よまわりさんって戦えるっけ。   作:銀ちゃんというもの

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暑い、なんで今日地味に暑いの?


よまわりさん、レベル上げしたりスキルゲットしたりする

禁忌がカンストして色々考えてたら蜘蛛さんがいつの間にかいなくなってたよ!

蜘蛛さんどこぉ

出てきてくださーい

帰ってきてくださーい

さもないと泣きますよー

よまわりさんの体って泣くのかわからないけど泣きますよー!

〔叡智のマップみりゃいいじゃん〕

あ、確かに。

ん?

え、ちょっと待って

これ蜘蛛さん何やってんの!?

〈下層で魔物狩りみたいだね〉

つまり蜘蛛さんの選択はそういうこと?

もう作戦会議もなしに動くのかなぁ?

〔行動を始めてるんだからそういうことじゃない?〕

私は何しようか?

〔魔法担当二人は例の考えてたシステム外魔法を作れないかやってみるね〕

え、零からのスタートだよ、できる?

〔やってみるよ〕

おっけーわかった。

じゃ、進化できるようにレベル上げますか。

今蜘蛛さんいないから転移できないしここの層か中層かなぁ。

とりあえず大きな空間のところで地竜狩ろうかなぁ

じゃ、行きますか。

 

~よまわりさん、魔物狩り中。~

 

地竜そこまでいなくてレベルが二つしか上がらなかったよぉ

ま、魔闘法が進化して魔神法とかいうのになったから収穫はあったけどねぇ

そういえばいつの間にかゲットしてた呪とか言うスキルは蜘蛛さんの呪怨の魔眼の相手に触らないと使えないバージョンみたいなやつだったよぉ。

とりあえずそれはいいから早く蜘蛛さん帰ってこないかなぁ

 

『ただいま』

 

うお!びっくりしたー蜘蛛さんが噂をしたらとばかりに帰ってきた!

 

『おかえりです、どうでした?』

『・・・私がこれからすること、わかってるよね?』

『わかりますし、蜘蛛さんが間違ったことをするなら止めてますし、もちろん協力しますけど、それより下層どうでした?』

『・・・地龍に負けた、おかげで冷静になったから地龍に勝つ』

『蜘蛛さんは今、並列意思をありえない使い方してやってるんですから気をつけてくださいね。』

『わかった・・・なんでこんな使い方してるってわかったの?』

『闇ノ王の進化で魂が見えるようになったからです』

『なるほど』

『で、私は何をするべきですか?』

『少しは自分で考えるべき』

『えー』

『考えるべき』

『わかりましたぁー』

『管理者、目指すよ』

『了解です!』

 

さて、なにしようか。

〔呪を上げたら?あと蜘蛛さんがゲットしてた怒をゲットするとか〕

うーん、やってみようかぁ。

〔あとはスキルをゲットしたりとか〕

・・・魔力撃みたいなスキルないかな?

 

《現在所持スキルポイントは2700です。

 スキル『魔力撃LV1』をスキルポイント200使用して取得可能です。

 取得しますか?》

 

え、まじであった。

いや、まぁスキルリストみて何があるか調べてから手に入れるか決めるけどさ。

気になるスキルないかなぁ

うーんこの今見つけた物理耐性っての上げたら無効になんないかな?

あとなんか魔法習得しときたいなーあとは強化系。

あー縮地とかもいいなぁ

とりあえず物理耐性っと

 

《現在所持スキルポイントは2700です。

 スキル『物理耐性LV1』をスキルポイント500使用して取得可能です。

 取得しますか?》

 

YES!

 

《『物理耐性LV1』を取得しました。残りスキルポイント2200です。》

 

あとは破壊耐性

 

《現在所持スキルポイントは2200です。

 スキル『破壊耐性LV1』をスキルポイント300使用して取得可能です。

 取得しますか?》

 

《『破壊耐性LV1』を取得しました。残りスキルポイント1900です。》

 

うんうんあとはあとは・・・・・・。

 

 

 

色々ゲットしたよ、あとは日課のマグマに浸かってくるぐらいかなぁ。

禁忌の件でつかれてるし一回寝ようかなぁ

 

――――っ!!

マップ見たら蜘蛛さんが何かに襲われてる!?

行かなきゃ!

って、どんだけ遠くに蜘蛛さんいるの!?

あのトラウマの竪穴じゃん!?

こっからだいぶ遠くだよ!

 

『こっちは多分大丈夫、予想してた事態だから』

 

蜘蛛さんが叡智を介して連絡を入れてきた。

 

『ほんとに大丈夫ですか!?』

『多分大丈夫だから、危なくなったら転移するし!でも話してる暇はないかも!じゃ、通話切る!』

 

あ、どうしよう

〈本人が大丈夫って言ってるんだし大丈夫じゃない?〉

かも、だけど、うーん

〈あの蜘蛛さんだよ?大丈夫だって〉

大丈夫、かぁ。

[寝よう]

うん。

寝よう。

お休み。




寝ちゃったよ。

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