よまわりさんって戦えるっけ。   作:銀ちゃんというもの

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よまわりさん、鬼さんと会話する

一年以上過ぎた。

私の概念の世界からの隠蔽とか言う頭のおかしい魔術はまだできてない。

作り始めてから気づいた。

これめちゃんこムズイ。

それでも少しは形になってきた私を褒めてほしい。

・・・こんど白ねぇさんに褒めてもらおう。

 

それはさておき。

転生者に笹島さんという人がいるそうな。

ゴブリンに転生したみたい。

色々あって憤怒にまみれて絶賛種族が鬼人らしい。

んでもって現在その笹島さんこと鬼さんと吸血っ子が戦っているのであります。

それを私と白ねぇさんはお菓子を食べながらこっそり観察してます。

 

んで黒さんをめちゃめちゃ時間の流れを遅くした亜空間に白ねえさんがぶち込んだらしいんだけどタイミングよく出てきちゃった。

そして黒さんがとった行動は吸血っこと鬼さんの所に移動。

そしてなんかよくわからないけど鬼さんをぼこぼこにして白ねえさんの分体に

 

 

「これで満足か?わかっている。この鬼を殺せば、私は貴様とDを敵に回すことになるのだろう?」

 

とかなんとか話した。

白ねえさんはうまい具合に勘違いしてくれたとばかりに喜んでた。

そんで白ねぇさんは吸血っ子と鬼さんを亜空間に回収した。

ついでとばかりに白ねぇさんは私を肩車みたいに肩にのっけて魔王さんの所に転移。

私はめんどくさそうなんで白ねぇさんに肩車されながら寝た。

 

 

おはようございます。

白ねぇさんに起こされました。

白ねぇさんに肩車されている状態で前を見るとまだ目を覚ましていない鬼さんがいる。

白ねぇさんが鬼さんに回復を施しだした。

いまいち状況よくわからんけど鬼さんと会話する流れなのかな?

がんばれー白ねぇさんー!

私?

いや、神化してから全然治癒系ができなくなっちゃってさ。

それはもう三センチぐらいの切り傷を治すのに一分ちょっとかかるレベルだよ。

知った時びっくりしたよ。

自己再生能力のほうが高いんだもん。

 

白ねぇさんが治療をしてからしばらく様子を見ていると鬼さんがうめきながら目を覚ました。

 

「う、若葉さん?」

「こっちでは白と呼ばれている」

「そう。僕はラース。呼ぶのならそうしてくれないかな?」

 

勝手に話が進んでいく、やっぱこれ私が起こされた意味・・・。

というか鬼さんの名前はラースなのかー。

憤怒だっけ?

 

「それで、白さん。ここはどこ?」

「私が作った異空間」

「異空間。やっぱりか」

 

うん、そういえばここ白ねぇさんが作った異空間なんだよねぇ。

どちらかというと神の中じゃ空間系魔術が苦手な部類に入ると思う私にはまねできないわー。

 

「僕も空間魔法を持ってるから。ここが普通の空間じゃないってことはわかったよ」

 

いやまあ、神であっても神になったばかりでこの異空間の精度はおかしいと思うけどね。

白ねぇさんはDの魂が少し付着してることを除いても天才って呼べる部類だからなぁ。

私なんてよまわりさんのおかげで闇と魂とかが少し得意なのと隠蔽くらいだよ?

白ねぇさん(天才)に果たして努力で追いつけるのか・・・。

頑張らなきゃなぁ。

 

「いろいろ聞きたいんだけど、もしかして、この世界には僕ら以外にもクラスのみんなが生まれ変わってたりする?」

「全員いる」

「全員。それは流石に予想してなかったなー」

 

と言いながらあまり驚いていない様子の鬼さん。

 

「それじゃあ、山田俊輔と大島叶多の二人は、元気にしてるか知ってる?」

 

・・・あ。

たしかその大島叶多って唯一TS転生した人じゃなかったっけ・・・。

朧気だけど白ねぇさんが言ってたような・・・。

 

「両方元気」

 

あっ白ねぇさんごまかした。

 

「そっか。それは良かった」

 

ん、鬼さん喜んでる。

唐突だけど。

多分ね、白ねぇさんと思考がかぶってると思うんだけど鬼さんめっさ私達を警戒してる。

うーん。

これ絶対説明長くなるよねぇ。

寝よう。

幸い今私は白ねぇさんに肩車されてるから白ねぇさんにおいてかれることはない。

お休み・・・。

 

 

声が、聞こえる。

わりとどうでもいい会話っぽいけど。

 

 ・・・――――がないのなら、しばらくうちにいる?」

「そう、だね。正直、これからどうすべきなのか、僕自身もわからないんだ。」

 

どうやら、鬼さんはこっちにとどまることになるっぽい。

 

「そいえばその白さんに肩車されてる子はどうしたの?」

「・・・現世、起きて」

 

気配的に鬼さんが私を指差しながら言っているようだ。

そして白ねぇさんが起こしてきた。

前言撤回、この会話は私の生死をかける会話だ!

これ喋れってか。

白ねぇさん以上にコミュ障かもしれない私に!

・・・秘儀「狸寝入り」!

てなわけで狸寝入りを決め込もう。

 

ゆさゆさ。

「起きて」

ゆさゆさ。

「起きて」

ガンっ!

「起きて」

 

痛ったー!

 

「わざわざ殴らないでくださいよ!白ねぇさ・・・あ、人、怖い」

 

ああああああ!

もういい、お酒飲む!

そう思いながら私は服に隠してある日本酒の瓶をそのまま飲む。

鬼さんが「どっからその瓶でてきたの!?」みたいな表情をしているけど無視!

酔いが回りやすくなる魔術を私にかけて・・・。

ごくごく。

 

「ぷはー!!それで、どうしたんですかー」

「自己紹介して」

「あっはい、ですよね!この展開は!初めまして鬼さん!私の名前は現世です。名前を付けたのは白ねぇさんだからけっしてこのネーミングセンスは私のじゃないですよ!ぐへっ!なんで殴るんですか、白ねぇさん!」

「う、うん。ちなみに白さんを白ねぇさんって呼んでるってことは白さんの妹ってことでいいのかな?」

 

鬼さんが若干引き気味に質問をしてくる。

 

「違いますよー。最凶最悪の邪神が作った呪いのトランプで白ねぇさんを白ねぇさんとしか呼べない呪いにかかっちゃったんですよー」

 

まあ、その呪いは解けたんだけどね。

私としては白ねぇさん呼びが気に入ってるからそう呼んでいる。

 

「そ、そうなんだ・・・」

「そうなのだーです!」

 

さてさて、酔いが回りやすくなる魔術を使いながらおさけを一気にのんだからか眠、くなって・・・きた、zzzzzzz




前回白ねぇさん呼びの強制を解除した意味は特になく、呪いに対するストレスをコトワリ様が原因から絶ってくれたっというだけなので白ねぇさん呼び続行です。
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