[〈深淵魔法よりブラックな仕事だ。〉]

 

じゃああとは体担当に任せといてぇ

よーしスキル確認だぁ

 

『龍殺し:取得スキル「天命LV1」「龍力LV1」:取得条件:龍種を撃破:効果:竜、龍種相手に与ダメージが増加:説明:龍種を倒したものに贈られる称号』

『天命:スキルレベル×100分HPにプラス補正が掛かる。また、レベルアップ時にスキルレベル×10分の成長補正が掛かる』

『龍力:龍の力を一時的に得る』

『闇ノ王LV6:自分の持つ魔力を好きなステータスに変換することで一時的に送った魔力量だけそのステータスが上昇する』

 

毎回のように闇ノ王さんはすごいのしかけてくるけどここまですごいのはLV2以来だよ!

これ龍力とかと併用したら私の魔力的にすごいことになるんじゃあ。

あと何かあったよなあ

あ、これだぁ。

 

『空間機動:あらゆる空間において自在に動くことが可能』

 

ふぁ、すっごい望んでたのが来たんだけど!これで蜘蛛さんの機動にも追いつける!かも。

やったぁ!




夜廻pc版買ったどー

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