よまわりさんって戦えるっけ。   作:銀ちゃんというもの

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作者「誰か文章力を分けてください」
現世「自力でがんばってください」



よまわりさん、とりあえず攫う

チンピラが現れました。

白ねぇさんが転移して逃げました。

おいて行かれました。

私は強力な隠蔽を自分に施しました。

 

「なっ!? 消えた!? 空間魔法か!?」

 

チンピラさんが軽く物色し始めました。

私はチンピラさんに見つからないようにそっと避けていきます。

チンピラさんはベッドの下覗きこんだり、クローゼットの中開けたりしてます。

あ、チンピラさんが白ねぇさんの下着入れを開けました。

顔を真っ赤にして即閉じました。

そして出ていきました。

戻ってくるのが怖いのでしばらく隠蔽はそのままです。

 

あ、白ねぇさん行っちゃったから人形どうしよう。

先に地球への転移できるように魔術開発するか。

実際いままで地球に行けてたのって白ねぇさんの転移のおかげだからね。

よーし頑張って白ねぇさんが帰ってくるまでに作ろーっと。

 

 

夕飯の時間です。

白ねぇさんの食事が制限されたので分体が維持できなくなっちゃうそうです。

んで白ねぇさんは分体に探らせていた魔族領の情報をどかっとチンピラさんに渡して制限を消してもらったようです。

私はそんなに食べてたわけじゃないしどちらかというと小食だから制限も何もなかった。

あと白ねぇさんに地球への転移の魔術を教えて貰った。

考えたらこれが一番早かった。

あと白ねぇさんに頼んで糸でよまわりさん人形を三個作ってもらって分体作ったよ。

あとは人形にほんの少し切り分けた魂を入れたよ。

生活に必要なエネルギーは人からの認識。

だから食事の量が増えるわけじゃないから安心だね。

三体は私の周りを浮かしといてるよ。

命令としては例の世界からの概念隠蔽の魔術の開発をしといてって感じ。

白ねぇさんに頼りすぎてる感じがあるからできるだけ自分でできるように頑張らねば。

 

 

日本に一人で来ております。

日本は現在夜です。

目的地はDさん宅、ではなく夜廻のあの町です。

あるのかって?

あるよ?

この体がなんとなく廃工場はこっちだって言ってるもん。

 

というわけでやってきました廃工場。

これから!

何気に初のよまわりさんとしての活動をしていきたいと思います!

まずはよまわりさん型に戻ってぇ!

ひゃっはー攫うぜー攫っちゃうぜー!

 

ででんと町に移動!

夜遊びする子を探さなきゃねぇ!

 

あー電灯の光の下に黒い影がー。

あ、逃げた。

やっぱよまわりさんから距離を取るのかー。

 

お、夜遊びしてる子供がいた。

うん?

なんか独り言言ってる。

 

「最近よまわりさん見ないなー」

 

あ、あの子夜廻の少女(こともちゃん)ですね、わかります。

せっかくなんで攫っちゃいます。

ササッと攫います!

気取られず攫います!

攫いました!

 

コンテナまで行こうとおもったけどこの子に関してはこの子の家でいいや。

 

やってきましたこともちゃん家まず扉をこんこん。

 

しばらく待ってたら扉ががらがらーっと開きまして、出てきたのはこともちゃんの姉。

この人は小説版でさえ名前出てなかったなーなんて思ってたら向こうが固まってる。

 

「よまわり、さん?」

 

とりあえず頷いとく

そしてささーっと家に上がり込む。

 

「あ、ちょっと!」

 

無視してこともちゃんの部屋までやってきてこともちゃんをベットに寝かせる。

すやすや寝てる。

荷物はわきに置いておこう。

 

「コンテナにつれてかないの?」

 

こともちゃんの姉が質問をする。

んー返事しなくていいよね?

そっちの方がよまわりさんっぽいし。

こっち側に関わらせちゃうし。

そういうわけで無視して家を出る。

定期的に攫いに来ないと人攫いのナニカじゃなくなっちゃうからね。

よく夜遊びしてることもちゃんを攫わせてもらおうかな?

 

ででんとやってきましたのはムカデの神様の神社跡地。

いるかなー。

気配は感じるんだよねぇ。

うーん、できればムカデの神様、めんどくさいから百足様が完全に消える前にどっかに移したいんだけど私は宮大工じゃないしなぁ。

取り合えずお参り代わりに人型に成ってお金投げて二礼二拍手

んでもって色々感謝の言葉を言って

一礼。

次は山の神様のとこだね。

ササッと移動。

先ほどと同じ感じで感謝の言葉を言って。

一礼。

ではでは次はコトワリ様だね。

またまたササッと移動。

一応人形(木製)をもっていって。

鈴を鳴らして。

お金をちゃりん。

二礼二拍手。

きちんと鋏とかの感謝をして。

一礼。

よし、おっけーかなぁ。

 

少し、後ろから音がした。

私は振り返ってみると真後ろにコトワリ様が・・・いやうんまあ気づいておりましたけれども。

うん、とりあえずお礼を本人にも言っておこう。

 

「見守ってくれてありがとうございました、鋏を壊してしまいすいません。コトワリ様がくれた少し小さい大きさの壊れてしまった鋏は今このようになっています」

 

私は鞘に納めた刀を見せながら言う。

自然とすらすら声が出た。

その言葉に答えてかコトワリ様はふわっと消えた・・・ちゃきんっという鋏の音を残して。

・・・帰ろうかな。

そう思った私が神社から出るために鳥居をくぐろうと鳥居に向けて進むと右手に違和感を覚えた。

見ると私の右手の小指にナニカ不吉なものを思わせる黒い糸が結び付けられていたのだ。

その糸は長く小指から垂れ下がっていたが途中でナニカに切られた様に途絶えていた。

私がそれを認識した瞬間、糸の先からパラパラと糸が崩れ始めて終いには小指にある糸の結び目まで崩れ落ちて風に流され消えていった。

コトワリ様が何か悪いものを切ってくれたのかな?

さて、()()()のもとに帰ろう・・・え?

私今白ねぇさんのことを白さんっていった?

マジで?

コトワリ様すげえ、Dさんの呪のトランプの呪いも断てちゃうんだ。

あってもなくても別にどっちでもよかった呪いだけど素直に感動する。

流石だわー。

Dさんの呪いが縛りついてるとかいう状態に私も少しは精神的にあれだったのかな?

だからコトワリ様が呪いを断ってくれたのかも。

これはお礼しとかなきゃ。

 

「ありがとうございますコトワリ様、今度白ねぇさんと一緒に大福持ってきますね」

 

私は境内に向かって礼を言った。

そして鳥居をくぐりもう一度礼をしてから虚空に消えた。




現世を夜廻の街に連れてった理由?
よまわりさんなのに夜廻の世界で人攫いをしないとかそれもうよまわりさんじゃない気がするからだよ。
蜘蛛ですがの方で攫わせればいいって?
気分です、すんません。

コトワリ様に会わせた理由?
いや、現世なら感謝の言葉を言いに行きそうだなと。
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