ステータス表示間違ってなかったらいいなー
ねむい・・・。
さっき寝たばっかだけど、眠い。
久しぶりに寝たせいで眠ることの心地よさを思い出してしまった。
そんなこんなでテンション低めな私です。
もっと寝たい。
《熟練度が一定に達しました。スキル『睡眠耐性LV8』がLV『睡眠耐性LV9』になりました》
『眠い。』
蜘蛛さんも同意見ですか、蜘蛛さんって私より寝てますよね?
『(ホーム無しが)きつい。』
・・・どうしよう。
ついに蜘蛛さんのセリフに隠れてる部分が分かってきたよ。
もしかしたらいつか蜘蛛さんが一言話した瞬間その言葉に隠れてる長文が分かるかもしれな・・・
Zzzz・・・
っは!移動したまま寝るとか器用なことしそうになった!危ない危ない。
なんか案考えないと・・・。こんな深く考えない能天気しかも絶賛お眠野郎の頭脳でなんか考えないと・・・。
考えるだけ無駄だろ・・・。
なんかあきれられたような声聞こえたけど眠くて幻聴聞こえてるのかな?
はぁ。蜘蛛さんになんか思いついてないか聞いてみよう・・・。
『蜘蛛さんなんか案ありませんか?』
『思いついた!』
珍しく蜘蛛さんが元気な返事返してくれた!で、どこにホーム作るんですか!?
『・・・上。』
上?見上げる限りたかーい壁と高いところにある天井ぐらいしかないけどまさか・・・。
『そのまさか。』
おうふ、マジかよ。
◇
計画はこうだ!
蜘蛛さんが先に壁上っていって軽くホーム作っておいてそこのすぐ横の壁を私の袋の中に入れてある石でガンガン削って私が入れる大きさの横穴をあけてその穴の入り口前まで巣を張る感じで穴を隠す感じさ!
・・・・・・誰に説明してるのかわかんないし説明へたくそだな、私。
そんなことより今よまわりさんの体で必死に崖登り中です。
・・・つれえ。
《熟練度が一定に達しました。スキル『立体機動LV1』を獲得しました》
お?ナニコレ?立体機動ってどっかの進撃しちゃう巨人漫画のあれしか思いつかんぞ?
あれできるの?マジで?楽チンしちゃうよ?
『立体機動:壁走りや天井着地などの三次元的な動きを可能にする』
思ってたんとちゃう。
十分便利だしこの状況を解決できるけどなんかちゃう。
確かに立体機動だけど期待してたんとちゃう。
まあいいか、楽になったし壁走れるし。
うぉ!蜘蛛さんが地上に降りてった!何してんだろ?
ヒエ!下見ちゃったぁ。
《熟練度が一定に達しました。スキル『恐怖耐性LV4』が『恐怖耐性LV5』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『恐怖耐性LV5』が『恐怖耐性LV6』になりました》
自分よ、そこまで怖かったか。ごめんよ、そして我慢よ。
・・・ってすげえ!蜘蛛さん岩抱えて壁上ってるよ!すげえ。
あ、そんなこと気にしてる暇じゃねえ!自分よ!私の安眠爆睡のためにも急ぐぞ!
《熟練度が一定に達しました。スキル『瞬発LV1』を獲得しました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『持久LV1』を獲得しました》
なんかゲットしたけどあとでだあああ
~よまわりさん、壁登り&横穴明け中~
うぅ。やっとおわったよぉ。
《熟練度が一定に達しました。スキル『闇ノ王LV3』が『闇ノ王LV4』になりました》
なぜこのタイミング?とりあえず見てから寝ようかな?
『闇ノ王LV4:自己のステータスのMPと魔法能力に×100される。他のスキルで増加された部分にも有効、適応される。システムの上限を超えても有効。表記される。
なお、膨大な量となるのですべての表記は簡略され合計の量だけ表示される。
また、この解説を読み終えると同時に禁忌が一つ上昇する。』
《熟練度が一定に達しました。スキル『禁忌LV3』が『禁忌LV4』になりました。》
『瞬発:スキルレベル分SP(瞬発)にプラス補正が掛かる』
『持久:スキルレベル分SP(持久)にプラス補正が掛かる』
・・・は?これなんてチート?
ついでに魔法がまだ一つも使えないどころかMPを使うスキルでさえ持ってない私は現状、何の効果もなくただただ禁忌が上がっただけなんですけどそれは?どうしろってんの?
魔法め、よくも。って今の自分のステータスどうなってんだろ?
『よまわりさん LV3 名前 なし
HP:190/190(緑)
MP:350000/350000(青)
SP:211/211(黄)
:211/211(赤)
平均攻撃能力:62
平均防御能力:62
平均魔法能力:36000
平均抵抗能力:51
平均速度能力:52
スキル
「暗視LV4」「予見LV5」「演算処理LV3」「闇ノ王LV4」「闇ノ仮面LV3」「視覚強化LV3」「聴覚強化LV2」「嗅覚強化LV1」「触覚強化LV1」「探知LV6」「並列思考LV3」「外道大耐性LV4」「毒耐性LV3」「神性領域拡張LV5」「腐食耐性LV4」「隠レル者」「念話」「縁ノ結」「恐怖耐性LV6」「HP自動回復LV4」「隠密LV3」「睡眠耐性LV9」「過食LV1」「立体機動LV1」「瞬発LV1」「持久LV1」「禁忌LV4」「n%I=W」』
はぁ、MPが数十万も。ステータスの限界ってどこなんだろ。もしかしたらMPはもう越してるかもなぁ。使えないけど。
『お休み。』
あ、蜘蛛さん。おやすみです。
ぐーすーぴー。
◇
おはようございます。がやがや騒がしいので起きてしまいました。
なんか探知に引っ掛かりますですこんちきしょう。誰だ私の安眠を邪魔する輩は成敗してくれ・・・る?
おかしいぞ?計算能力が足りなくてそのせいか実は壁上ってる最中に外道大耐性と演算処理と共にレベルが上がった探知君の反応がおかしいぞバグったか?
前に倒した猿と全く同じ反応がたーくさんホームの下にあるんだが?
『おきて!』
起きてます蜘蛛さん!ついでに事態は把握してますよ!
っそうだ!蜘蛛さん!私は袋に入れてある石を猿どもに投げつけまくります!
『っそうだ!っていうほどの物?それ。』
こんな緊急事態に蜘蛛さんの長文聞けたぜ☆
んん?蜘蛛さんなんかダメージ食らってません?
え?やつら石投げてきた?さいですか。私の得意技を使うとかやつらなめ腐ってやがりますぜ。やっちゃいましょう蜘蛛さん。へっへっへ。
『悪役感。』
うお!登ってきてる!巣の隙間から石をおらー!
もっとじゃおらーおらおらおらー
《熟練度が一定に達しました。スキル『命中LV1』を獲得しました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『集中LV1』を獲得しました》
なんかゲットしたぜおらー!あとでかくにんだ、おらあああ!
はぁはぁはぁ、ああ。
だいぶ倒したよぉ。
だいぶピンチになったけどその代わりLV上がったよぉ!しかも複数!らっきー!
はぁはぁ。
あいつら増えてってる気がするよ。まじつれえ。
まだ石投げないと。そろそろなくなる。また後ろの穴で石回収かなぁ?なかなか持ち場を離れられないけど。
うわぁ!猿が上ってきて私の腕ちぎりやがったぁ!またかよ!
《熟練度が一定に達しました。スキル『生命LV1』を獲得しました》
おらッ!石で殴るぞおらァ!
は!?なにあれ!
あ、あいつらぁ!あの時の鰐口猿ぅ!
『バグラグラッチ LV3 ステータスの鑑定に失敗しました』
『バグラグラッチ LV4 ステータスの鑑定に失敗しました』
『バグラグラッチ LV6 ステータスの鑑定に失敗しました』
『バグラグラッチ LV2 ステータスの鑑定に失敗しました』
なんで私はきづかなかったの!気づけよ!私!名前の一部が同じだったんだから猿どもの進化系な可能性があるって!
あの牙たくさんな鰐口巨猿どもが猿の進化系って!
あぁ!自分の頭が悪いのがこういう時に響くなんて!
っつ!?
『蜘蛛さん!あいつ岩投げてきます!壁に避難を!』
私の予見で一瞬予備動作をする姿が見えたよ!急いで壁に行かなきゃ!
がごおおん
あ、岩が私の掘った穴に巣を壊しながら入っていっちゃった!立体機動あってよかった!じゃないと今頃落ちて猿に囲まれてるよ!
何ちゅーパワーと命中度や
《熟練度が一定に達しました。スキル『立体機動LV1』が『立体機動LV2』になりました》
ここでのレベルアップはありがたい!おっ蜘蛛さんは即興足場作りだした!私は掘ってる暇ないからどうしよぉ?マジどうしよう。
あの猿どもまた突っ込んできやがった!ってか何あれ!?糸に体を広げてくっついて後から来るやつの足場になってるじゃん!
自己犠牲?すげー。
並列思考頑張って使ってみて鰐口猿に意識を向けてるけど、うーん?蜘蛛さんも同じ事やってるっぽい?ん!集中上がった。
あっ鰐口猿動き出した!
お!レべ3とレべ2のやつが下がってってる!うんうん!いーねー!そのまま皆さんごーあうぇいしてください!くるっとこちらを向きなおさないでください!お願いだから今走ってるのやめてかえってくださいいいい!そして跳ぶなあ!!
避けなきゃ!
《熟練度が一定に達しました。スキル『瞬発LV1』が『瞬発LV2』になりました》
っつあぶねえ真横にきやがった!だけど今だ!今持ってる限りの石をおらァああッ!
《経験値が一定に達しました。個体、よまわりさんがLV6からLV7になりました》
《各種基礎能力値が上昇しました》
《スキル熟練度レベルアップボーナスを取得しました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『並列思考LV5』が『並列思考LV6』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『集中LV5』が『集中LV6』になりました》
《スキルポイントを入手しました》
ちぎられた腕が回復してくーって、蜘蛛さん危ない!鰐口猿来てます!
ってすげえ蜘蛛さん鰐口猿糸で張り付けた!っつもう一匹きた!蜘蛛さんこんどこそ危ない!
うらぁ石攻撃ぃぃいいいいい!
っちしまった蜘蛛さんの足が!
うらあ!鰐口猿!くらえええ!
《経験値が一定に達しました。個体、よまわりさんがLV7からLV8になりました》
《各種基礎能力値が上昇しました》
《スキル熟練度レベルアップボーナスを取得しました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『HP自動回復LV2』が『HP自動回復LV3』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『生命LV1』が『生命LV2』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『予見LV5』が『予見LV6』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『HP自動回復LV5』が『HP自動回復LV6』になりました》
《スキルポイントを入手しました》
良かった。蜘蛛さんの巣に鰐口猿が絡まってくれたおかげで倒せた!
◇
はぁー最後の猿が蜘蛛さんの糸に捕まってるー終わったーぁ。
んー周りがすっごい猿どもで死屍累々としてるよー生きてるけど。
『終わった?』
終わりましたよー蜘蛛さん!私の探知の範囲内にはあいつらいませんもん。
猿を迎撃しつつ、巨猿の拘束を続行するの予想以上にハードだったぁ。
『とどめさすよ。』
オッケーです。
~よまわりさん&蜘蛛さん、猿にとどめさす作業中~
おわったぁ
《条件を満たしました。称号『無慈悲』を獲得しました》
《称号『無慈悲』の効果により、スキル『外道魔法LV1』『外道耐性LV1』を獲得しました》
《『外道耐性LV1』が『外道大耐性LV5』に統合されました》
《条件を満たしました。称号『魔物の殺戮者』を獲得しました》
《称号『魔物の殺戮者』の効果により、スキル『剛力LV1』『堅牢LV1』を獲得しました》
終わったと同時になんかゲットしたぁ。むー。いやなのゲットしたよ。
あとLVが上限に行ったから進化できるようになったよぉ疲れたぁ。
進化先食べてる最中に見たけどぉ
《進化先の候補が複数あります。次の中からお選びください。
よまわりさん
よまわりさん
よまわりさん》
だそうでまたかよと思いましたよこんにゃろーしかも二重鑑定できないかなって思ってやったら
『よまわりさん:鑑定不能』
『よまわりさん:鑑定不能』
『よまわりさん:鑑定不能』
って出るんだよ。ほとんど選ばせる気ないよね前回と同じとこでいいかな?
え?蜘蛛さんも進化なの?じゃあ一緒にしようかおやすみー
『おやすみ。』
◇
《進化が完了しました》
《種族よまわりさんになりました》
《各種基礎能力値が上昇しました》
《スキル熟練度進化ボーナスを取得しました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『演算処理LV3』が『演算処理LV4』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『闇ノ仮面LV3』が『闇ノ仮面LV4』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『視覚強化LV5』が『視覚強化LV6』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『集中LV5』が『集中LV6』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『外道魔法LV1』が『外道魔法LV2』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『腐食耐性LV4』が『腐食耐性LV5』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『毒耐性LV5』が『毒耐性LV6』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『外道大耐性LV5』が『外道大耐性LV6』になりました》
《進化によりスキル『影魔法LV6』を獲得しました》
《進化によりスキル『酸耐性LV9』を獲得しました》
《進化によりスキル『状態異常耐性LV1』を獲得しました》
《『睡眠耐性LV9』が『状態異常耐性LV1』に統合されました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『状態異常耐性LV1』が『状態異常耐性LV5』になりました》
《『毒耐性LV6』が『状態異常耐性LV5』に統合されました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『状態異常耐性LV5』が『状態異常耐性LV10』になりました》
《条件を満たしました。スキル『状態異常耐性LV10』がスキル『状態異常大耐性LV1』に進化しました》
《『酸耐性LV9』が『状態異常大耐性LV1』に統合されました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『状態異常大耐性LV1』が『状態異常耐性LV4』になりました》
《スキルポイントを入手しました》
ステータスの禁忌の位置を移動させてみました。
あと、よまわりさんが壁登ってる姿を想像して思わず吹いちゃいましした。